2012年

7月

31日

明和の大津波痕跡巡りに参加して① ~津波遺跡の教訓を生かそう~ 本紙論説委員 徳松 信男

 石垣島における明和の大津波痕跡巡りが去る6月24日行われ参加した。前日に八重山日報紙に桃原用昇氏による明和の大津波に関する教訓の投稿があり、市関係者、教育委員会、社会教育委員など約20人という予想以上参加があった。このバスツアーは市立博物館の学芸係長の島袋綾野氏の詳しい解説があった。また地域の歴史に詳しく、鎌で雑草を掃って先導する玉津教育長、津波や地域に関わる八重山民謡を三線で弾きながら名調子で謡ういきいきまなび課の宮良課長など役者ぞろいであった。


 見学ルートは市役所を出て、元博物館のある八重山蔵元跡、大浜黒石御嶽、高こるせ石、宮良大久家の墓、明和大津波遭難者慰霊乃塔、伊野田の津波石、白保千人墓、津波後に蔵元が移転したブンニー一帯など10か所以上を見学した。八重山在住の人でもこれらの遺跡のいくつかでも観た人は非常に少ないだろう。


 印象に残った遺跡のいくつかについて述べよう。宮良湾の中にある大浜津口北の端の石ととりふやの石であるが、これらはたかこるせ石と呼ばれ、もともと大浜の黒石御嶽にあったといわれる。一つは宮良湾の大浜津口に流され、もうひとつは磯辺の牧場内に流されたといわれている。いずれの石も8メートル(4間角)近くの石で、その時の大浜村での津波の高さが、古文書によると44メートルもあったと記されている。

 

 崎原公園内にある津波大石はサンゴや貝の化石を確認する事ができる。これらの付着したサンゴの年代測定によってこの大石は明和の大津波ではなくて、2000年前に打ち上げられたものであることが確認されているという。大浜から宮良に抜けて高台にある宮良小学校の後にある小浜家の墓があった。そこは先祖の遺体が打ち上がった場所の北側に墓をつくったと言われ、標高33メートルほどである。この近くに複数の津波伝承の墓が存在している。津波前の宮良村の人口は1,221人いたが、そのうち1,050人が死亡した。あとに小浜村から、320人を移住させて村を高台の漢田と言うところに移転したという。

 

 その後明和の大津波遭難者の慰霊の塔に行った。その近くには津波来襲時に生き残った人たちが一時的に共同生活をしたという興味深い土地がある。今年の慰霊祭はここで官公諸機関の代表の方々や一般市民により盛大に行われた。私も参加したが、感動的な慰霊祭であった。津波大石に関しては桃里伊野田のあまたりや潮荒が二つあり、そのひとつには間近まで行き、全員で見学した。ここでも3間角の大石の巨大さに驚いた。(つづく)

2012年

7月

31日

「読書は学習の基本」 桃原さんが図書贈呈 石中で贈呈式

寄付の目録を仲田校長に手渡す桃原さん(右から2人目)=石垣中学校
寄付の目録を仲田校長に手渡す桃原さん(右から2人目)=石垣中学校

 字石垣出身で産経新聞社顧問の桃原用昇さん(70)=東京=が30日、母校の石垣中学校(仲田森和校長)に図書229冊を寄付した。桃原さんは、石垣市に1億円を寄付し、奨学基金を設立するなど、古里への貢献を続けている。


 校内であった贈呈式で桃原さんは「読書はすべての学習の基本。私も人との出会い、本との出合いに影響された。本の寄贈は継続したい」と述べた。


 仲田校長は「本に親しむことが、子どもたちにとって大事。読書で、学力向上や心の教育を推進したい」とお礼した。


 今回の寄贈は、石中の元PTA会長で、石垣市議会の伊良皆高信議長の仲立ちで実現した。

2012年

7月

31日

中国による尖閣諸島の実効支配は今年か!?④ オスプレイ配備が尖閣諸島及び与那国島・八重山・沖縄を守る 大浜 孫典

 国境の警備を強化する事は国として当然の義務であり権利である。日本政府が中国に対して弱腰である以上沖縄の島嶼防衛は米国に頼るしかない。中国は本気で日本との戦争を考えており、軍事訓練も行っている状況があるなか沖縄県民の平和ボケは情けない程である。日米同盟が有る事により米軍は沖縄県民を本気で中国の侵略の危機から守ろうとしている。アメリカの若い軍人は本気で沖縄県民を守ろうとしているのである。

 

 しかし県内では米軍出て行けの運動が展開されている。県民は米軍の善意で守って貰っている事に感謝すべきではないのか。それが人間である。人間性を失った左翼平和団体、左翼マスコミの洗脳から脱却しなければいけない。侵略国家中国への抑止力となるオスプレイ配備になぜ反対しなければいけないのか県民は冷静に考える必要がある。マスコミ工作による米軍弱体化、米軍追出しの洗脳からいい加減に目覚めなければいけない。


 全ては自己責任の世の中である。私達はこの社会に責任を持たなければいけない。国が悪いだとかマスコミが悪かったとかそんな事は言い訳にはならない。政治が悪い社会を造ってきたのも全ては国民に責任である。良識ある県民、市民は今こそ目覚めなければいけない、立ち上がらなければいけない、声を挙げなければいけない。私達の子や孫の世代に本当にこれで良かったと言えるのか、責任を持つ必要がある。逃げる場所なんか何処にも無い。

 

 中国の属国となり言論の自由、全ての自由が束縛された社会が本当に私達の子や孫の時代にとって幸福な社会なのか真剣に考える必要がある。今を生きている私達に責任がある事を認識しなければいけない。尖閣諸島を守りこの八重山、沖縄、日本を守る事が私達に課せられた使命である。日本の国家を解体させ中国へ売り飛ばす事が本当に子や孫にとって幸福な選択なのか左翼思想の人達は真剣に考えるべきである。(了)

2012年

7月

31日

ピースアイランド竹富島開業 「のんびりできる施設に」

グランドオープンしたホテルピースアイランド竹富島=30日午後
グランドオープンしたホテルピースアイランド竹富島=30日午後

 竹富町竹富島に30日、ホテルピースアイランド竹富島がグランドオープンした。運営を行う株式会社ピースアイランドの平安秀昭代表取締役は「何もせずにぼーっとする、のんびりできる施設にしたい」とアピールした。


 ホテルはコテージ9棟で部屋20室。島の景観に配慮して赤瓦屋根の平屋建て。各部屋には、竹富島の神々や島内の著名人の名字、古謡などから名前が付けられている。


 部屋は和洋折衷と洋室の2タイプがあり、ツインからトリプルを用意している。部屋の広さは26~33平米で、宿泊料は2食付き1万3800円から。ホテルの連絡先は℡(0980)84―5955。

2012年

7月

30日

山田耕治氏を擁立へ 野党、現職川満氏に対抗 加勢本氏と一本化か 竹富町長選

(左から)山田耕治氏、加勢本曙氏、川満栄長氏
(左から)山田耕治氏、加勢本曙氏、川満栄長氏

 8月21日告示、同26日投票の竹富町長選で、野党は29日までに、前副町長の山田耕治氏(55)=西表島祖納=を擁立する方針を固めた。山田氏は取材に対し「検討中」と述べ、近く態度を表明する考えを示した。関係者によると出馬の意向をほぼ固めているという。最大の争点となる役場移転については、住民投票を実施するよう訴えると見られる。役場移転を推進する現職、川満栄長氏(59)=西表島上原=はすでに出馬表明しており、事実上、両氏の一騎打ちになる公算が強まった。

 

 山田氏が出馬を決意した場合、「反役場移転」の立場で出馬表明した元小学校教頭、加勢本曙氏(62)=西表島白浜=との一本化に向けた調整が行われる見通し。加勢本氏は30日に事務所開きを行うスケジュールで準備を進めている。


 関係者によると、町議会の野党議員8人は、元町議会議長で、副町長として町政に携わった実績もある山田氏を候補の適任者と判断、一致して推す方針を決め、山田氏に打診した。


 山田氏は取材に対し、打診を受けたことを認めた上で「思案中。議員の皆さんとも話し合いながら、最終的に決めたい」と述べた。出馬する場合は、加勢本氏との一本化に向けた調整に入る必要があるとの認識を示した。


 役場移転については「町民にやれという意見が多いのなら、やるのは当然だ」と述べ、住民投票を実施しない方針を示している現町政に疑問を呈した。


 山田氏は西表島祖納出身。町議を3期務め、町議会議長を経て2005年、当時の大盛武町長の助役(のちに副町長)に就任した。08年の町長選で大盛氏が川満氏に敗れたことを受けて退任した。

2012年

7月

30日

家族連れで盛況 「ゆうだち」一般公開

大勢の人たちでにぎわった「ゆうだち」の一般公開(29日午後)
大勢の人たちでにぎわった「ゆうだち」の一般公開(29日午後)

 海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」の一般公開が29日行われ、家族連れなど約900人が訪れてにぎわった。


 甲板に搭載されたヘリ、ミサイルの発射装置、操縦室などが公開され、訪れた人たちが興味深そうに乗組員の説明に聞き入った。


 「ゆうだち」は全長151㍍、高さ47㍍。訪れた人たちは艦内をほぼ一周し、ふだん見る機会が少ない装備をカメラで撮影したりしていた。


 石垣港では、自衛艦の制服の試着と記念撮影のコーナーも設けられ、子どもたちや若い女性に人気だった。自衛官募集の資料なども配布された。


 「ゆうだち」は乗員約150人の休養と広報を目的に27日入港した。一般公開は昨年9月の防災訓練以来。30日午前に出港予定。

2012年

7月

30日

横断幕無くなる 幸福実現党が被害届

 オスプレイ配備賛成の横断幕1枚が15日、掲示されていた場所から無くなり、掲示した幸福実現党が29日、「盗まれたとして」八重山署に被害届を出した。


 同党八重山後援会によると、横断幕は縦1メートル余で横4メートル。石垣市内4カ所に掲示したうち、1枚=真栄里=が29日、盗まれたという。


 砂川政信会長は「オスプレイの反対運動だけがマスコミに取り上げられている。民主主義では、別の意見も尊重されなくては。言論弾圧は許せない」と憤っている。

2012年

7月

30日

中国による尖閣諸島の実効支配は今年か!?③ オスプレイ配備が尖閣諸島及び与那国島・八重山・沖縄を守る 大浜 孫典

 中国は着実に沖縄侵略の足場作りを行ってきた事を県民は気づくべきである。中国は建国以来、他国への侵略を止めた事が無い歴史を持つ国家である。現在中国で行われている事は侵略戦争に向けての国民への情報操作である。世界の国々は平和への道を模索しているなか、なぜか中国はアジアだけには止まらず世界侵略を目指しているという異常な国家である事を認識する必要がある。


 米海兵隊はオスプレイの配備を今年の秋を予定していたが、前倒しを行い七月に配備を行い十月には本格的な運用に入る予定である。それは何を意味しているのか今年秋以降、尖閣諸島周辺に中国の人民解放軍が軍事的行動に出る可能性が高い事を米国は警戒している為である。現在のCH―46型ヘリは老朽化が進んでおり、50年前に製造されベトナム戦争で活躍した事で知られている。現在は製造中止となっており自衛隊では既に廃棄処分された機種である。CH―46型は今後、事故率が高くなる可能性があり今回のオスプレイは代替え機となる。10万時間当たりの事故率はオスプレイで1.93、CH―46では1.11と若干高い位であり、今後、老朽化したCH―46型機は事故の危険性が増える事が懸念されており安全性を考えれば機種を新たに変える事は当然の事である。


 国際大学で事故を起こしたCH―53型ヘリの事故率は4.51とオスプレイの2倍以上高い。オスプレイは安全であり、騒音も低く尖閣、沖縄侵略を狙う中国にとっては邪魔なものである。中国は沖縄の左翼活動家やマスコミを使いオスプレイ阻止の工作活動を活発化させている。沖縄の左翼反基地活動家はオスプレイは欠陥機だと宣伝し素直な県民を洗脳し配備に反対させている。住民を楯に取った偽平和団体、人間性を失った反基地運動家にとっては事故が起きる事で基地撤去への運動が盛り上がる為、都合が良いという事になる。

 

 現在のCH―46型ヘリは沖縄周辺しか飛ぶ事が出来ず、尖閣有事の際には到底対応できない。しかし、オスプレイは台湾まで飛行可能であり、空中給油を行えば1100キロとフィリピン周辺、朝鮮半島から中国海軍基地のある中国沿岸部までカバーできる事により朝鮮半島、台湾、尖閣諸島有事の際には世界最強の米海兵隊を迅速に展開する事が可能となる。

