2012年

3月

24日

業界ニュース カスタム開始

 市内大川にあるソフトバンク桟橋通り店(石垣能正代表)は携帯端末「iPhone」の修理・カスタムの受付を開始した。


 端末の画面割れ、バッテリー交換の修理のほか、フロント液晶画面、バックパネル、ホームボタンのカスタムを行う。カスタムと修理は即日可能(要予約)で、八重山では同店限定サービスとなっており、フルカスタムは、1万4800円から。auの端末も対応できる。各種割引も設定しており、今回はこの記事を見た方のみ20%引きのサービスがある。問い合わせは、080―3372―2580石垣まで。

2012年

3月

21日

テッポウユリ揺らぐ 開花シーズンに 御神崎

 

 御神崎ではテッポウユリの開花が見られて、訪れる人の目を楽しませている。18日、晴天に恵まれて、まだわずかなつぼみも開花に向けて色づきはじめており、まもなく開花が次々に始まる模様。


 この日は、御神崎灯台の草地の中に一輪。また公衆便所のそばにも一輪。その白く見事な花を咲かせて、御神崎の海からの風に揺られていた。


 かつてはたくさんの開花が見られたテッポウユリの景勝地だった御神崎。いまは少なくなって、昔の勢いある開花ラッシュは見られないまま、今日に至っている。庭木用に盗掘されたとも、潮風で負けたとも言われているが、少なくなっている理由は、はっきりわからない。

2012年

3月

15日

役場移転予算取り下げ 町長 「議論深めたい」 1億7千万円は庁舎基金へ 竹富町3月定例会

役場移転対策事業の議案訂正を行った川満町長=14日午前、町議場
役場移転対策事業の議案訂正を行った川満町長=14日午前、町議場

 竹富町(川満栄長町長)は14日の町議会本会議で、役場移転対策事業の本庁舎移転事業費と石垣支所建設事業費として計上していた1億7414万円を一般会計予算案から取り下げる議案訂正を行った。同議案は総務財政委員会に付託された。川満町長は閉会後、取材に応じ、「地域代表である議員の理解を深めていく必要がある。4月以降は各島で説明会を行い、理解を得ていきたい」と述べた。

 

 

 役場移転対策事業は、土地購入費や石垣支所建設事業費など1億7487万円が一般会計予算に計上されており、一部の議員から「場所も決まっていないのに、土地購入費を計上するのか」と疑問の声があがっていた。


 議案訂正では、「役場移転審議委員会の答申を得ていない」「住民説明会を行う必要がある」として、土地購入費や石垣支所建設事業の工事費などを1000円に訂正。減額した1億7414万円は庁舎建設基金に積み立てた。


 閉会後の取材で、川満町長は「昨年の耐力度調査で庁舎が危険建物となっていることから、早目に進める必要性があり、議員からも対応が遅いという指摘があった」と役場移転について説明して。「これから議論を深めていきたい。4月から説明会を行い、住民の理解を得ていきたい」とし、「役場移転は49年間、議論されている最大の懸案事項。容易に実現できるとは思っていないので、1つずつ乗りこえていく」と強調した。

 

2012年

3月

15日

491人が春の喜び 高校合格発表 さぁ制服作り

自分の受験番号を見つけ、喜ぶ受験生たち=14日午前、八重山商工高校
自分の受験番号を見つけ、喜ぶ受験生たち=14日午前、八重山商工高校

 県立高校の2012年度合格発表が14日、県内一斉に行われた。八重山地区の4高校では午前9時から、合格者の受験番号が校内に掲示された。八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校、八重山特別支援学校を合わせ491人(推薦者も含む)が晴れて合格した。

 

 

 このうち、八重山商工高校(友利成寿校長)では、時間前から多くの受験生や父母が緊張した面持ちで校内に待機していた。


 合格者番号が張り出されると、「あった」「やった」などの声があがり、合格者は友達同士で抱き合って喜んだ。携帯電話のカメラで受験番号を撮影したり、家族に合格を知らせるなどの姿も見られた。


 花城拓巳君(名蔵中3年)は「落ちていることしか頭になかったので、ほっとした」と笑顔。昨夜は眠れなかったという大底凪沙さん(石垣第二中3年)は「部活は郷土芸能部に入り、全国大会を目指したい。勉強も頑張る」と抱負を語った。


 定時制に合格した岩崎聖さん(同3年)は「絶対受からないと思っていたので驚いた。心機一転頑張りたい」と話した。同校では推薦を含む160人が合格した。


 そのほか八重山高校は231人、八重山農林高校は96人、八重山特別支援学校高等部では4人が合格した。


 合格者オリエンテーションは、八重山農林高校が28日午前11時、八重山商工高校が同日午後1時、八重山高校が29日午前10時、商工定時制が同日午後1時。八重山特別養護学校が27日午前9時半から、それぞれ実施する。

 

2012年

3月

10日

石垣支所の建設に着手 海洋基本計画を推進 川満町長が施政方針 竹富町議会3月定例会

施政方針演説をする川満町長=9日午後、町議場
施政方針演説をする川満町長=9日午後、町議場

 竹富町の川満栄長町長は町議会3月定例会の初日の9日、2012年度施政方針演説を行った。公約でもある役場移転は、14年度の単独自治体100周年記念事業として鋭意取り組み、今年度は役場移転計画と連動して石垣支所の設計、建設工事に着手する方針を示した。役場移転場所については、東日本大震災を教訓に高台への移転を再検討しており、役場移転審議委員会の答申内容を踏まえて決定する。

 

 

 町海洋基本計画を推進し、サンゴ礁などの海域を含めた総面積や海岸線の延長を地方交付税算定項目に編入するための基礎調査の実施、西表島周辺海域を対象とした海洋保護区の設定に向けた取り組みなど、海洋環境を管理するために施策を展開していく。


 世界自然遺産登録への早期実現に向けて取り組み、地球温暖化対策として町地球音高防止実行計画を策定、温室効果ガスの排出抑制と掲げた目標達成を図る。


 町地域活性化情報通信システムでは、携帯電話を活用して医療予約サポートの拡充や、小中学校向けの情報通信システムの整備を行い、情報格差の是正と地域住民の福祉向上に向けて取り組む。


 医療の確保に向け、竹富診療所と医師住宅を改築。黒島診療所と医師住宅の改築は13年度事業として取り組むとした。


 妊婦支援補助は妊婦定期健診の公費負担助成を14回実施。健診受診の運賃補助や県内での出産待機への運賃、宿泊費の一部も助成を行う。


 サトウキビの生産基盤強化に向けて取り組み、「黒糖の日」をPRしながら、学校給食への活用などで普及啓発を実施していく。老朽化する波照間、西表の両製糖工場の新工場建設も推進する。

 

2012年

3月

10日

宇宙桜 シンボルツリーへ 名蔵小中に植樹 卒業記念 石垣島天文台が仲介

高さ1㍍60㌢ほどの宇宙桜の苗木を関係者が植樹。生徒も生きいきと作業した=名蔵小中学校
高さ1㍍60㌢ほどの宇宙桜の苗木を関係者が植樹。生徒も生きいきと作業した=名蔵小中学校

 

 宇宙へ夢、ぐんぐん育て― 名蔵小中学校(本成尚校長、53人)に9日、宇宙で一時保管された種子から育った桜が、卒業記念として植樹された。県内初の「宇宙桜」を、学校のシンボルツリーとして大切に育てたいと、子どもたちが張り切っている。

 

 

 宇宙桜は、石垣島天文台の宮地竹史副所長が石垣市での観測10年を記念して、出身地の高知県から苗木2本を譲り受け、名蔵小中での植樹を提案。卒業記念の植え付けが企画された。


 贈られた苗木は、高知県仁淀川(にょうどがわ)町で、種子を採取。宇宙環境が種に与える影響を調べるため2009年、国際宇宙ステーションに送られ、8カ月保管。種子を宇宙飛行士の若田光一さんが持ち帰り、町民有志が成長させた。


 この日の植樹式で、本成校長は「中学生の卒業のいい記念。小学6年生は、中学で引き続き桜を見守っていける。無事に育てくれれば、仁淀川町との姉妹交流も考えたい」と期待を込める。


 苗木はシンボルツリーにしようと、校門そばに植え込み。別の1本は八重山農林高校に贈られた。


 宮地副所長は「元は200粒の種が宇宙へ行き、無事成長したのはわずか4本。4本から増やした苗木が石垣にやって来た。子どもたちの夢や希望をこの宇宙桜の成長に託したい」と目を細めた。


 3年生の譜久村しほりさんは「卒業のいい思い出。高校生になっても時々、桜の成長を見に来たい」と話す。


 宇宙桜は、通称「ひょうたん桜」と呼ばれる品種で、カンヒザクラに近く、亜熱帯でも成長可能。早ければ来春にも淡いピンクの花を咲かせるという。

2012年

3月

10日

伊野田小全児童 三つ以上の表彰 19人 快挙を喜ぶ

19人全員が表彰され、快挙を喜び合う伊野田小の児童ら(同校提供)
19人全員が表彰され、快挙を喜び合う伊野田小の児童ら(同校提供)

 伊野田小学校(森永梢校長)の全校児童19人全員が本年度1年間の間に、コンクールなどで1人三つ以上の表彰を受け9日、校内でまとめ報告があった。


 卒業間近の塩川桃香さんと金城嵩君、外間めぐみさんは、それぞれ受賞の喜びを話し、画家やゲームクリエーター、動物関係の仕事と、将来の夢を明かした。報告会の前に、塩川さんは、韓国麗水世界博覧会子供絵画展で、特別大賞の受賞通知があったという。


 今年定年退職する森永校長は「退職のいい記念。子どもたちだけではなく、父母や教職員の頑張りで全員表彰の快挙になった。子どもたちは、これからも夢に向かって努力をしてほしい」と児童を励ました。

2012年

3月

09日

竹富町 石垣支所建設提案へ 役場移転へ本格始動 3月議会きょう開会

町役場石垣支所の建設予定地=8日夜
町役場石垣支所の建設予定地=8日夜

 竹富町の川満栄長町長は9日開会の町議会3月定例会で、西表島への役場移転に向け、町役場の石垣支所建設費などを盛り込んだ2012年度一般会計 予算案を提案する。支所建設予定地は八重山郵便局の駐車場として使われている大川の町有地で、今月末で返還を受ける。9月の町長選を前に、役場移転は本格 始動することになり、今後、是非をめぐる議論も活発化する可能性がある。

 

 

 役場移転をめぐっては、西表島以外の住民から「役場は現在の石垣市にあったほうが便利」という意見が根強いことから、今議会で支所建設費が承認されるかどうかが最初のハードル。町は4月以降、各島で役場移転に関する説明会を開く方針も決めている。


 町によると、一般会計予算案は約44億円(前年度比9・7%増)で、このうち役場移転関連費は支所建設費など1億748万円。現在、7億7000万円に達している庁舎建設基金には、さらに3億円を積み立てる。


 支所は役場移転後を見据え、石垣市を訪れる町民の便宜を図るために建設する。3階建てを想定しており、支所機能のほか、町民が利用する会議スペース、島々の特産品を販売するスペースなどを起きたい意向。来年度内の完成を目指す。


 川満町長は「町民のニーズを生かせる支所にするため、内部で検討委員会を設置して議論したい。役場移転と連動し、町民のコミュニティの場として機能充実を図りたい」と話した。