 


 飛行場の無い尖閣諸島へ海兵隊員を送る事ができ、即、軍事行動がとれる事は中国にとっては都合が悪くなる。中国海軍の太平洋進出を妨げているものが沖縄の海兵隊である。太平洋進出、東シナ海での軍事行動を計画している中国にとっては、海兵隊の強化となり抑止力となるオスプレイの配備を何としても阻止なければいけない。それが、オスプレイ普天間飛行場への配備反対の県民大会である。

 

 オスプレイは来年13年からは米大統領の随行スタッフの国内移動に使われるという。最大の安全確保が要求される事は当然の事でありオスプレイが安全だという証拠でもある。左翼の言う欠陥機で有れば米大統領の随行スタッフ用機種として使用しないはずである。抑止力及び飛行可能距離、搭載量からみてもオスプレイを配備する事は尖閣諸島を守る為には当然の事である。(つづく)

2012年

7月

29日

駆除クジャクを特産品に 試食会で「おいしい」 猟友会とホテル協力

試食会で、クジャク料理を携帯電話のカメラで撮影する猟友会支部の関係者=27日午後、ホテル日航八重山
試食会で、クジャク料理を携帯電話のカメラで撮影する猟友会支部の関係者=27日午後、ホテル日航八重山

 農作物を食い荒らす有害鳥獣として駆除されたクジャクを調理し、特産品として復活させる試みを県猟友会八重山支部(多良間恵次支部長)とホテル日航八重山が始めた。駆除されたキジやイノシシは一般的に調理されてきたが、クジャクでは例がない。猟友会支部とホテルを橋渡しした石垣島ホッカロー・ファームの山森卓彦さんは「駆除されたクジャクをうまく利用できれば、観光客にもアピールできる」と期待する。27日にはクジャク料理の試食会が同ホテルで開かれた。

 

 キジやイノシシとは違い、クジャクは肉が硬く臭みがあることから、料理として利用されることはなく、駆除後は埋設処分されていた。


 猟友会支部は「クジャクを料理として再利用し、将来的には弾丸代くらいの収入源にできないか」(多良間支部長)と、石垣島の食材を扱う仕事をしている山森さんに相談を持ちかけ、今月、山森さんがホテル日航八重山を紹介した。


 同ホテルの大城均総料理長は24日、猟友会支部から駆除された2羽のクジャクを受け取り、調理に挑戦。トマトソースで煮込んだ「ピペラード」、蒸し焼きにしてグラタンを乗せた「ポワレ」、中華風の「黒コショウ炒め」、「オイスターソース煮込み」の4品を仕上げた。


 27日の試食会には猟友会支部の関係者などが集まり、料理に舌鼓を打った。多良間支部長は「大変おいしい。クジャクを少しでも役立てれば、猟友会としてもやる気が出てくる」と笑顔。山森さんは「十分いける。殺して埋めるのではなく、地産地消でうまく利用できれば」と期待した。


 大城総料理長は「氷水、塩、ワインビネガー(ぶどう酢)に2日間肉をつけて、臭みを取った。味わいはあるが、肉が硬いのが課題。やわらかくできれば、商品化できないことはない」と説明した。


 有害鳥獣の被害 キジ、クジャク、イノシシなどはパイン、サトウキビ、サツマイモなどの農作物に大きな被害を与えており、石垣市農政経済課のまとめでは、2011年度の被害額は525万円余に達する。クジャクは八重山の固有種ではなく、離島のリゾート施設が外部から持ち込んだものが、逃げ出して繁殖したといわれている。市は猟友会支部の協力を得て年に4回、有害鳥獣の一斉駆除を行っている。

2012年

7月

29日

中国による尖閣諸島の実効支配は今年か!?② オスプレイ配備が尖閣諸島及び与那国島・八重山・沖縄を守る 大浜 孫典

 民主党政権になって3年になる今年、また日米安保の危機が迫ってきている様に思う。鳩山が普天間基地は最低でも県外、国外と国防の無智ぶりをさらけ出したが、沖縄、山口県のオスプレイ配備反対により政権与党からも慎重論が出始めており日米関係に悪影響を及ぼしかねない状況にある。国防に関しては国が主導権を持たなければいけない。国防、国益を損なうなら県民の総意だとかそんなものは関係の無い事である。政府が決断すべき問題である。民主党の亡国政策、地域主権や地方分権、問題が起こるたびに場当たり的な優柔不断な行動が普天間問題、尖閣問題を拡大させている。(領土問題は存在しない)などと言い逃げの言葉であいまいな行動をとりこれと言った有効な対策を執っているわけでは無く領土を失い兼ねない状況にある。


 日本の外交は強くなくてはいけない。領土を守る気概など全く感じられない。それで強盗国家中国に通用するというのだろうか。中国が明確に行動で示して来ている以上、日本も行動で示さなければいけない。中国が尖閣諸島の実行支配に向けての軍事訓練を行っているなら、日本も自衛隊の尖閣諸島駐留を行うべきである。周辺国に刺激を与えるなどと寝言を言っている場合では無い。中国に先を越される前に尖閣への自衛隊の配備を行う必要があり、国家戦略、外交戦略を明確に打ち出す必要がある。それが、日本の主権及び国益を守る事になる。


 中国経済は2011年を境に衰退する方向に向かっているという。国内経済の低迷で失業者は2億人いると言われており、国内で社会的問題になる事を中国共産党は恐れている。国民の不満が国内に向けられた場合には共産党政権の崩壊を意味する事になる。政権崩壊を回避させる為にも国民の不満を国内から国外に向けなければいけない。その為の洗脳が反日教育であり尖閣諸島及び沖縄は元々中国の領土であるというプロパガンダである。


 中国では最近、沖縄県民は日本人によって弾圧されている、沖縄は古より中国の固有の領土であるので沖縄を解放させなければいけない、沖縄を独立させなければいけない。この様な内容の論壇が識者のものとして掲載されているという。中国の得意なプロパガンダで国民を洗脳し沖縄独立運動の世論を高めている状況にあり、常識では考えられない事を行っている。左翼民主党の政策には地域主権、地方分権があり一国二制度の導入を行う事で沖縄を日本本土から分離させ独立させる事が提案されている。

 

 民主党政権下では中国による沖縄侵略工作通りに中国の有利な方向に動いており、沖縄県民の知らない所で着々と沖縄の自治区化が進んでいる。中国は今年になって、より強硬な姿勢を示してきている。尖閣漁船追突事件により国際社会での中国の立場が悪くなり、日中関係の悪化を避ける為に中国漁船の出漁を禁止していたが今回それが解禁される事になった。尖閣周辺は先祖代々伝統的漁場だと全く何の根拠も無いでたらめな主張を行っている。


 今後、尖閣事件以前、以上に尖閣周辺には中国漁船が増える事になるだろう。また、漁船には漁民の他に中国解放軍の民兵も乗船させる事が検討されている。米国は尖閣諸島は日米同盟の範囲だと主張しているが、中国の尖閣奪取は漁船が使われる事は確実であり、日米同盟が有っても米軍の介入は難しく海上保安庁の巡視船が対応しなければいけない。海上保安庁の巡視船だけでは心細い。万が一の為に海上自衛隊の艦船を与那国、石垣に配備する必要があり一日でも早く与那国島への自衛隊の配備を急ぐ必要がある。政府は海上保安官の命が懸っている想定外でしたでは済まされない。島嶼防衛能力を高め台湾有事の際にも備える必要がありその為のオスプレイ配備である。尖閣諸島は日本防衛の要である。自分の国は自分で守る独立国家として当然の義務であり権利を日本政府は実行で示して欲しいものである。


 天安門事件以降、民主化を避ける為の政策として愛国主義教育という洗脳教育が行われている。中国人以外の民族には激しく憎しみを植え付ける教育が行われているという。天安門事件以降、中国共産党は利権の為に動くサイボーグ化した若者を造ってきた。2008年の北京五輪の長野での聖火リレーに終結し凶暴化した1万人の中国人若者がチベットやウイグル人の抗議活動を暴力でもって阻止した問題はそれを証明している。

 

 2010年中国では国民動員法が制定された。中国の主権、領土の安全が脅威にさらされた場合、国民動員法の命令ができるという。18~60歳の全ての国民及び海外に居る中国人が対象となる。日本に居る中国人留学生、中国人観光客が有事の際には全ての中国人は武器を取って日本人と戦わなければいけないという法律である。北京五輪の長野での聖火リレーでの凶暴化した様に中国人の集団が日本人を襲う事が法律で定められたという事である。こんな馬鹿げた法律、戦争を前提とした法律がなぜ今、必要なのか。尖閣侵略、沖縄侵略、日本を植民地にする以外の何ものでも無い事を知る必要がある。 (つづく)

2012年

7月

29日

観光客、家族連れでにぎわう 美崎センター通りで開催 石垣島夜市

美崎センター通りで初めて開催された石垣島夜市=28日夕、同通り
美崎センター通りで初めて開催された石垣島夜市=28日夕、同通り

 石垣市商工会青年部(金城秀信部長)が主体となり行われている第4回石垣島夜市が28日、美崎センター通りで開催された。通りにある飲食店などが出店し、会場には観光客や家族連れなど多くの人々が訪れた。


 イベントは日没後の観光の目玉、観光客や地元住民が家族で楽しめるものを開催し、活性化につなげようと企画された。


 今回は市役所前通りから通りを変え、初めてセンター通りで行われた。
 夜市では、美崎町自治会や通りにある飲食店約20店舗が出店。威勢よく通行人を呼び込んでいた。


 また通りの中央には舞台を設置。子どもエイサーや学生バンド、ダンスなどが披露され、会場を盛り上げた。


 青年部の金城部長は「青年部としては通りを変えながら、夜市をやっていきたいと考えており、各通りの店舗からも開催の要望が多かった」と話し、「地域活性化に繋がるので、毎月やりたい。今後はホテルなどへの告知に力を入れていきたい」とした。

2012年

7月

29日

海自創設60年を音楽でふり返る 自衛隊音楽隊がコンサート

軽快な音楽で観客を楽しませた佐世保音楽隊=28日夕、石垣市民会館
軽快な音楽で観客を楽しませた佐世保音楽隊=28日夕、石垣市民会館

 海上自衛隊佐世保音楽隊による「ふれあいコンサートin石垣」が28日、石垣市民会館大ホールで開かれた。なじみ深い歌謡曲や沖縄にちなんだ曲などを演奏し、会場に訪れた市民を楽しませた。佐世保音楽隊による石垣島でのコンサートは今回が初めて。


 コンサートは自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所開設40周年、海上自衛隊創設60周年を記念し、地域との触れ合いを目的に開催された。


 2部構成で行われたコンサートの第1部は、創設60周年の歴史を音楽で振り返り、映画の挿入歌でヒットした「リンゴの唄」「青い山脈」をはじめ、「オリンピック・マーチ」、「山口百恵ヒット曲メドレー」など、誰もが一度は聞いたことがある曲を演奏。懐かしく軽快な音楽が会場に響き渡った。


 第2部では、行進曲「希望の空」や「涙そうそう」、映画の「パイレーツ・オブ・カリビアン」などを披露した。訪れた観客は音楽に合わせて手拍子を打ち、1曲終わる度に大きな拍手を送った。


 佐世保音楽隊は29日、石垣港ターミナルビル2階でミニコンサートを行う。時間は午前10時、正午30分、午後2時からの3回。

2012年

7月

29日

魚釣り?島釣り?