 竹富町が単独自治体となって100周年となる14年度までに、記念事業として役場移転を実現させたい考えで、9日発表する施政方針でも方向性を明示する。


 役場移転用地は当初、町離島振興センター隣接地に決まっていたが、東日本大震災の発生を踏まえ、より高台に移転する方向で役場移転審議委員会が場所の再検討に入っている。

2012年

3月

09日

「蔵書は地元で活用」 県教委 分館廃止で回答

 県教育委員会は、県立図書館八重山分館廃止に伴って3市町が提出した要望に対し、8日までに回答した。地域の図書館サービス充実に向けて「可能な限り支援に努めたい」としており、分館が所有する8万余の蔵書や備品などを地元で活用してもらう方針を示した。

 

 

 建物の活用については「3市町の要請を踏まえて検討」する。竹富町、与那国町を含む図書館未設置町村への支援として、一括貸し出しのセット内容充実、移動図書館での読書講演会の開催、地域課題に対応したコーナーの設置など、離島での読書活動支援に取り組むとしている。


 分館廃止をめぐっては2月、石垣市が8項目、与那国町が4項目の要望書を提出し、全蔵書や備品の地元寄贈などを求めている。廃止に反対していた竹富町は、廃止決定後の3月1日付で7項目の要請書を提出した。


 この中では、蔵書や備品の地元寄贈のほか、学校図書館の蔵書充実に対する特別な配慮、廃止に伴う残務整理の期間、必要な人員を県負担で配置することなどを求めた。


 移動図書館については、地元のニーズに答えられるように資料を選定し、回数を増やすことなども要望した。

2012年

3月

09日

慶大野球部 石垣で指導 主力20人 手取り足とり 少年オリオンズ40人に

慶應大野球部が野球教室を開催した=市中央運動公園野球場
慶應大野球部が野球教室を開催した=市中央運動公園野球場

 石垣市で合宿中の慶應義塾大学の野球教室が8日、市中央運動公園野球場で行われた。空港に出迎えた少年オリオンズのメンバー40人に指導した。


 同大学の3、4年生の主力メンバー20人が講師を務め、投手、内野、外野の守備別に教えた。


 投手は投球フォームや球の握り方、内野は相手の胸元を投げるコツ、外野は捕球から、スローイングへの動作とそれぞれ、丁寧に指導した。

 児童らは真剣な眼差しで野球に取り組んだ。


 江藤省三監督は「遠慮せず、大学生に色々と教わってほしい」と激励した。
 野球教室は、地元の支援で施設を使用していることへのお礼に開催された。

2012年

3月

08日

石垣市も追悼行事 大震災から1年の11日 防災意識向上へ

東日本大震災の犠牲者追悼関連行事の開催を発表する中山市長ら=7日午後、市役所
東日本大震災の犠牲者追悼関連行事の開催を発表する中山市長ら=7日午後、市役所

 石垣市は、東日本大震災から1年となる11日に、鐘打式などの犠牲者追悼関連行事を開催すると7日発表した。「大勢の人に参加してもらい、防災意識の大切さを発信したい」(中山義隆市長)と呼び掛けている。

 

 鐘打式は新栄公園内の世界平和の鐘で同鐘沖縄県支部と行い、大震災発生時刻の午後2時46分、消防本部と船舶会社の吹鳴に合わせて黙とう。


 八重山凧愛好会は「全校同時復興・慰霊凧あげ」を同じ会場内で行う。
 2時半ごろから凧揚げを開始。伝統凧のカーブヤーを50枚準備し、先着順に参加者にプレゼントする。尾に鎮魂や復興を祈願する文言を書いた短冊をつける。連凧や白い凧も揚げる。


 石垣・岩手かけはし交流協会は同じ会場で3時ごろ、数百個の風船を東日本に向けて上げる。


 このうち白い風船には、鎮魂の思いを込めた短冊をつける。また、1人100円以上の募金を行う。


 行事には、やえやま東北人会も協力する。
 8日から14日までは、市役所玄関前でパネル展を開催する。

2012年

3月

08日

「じんぶんひろば」 自習スペース提供 真喜良小で開設 好評

「じんぶんひろば」で放課後の時間を過ごす児童=7日午後、真喜良小
「じんぶんひろば」で放課後の時間を過ごす児童=7日午後、真喜良小

 放課後の児童が自由に学習できる場にしようと、真喜良小学校(大兼和佳子校長)が、職員室の外に机といすを置き「じんぶんひろば」と名づけて開放している。毎日、授業を終えた大勢の児童が集まり、ランドセルを置いて宿題や読書に活用している。

 

 

 同校によると、授業は毎日、午後4時までには終了する。自分で帰宅する児童以外は、保護者が迎えに来るか、午後5時ごろから部活動が始まるまで校内で待機していた。


 校門や事務室周辺など、思い思いの場所に散らばり、遊んだり「床にノートを広げて勉強している子もいた」(玻名城太詩教頭)という。


 「児童が放課後の時間を有効活用し、安全に過ごせるようにしたい」という職員の提案で、1月から「じんぶんひろば」が設置された。


 集まる児童は日によって違うが、玻名城教頭は「子どもたちの自主的な学習の場になれば」と期待。保護者からも好評だという。


 「じんぶんひろば」でノートを広げて学習していた武岡春奈さん(4年)は「これまでは図書館に入っていたが、ここだとたくさん勉強できるし、友だちもできる」と喜んだ。

2012年

3月

08日

藍染に膨らむ期待 「いこいの家」で手作業 

「いい色が出てきた」。会話を弾ませながら作業する会員ら=いこいの家、大川
「いい色が出てきた」。会話を弾ませながら作業する会員ら=いこいの家、大川

 精神療養者の就労継続支援事業所「いこいの家」が7日、施設内で今年初めて藍の染料作りを行った。会員らが和気あいあいと作業、深い藍色の染料を仕上げた。シャツやショール、ジーンズを藍で染め石垣市内で販売する。「心のこもった商品を多くの人に」と会員は期待を膨らませている。

 

 