2012年

7月

28日

混雑緩和 美崎町活性化 期待乗せ供用開始 市役所第2駐車場

市役所第2駐車場のテープカットが行われた(27日午前)
市役所第2駐車場のテープカットが行われた(27日午前)

 石垣市が市役所隣の消防庁舎跡地に整備した「市役所第2駐車場」が27日、供用開始した。24時間利用可能で、有料だが、市役所の利用者は1時間無料になる。狭隘な市役所駐車場の混雑緩和や、周辺の商店、飲食店などの活性化に役立つことが期待されている。

 

 オープニングセレモニーで中山義隆市長ら関係者がテープカット。中山市長は「市役所の駐車場が手狭だったが、新しい駐車場があれば快適に利用してもらえる。美崎町や通り会を利用する観光客の利便性も高まり、経済効果が発揮できれば」と期待した。


 新駐車場の収容台数は74台。市役所の利用者は、各課で証明書を受け取り、1階ロビーの総合窓口で1時間無料のサービス券と引き換えできる。


 その他の利用は1時間100円。以後30分ごとに50円、夜間(午後8時から翌日午前8時)は1時間ごとに50円追加される。駐車券を紛失した場合は1800円。


 面積は約1800平方㍍。整備事業費は約1030万円。無人精算機などの機器には5年契約で約1090万円のリース料がかかっているが、市は駐車場から年間約400万円の収益を見込んでいる。

2012年

7月

28日

中国による尖閣諸島の実効支配は今年か!?① オスプレイ配備が尖閣諸島及び与那国島・八重山・沖縄を守る 大浜 孫典

 今年になって尖閣諸島周辺が騒がしくなってきた。東京都知事の尖閣購入発言や沖縄復帰40周年に合わせて尖閣上陸を計画している中国活動家、時期を合わせて中国国内の政治、経済等の問題もあり今まで以上に尖閣問題が日本の国防にとって重要な意味を持ちつつある。今月10日三隻の中国漁業監視船が領海侵犯を行った。漁政202、204、漁政35001の三隻である。中国の漁船も出漁していないのになぜ、漁業監視船が巡回をしなければいけないのか疑問である。この海域は既に中国の海であり領海の警備を行っているという中国のしたたかさを強調している様である。


 野田政権は東京都の尖閣上陸の申請を保留する方向にあるようだ。日本の固有の領土であるならばなぜ中国の顔色を窺わなければいけないのか。野田政権には日本固有の領土を守る気概など全く無いということだろう。野田首相は財務省官僚の操り人形と化し言いなりになり日本経済を衰退させる消費税増税に命を懸けるようである。後世に名を残すか悪名を残すか今、問われている。


 中国による漁船衝突事件以降、農業省の管轄の漁業監視船が見られたが、今年になってからは人民解放軍の影響下にある海洋巡視船が領海侵犯を繰返す様になってきた。状況は益々悪化の一歩をたどっている。海洋巡視船は何時でも戦闘態勢に入れる武器を所持している事は当然の事であり、海上保安庁の巡視船が攻撃を受け沈められる可能性もでてきており、中国の尖閣奪取へ向けての行動は着実に行われている。

 

 今月10日、マスコミ各社は尖閣諸島で漁業監視船が領海侵犯を行った事を報道した。日を合わせる様に中国海軍は東シナ海の尖閣諸島、北約300キロ海域で大規模な軍事演習を行った。最新鋭の揚陸艦を始め護衛艦、ミサイル発射可能なステルス性を持った高速艇等での軍事訓練である。なぜ、最新鋭の揚陸艦が必要であるのか尖閣諸島を含め与那国島、八重山、先島への侵略実戦を想定した実効支配を行う為の軍事訓練である事はいうまでもない。尖閣諸島は石垣市の行政区域にあるにも関わらず沖縄県内のマスコミはそのことを一切報道してない事は重大な問題である。


 中国は尖閣諸島を核心的利益だと今年になって何回も公式の場で主張し始めた。今月行われたASEAN外相会議に於いても尖閣諸島は中国の固有の領土だとし、主権は中国にある事を強調した。中国に於ける核心的利益とは中国の領土であり中国に主権があり絶対に譲れない事であり、その為には武力行使も辞さない事である。チベットやウイグルを武力で侵略して強引に奪い取ってきた歴史があり、中国は尖閣問題に対しても武力を持って解決する事を意図している。中国は着実に侵略戦争への道を歩み続けている事を多くの市民は知らなければいけない。(平和憲法が日本の平和を守ってきた)という寝言から目覚めなければいけない。(中国はこれから尖閣諸島を含む先島諸島を侵略し中国の管理下に置きますよ)と親切に助言しているのに、沖縄では来月にはオスプレイ配備反対の県民大会が行われようとしている。


 沖縄を含め日本は未だに鎖国状態にあり、黒船が現れないと日本人、沖縄県民は目覚めない様である。開国を求めた幕末の黒船とは違い今回の黒船は侵略を目的としたものである事を県民は認識する必要がある。日本政府は国防上の重大な危機を迎えている事を認識しなければいけない。与那国島、石垣島の島民の生命と安全を守る為に一日も早い自衛隊の配備を急ぐ必要がある。消費税増税を議論している場合では無い。本土の自治体が尖閣諸島の実効支配を行う為の法整備を国に提出しているが、当の沖縄県議会はなぜかそれを行おうとしない。県議議会や県知事はそれを行う事によってまずい事でもあるのだろうか。


 沖縄本島の住民は尖閣に関してはあまり関心が無いようだが、中国の侵略の本当の目的は尖閣諸島では無く沖縄本島である事を知らなければいけない。沖縄本島から米軍を追出せば中国の2012年目標とする対米防衛海洋戦略、第一列島線が完成する。東シナ海を含め九州から台湾、フィリピンまでは中国の内海となり制海権は中国のものとなる。それは日本が中国の属国となる事を意味している。(つづく)

2012年

7月

27日

新城、あす五輪初出場 応援団「メダル獲得を」 

新城幸也選手の活躍を期待し、掛け声を掛ける応援団=石垣空港
新城幸也選手の活躍を期待し、掛け声を掛ける応援団=石垣空港

 ロンドン五輪自転車ロードレースに出場する新城幸也選手(27)=登野城出身=の雄姿を見ようと、地元からの応援団(尚志会長・新崎和治団長)が26日、石垣空港から英国ロンドンに向けて、出発した。


 メンバーは両親の貞美さん、るみ子さん、八重山後援会長の平田勝男さん、恩師ら20人。


 お揃いの応援Tシャツを身に付けた応援団は関係者らの激励を受けて、空路でロンドンに向かった。


 出発式で、新崎団長は「ぜひ、メダルを獲得し、地元に凱旋し、子どもにメダルを触れさせる機会を与えてほしい」と活躍を期待した。


 平田後援会長は「五輪出場は、八重山初で、メダルを取ると日本人最初になる。地元でも応援をお願いしたい」と話した。父の貞美さんは「持ち味を出して、上位10以内に入ってほしい」と期待した。


 地元で応援する八重山自転車競技連盟の長谷川毅彦会長は「全国1億2千万人の期待を受けて、走る幸也を一生懸命応援したい」と述べた。最後は、全員で「エイエイオー」と掛け声を上げ、新城選手の活躍を期待した。


 一行は28日のロードレースでは、八重高、登野城小の後輩から託された応援幕やのぼり旗を携え、新城幸也選手を応援するという。

2012年

7月

27日

旗頭4年ぶり参加へ 四カ字ムラプール 職員意気込む 石垣市

退庁時間後の午後6時ごろ、旗頭を持つ練習に励む職員(26日)
退庁時間後の午後6時ごろ、旗頭を持つ練習に励む職員(26日)

 8月1日の四カ字豊年祭ムラプールに、石垣市の旗頭が4年ぶりに登場する。旗頭の持ち手を務める市職員たちは、26日から新栄公園で練習を始めた。
 従来の旗頭は破損して使えない状態だったが、市制施行65周年を機会に、旗頭を新調して再び豊年祭に参加することになった。費用は市職員のカンパでまかなった。


 新しい旗頭はツツジやカンムリワシをデザインしたもので、本番に向けて製作が進んでいるという。


 退庁後、旗頭を持つ練習に集まった市職員は約20人で、ほとんどが初心者。タイヤをくくりつけた竹ざおを旗頭に見立てた。中山義隆市長も姿を見せ、旗頭の持ち方などを自ら指導した。


 持ち手の一人として豊年祭に参加する予定の中山市長は「久しぶりに旗頭が参加するので、職員と一緒に元気良く持ちたい。新しい頭を楽しみにしてほしい」と話した。


 豊年祭参加者の取りまとめ役になっている市農政経済課の多宇弘充課長は「昨年は干ばつでキビも減産だったが、今年は市制施行65周年で気持ちを新たに、飛躍の年にしたい」と意気込んだ。

2012年

7月

27日

石川さん(真喜良小)子ども国会へ 石垣市から初参加 参議院で意見発表 

子ども国会への参加が決まり、中山市長と握手を交わす石川さん。右端は真喜良小の大兼和佳子校長。左端が担任の前泊睦美教諭=石垣市役所
子ども国会への参加が決まり、中山市長と握手を交わす石川さん。右端は真喜良小の大兼和佳子校長。左端が担任の前泊睦美教諭=石垣市役所

 東日本大震災からの復興をテーマにした子ども国会に、石垣市から石川あかりさん(真喜良小6年)の参加が決まり26日、中山義隆市長に、石川さんらが報告した。石垣市からの参加は初めて。大舞台を前に、石川さんは「友達や家族の大切さを訴えたい」と張り切っている。

 

 子ども国会は参議院が主催。全国から小学5、6年生を公募し、実際に委員会室と参議院本会議場を使って討議する。今回は、東日本大震災からの「復興から未来へ」をテーマに、150人が参加。県内からは石川さんを含む3人が沖縄代表として復興へ向け提言する。


 子ども国会の開会は2000年のミレニアム(千年紀)記念に続き12年ぶり3回目。


 石川さんは昨年の大震災後、クラスで母親の由紀子さん(48)とともに、被災地へ手紙を送り、文房具寄贈にも取り組んだ。「国会で大震災の後、改めて友達や家族の大切さが分かったということを訴えたい。東京は初めてなので、スカイツリーも見たい」と石川さん。


 中山市長は「自分の意見をしっかり持ちながら、皆の意見をまとめるのが議員の役目。国会でいろんなことを学んで来てください」と励ました。


 石川さんは29日から2日間、参議院で活動。「家族、友達とのきずな委員会」に出席した後、本会議で、復興に向けた子ども国会宣言を採択する。本会議には、平野達男復興相も出席する。

 

2012年

7月

27日

新会長に慶田盛安三氏 八重山教科書採択協が総会

教科用図書八重山採択地区協議会の総会が開かれた=26日午後、離島ターミナル会議室
教科用図書八重山採択地区協議会の総会が開かれた=26日午後、離島ターミナル会議室

 教科用図書八重山採択地区協議会の2012年度総会が26日、石垣港離島ターミナル会議室で開かれ、11年度の活動・決算報告、12年度の活動計画・予算が承認された。役員引き継ぎも行われ、新会長に竹富町教育委員会の慶田盛安三教育長が就任した。


 協議会の総会は原則として6月に開くものとしているが、八重山地区の3教育委員会(石垣市、竹富町、与那国町)の日程調整が合わず、7月にずれ込む形となった。


 役員引き継ぎでは、構成委員の学識経験者について意見が交わされ、石垣繁さんを再任した。その後、12年度委員へ新会長の慶田盛教育長から委嘱状が手渡された。


 今年度は採択年度ではないため、現時点で主な活動計画はないが、会長が招集する場合もあることが説明された。


 新会長の慶田盛教育長は「今年度は採択がないので、慌ただしいことはないかと思う。子どものためにということを第一に仕事をしなければならない。その気持ちで業務に取り組んでいく」とあいさつした。


 12年度教科用図書八重山採択地区協議会委員・役員は次の各氏。
 ▽会長=慶田盛安三▽副会長=玉津博克、崎原用能▽監査委員=高木健、尾辻美佐恵▽委員=大田綾子、仲山久紀、石垣繁

2012年

7月

26日

最南端から平和発信 児童生徒4人 広島・長崎に派遣 平和大使に委嘱

託された千羽鶴を手に決意を新たにする平和大使の右から)上地さん、金城さん、新本さん=石垣市役所
託された千羽鶴を手に決意を新たにする平和大使の右から)上地さん、金城さん、新本さん=石垣市役所

 最南端から平和アピールへ― 石垣市は25日、広島・長崎平和大使に児童生徒4人を委嘱した。4人は、2人づつそれぞれ広島と長崎で、原爆犠牲者を追悼する祈念式典に出席、石垣市代表として平和の尊さを訴える。


 平和大使になったのは、新本貴梨子さん(石中2年)と金城花音さん(大浜中2年)、上地海春さん(真喜良小5年)、星空さん(川平小中6年)。


 中学生は広島、小学生は長崎に派遣され、それぞれ式典に出席。交流会や青少年の集い、平和議会にも参加する。


 市役所であった委嘱状交付式で、中山義隆市長は「石垣市民の平和を願う気持ちを派遣場所で伝えてください。広島・長崎で学んだことは周囲や友達にも教えて」と励ました。


 席上、市内の小・中学生らが折った四つの千羽鶴も平和大使に託された。新本さんと金城さん、上地さんは「戦争のことを学びたい」とそれぞれの言葉で決意を話した。


 派遣は広島が8月4日から3泊4日、長崎が8月7日から3泊4日間。
 平和大使派遣事業は1994年度からスタート。児童対象に平和をテーマにした絵を募り毎年、最優秀者を長崎に派遣している。本年度から初めて広島も派遣先に加わり、中学生を対象に作文も募集していた。

2012年

7月

26日

新城選手応援凧を展示 愛好家の福井さんが 総合体育館

新城選手の応援しようと、万国旗のふとん凧が展示されている=市総合体育館
新城選手の応援しようと、万国旗のふとん凧が展示されている=市総合体育館

 

 ロンドン五輪自転車ロードレースに出場する新城幸也選手を応援しようと、日本凧の会会員の福井栄さん(56)=大阪市=が制作した万国旗のふとん凧が、市総合体育館で展示されている。


 畳十畳分の大きさで、210ヵ国の国旗など全てをミシンで作った。
 6月23、24日に開催した石垣島凧あげ交流大会で新城選手のロンドン五輪出場の話題になり、福井さんから「応援のために展示してほしい」と、八重山凧愛好会に託された。


 ふとん凧は非常に安定性が良いと言われ、マスコミの電話のインタビューに、福井さんは「八重山、日本の代表として頑張ってほしい」とエールを送った。


 八重山凧愛好会の添石邦男会長は「凧には、飛躍・飛翔の意味もある。世界の舞台で金メダルを期待している」と激励した。


 万国旗のふとん凧は、ロンドン五輪が閉会する8月12日まで、市総合体育館で展示している。

2012年

7月

26日

「島の花嫁になりたい」 女性の応募が6割 婚活イベント

 南の島の星まつり(主催・同実行委員会)の一環として8月24日に開催される婚活イベント「星空コン」は、25日までに約50人の申し込みがあり、女性が6割近くを占めている。遠くは京都府や埼玉県などからの応募で「島の花嫁になりたい」「星空の下で出会いたい」というメッセージが寄せられている。実行委事務局の市観光交流推進課が同日の記者懇談会で明らかにした。


 応募は約7割が島外からで、同課は「地元の男性にもっと応募してほしい」と期待している。中山義隆市長は「非常に楽しみな企画」と話した。


 8月上旬には応募数が定員(男女各100人)に近づく見込み。星空コンに合わせて、旅行会社のツアー、宿泊プランの造成も進んでいる。


 星空コンは行政主体で開催される八重山で初の婚活イベント。同課は主な特徴として①旧暦の七夕に開催②バスツアーからパーティまで、男女の約7時間の交流機会設定③パーティ終了後は美崎町などへ誘導する二次会プランを想定し、まちのにぎわいを創出する―ことなどを挙げている。


 申し込みはインターネットのみで受け付けている。締め切りは8月20日。問い合わせは同課℡(0980)82―1535。

2012年

7月

25日

新城幸也選手を応援しよう!メッセージ募集

 八重山日報社は、ロンドン五輪の自転車ロードレース競技に出場する新城幸也(あらしろ・ゆきや)選手(石垣市出身)への応援メッセージを募集しています。
 氏名(仮名もOK)を記載し、本社にFAX、持参、郵送、メールでお送り下さい。紙面に反映します。無料。
 応募締め切りは7月25日まで。 送り先は以下の通り。

 

〒907-0023
石垣市字石垣159番地
電話(0980)82-2403
FAX (0980)82-8122
メールアドレスnippo-j@alto.ocn.ne.jp
ホームページhttp://www.yaeyama-nippo.com

 

 なお、当告知のタイトル「新城幸也選手を応援しよう!メッセージ募集」をクリックしますと、コメントもできますので、こちらからでもOKです!

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2012年

7月

25日

遺族の意思が最優先 魚釣島での慰霊祭で市長 遺族会長、上陸申請批判

 国会の超党派議連が尖閣遭難事件の慰霊祭を魚釣島(石垣市登野城)で開催するため、政府に上陸許可を申請し、中山義隆市長にも同行を打診している件で、中山市長は24日「遺族の意思が最優先だ」と述べ、遺族が反対すれば慰霊祭に参列しない考えを示した。八重山日報社の取材に答えた。上陸申請が不許可になった場合に、議連が計画している洋上での慰霊祭も参列を見送る。尖閣列島戦時遭難者遺族会の慶田城用武会長は議連の動きについて「右翼団体の考え方には同意できない」と批判している。

 

 魚釣島への上陸許可を申請するのは超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」のメンバー。8月19日に魚釣島で慰霊祭を開きたい考えを示しており、中山市長にも今月、議連メンバーから同行の打診があったという。


 中山市長は「現地での慰霊祭は市としても要望している」とした上で「政府が認めた形で、合法的に上陸できるなら私も(慰霊祭に)私も同行したい。

(ただし)遺族会ともしっかり連携し、調整した上でないといけない。遺族の意思が最優先だ」と強調。現地での慰霊祭に参列する条件として、政府の許可と遺族会の賛同を挙げた。


 遺族会の慶田城会長は24日、取材に対し、議連が魚釣島への上陸許可を申請することについて「右翼団体の領土を守るという考え方には同意できない。遺族会の名前を活動に使われても困る」と不快感を示した。


 遺族会が魚釣島で慰霊祭を開催する可能性についても「そういう形での慰霊祭は、やるつもりはない」と否定した。


 遺族会は従来、尖閣諸島への上陸は周辺諸国との摩擦を招くとして、魚釣島での慰霊祭開催に慎重な姿勢を示してきた経緯があり、慶田城会長は従来の立場を繰り返したと見られる。


 ただ、魚釣島での慰霊祭開催に対しては、今月3日の慰霊祭でも、参列した会員の間で賛否が分かれていた。魚釣島では1969年、市が慰霊碑を建立し、慰霊祭を開催した経緯がある。

2012年

7月

25日

「早期配備は必要」 有志ら関係機関に要請 オスプレイ

 石垣市民の有志でつくる「沖縄の平和を守る県民の会」の友寄永三共同代表、幸福実現党八重山後援会の砂川政信会長らが24日、市役所を訪れ、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの早期配備に協力を求める要請書を中山義隆市長に提出した。離島防衛、尖閣諸島防衛の観点から、オスプレイ配備で「抑止力が強化される」と指摘している。両団体は県と宜野湾市にも要請書を郵送した。


 中山市長は、8月5日の配備反対県民大会の八重山会場設置を23日に発表し、広く参加を呼び掛けたばかり。要請に対し「県民は、事故の報告書が出ない中での配備を不安に思っている。(要請は)ご意見としてうけたまわりたい」と慎重な姿勢を示した。


 要請書では、中国が尖閣諸島を「核心的利益」だと発言していることなどを挙げ「日本に対して事実上の侵略宣言がなされている」と警戒感を示した。脅威に対抗するため、従来の輸送ヘリに比べ性能が向上したオスプレイの配備が必要だと訴えた。


 10万飛行時間当たりの「事故率」は海兵隊所属のヘリを含む航空機の平均事故率より低いとしている。


 要請書を提出したメンバーからは「オスプレイ配備がなぜ必要なのかが、マスコミ報道から抜け落ちている」「国がきちんと説明するべきだが、中国の脅威を遠慮して言わない」「有事の際に、一番被害を受けるのはここ(八重山)だ」などという意見が相次いだ。メンバーはこの日、市議会も訪れて要請書を提出した。

2012年

7月

25日

住民投票を要求 与那国自衛隊配備で 改革会議が署名588人提出

 与那国島への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票実施を求めている与那国改革会議(崎原正吉議長)は24日、町選挙管理委員会に住民投票条例制定を求める588人の署名を提出した。町によると6月2日現在、町有権者は1218人。5割近い有権者が署名している。


 条例制定の直接請求に必要な署名数(有権者の50分の1)を大幅に上回っており、町選管は20日以内に署名を審査。確定すると、7日間の署名簿縦覧の期間を経て、外間守吉町長に改めて署名を提出。外間町長が町議会を招集し、条例制定を提案する。早ければ8月中にも町議会が開会される。


 署名は、町議会の解散請求可能な署名数(有権者の3分の1)も上回っており、自衛隊誘致賛成派が過半を占める町議会(定数6)の対応が注目される。


 改革会議は6月4日、住民投票条例制定を求め、条例案を外間町長に提出。外間町長は同19日、署名活動の開始を告示した。改革会議とイソバの会が中心になり、署名を集めていた。


 崎原議長は「有権者の48%が署名し、目標をはるかに上回った。『署名はできないが、投票になれば、(自衛隊に)反対する』という住民もいる。議会が、条例制定をしなければ解散請求を行う」と強調している。

2012年

7月

25日

最大波高は30㍍ 「先島は地震の常襲地帯」 明和大津波で後藤博士が講演 「名蔵湾へ波抜けは伝承」

 「再考・明和大津波の遡上高」を演題にした講演会(八重山明和大津波研究会主催)が23日夜、石垣市健康福祉センターであった。千葉工業大学惑星探査センターの後藤和久さん(理学博士)が、研究成果を基に「通説」を検証、最大85㍍とされる明和津波の波高を否定し「実際は30㍍」などと発表した。

 石垣島を襲った明和の大津波(1771年)について後藤さんは、古文書や伝承、従来の論文を比較検討した。最新のGPS(位置測量システム)も駆使し、波高は、通説の最大85㍍ではなく、最大でも30㍍ほどと主張。古文書の記録も踏まえ、宮良湾から名蔵湾に波が抜けたとの伝承も否定した。


 さらに、琉球列島各地に散在する津波石の年代測定から、崎原公園内=大浜=の津波石は、2000年前に打ち上げられた岩だとして、「明和説」を否定した。


 波高85㍍説については、当時の測量技術から、誤差が大きくなったとし、波高30㍍は当時の避難場所や被災者の埋葬地からも裏付けが可能とした。明和の大津波の古文書記録は、世界的にも貴重で、価値が高いとの評価も。


 その上で、地震の発生源について、石垣島の東、琉球海溝周辺とし、研究者の3説を取り上げ検証。どの説も、地震の規模を示すマグニチュードは8クラスを想定しているとし、現状では発生源は特定できないものの、特定できなくても地震対策に影響はないと強調した。


 データを基に、先島諸島は全国的に見ても、地震の常襲地帯とし、150年から400年周期で、地震と津波が発生していると明かした。

 

 後藤さんは、「明和」クラスの地震と津波が、どれくらいの頻度で発生しているかは今後の研究課題とした上、東日本大震災の教訓を生かすために、津波の最大遡上高など、現実なデータを防災計画に生かすべきだと主張した。

2012年

7月

25日

尖閣諸島に行動を起こし続けよ ―外交は眠ってはならない― 大浜 京子

 先日、千葉在住の上津氏から一枚のコピーが手紙に添えられて送られてきた。上津氏は明治の頃の八重山村長(現石垣市長)の子孫である。当時の上江州(後に上津と字を変えた)村長は、治政時に八重山郡島の調査に乗り出し、特に与那国の沖に点在している尖閣諸島の周辺を徹底的に所有国の調査をしたらしい。台湾の所有でもなく、ましてや中国の所有でもなかったので、登野城一番地と登録したそうである。

 

 従って、尖閣諸島は八重山諸島の一部となり、日本の領土となったので住民が住み着くことが可能となった。その後明治二十八年に登野城一番地から、登野城二三九〇~二三九三番地と整えられたということである。そして、地番は現在に至っているらしい。


 上津氏は祖先の石垣島での活動を親から聞かされて育ったらしく、現在千葉県に住みながらも尖閣諸島の行く末を案じておられる。そのような事から、一枚のコピーが私のもとに送られてきたという次第である。


 内容は、月間WiLLの二〇一二年八月号のコラムであるが、筆者は九段靖之介(たぶんペンネーム)である。題は、「永田町コンフィデンシャル(永田町の確信と訳すべきか)―ローマ史に見る『尖閣買収』の計」とある。内容を要約すると以下の通りになる。