 「いこいの家」は15年ほど前から、藍の生産から手掛け、染め製品を販売している。現在は1300平方㍍の畑に藍を植え、年4回収穫し、商品開発にも力を入れている。


 この日は、会員ら10人が、藍を刈り取って、二つのタンクに投入した。水と石灰を加え、ていねいに撹拌(かくはん)。液体は黄色から緑、深い藍色へと変化していった。1日置いて上澄み液を取り、残った「泥藍」を染めに利用する。原料の8%しか泥藍にならないという。


 事業所に通って5年目の女性会員(54)は作業のベテラン。「心を込めて作りました。この藍で染まった商品がたくさん売れてくれたら」と汗をぬぐった。1年目の狩俣勝幸さん(42)は「独特のにおいはあるが、皆とユンタクしながら仕事ができ楽しい。今回も、いい色に仕上がった」と満足そう。


 大濵守哲施設長は「会員が作った藍の製品は高い評価を受けている。生産している野菜やバナナも好評だ。こらからも作業を通して、会員の自立に力を尽くしたい」と話している。
 問い合わせは電話84ー1636いこいの家まで。

 

2012年

3月

07日

八重山病院 新築検討委設置へ 給食費、第3子以降無料化 中山市長が施政方針 星まつりで婚活イベント 

施政方針演説する中山市長=6日午前、市議会
施政方針演説する中山市長=6日午前、市議会

 石垣市の中山義隆市長は市議会3月定例会初日の6日、2012年度施政方針演説を行った。県立八重山病院の新築に向け、住民の意見を集約するため、3市町の関係機関、団体などを網羅した新築検討委員会(仮称)の設置を積極的に推進する方針を示した。公約の給食費無料化は、第3子以降の児童生徒を対象に実施する。

 

 

 来年に迫った新石垣空港の開港に向け、専門機関と連携し、経済効果などを検証、分析し、各種産業の振興に向けた政策強化を図る。


 恒例の「南の島の星まつり」では、ライトダウンなど従来のイベントに加え、新たに「婚活ツアー」を行い、男女の出会いの場創出を図る。


 伊原間中校舎、学校給食センター、八重山食肉センター建設の推進などとあわせ、新たな公共工事の掘り起こしを行い、地域経済の浮揚を図る。


 市民との協働のまちづくりに向け、庁内に「市民協働のまちづくり検討委員会」を設置。職員を協働推進員として配置する。1970年に建設され、築40年余が経過した市役所庁舎の建て替えに向け、前年度から引き続きワーキングチームで検討。市民サービスの提供はもとより「大規模災害時における災害対策の拠点として、市民の安全と安心を守る重要な役割と機能」を備えた庁舎を目指す。


 預かり保育はなぐら、みやまえ両幼稚園で新たに実施し、今後も全園実施に向け地域の実態調査を進めながら、順次拡大する。


 列挙された事業には、市に10億4000万円の配分が決まっている沖縄振興一括交付金(仮称)の事業は盛り込まれていない。事業の実施は、今月末にも国の補助金交付要綱が示されたあとに確定。市は臨時議会か6月議会で、一括交付金を盛り込んだ補正予算を提案する。

 

2012年

3月

07日

海難事故防止を 海保が看板を設置 黒島仲本海岸

多発する海難事故の未然防止を図ろうと看板を設置した(写真提供・石垣海上保安部)=仲本海岸
多発する海難事故の未然防止を図ろうと看板を設置した(写真提供・石垣海上保安部)=仲本海岸

 石垣海上保安部(葛西正記部長)は6日、黒島の仲本海岸に海難事故の注意喚起を図る看板を設置した。


 仲本海岸は、2004年から10年までの7年間、11件の海難事故が発生。うち、5人が死亡している。事故の原因として、北西の潮流に巻き込まれた可能性があることが第十一管区海上保安部の観測結果で判明している。


 観測結果によると、干潮時は比較的静穏だが、満潮時や潮の満ち引き時に、北西方向に毎時2キロの流れが発生する可能性があり、最大波高は0・4メートルを測定した。


 石垣海上保安部は「潮流の存在と、ライフジャケットの着用を周知し、未然防止を図りたい」と話した。

2012年

3月

07日

劇団四季の俳優 美しい言葉指導 石小6年 「楽しかった」

劇団四季の俳優から指導を受ける児童たち=6日午前、石垣小学校
劇団四季の俳優から指導を受ける児童たち=6日午前、石垣小学校

 劇団四季による「美しい日本語の話し方教室」が6日、石垣小学校で開かれた。同校の6年生を対象に、俳優3人が母音や子音、相手にきちんと伝えていく話し方について指導した。石垣島では昨年に続いての開催。

 

 

 この日は石垣小学校の6年生を対象に2回、教室が開かれた。7日に市民会館で公演される「はだかの王様」に出演する塩地仁さん、嶋野達也さん、合田友紀さんが講師を務め、劇団四季が長年培ってきた独自の「母音法」を指導。


 塩地さんは、「相手にしっかりと伝えるには、母音をきちんと話すということが大切」とし、セリフを母音のみで発音する練習を披露した。


 また、「日本語は『あ母音』が多いので、それをきちんと話すことも必要」とアドバイス。児童たちも母音のみで発音する練習を楽しそうに取り組んでいた。


 教室に参加した大濵倫花さんは「難しかったけど、綺麗に話せるようになるので嬉しい」、砂川恵人君は「母音だけで話すのは難しかったけど、楽しかった」とそれぞれ感想を話した。

 

2012年

3月

06日

サンゴウィーク 伊原間海岸 クリーンアップ 油化装置PRも

拾い集めたごみを分別する参加者たち=4日午前、伊原間海岸
拾い集めたごみを分別する参加者たち=4日午前、伊原間海岸

 石垣島サンゴウィークのイベントとして4日、ビーチクリーンアップが伊原間海岸で行われた。地域住民や観光客など350人が参加し、176袋のごみやブイ199個などを拾い集めた。またビーチクリーンで拾った発泡スチロールを使って、車両移動式油化装置のデモストレーションが行われた。

 

 

 ビーチクリーンは、石垣市観光協会が受託事業として取り組んでいる、環境省の西表石垣国立公園指定地区の清掃事の一環として実施。ウミガメの産卵地である伊原間海岸約1・5キロ範囲を清掃した。


 参加者たちは、海・LOVEネットワークのメンバーから説明を受け、各グループに分かれてビーチクリーンに取り組んだ。拾い集められたごみは燃やさないごみ56袋、ペットボトル31袋、ブイ199個などがあった。


 その後、伊原間公民館では、日本海難防止協会が取り組む宝の島プロジェクト離島キャラバン隊公開実験が行われ、ビーチクリーンで拾い集められた発砲スチロールを使い、車両移動式油化装置のデモストレーションを実施。生成されたスチレン油と市給食センターからの廃てんぷら油を使って発電機を動かし、ポップコーンや綿菓子が作られた。


 参加した伊原間中学校1年生の小泉誠奈さんは「発砲スチロールが油になると言われ、最初は意味が分からなかった。油化装置を見てすごいなと思った」と驚いた様子。


 また県国際交流・人材育成財団による派遣で、ペルーやブラジルなど5カ国から10人の留学生が参加。ビーチクリーンを初めてしたというブラジルの上原里美さん(22)は「この活動がブラジルだけじゃなくて、世界に広がれば、いい世界になる。家族に伝えたい」、アルゼンチンの稲福フェルナンドさん(28)は「ビーチを綺麗にしようと、取り組む皆さんが凄い。ゆいまーるの精神だと感じた。考え方を変えるように頑張りたい」とそれぞれ感想を話した。

 

2012年

3月

06日

オニヒトデ 大量発生に危機感 市長、米原で駆除作業

中山市長は約30匹のオニヒトデを駆除した=5日、米原アウトリーフ
中山市長は約30匹のオニヒトデを駆除した=5日、米原アウトリーフ

 サンゴ礁保全とエコグリーンツーリズムをPRする、石垣島サンゴウィーク(主催・同実行委員会)の取り組みの一環として5日午前、中山義隆石垣市長がオニヒトデ駆除作業に参加。午前中の作業で2247匹のオニヒトデを駆除した。作業後、中山市長は「現状を見ると、大変な状態。(駆除の)予算措置も含めて、何らかの対策が必要だ」と、増加するオニヒトデ被害対策に強い姿勢を示した。11年度は、県の雇用創出事業としてオニヒトデ駆除へ約4800万円が支出された。

 

 

 この日の駆除作業は、八重山ダイビング協会と石垣島マリンレジャー協同組合が共催。5隻の船に中山市長を含め総勢34人が参加。川平湾を出航し、米原ビーチ沖の通称・アウトリーフで駆除作業を行った。


 マリンレジャー協同組合の仲嶺忠師氏によると石垣島近海では3年程前からオニヒトデによる被害が急増し、御願崎周辺のサンゴ礁は全滅に近い状態だという。


 駆除作業に初めて参加した中山市長はこの日、45分間のダイビングで約30匹のオニヒトデを駆除。参加者全員では2247匹を駆除した。


 中山市長は「たくさんいると話は聞いていたが、現実を見ると大変な状況」と述べ、「ポイントを絞り、サンゴの供給源を守る対策が必要だ」と、現在の限られたエリアを重点的に駆除する方法を支持。


 また、「大量発生のメカニズムなど、専門的な分析も必要だが、獲る(駆除)だけでは、限界がある」と話し、天敵(ホラ貝)の養殖・放流なども視野に入れた事業の必要性にも触れ、増加するオニヒトデ被害対策に強い姿勢を示した。


 11年度、県の雇用創出事業としてオニヒトデ駆除へ約4800万円が支出されたが、事業は今月で終了。来年度事業も予定されているがまだ、決定されていない。


 マリンレジャー協同組合の関係者は「5月にはサンゴの産卵がある。それまでの間にサンゴの供給源となるエリアの保全が必要」と、駆除事業の早期決定を訴えている。

 

2012年

3月

04日

竹富町のブランド確立を 各島の特産品PR 竹青協 初めての取り組み

初めて開催された竹富町青年団協議会の「島々もちより物産フェア」=3日午前、とぅもーるネットセンター
初めて開催された竹富町青年団協議会の「島々もちより物産フェア」=3日午前、とぅもーるネットセンター

 竹富町青年団協議会(冨底義充会長)による初めての取り組み「島々もちより物産フェア」が3日、石垣港離島ターミナル内のとぅもーるネットセンターをメイン会場に開催された。町内8地区の青年会が集まり、各島の特産品や独自の商品をアピール。会場には観光客や家族連れなどが訪れ、多種多様な特産品の買い物を楽しんだ。
 物産フェアは、町内の青年会が集まる機会を増やそうと企画。町内の資源や産業をPRし、新たな町ブランドの確立を目指す。

 

 

 会場のとぅもーるネットセンターには、竹富、黒島、小浜、西表東部、上原地区、西表地区、白浜地区、波照間の8青年会が持ち寄った特産品などが並び、同ショップのテラスには屋台を設置し、ガサミそばやイノシシ・島だこの燻製、パインジュースなども販売した。


 このほか、指ハブ作りや笛作りなどのワークショップも行われた。
 午後からは、クルマエビや泡盛の「泡波」などが当たる竹富ジャンケン大会を開催。川満栄長町長が対戦相手となり、会場に訪れた人々とジャンケンを行った。また竹青協が考え、イリオモテヤマネコやパインアップルなどをイメージした「竹富町ジャンケン」も披露され、大いに盛り上がった。


 川満町長は「島の特産品をどのようにPRしていくかが地域、竹富町の課題。青年会の皆さんには一堂に会したイベントを継続してほしい」と話した。


 竹青協の冨底会長は「準備期間が短く、広報活動も弱かったなど出来ていない部分があったが、自分たちで考えた竹富町ジャンケンは盛り上がったので良かった」と振り返り、「青年サミットに向けての取り組みだが、今後も続けていけたら」と意気込んだ。