(要約)
 「〝石原都知事が尖閣諸島を買収する構想を発表し、日本側は共感を呼んでいるが、中国側は反感と惑いを持っている〟という今の状況はローマ史にもこれと似た事件があったらしい。どういことかと言うと、紀元前二一八年~二〇一年にローマとカルタゴが戦争をしていたそうである。開戦以来八年間も領土争いがあり、カルタゴ側はローマを争奪しておれば、ローマに勝てたはずなのだが、その直接攻撃をためらっていた。なぜならば、カルタゴ側(ここで中国に置き換えてみます)は、イタリア全土をアンチ・ローマにしてから最後に首都ローマ(ここで尖閣諸島に置き換えてみます)に攻撃を仕掛ける計画だった。カルタゴ(中国)読みは甘かったのだ。ローマ(尖閣諸島)は当時すでに弱っていたけれども、領地を、その所有者から別の市民が購入して、所有者名義の書き換えをしてしまう。そしてその売買の情報をカルタゴ(中国)に見せつけ、知らしめたのである。」まだまだローマ(尖閣)は弱っていないぞという行動の事実を、相手側(中国に)アピールし続けたことである。結局ローマ(尖閣)は勝利したという歴史的事実は、まるで現在の我々の尖閣諸島への行動に似ているではないか。ローマの格言にも、〝権利の上に眠る者を法は保護しない〟とあるらしい。たとえ個人レベルでも継続的に積極的に所有の事実を示し、公開し続けなければならない。中国側にとっては、日本側の行動は中国への嘲笑であり、侮辱と写っているだろう。」


 そこで我々は、中国側の言い分に負けてはならぬ。頑張るのだ。努力するのだ。その為には、「尖閣は日本の領土である。」と口論だけしてはあまり効果はないと私は思う。証拠の感謝状―豊川善佐氏に贈られた証拠品―中華民国長崎領事から石垣村側に感謝された『日本帝国八重山郡尖閣列島』に自信と確信を胸に揺るがぬ態度を誇示しよう。

 

 そして、この事実を、全世界に発信し、知らしめて、国際司法局に提出し、国際法にて決着をつけるべきだと私は考えている。我々が行動することが、先人である上江州村長や豊川善佐村長に対しての御恩を忘れぬ態度の証しとなると思う。

2012年

7月

24日

市長、オスプレイ配備批判 県民大会に八重山会場 8月5日開催

 石垣市の中山義隆市長は23日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備に反対する県民大会に合わせ、石垣市に八重山会場を設置する、と発表した。県民大会は8月5日に宜野湾海浜公園で開かれる。八重山会場は市民会館大ホールとする方向で調整しており、プロジェクターなどを使って県民大会の模様を中継する予定。中山市長は「政府が事故の調査結果を待たずに配備を強行しているようなところがあり、大変憂慮している。遺憾に思う」と述べ、オスプレイ配備を厳しく批判した。

 

 八重山会場設置は、県民大会実行委員会(共同代表・喜納昌春県議会議長など)から八重山市町会(会長・中山市長)への要請を受けて決まった。八重山会場には八重山の3市町長とも出席する予定。


 中山市長は23日、市役所で開いた記者会見で「八重山からも県民大会に参加したい人はいると思う。思いを一つに、八重山での会場に参加してほしい」と呼び掛けた。

2012年

7月

24日

「立派な自衛官に」 採用予定者4人祝福

 自衛隊採用予定者入隊激励会(主催・八重山防衛協会など)が23日、石垣地方合同庁舎で開かれ、関係者が八重山から今年度入隊する4人を祝福した。


 採用予定者を代表して安村奨大さん(22)=石垣出身=は「東日本大震災で、自衛隊が一所懸命救援する姿を見て、自衛隊に入りたいという気持ちが強くなった」と述べた。


 自衛隊父兄会八重山支部の上原忠志部長は「団体生活に慣れて、立派な自衛官として歩んでほしい」と激励。中山義隆市長も「東日本大震災のあと、国民は自衛隊の支援に期待している」とあいさつした。採用予定者は安村さんのほか、寺岡遼平さん(19)=白保出身=、西哲弘さん(20)=大浜出身=、松田士生心さん(20)=伊原間出身=。

2012年

7月

24日

八商工が4戦全勝 来月の県大会派遣 高校野球新人大会

 2012年度八重山地区高校野球新人大会(主催・八重山地区高野連)が22、23日、市中央公園運動野球場で行われた。3高校が2戦総当りで行い、通算成績で4戦全勝の八重山商工高校が、4年ぶりに制した。八重山高校は2勝2敗、八重山農林高校は4敗。

 

 八重山商工高校は8月8日から、名護市営球場などで開催する第39回県新人中央大会に地区代表として派遣される。結果は次の通り。


 ▽優勝=八重山商工高校
 【22日】
八重山商工
001000200-3
000000000-0
八重山
(商)加藤―後原
(八)池村―内原、高良
▽二塁打=後原(商)、志喜屋(八)
八重山
000100000-1
00000200×-2
八重山商工
(八)西里、池村―内原、高良
(商)大底、加藤―後原
 【23日】
八重山農林
000000-0
302302-10
八重山
〈6回コールド〉
(農)玉那覇―通事孝
(八)眞榮田、東長田―高良
▽本塁打=志喜屋(八)
▽三塁打=高良(八)
▽二塁打=東長田(八)
八重山
3000205-10
0000000-0
八重山農林
〈7回コールド〉
(八)池村―内原
(農)玉那覇―通事孝
▽二塁打=具志堅(八)、波照間(農)

2012年

7月

24日

「五輪でも力を発揮」 ツール・ド・フランス 新城完走、84位

 自転車ロードレースのツール・ド・フランスは22日、フランスのランブイエからパリのシャンゼリゼ通りにゴールする最終ステージ(120キロ)を行い、ブラドリー・ウィギンズ選手(英国)が英国勢として初の総合優勝を果たした。


 区間はマーク・カベンディッシュ選手(英国)が制し、通算23回目のステージ優勝を記録した。


 新城幸也選手はトップから9秒遅れの32位でゴール。通算タイムは90時間4分0秒で、総合84位で大会を終えた。その結果、2009年と10年に続いて日本人初の3回目の完走を果たした。


 新城選手は、今回、第4ステージでは日本人2人目の敢闘賞を獲得。「世界最高のレースを走り切ったのだから、コンディションは悪くない。五輪でも力を発揮したい」と、28日開幕のロンドン五輪に意欲を示した。

2012年

7月

22日

格調高い郷土芸能 八商工が壮行公演 来月の全国大会出場

全国大会に向けて壮行公演を行った八重山商工高校郷土芸能部=21日夕、市民会館
全国大会に向けて壮行公演を行った八重山商工高校郷土芸能部=21日夕、市民会館

 

 8月10日から富山県で開催される「第36回全国高校総合文化祭富山大会」に、県代表として出場する八重山商工高校郷土芸能部が21日、全国大会派遣壮行公演が石垣市民会館大ホールで開かれた。


 郷土芸能部は、昨年11月に開催された県大会で全国大会派遣校に選ばれ、2年連連続で全国大会に出場する。壮行公演は派遣費造成も兼ねて行われた。


 公演は、「鷲ぬ鳥節」の斉唱と舞踊で幕開け。富山大会発表演目の「八重山の海人かりゆし」や昨年度優良賞を受賞した演目「果報ぬ世ば給うられ」、郷土芸能部OBと現役生の合同演目「浜遊び」などを演舞し、日ごろの稽古の成果を披露した。


 会場には部員の保護者や地域住民が大勢訪れ、部員らの演舞を堪能していた。また同校の吹奏楽部やダンス部が友情出演し、舞台に花を添えた。

2012年

7月

22日

「5日分の食糧備蓄を」 離島で支援遅れ想定 防災計画、各地で説明 竹富町

 24年ぶりの地域防災計画見直し作業に着手している竹富町は、各島で住民説明会を開き、防災対策に関する意見を聞いている。町がまとめた計画素案では、離島の離島という立地条件から、支援の遅れを想定し、通常より多い5日分程度の食糧を備蓄することなどを町民に求めている。町は9月に策定作業を終えるスケジュールで作業を進める。

 

 現行の地域防災計画は1988年に策定された。町は昨年、東日本大震災の教訓も踏まえて見直し作業に着手。民間のコンサルタント会社に委託して今年5月に素案を作成し、今月11日、竹富島と黒島を皮切りに住民説明会をスタートさせた。


 6月には課長級職員で組織する庁内の検討会議を開き、素案の内容を検討した。町は住民説明会で聴取した意見を素案に反映させ、再度検討会議を開いた上で、関係機関が参加した防災会議で計画を決定する。


 素案では「自分の身は自分で守るという防災に対する町民意識の醸成や自主防災組織の育成強化、消防団の充実などによる対策が基本」と指摘。


 県は食糧、飲料水の備蓄について、3日分を目安として推奨しているが、町は「離島市町村であることから、災害時に沖縄本島や石垣島等からの支援が遅れることも考えられる」として、5日分程度を目安とすることが必要、としている。


 町総務課によると、住民説明会では、標高が最高で約13㍍の黒島の住民から「避難タワーを建設してほしい」という要望が上がった。町は建設中の黒島小中学校屋上を津波の避難場所として整備している。


 町内の離島の標高は、ほかに由布島が最高で約3㍍、新城島が最高で約7㍍しかない。小さな島で適当な避難場所もないため、住民などの安全をどのように図るかが課題になる。町は今月中をめどに、町内約300カ所に標高表示を設置する計画も進めている。

2012年

7月

22日

尖閣問題「ガス抜き」に 中国、日米の亀裂見抜く 惠さんに聞く

 尖閣諸島(石垣市登野城)の領有権をめぐり、19日付の中国紙は日本に対する武力行使に9割が賛成しているという世論調査を掲載した。21日、拓殖大客員教授(本紙論説委員長)の惠隆之介さんに話を聞いた。


 ―このタイミングで世論調査の結果が発表された意図は何か。
 「中国の世論は共産党がリードしている。オスプレイ配備の問題で日米に入った亀裂をうまく利用し、軍事行動に向けた布石を打っているのではないか。中国ではバブルがはじけて貧富の差が拡大し、共産党に対する反発が強まっている。尖閣諸島問題はガス抜きに使われており、危険度は上がっている」


 ―日米の亀裂は深刻なのか。
 「オスプレイの沖縄配備は1996年ごろから議論されていた。エンジントラブルが嘉手納基地周辺で起こった場合は海に墜落させられるが、普天間基地は周辺が市街地なので、米側は一刻も早く普天間基地を辺野古に移して訓練をしたい。しかし日本は、その義務を履行していない。
 友人の米軍将校によると、米側は日本の態度が煮え切らないため、水面下で『尖閣諸島で有事が起きた場合でも、米国が自動参戦すると思うな』と言ってきている。何もしないで無条件に守ってもらえるというのは甘い。米国からも見離されようとしているのを、中国は巧みに見抜いている」


 ―今後の展開は。
 「中国は最初のステップとして、公船の漁業監視船を使い、軍事行動一歩手前の警察力の行使をしてくる。
 石原慎太郎都知事が尖閣諸島を買い上げ、現地調査するときは、中国は妨害してくると思う。500隻くらいの民間の大船団で取り巻く可能性もある。漁民を守るという口実で漁業監視船も繰り出し、機銃で武装する船もあるだろう。海保を圧倒し、尖閣諸島に上陸するかも知れない。海上警備行動の発令も含め、毅然とした態度を国際社会に示し、実行する時にきている」

2012年

7月

22日

安良村で豊年祭 村再興へ夢語る 廃村から100年

ハスノハギリに囲まれた御嶽で、厳かに豊年祭が営まれた。風がそよぐ中、木漏れ日が差し潮騒が聞こえた=安良村跡の御嶽。
ハスノハギリに囲まれた御嶽で、厳かに豊年祭が営まれた。風がそよぐ中、木漏れ日が差し潮騒が聞こえた=安良村跡の御嶽。

 大正元年(1912年)に廃村となり、2007年に石垣市の文化財指定を受けた安良村跡に20日、子孫らが集い豊年祭が厳かに営まれた。今年は廃村から百周年の節目に当たり、関係者の感慨も一層深く、木漏れ日の下、村再興の夢を語り合った。

 

 安良集落に最後までとどまっていた浜崎マントさん(07年、102歳で没)が、当時6歳で母親とともに村を離れ、廃村となったのは1912年。マントさんは村を離れても、安良の神司として半世紀以上、祭事を取り仕切った。


 マントさんの姪にあたり、次の神司となった上地ミネさん(80)=平久保=が、中心となり、廃村から100年目の豊年祭。うっそうとしたハスノハギリに囲まれた御嶽で、手作りのごちそうを供え、上地さんらが安良村の子孫繁栄と豊年を祈願した。伝統の豊年祭には、関係者30人以上が集い、1世紀の節目に感慨を新たにした。


 マントさんの養子、崎浜秋男さん(58)=真栄里=は「小学生の頃は、馬車に荷物を積んで1日がかりで豊年祭をした。100年もの間、豊年祭は一度も欠かしたことはない。村の再興は夢。私一人ではできない。豊年祭と村の跡を守りながら、行政の力も借りて実現できれば」と話す。


 この日は、安良村の関係者が多い平久保(砂川充浩公民館長)でも豊年祭が営まれ、多数が参加、地域の繁栄に願いを込めた。


 [安良村]平久保半島の東側に位置。1753年に伊原間と白保、竹富島から移住して、計348人で開村。明和の大津波で大きな被害を受けた後、再興した。その後も疫病などで徐々に人口が減り、大正元年の1912年、最後まで残っていた浜崎マントさんとその母親が村を離れ廃村。159年の歴史に幕を閉じた。近世の村落形態を知る上で貴重として、石垣市は2007年5月、安良村跡の御嶽と周辺のハスノハギリ群落を有形民俗文化財に指定した。

2012年

7月

22日

八重山から熱い声援 新城選手応援会

拍手や歓声を上げ、応援する地元住民ら
拍手や歓声を上げ、応援する地元住民ら

 新城幸也ツール・ド・フランス観戦応援会(主催・新城幸也八重山後援会)が21日夜、登野城公民館で開かれ、後援会や地元住民が新城幸也選手(27)=ヨーロッパカー=へ熱い声援を送った。


 自転車レースの魅力を知りながら、地元住民と新城選手を応援しようと企画した観戦応援会第2弾。


 新城選手の出身地、登野城とあって幼少から知る地元住民で賑わった。
 ダイジェスト版で18ステージまでのレースを振り返った。


 特に敢闘賞を獲得し、日本人初の表彰台に挙がる映像が出ると、拍手や大きな歓声が上がった。


 平田勝男後援会長は「ツールドの次は、ロンドン五輪。彼も密かにメダルを狙っていると思う。八重山からも熱い応援をお願いしたい」と話した。


 また、ロンドン五輪現地に赴く、平田後援会長や新崎和治尚志会長ら、応援団が紹介された。


 最後は、残り2ステージでの完走とロンドン五輪に向けて、福仲用治応援団長の音頭で応援の掛け声を上げた。

2012年

7月

21日

対抗馬見えず 野党に焦り 告示まで1ヵ月に迫る 竹富町長選

(左から)加勢本曙氏(62)、川満栄長氏(59)
(左から)加勢本曙氏(62)、川満栄長氏(59)

 8月21日告示、同26日投票の竹富町長選は、告示まで1ヵ月に迫った。再選を目指す現職、川満栄長氏(59)=西表島上原=に対し、野党の対抗馬擁立作業は具体的な進展がないまま難航している。「反役場移転」勢力を結集し、町政を打倒できる人材の不足が大きな要因。「無投票は避けたい」(野党議員)としており、ギリギリまで対抗馬擁立に向けた作業が続きそうだが、時間が経過するほど現職の先行を許すことになり、焦燥感は隠せない。元小学校教頭の加勢本曙氏(62)=西表島白浜=も独自に出馬の意向を示している。

 

 「(選挙戦を)無投票まで追い込みたい」。16日に石垣市内で開かれた川満陣営の事務所開きで、那根操選対本部長は決意を示した。先行して出馬表明し、後援会組織を構築した川満氏に対し、野党は対抗馬も決まらない状況が続いている。


 もともと町内には知名度や実績で現職に対抗できる人材が少なく「持ち駒」が限られている事情があった。最大の誤算は対抗馬の「大本命」だった町議会議長、西大舛高旬氏=西表島南風見=が早々に出馬断念に追い込まれたことだった。


 副議長の新田長男氏=竹富島=も有力候補と見られているが、会社経営が多忙なため出馬は困難視されている。その他の町議も各島の利害代表者という性格が強く、有力候補にはなりにくい。


 町出身の島外在住者の名前も挙がるが、西表島の住民票を持つ「町民」の川満氏に対し、落下傘候補では「よほどの大物でない限りインパクトが弱い」(選挙関係者)と見られる。


 8年前の町長選で、当時の課長だった大盛武氏が立候補し、現職町長を破った先例から、職員や元職員を推す声もあったが、現時点で不発に終わっている。


 八重山は豊年祭シーズンに入っており、候補者擁立の話し合いで野党議員が集まる時間的余裕も少ない。


 川満氏は役場移転を「2期目で実現したい」と明言しており、今選挙は役場移転の是非が最大の争点。明確な争点がありながら有力候補を擁立できない場合、野党が町民の厳しい批判を浴びるのは間違いない。


 ある町議は「自分が出る、という人が出ない。それが不思議なんだ」と、もどかしさをあらわにした。

2012年

7月

21日

五輪応援横断幕を作成  「がんばれ幸也」 新城選手へ後輩たちがメッセージ

児童生徒が作製した応援メッセージ横断幕が後援会に託された
児童生徒が作製した応援メッセージ横断幕が後援会に託された

 

 ロンドン五輪自転車ロードレースに出場する新城幸也先輩(27)を激励しようと、八重山高校(新垣治男校長、生徒707人)、登野城小学校(宮良永秀校長、519人)の後輩が作製した応援メッセージ横断幕が20日、新城幸也八重山後援会(平田勝男会長)に託された。


 児童生徒は、五輪出場決定後、偉大な先輩を応援しようと、「金メダルを獲得して」、「八重山で応援しています」など寄せ書きや手形などカラフルな応援メッセージ横断幕を完成させた。


 この日、八重山高校で贈呈式が行われ、八重山高の志喜屋勉紀生徒会長(2年)は「小さな島から五輪に出場することは後輩として大きな誇り。八重山で応援したい」と激励した。


 登野城小の花城美海児童副会長(6年)は「八重山初の五輪出場は快挙。絶対に金メダルを取ってほしい」と期待した。


 受け取った応援メッセージ横断幕は21日の登野城公民館で開かれる観戦応援会で披露されるほか、ロンドンレース会場でも掲示し、応援する。


 また、応援に活用してほしいと、後援会に尚志会(新崎和治会長)から、5万円の寄付があった。

2012年

7月

21日

北海道で星のまちPR 千歳空港で物産展

黒糖やパンフレットを配り、八重山をPRした=14日、新千歳空港(市観光協会写真提供)
黒糖やパンフレットを配り、八重山をPRした=14日、新千歳空港(市観光協会写真提供)

 石垣市観光協会(宮平康弘会長)、JTB八重山会(高嶺良晴会長)の北海道誘客キャンペーンが13日から3泊4日の日程で、新千歳空港などで行われた。


 一行88人は、北海道からの観光客誘致活動の一環として、札幌市で旅行会社など関係機関に誘客宣伝活動を展開した。昨年に続き2回目。


 キャンペーンでは、新千歳空港イベント会場で開催された石垣島物産展に合わせ、ミス八重山の2人が、新空港開港や星のまち八重山をPR。地元ラジオ局にも出演した。


 このほか、用意した黒糖などの八重山特産品、八重山観光パンフレットを来場者に配布した、


 観光キャンペーンは、札幌市内でも行われ、北海道の航空、旅行会社担当者に対し、新空港開港のプレゼンテーションを実施した。

2012年

7月

21日

「役場移転強行に反対」 加勢本氏が出馬表明 竹富町

出馬表明する加勢本氏(20日午後)
出馬表明する加勢本氏(20日午後)

 8月の竹富町長選で、元教頭の加勢本曙氏(62)=西表島白浜=は20日、石垣市の官公労共済会八重山会館で記者会見し、出馬表明した。争点の役場移転について「現状の石垣市が最も適している」として反対を明確にし「何が何でも役場移転を強行する現町政の行政姿勢を正す」と強調した。


 役場移転の是非を問う住民投票については町民から改めて要求があれば実施する考えを示した。ただ、住民投票を実施する場合でも「大多数の町民がゴーサインを出して、初めてこれだけの大きな事業ができる」と述べ、役場移転の実行には単純な多数ではなく、3分の2などの大多数が必要だという認識を示した。


 町議会野党が役場移転反対を訴える候補を擁立した場合については「役場移転反対の候補が2人も出ては町民は選択に迷う。私よりも有力な候補が出れば、潔く身を引いてもいい」と述べた。


 役場移転以外の主要施策では、波照間航路を安定的に運営するための町営運航会社の設立などを挙げた。政治姿勢は「町民とともに歩むことを政治信条の第一とする」とした。


 加勢本氏は町長選出馬のため、4月から務めていた県立石垣青少年の家所長職を19日付で辞職したことも明らかにした。

 

 プロフィール
 加勢本曙(かせもと・あきら)1950年7月1日、西表島祖納出身。神奈川大経済学部卒。白浜小中を振り出しに35年間の教員生活。11年3月、白保小教頭で退職。沖教組八重山支部書記長などを歴任。

2012年

7月

20日

「星の結婚式」アピール まつりでツアー企画 ロマンスの島売り込む

市商工会の星物語推進委が作成するパンフレットより、石垣島のリゾートウェディングのイメージ写真(同会提供)
市商工会の星物語推進委が作成するパンフレットより、石垣島のリゾートウェディングのイメージ写真(同会提供)

 石垣市商工会(我喜屋隆会長)は「満天の星に愛を誓う、石垣島ならではの『星の結婚式』」をキャッチフレーズに、地元業者が主体となったウェディングリゾートのモデル作りに取り組んでいる。8月には「南の島の星まつり」でモデルツアーを実施する予定。平田睦事務局長は「島の人の顔が見える、手作り感のあるウェディングができれば」と意気込む。

 

 南の島の星まつりでは、市を主体に婚活イベントも計画されており、今後、官民で「ロマンスの島」石垣島を売り込む。


 石垣島では国際天文学連合が決定した星座88個のうち84個を見ることができ、市商工会は「星」を資源にした地域おこしを企画。


 「総合産業として、さまざまな事業者がかかわることができるウェディングリゾートに取り組むことになった」(平田事務局長)という。


 6月には、宝石販売、宿泊業、飲食業、写真撮影、花屋、貸し衣装などリゾートウェディングに関係する地元業者でつくる「星物語推進委員会」(平良静男委員長)を設置。ツアーのプログラムやパンフレットの作成などを進めてきた。


 ウェディングドレスやケーキに星のデザインを使用するなど、石垣島と星空のイメージを重ね合わせた、2泊3日の「星の結婚式」のプラン案がまとまっている。パンフレットも近く完成する。東京池袋のサンシャインシティでリゾートウェディングのアンケート調査も実施した。


 平田事務局長は「推進委員会のメンバー以外にも、参入したい業者があればできるようにする。石垣島独自のリゾートウェディングのモデルを作りたい」と話した。

2012年

7月

20日

福島の児童ら28人招待 「オール石垣」で歓迎へ

福島の子どもたちを支援するツアーを企画した浦内会長(中央)らメンバー=登野城の事務局で
福島の子どもたちを支援するツアーを企画した浦内会長(中央)らメンバー=登野城の事務局で

 夏休みを利用して、子ども保養プロジェクト・石垣島(浦内克雄会長)は、原発事故で被災した福島県の小・中学生28人を石垣市に招待。12泊13日の日程で多彩な企画を組み、参加者の心と体を癒していく。ボランティア協力者は100人以上。「オール石垣」で福島の子らを迎える。保養プロジェクトは「石垣の自然と文化、人との触れ合いで、子どもたちを元気にしたい」と張り切っている。


 原発事故で、屋外活動が制限されるなど大きな影響を受けている福島県の子どもを支援しようと、石垣ツアー「ティダヌファ(太陽の子)キャンプ」を企画。資金は一般からの寄付と参加者の一部負担で賄う。ツアーは25日から13日間。県看護協会八重山支部をはじめ、大浜自治会、八重山東北人会ほか多くの団体が協力。ボランティア100人以上が参加を申し出、期間中、さまざまなプログラムを組んだ。


 サンゴ礁観察をはじめ星空観望、ヨットやイカダ、カンカラ三線、凧作り体験、豊年祭と郷土芸能見学―と毎日、盛りだくさんの企画を用意。地元との交流にも多くの時間がさかれ、市内13世帯で2泊のホームステイを実施する。地元の子どもたちとダンスや福島の児童らによるエイサー・三線披露も。


 一方、健康面に配慮し連日、看護師2人がツアーに同行する。
 市内事務局で、会見した浦内会長らは「協力の申し出が多くプログラムがどんどん増えた。これだけの協力者は他府県では例がないのでは。石垣の自然と温かな人情で、放射能の危険にさらされている子どもたちのデトックス(毒の排出)をしたい」と力を込める。