2012年

3月

04日

自衛隊採用予定者を激励 八重山から8人

激励を受ける自衛隊採用予定者たち(3日午前)
激励を受ける自衛隊採用予定者たち(3日午前)

 自衛隊採用予定者激励会が3日、石垣市内のホテルで開かれ、父母や防衛関係者などが高校を卒業して陸、海、空自に入隊する8人の門出を祝福した。

 


 八重山防衛協会の三木巌会長は「自信と責任を持ち、自衛官の職務を全うしてほしい」とあいさつ。中山義隆市長、辻野ヒロ子県議らが祝辞を述べた。採用予定者に八重山支部隊友会から記念品が贈呈された。
 採用予定者を代表して八重山高校を卒業した平野顕弥さん=石垣市登野城出身=が「皆さんの期待に応え、立派な社会人、自衛官になるよう一生懸命に努力する決意です」と抱負を述べた。採用予定者と採用種目は次の通り。

 

▽平野顕弥(海自一般曹候補生)▽大久保綾乃(空自一般曹候補生)▽松山忠明(陸自自衛官候補生)▽棚原由喜(同)▽内海太佑(同)▽砂川大地(同)▽東筋尚之(海自自衛官候補生)▽田本美樹(空自自衛官候補生)

 

2012年

3月

04日

図書館デモ!

2012年

3月

03日

「運動に対する圧力」 平和憲法守る八重山連絡協 メア氏の被害届 抗議

抗議声明を発表した平和憲法を守る八重山連絡協議会=2日午後、八重山地区労働組合協議会事務所
抗議声明を発表した平和憲法を守る八重山連絡協議会=2日午後、八重山地区労働組合協議会事務所

 八重山地区労働組合協議会やいしがき女性9条の会など7団体で組織する「平和憲法を守る八重山連絡協議会」(仲山忠亨会長)は2日八重山地区労働組合協議会事務所で会見を開き、2009年4月に在日米軍佐世保基地所属の掃海艇2隻が石垣港へ寄港した際、石垣市議ら3人に暴行を受けたとして、当時駐沖縄米総領事だったケビン・メア氏らが被害届を出していたことに対し、抗議声明を発表した。

 

 

 09年4月に掃海艇2隻が石垣港へ寄港した際、反対する市民の間を歩いて外に出ようとした当時駐沖縄米総領事だったメア氏らを押したとして、沖縄県警は1日までに、暴行の疑いで市議ら3人を書類送検した。


 メア氏らが被害届を出したことに対して、声明では「友好を謳いながら、地域住民の意思を踏みにじり、さらに我が身を恥じることなく、犯罪者扱いするという、身勝手な米軍の本質が被害届提出に表れている」と指摘。「私たちの平和憲法の理念『基本的人権の尊重』『平和主義』を掲げ、住民に対してあらぬ疑いをかける米軍・関係者の姿勢」に抗議し、日米地位協定の抜本的改定も強く求めている。

 

2012年

3月

03日

自然体験をツアーに 関係者にバンナ公園紹介 教育旅行誘致委

自然観察メニューを体験する旅行社担当者と委員会メンバー=県立バンナ公園
自然観察メニューを体験する旅行社担当者と委員会メンバー=県立バンナ公園

 八重山教育旅行誘致委員会(高嶺良晴委員長)は2日、関東・関西の旅行代理店を招き、県立バンナ公園で自然体験ミニターツアーを実施した。自然体験と地元住民を交えたメニュー開発に取り組み、2011年度の修学旅行の受入85校を、3年後の14年には50%増の130校を目標に掲げている。

 

 

 八重山での修学旅行体験メニューはマリンスポーツが主で、亜熱帯の動植物を活用した自然体験学習メニューを売り出そうと、関東、関西の4旅行社から担当者6人を招待した。


 バンナ公園では、石垣島エコツーリズム協会(谷崎樹生代表)の棚原哲雄さんの紹介で、自然観察メニューを体験。委員会メンバー20人も同行した。


 棚原さんは「海洋性亜熱帯地域で、本土に生息していない動植物が、豊富に生息している」と話した。


 担当者の多くが、石垣島は初めてで、自然を満喫していた。
 高嶺委員長は「各エコツアーが独自に活動しているのを一本化し、受け入れ体制の強化を図りたい」と述べた。


 今後、委員会は要望が多い民泊を活用したウォークラリーなど自然体験ツアーで、誘客を図っていく。


 担当者一行は、2泊3日の日程で、石垣島のほか、西表島を視察する。

 

2012年

3月

02日

「希望」胸に新たな旅立ち 八重山から515人 県立高校で卒業式

八重山高校では283人が卒業した=1日午前、八重山高校
八重山高校では283人が卒業した=1日午前、八重山高校

 石垣市内にある県立3高校で1日、2011年度卒業式が一斉に行われ、八重山では515人が卒表した。八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校の3高校では、保護者や在校生、教員たちが生徒の卒業を祝した。卒業証書を受け取った生徒たちは卒業する寂しさの涙や将来に夢を膨らませた笑顔などさまざまな表情で、3年間通った学び舎を巣立った。 

 

 

 このうち、八重山高校(新垣治男校長)では第64回卒業式が同校体育館で開かれた。新垣校長が卒業認定を行い、卒業生283人に卒業証書を授与した。


 新垣校長は「高校生活最後の1年は東日本大震災への支援活動から始まった。卒業後も被災地への強い関心を持ち続けてほしい」とし、「皆さんには偉大になるために必要なものがすべて与えられている。それを十二分に活かして、最後まで諦めずにやり遂げてほしい」と式辞を述べた。


 在校生を代表して、真玉橋和さんは「毎日を全力で楽しむ先輩方の姿は私たちの憧れ。先輩方が学校を離れても、自慢してもらえる八重高を作っていきます」と力強く送辞。


 答辞は、卒業生の﨑山拓真君、石垣智絵さん、荷輪涼花さん、山里弘也君、照屋勇君、小林江利乃さんの6人が行い、「期待と希望の中に不安もあるが、そんな時に高校3年間を思い出すと思う。人生の支えとなるたくさんの思い出、たくさんのありがとうに感謝。また笑顔で会いましょう」と語った。