 福島の子どもたちを継続的に支援するため、事務局は寄付を募集中。問い合わせは電話080・2749・9321子ども保養プロジェクト・石垣島まで。

2012年

7月

20日

「来年の開花楽しみ」 児童がでいごに薬剤注入 大浜小

薬剤注入の作業に取り組んだ児童たち=19日午後、大浜小学校
薬剤注入の作業に取り組んだ児童たち=19日午後、大浜小学校

 NPO花と緑の石垣島(波平長吉代表)は19日、大浜小学校(吉濱剛校長)の4年生54人と一緒に、校内にあるデイゴの幹に薬剤を注入する防除作業を行った。3本のデイゴには56本の薬剤が注入され、児童1人ひとりが作業に取り組んだ。児童による薬剤注入は初めての実施。


 防除作業の前に、NPOの職員が2年前、同校に隣接する崎原道路にあったデイゴが倒れたことにも触れながら、デイゴヒメコバチによる被害について説明。「石垣島全部のデイゴの花を咲かせたいが、なかなか難しい。皆さんに協力してほしい」と呼び掛けた。


 防除作業では、NPO職員の指導を受けながら、児童1人ひとりが薬剤1本をデイゴの幹に注入した。児童による薬剤注入は今回が初めてで、児童たちは真剣な顔をして作業に取り組んでいた。


 作業を終えた平井虹君は「作業は難しくなかった。花が咲くようにお願いしながら注入した」と笑顔。横山ひなたさんは「お医者さんになったみたいだった。薬をこぼさないように入れるのが難しかった。来年、花が咲くのを楽しみにしたい」と話した。


 同校にあるデイゴへの薬剤注入は昨年も実施しており、3本中1本のデイゴが今年、花を咲かせている。

2012年

7月

20日

尖閣の危機は日本の危機―SOS― 大浜 京子

 七月十七日の寄稿文で、宮良医師(宮良長和氏)が〝バン〟と机を叩いて一喝して下さった様な小気味良い一声は、本当にうれしく思いました。


 「県民・郡民大会絶対反対」の御意見は胸に響きました。オスプレイ機のことですが、「こんなに危ない飛行機ならば、パイロットすら乗らない」という惠氏の解説がありましたが、成る程そうだと思いました。尖閣が危ない現状で県民大会、郡民大会だなんて言って叫んでいられません。


 先日、こんなことを聞きました。防衛省筋の研究者からの示唆らしいのですが、「中国が尖閣諸島に上陸するときは、たぶん台風の時期を狙うだろう。難破するような形を取り、島にたどり着く。そこに中国側は救助という形を取って尖閣諸島に乗り込む。事故調査したりする…」というシナリオを話してくれました。さもありなん。「そうなれば、もう日本はお手上げですよ」という内容でした。


 国境を守っている沖縄県民の皆様、「命どぅ宝」という言葉でカモフラージュして言葉に酔っている時ではありません。「命どぅ宝」と本当に思うならば、一刻も早く自衛隊を配備して命を守ってもらおうではありませんか。

2012年

7月

19日

フェイスブックで誘客 多彩なクーポン提供 市観光協会

石垣市観光協会ウェブ委員会が、ネットで企画した「星空を見上げる旅」の表紙。
石垣市観光協会ウェブ委員会が、ネットで企画した「星空を見上げる旅」の表紙。

 石垣市観光協会ウェブ委員会(大松宏昭委員長)は18日、世界最大の交流サイト「フェイスブック」を活用した観光企画「星空を見上げる旅」を発表した。この企画は、国内最南端に位置し、大気が澄み、きらびやかな八重山の星空をアピール。ウェブ委員の観光26施設が多彩なクーポンを提供し集客を図る内容。ウェブ委員会は「ネットで八重山の新たな魅力を発信していく」と意欲を膨らませている。

 

 ウェブ委員会は昨年8月発足。石垣市観光協会のホームページに、新たに観光企画のページを設置した。フェイスブックも連携させ、クーポンを提供する。クーポンを提示すると、八重山のウェブ会員施設で、宿泊をはじめ、ダイビング器材レンタル、飲食、乗船、観光体験―と多彩な割引が受けられる。利用にはフェイスブック登録が必要。「星空を見上げる旅」関連のクーポン利用は9月30日まで。


 さらに、ウェブ会員がフェイスブックで毎日、情報を発信。八重山の今をリアルタイムで伝え、八重山観光をアピールする。
 ウェブ委員会は今後、市観光協会ホームページで3か月ごとに、新企画を立ち上げる方針。


 次回は10月から「健康」をテーマに情報発信する。ネット上で、フォトコンテストや「旅日記」など、利用者参加型の企画も検討しているという。


 市商工会館で18日、会見した大松委員長らは「石垣市観光協会のホームページは1日2千件のアクセスがあり、地域で最も人気があるサイト。ネットで、新鮮な情報をリアルタイムで伝えていく。さらに内容を充実させ、八重山ファンを増やしたい」と期待を込める。


 [フェイスブック] インターネット上の世界最大の情報交流システム。2004年、米ハーバード大学の学生が学内向けに開発した。2年後に一般開放され、急速に利用者を増やし、11年9月現在、世界で8億人が会員登録している。日本語版は08年に公開。13歳以上であれば無料で参加可能で、実名登録が条件となっている。

2012年

7月

19日

不法投棄増加傾向 〝野外焼却禁止〟の周知を 廃棄物不法処理防止ネット

廃棄物の不法処理防止について意見を交わした=18日午後、八重山保健所
廃棄物の不法処理防止について意見を交わした=18日午後、八重山保健所

 2012年度八重山保健所管内廃棄物不法処理防止ネットワーク会議(議長・大濱信泉八重山保健所生活環境班長)が18日、八重山保健所2階会議室で開かれた。八重山地区の廃棄物不法処理指導件数は09年度まではほぼ横ばい状態だったが、10年度に32件、11年度に24件と大幅に増加。今後も野外焼却禁止の周知、関係機関との密な連携が必要であることを確認した。


 ネットワーク会議は、廃棄物の不適正処理の防止やこれらの事犯に的確な対応を行い、生活環境の保全と公衆衛生の向上を目的としたもの。保健所や石垣市、竹富町、与那国町、八重山署、市消防本部など8機関で構成している。


 八重山地区の11年度指導件数は不法投棄24件、野外焼却5件だった。不法投棄の指導件数増加は10、11年度に保健所で廃棄物監視指導員1人と不法投棄監視員1人、石垣市で不法投棄監視員4人をそれぞれ配置したことが成果を挙げている。


 野外焼却は近年減少傾向にあるとしたが、消防や警察による指導・検挙などもあると見て、今後も野外焼却の禁止について地域住民への周知が必要とした。


 また、5月30日に実施されたごみ不法投棄等県下一斉パトロールの結果報告もされ、八島海岸近くの茂みや川平の山原旧道沿いなどの4カ所の不法投棄現場について説明した。


 このほか、家電リサイクル法に基づいたリユース品と廃棄物の判断基準についても紹介された。

2012年

7月

19日

稚内で新空港PR 友好都市25周年で 市観光協会

石垣市観光協会と、稚内市観光協会が友好都市提携25周年を記念し、交流した(中央、観光キャラクターの出汁之介)=12日、稚内市、石垣市観光協会写真提供
石垣市観光協会と、稚内市観光協会が友好都市提携25周年を記念し、交流した(中央、観光キャラクターの出汁之介)=12日、稚内市、石垣市観光協会写真提供

 石垣市観光協会(宮平康弘会長)は12日、北海道稚内市を訪問した。今年は友好都市提携25周年。来年3月7日開港の新石垣空港開港をPRした。


 石垣市と稚内市は日本の最南端と最北端の市として、1987年9月に締結。スポーツ交流や職員の相互派遣研修、市民交流団の訪問など交流を深めている。


 石垣市観光協会の公式訪問は6年ぶりで、宮平会長は新空港開港では中型機の運航が可能になり、スカイマークの新規就航も予定していることを説明し、「運賃も安くなると思う。星がきれいな、石垣市を訪問してほしい」と話した。


 達英二稚内市副市長は「片道5時間半で行ける。新空港開港の第1便には乗りたい」と答えた。


 このほか、今年、友好都市25周年を記念し、今後予定される市民訪問団の交流など意見を交換した。


 同日夜には、稚内市観光協会(岩間幹生会長)とも意見交換会を実施。
 稚内市観光イメージキャラクターの出汁之介(だしのすけ)が出迎え、わっかないミス流氷の川口彩華さんと、ミス八重山南十字星の宮良美寿々さん、ミス八重山星の砂の古謝なつきさんが、初顔合わせ、親睦を深めた。


 また、宗谷岬や稚内メガソーラー、宗谷丘陵フットパスなど視察した。
 石垣市観光協会は、新空港をPRし、更なる交流、親睦を深めようと稚内市を訪問した。

2012年

7月

18日

がん・難病患者の渡航費助成 年内スタートへ調整 石垣市

難病患者に支給される特定疾患医療受給者証
難病患者に支給される特定疾患医療受給者証

 八重山に治療可能な医療機関がないため、沖縄本島や本土の医療機関に通院することを余儀なくされている難病患者や、がん患者の経済的負担を軽減しようと、石垣市は年内にも、患者の渡航費の一部助成をスタートさせる。関係機関・団体と助成に向けた調整を進めており、近く助成の基準を定めた助成金交付要綱が固まる。市は「離島で安心して住める体制が整わないと、離島に住む人がいなくなり、国全体の問題にもなる。離島に住む患者にハンディがあってはいけない」(前底正之健康福祉センター所長)と強調している。

 

 助成金交付要綱案によると、助成の対象は国が「特定疾患」「小児慢性特定疾患」に指定した難病の患者と、がん患者。いずれも島外での通院治療が必要な患者に限る。


 市によると2011年度末現在、特定疾患の患者84人、小児慢性特定疾患の患者69人が島外の医療機関に通院している。がん患者については把握されていない。
 市は患者に、渡航費として往復5千円を助成する。要綱案では助成回数を年度内に2回までに限ったが、市議会でこの件を取り上げた平良秀之氏が回数を限定しないよう求めたこともあり、検討を継続している。


 市は17日には、八重山地区医師会に助成事業の概要を説明し、理解を求めた。患者団体や八重山病院とも調整している。
 助成の財源は一括交付金を見込んでおり、市は市議会6月定例会で可決された補正予算案に100万円を計上した。国の交付決定が下りれば、要綱の決定後、助成をスタートできる見通し。


 国が一括交付金の活用を認めなかった場合について中山義隆市長は、市議会一般質問で「万が一通らなければ、市としてしっかり財源を確保して、患者の負担を軽減する」と答弁し、市単独事業でも助成を行う方針を示した。この場合には9月議会に提案する補正予算案に改めて助成金が盛り込まれる見通しで、可決後に助成がスタートする。


 市によると、関係者からは、難病などの患者に無制限に助成制度を認めた場合「患者が地元の医療機関を受診しなくなる」という懸念の声が出たという。このため、助成申請者は、島外での治療が必要であることを証明しなくてはならない。
 特定疾患、小児慢性特定疾患の患者は県から医療受給者証の交付を受けており、対象者は容易に把握できる。島外での治療が必要な患者は、島外の医療機関名が受給者証に明記される。


 がん患者についてはこうした制度がないが、助成申請書に担当医が添え書きし、島外での通院治療が必要であることを証明してもらう方向で検討が進んでいる。

2012年

7月

18日

「凶作は死活問題」 石垣さん、豊年祭の意義強調 八重農

豊年祭行事の歴史と意義を語る石垣さん=八重山農林高校
豊年祭行事の歴史と意義を語る石垣さん=八重山農林高校

 八重山農林高校(本村博之校長)の文化講演会が17日、同校体育館で開かれた。
 農業教育の一環として、全生徒を対象に「豊年祭の歴史と意義について」を演題で、市文化財審議委員の石垣博孝さんが、講師を務めた。


 石垣さんは、今年の収穫に感謝し、来年の豊作を願う豊年祭は、米が租税として納めていた住民にとって凶作は死活問題で、豊作のために雨乞いなど神への祈願が始まったと経緯を紹介した。


 八重山地区での稲作儀礼は、種子取(播種儀礼)から、田植(サウリ)、初穂儀礼(シキマヨ)、収穫儀礼(プーリィ)と年間行事の半数以上を占める重大な儀礼であることを説明した。