 卒業生たちは嬉しさや寂しさなど、さまざまな思いを胸に3年間通った校舎を後にした。


 地元3高校では八重山高校283人、八重山農林高校(下地盛雄校長)129人、八重山商工高校(友利成寿校長)の全日制142人、定時制6人が卒業した。


 八重山特別支援学校(唐真盛充校長)は22日に卒業式を予定しており、高等部から8人が卒業する。

2012年

3月

02日

「勇気を持って」 卒業生6人 後輩にエール 八重山商工 定時制

6人に卒業証書が手渡された=1日午後、八重山商工高校
6人に卒業証書が手渡された=1日午後、八重山商工高校

 八重山商工高校(友利成寿校長)定時制の2011年度第43回後期卒業式が1日、体育館で開かれ、商業科を修了した6人に卒業証書が手渡された。勉学と就労に励んできた卒業生たちは、新たな一歩を踏み出した。
 式では、友利校長から卒業認定が行われ、卒業生1人ひとりに卒業証書が手渡された。

 

 

 友利校長は「大きく変化していくであろう世の中の動きを見通して的確に判断し、10年、20年先を見据えて、社会が変化しても柔軟に対応し、たくましく生きていくことを期待している」と式辞を述べた。中山義隆石垣市長も卒業式に出席し、「自分自身の夢を強く心に描き、夢に向かってまい進してほしい」と激励した。


 在校生代表の仲地一心君が「私たち在校生も先輩方に負けないくらい勉強に励み、資格にも挑戦し、先輩たちが誇れる八重山商工高校定時制にしていく」と送辞。


 答辞は卒業生の仲間愛理さんが行い、「後輩の皆には、何でもいいから勇気を持って挑戦してほしい。決して無駄にはならない」と後輩たちへアドバイスを送った。

 

2012年

3月

02日

石垣牛BBQ ギネス 経済効果1億8520万円 民間研究所試算 11月再開催検討

石垣牛BBQ大会経済効果を1億8千万円余と発表した=昨年11月27日、新空港建設用地
石垣牛BBQ大会経済効果を1億8千万円余と発表した=昨年11月27日、新空港建設用地

 ㈱ブランド総合研究所(田中章雄代表)は1日、昨年11月に開催した石垣牛BBQ大会の経済効果が1億8520万円との試算を発表した。この日、田中代表と中山義隆市長が、市役所で会見した。ギネス記録の試算は国内初で、田中代表は「他のギネスイベントと比べ、経済効果は高い」、中山市長は「経済効果を念頭に効率的にイベントを開催したい」と話した。

 

 

 石垣牛大BBQ大会は昨年11月27日、新空港建設予定地で開催。島内外から1万5000人が参加。串焼き107・6メートルのギネス記録を達成した。


 参加者のチケット購入による直接経済効果は、3393万3000円となった。
 石垣牛購入の産業や雇用、観光、飲食と地元への波及効果は9530万5000円と、直接効果の2・81倍。


 雇用は延べ2960人、観光で島内外から750人(県内720人、県外30人)、飲食は2355人分と推定した。


 広報宣言効果は、テレビ、新聞、インターネットなどで5596万2000円と、全体の26・4%を占めた。


 田中社長は「現在はこの数値だが今後、石垣牛のブランド価値が上がる」と予測し、大手旅行代理店からは、次回開催の問い合わせがあったことを明かした。


 中山市長は「石垣市のイメージアップに繋がったと思う」と述べ、今年は11月29日(いい肉の日)前後に開催を検討している。

 

2012年

3月

01日

中山市政折り返し 預り保育 事業者から懸念も

 「預かり保育を全幼稚園に拡大する」―。中山義隆市長が子育て支援策の目玉として掲げた政策に対し、民間の保育サービスを圧迫するとして、学童保育の関係者などから再考を促す声が出ている。預かり保育は、農村地域では全園での実施が決定。来年度以降は市街地への拡大が焦点になり、民間事業者との調整をいかに図るかが大きな課題だ。

 

 

 ▽民間事業者の懸念
 大浜地区で31年間、学童保育に取り組んできた幼児スクール竹の子クラブ代表の小底弘子さん(62)は「学童保育や民間の保育園のサービスがすでにあり、大きな実績を積んできた。それをうまく使ってほしい」と訴える。


 竹の子クラブは、八重山で初の学童保育として1980年に設立。学童保育は通常、小学校低学年の児童を放課後預かるサービスを言うが、翌年から幼稚園児も預かるようにしたところ、施設の部屋が満杯になるほどの申し込みがあったという。
 竹の子クラブを第1号に、民間事業者である学童保育や保育園は、幼稚園の終了後園児たちの受け皿になってきた。


 市教委が2008年度に策定した幼児教育振興アクションプランでは、預かり保育の順次拡大が打ち出された。前市政では3園での実施が決まったが、中山市長が就任すると、預かり保育は急拡大。今年度までの2年間で、さらに8園での実施が決まった。


 預かり保育の実施園が市街地に近づくにつれて、学童保育などへの影響も出始めた。


 10年4月、宮良地区のみやなが幼で預かり保育が始まると、竹の子クラブに入園予定だった保護者のうち10人近くが預かり保育を希望し、同クラブへの申し込みをキャンセルした。


 小底さんは、預かり保育拡大について、市と意見交換する機会がないことも不満だ。「なぜ話し合いがもてないのか。そうすれば、いろいろなアイデアや解決策も出る」。


 しかし、預かり保育拡大に頭から反対しているわけではない。「親のことを考えると拡大には賛成したい。だが、民間にも長年の経験とノウハウがある。民間にも補助金を出して、すべての親が預かり保育と同じ保育料でサービスを利用できるようにするべきだ」と主張する。


 ▽保育料の格差
 預かり保育の保育料は月額5千円だが、昼食代も含むと1万円余。民間事業者の保育料は月額1万数千円から2万円で、預かり保育とは格差がある。


 学童保育には05年度から県、市が補助金を支出しているが、対象は小学生しか認められていない。幼稚園児の保育料が預かり保育より割高な要因には、制度的な背景もある。


 預かり保育の拡大を求めている市議の石垣涼子さん(40)は「(保育料の格差が)家計に与える影響は大きい。子育てへの行政的な支援は預かり保育の推進しかない。市は預かり保育拡大の年次計画を立てるべき」と要望。


 民業圧迫との批判に対しては①預かり保育には定員がある②民間にはプラスアルファのサービスもある―ことを挙げ、役割分担は可能だと指摘。民間事業者を含めた検討委員会で議論するよう提案した。


 5施設で組織する市学童保育連絡協議会(小底会長)も早ければ来月、中山市長に対し、既存の民間事業者の意見を聞いて、双方が納得できる方策を見出すよう求める考え。


 中山市長は「最終的に全園で預かり保育を実施するという目標は変わらないが、方法については議論する必要がある。(民間事業者と)しっかり調整したい」と述べた。


 ただ、預かり保育を民間事業者で「代用」させる案については「幼稚園教育と学童保育は違う。幼稚園と同等の教育ができるか検証したい」と慎重。学力向上の観点からも、まず幼稚園教育を重視する方針だ。   (仲新城誠)

 

2012年

3月

01日

津波5㍍で病院6割被害 標高15㍍以上は11箇所 八重山保健所が警告

災害発生初期の医療体制を話し合った=県八重山合同庁舎
災害発生初期の医療体制を話し合った=県八重山合同庁舎

 八重山保健所は明和の大津波(5㍍以上)と同程度の津波が市内に襲来した際、市内28医療施設中、6割の17施設が倒壊などの被害を受けると予測した。29日、八重山地区保健医療協議会・救急医療協議会・管内危機管理対策協議会で報告した。被害を受けないと予測される標高15㍍以上の医療機関は11施設。会議では今後、災害時初期の医療関係者の連絡網や医療の需要・供給などを協議していくことを確認した。

 

 

 会議では、八重山保健所が、災害時の①医療提供体制②通信インフラ③備蓄―の3点を管内医療機関にアンケート調査した。


 その結果、明和の大津波と同程度が市内を襲うと、標高15㍍以下の28施設が倒壊か半倒壊の可能性があり、県が指定する災害拠点病院となる八重山病院は標高に問題はないが、「耐久工事を昨年実施したが、建築32年を迎え、地震に遭った場合は倒壊しないと断言できない」(松本廣嗣院長)と答えた。


 県の想定調査では、3市町で、重軽傷者は1229人~1449人と算定しており、人工透析、在宅酸素療法・人工呼吸器利用者を含めた医療依存度が高い患者の通う11箇所の医療機関では対応が困難と予測している。


 八重山保健所の伊礼壬紀夫所長は「医療機関と災害時の患者の受け入れなど調整していきたい」と話した。


 この日、29機関の代表が県八重山合同庁舎で開催した協議会に参加。衛生回線インターネットを活用した通信インフラ整備や燃料や電気、水の備蓄に関する意見交換を行った。

2012年

3月

01日

石垣市教育委員会 午後保育 根強い需要 幼稚園児45%が利用

 幼稚園で午前中の教育時間が終了したあと、午後から引き続き幼稚園や学童保育などに預けられている園児が全体の45%に上ることが、石垣市教育委員会の まとめで分かった。両親の共働きなどで、午後からの保育サービスに対する需要が根強いことをうかがわせている。市は子育て支援の目玉として全幼稚園での預 かり保育実施を打ち出しており、今後、市街地で年次的な拡大を目指す方針。

 

 

 市教委の2011年6月現在のまとめでは、全18幼稚園の園児536人中、預かり保育利用者は90人(17%)、学童保育などの民間の保育サービス利用者は152人(28%)に上った。家庭に戻って保育を受けている園児は293人(55%)だった。


 この時点で預かり保育が実施されていない市街地の8園を対象にした同年12月現在のまとめでは、家庭に戻った園児233人のうち、保護者と過ごしている のは49%、祖父母と過ごしているのは11%だったが「家で1人で過ごしている」が4%、「知人に預けられている」が0・2%いた。


 預かり保育が実施された場合、園児の面倒を見るため家庭にいる保護者が、働きに出られるようになる可能性がある。


 中山義隆市長は、預かり保育拡大のメリットについて①共働きや1人親家庭の負担を減らす②幼稚園での2年保育を推進し、学力向上につなげる―の2点を挙 げ「4、5歳児が預かり保育を利用するようになり、保育所から幼稚園へシフト(移動)すれば、待機児童の解消にもつながる」と期待した。


 預かり保育 幼稚園で午前中の教育が終了したあと、引き続き午後も教育を行なうこと。現在までに石垣市の全18園中、11園での実施が決まっている。

2012年

3月

01日

恋のシーズン カンムリワシ 市内西部

カップリングの季節を迎えたカンムリワシ=28日、市内西部
カップリングの季節を迎えたカンムリワシ=28日、市内西部

 28日昼頃、石垣島西部地区で、甘えるような鳴き声を聴かせていたカンムリワシの雌に、そばの枝に止まって様子を見ていたカンムリワシの雄が突如突進し、あっというまに2羽で交尾をしていた。


 愛鳥家の中本純市さんによると、この時期、カンムリワシの雌を観察していれば、必ず雄がやってくるので、時間をかければ見られるとのこと。雄が餌を雌へプレゼントして、雌のOKサインを得るまで待つ雄の姿は、動物世界ではよくある光景。


 雌の側に決定権がある普遍的な光景だ。ただ、雄のアプローチは5回に1回ペースでしか成功しないので、写真のシーンが見られるのは希だという。