 石垣さんは「それぞれ自分の島や村の稲作に関わる行事に触れ、伝承されてきた農業の歴史と文化を見つめ直す機会にしてほしい」と話した。


 八重山では各地区で毎年、豊年祭を実施しているが、同校によると、生徒は習慣化された一つの祭りと捕らえる傾向が強く、その意味を知らない生徒も多いという。

2012年

7月

18日

浦添商業に寄付金贈呈 沖縄銀行

左から宮良監督、金城常務取締役、仲宗根校長(15日、浦添商)
左から宮良監督、金城常務取締役、仲宗根校長(15日、浦添商)

 株式会社沖縄銀行(玉城義昭頭取)は17日、全国高校野球選手権で優勝し、甲子園出場を決めた浦添商業に50万円を寄付した。
 職場募金したもので、金城唯士常務取締役らが同校を訪れ、仲宗根清校長、宮良高雅監督に寄付金を手渡した。
 金城常務取締役は「これからも県民に夢と希望を与え、県内を活気づけていただきたいと思います。このたびは本当におめでとうございます」と祝福した。

2012年

7月

17日

尖閣寄付金が460万円に 石垣市

 石垣市は尖閣諸島の適正な維持管理のために寄付を募っており、市によると13日現在、291件で459万8143円の寄付金が集まった。
 寄付の募集開始は6月5日。
 1日平均12万円余のペースで寄付金が増え続けている。1件当たり平均額は1万5800円余。
 寄付金は東京都が尖閣諸島の3島(魚釣島、北小島、南小島)を購入後、都と連携し、適正な維持管理のための費用に充てる。

2012年

7月

17日

「2期目で役場移転実現」 現職川満氏が出馬表明  条件整備に意欲 竹富町長選

出馬表明する川満氏(16日午後)
出馬表明する川満氏(16日午後)

 8月21日告示、同26日投票の竹富町長選で、現職の川満栄長氏(59)=西表島上原住吉=は16日、石垣市内のホテルで記者会見し、2期目を目指して出馬表明した。争点となる西表島への役場移転について「町民、議会の理解を得て条件整備しながら、2期目で実現したい」と明言。住民投票については「考えていない」と否定した。「軸足は常に町民、地域(島々)、竹富町」などとした5つの基本姿勢と、12の基本政策も発表した。

 

 川満氏は「役場移転の場所は西表島東部に決定しているが、他の島々に不利性があってはいけない。条件整備をしっかりしながら、町民の理解を得て移転することが大事だ」と、2期目の任期中に役場移転を実現させる方針を示した。


 条件整備の具体的な内容として「石垣島にしっかり支所を作って充実させることに力点を置く。(西表島と他の島々の)海上交通ネットワークも行政が主導して整備する。必ず町民の理解を得られると思っている」と述べた。


 住民投票については「(住民投票を求める意見は)町民の一部だと認識している」と指摘。役場移転の場所を決定した役場移転審議委員会の「答申、決定をしっかり認識して進めることが大事」と強調した。


 1期目の主な実績としては、竹富島の医師確保、海洋基本計画の策定、預かり保育の実施、職員採用試験の実施などを挙げた。2期目に向け、町の世界自然遺産登録にも意欲を示した。


 波照間寛後援会長は「役場移転が実現できるよう、皆さんとともに戦う」、那根操選対本部長は「(川満氏には)2期目は役場移転、3期目は基盤整備と、確かなレールを引いて後継者に譲ってほしい」と期待した。

 

 プロフィール 
 川満栄長(かわみつ・えいちょう)。1953年6月30日、西表島上原住吉地区出身。琉球大短期大英語学科卒。教員を経て1990年、町議初当選。以来5期連続当選。05年に町議会議長。08年に町長選で初当選。

2012年

7月

17日

「尖閣管理に役立てて」 岡崎のLC寄付

 尖閣諸島の管理に役立ててほしいと、愛知県岡崎市の岡崎クエストライオンズクラブ(中根仲治会長)が16日、石垣市に12万円を寄付した。


 同クラブは青少年の健全育成に取り組んでおり「尖閣諸島問題で子どもたちにつけを残してはいけない」(メンバーの太田建一郎さん)と尖閣諸島問題に関心を示している。


 八重山ライオンズクラブとは相互に児童を訪問させるなど交流を続けていることから、石垣市への寄付を提案したところ、全員が賛成したという。


 この日、太田さんと初代会長の豊田英徳さんが市役所を訪れ、漢那政弘副市長に寄付金を手渡した。漢那副市長は「大切な浄財を尖閣諸島のために有効に使いたい」と感謝した。

2012年

7月

17日

就任2年目で甲子園へ 石垣出身 選手と同じ目線で 浦添商・宮良監督

子どものころからの夢、甲子園出場を決めた、石垣市出身の宮良高雅監督。甲子園はベスト4以上が目標という(本人提供)
子どものころからの夢、甲子園出場を決めた、石垣市出身の宮良高雅監督。甲子園はベスト4以上が目標という(本人提供)

 夏の全国高校野球県大会決勝(15日、沖縄セルラースタジアム那覇)で、沖縄尚学高校を下し、全国のトップを切って、4年ぶり4度目の甲子園出場を決めた浦添商業高校。チームを率いたのは石垣市出身の異色監督、宮良高雅さん(43)。強豪・沖尚を相手に、的確な采配と選手操縦でチームを夢の舞台へ導いた。


 宮良監督は、字石垣の高市さん(75)と順子さん(72)夫妻の次男。石小野球チーム「荒鷲」、石中野球部を経て甲子園を目指して甲南高校に進学。現役時代は、3年連続準Vと夢をかなえられなかったが、大学進学後も野球を続け1994年、八重山特別支援校を皮切りに、県内各地の支援校で教べんをとった。


 浦添商業には昨年から赴任。普通校での勤務は初めて。野球部の監督になったのも同校が最初という異色の経歴を持つ。


 瞑想をトレーニングに取り入れ、選手の精神面を強化するとともに、体力づくりに力を入、就任2年目の夏、自身初となる甲子園の切符をつかんだ。


 宮良監督は「1回戦から厳しい試合の連続。楽な闘いは一つもなかった。優勝した瞬間は、何かぼう然とした感じだった」と激戦を振り返る。


 モットーにしているのは、選手とのコミュニケーション。雲の上の存在ではなく、選手と同じ目線で考え、行動する監督を心掛けている。どんな優秀な選手も、清掃活動など基本的な生活習慣ができない部員は試合に出さないという方針も貫く。16年間の特別支援校での体験を生かした指導方針だ。


 宮良監督を支えたのが同期生で、新川出身の真玉橋克彦さん(43)。真玉橋さんと宮良監督は石中まで同じチームで白球を追ってきた仲間。当時は、宮良監督が4番でショート。真玉橋さんがエースだったという。


 高校と大学は別となったが大学卒業後、2人とも教師になり、宮良監督の浦商赴任を機に、真玉橋さんがチームに合流、ともに夢を追ってきた。


 1年余りで真玉橋さんは浦商の両エースを育て上げた。
 宮良監督は「浦添商はすでに、甲子園4強を記録している。チームをさらに強化し、それ以上を狙いたい。今があるのは石垣で、野球を教えてくれた指導者のおかげ。いずれ、2人で八重山に恩返しができれば」と夢を広げている。

2012年

7月

17日

県民、郡民大会絶対反対 宮良 長和

 オスプレイは事故を何回か起こしたから危険だという。調べたことはないが、自転車、オートバイ、車はもっと頻繁に事故を起こしているのではないか。絶対無事故安全社会にしたかったら、それらも全部廃止したらよかろう。


 一体何の為にオスプレイを配置するのか。尖閣を守る為ではないか、起こるか起こらないか解らない事故と尖閣を守るのと、どちらが大事か。たとえ起こっても多数の人間が犠牲になる戦争とは違う。


 沖縄には日本中の極左だけでなく、中国からも沖縄の反基地運動の応援に来ていると聞く。沖縄の中でも知事を筆頭に中国に帰属したい人々が居るという。
 多数決の世の中だから、そんな考えの人々のほうが多ければ、反中国派が出て行く外はない。


 県民大会、郡民大会をしたければすればよかろう。しかし名前が県民、郡民大会では紛らわしい。親中県民大会、親中郡民大会なら文句ない。


 それとも事故を超こすから、オスプレイは勿論、自転車、オートバイ、車、旅客機、戦闘機、輸送機、全部反対でもいい。しかし、本音はオスプレイ反対ではなく米軍は出て行け、ということだろう。

2012年

7月

16日

かき氷が1番人気 みなとまつり盛況 きょうまで 船上ライブも

30度を超える暑さで、夏の定番かき氷が一番人気となっていた=石垣港、浜崎
30度を超える暑さで、夏の定番かき氷が一番人気となっていた=石垣港、浜崎

 復帰40周年記念石垣港みなとまつり(実行委主催)が15日、2日間の日程で離島ターミナルとその周辺で始まった【5面に写真特集】。海上保安庁の巡視船「くだか」の体験航海をはじめ、グルクンともずくのつかみ取り、船上ライブなど盛りだくさんのイベントでにぎわった。

 

 この日の石垣の最高気温は33・4度(午後12時7分)。厳しい日差しの下、開場とともに大勢の市民らでにぎわった。


 グルクンつかみ取りでは、設置されたプールに、グルクン30匹を放ち、子どもたちが夢中で魚を追った。父母らの応援もにぎやかで「角に追い込もう」「両手でつかんで」など、大きな声を掛けていた。


 隣で行われたもずくのつかみ取りは、制限時間内にビニール袋いっぱい、参加者がもずくを詰め込んでいた。


 家族で参加した下地泉さん(29)=登野城=は「子どもはグルクン、私はもずくが取れて大満足。暑さも吹き飛びます」と笑顔を見せた。


 今回、初めて出店した石西礁湖サンゴ礁基金は、パネル展示や農産物の販売で、サンゴ礁保護の募金を呼び掛けた。


 一方、船上ライブでは、石垣市出身の「きいやま商店」と「リョウエイ」が出演。ノリのいい曲を次々に披露、会場を盛り上げた。


 離島ターミナルでは、開港40年を迎えた石垣港の歩みをたどるパネル展と海上保安庁の資料展も開かれ、市民らの目を引いていた。最終日の16日は、釣り大会やヨットセーリング、親父バンドが出演する船上ライブが行われる。花火は午後8時45分から。

2012年

7月

16日

「復興大会」八重山から支援 仙台で崎山健さん トライアスロン

大会を支えるボランティアとして活躍した崎山さん(右)と大関事務局長
大会を支えるボランティアとして活躍した崎山さん(右)と大関事務局長

 7月1日に宮城県七ヶ浜町で開催された「第18回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会」に石垣島トライアスロン大会事務局の﨑山健さん(38)が復興支援として現地に派遣され大会を支えた。


 東日本大震災の津波で町の3分の1が流された同町。亡くなった人も多く、昨年の大会は中止せざるを得なかった。今年の開催も危ぶまれていたが、宮城県トライアスロン協会を中心としたボランティアによるがれきの撤去や浜の清掃など地道な活動により復活開催にこぎ着けた。


 﨑山さんは仙台大学大学院を卒業後、宮城県スポーツ振興財団に勤務。その傍ら、始まって間もない同大会の運営に長年携った。石垣島に帰郷後も石垣島トライアスロン大会事務局で運営を担当している。


 今回の開催にあたり同大会実行委員会事務局長の大関辰郎事務局長は「﨑山さんはこの大会を共に作ってきた仲間。ワールドカップを開催している石垣島大会の事務局員として活躍されていると聞き、復興大会にぜひ力を貸してもらいたいと支援を要請した」と話す。


 前日の会場設営から当日のコース設営、レース中の選手の誘導、終了後の撤去作業まで携わった﨑山さん。この大会を知っていることもあり、地元ボランティアをまとめる役目も担った。大関事務局長は「快く引き受けていただき、2日間粉骨砕身働いてくれた。感謝と嬉しさでいっぱい」と喜んでいた。


 﨑山さんは「石垣島大会では義援金を募ったり、協力団体によるグッズ販売の活動を通して、被災地を支援してきた。今回、被災地で開催される復興大会の運営に直接携わることができ、石垣島大会の代表として精一杯活動した。先日、石垣島から仙台に引き揚げたばかりのやえやま東北人会の水上綾子さんも2日間ボランティアとして活動いただきとても心強かった。会場周辺を見る限り復興にはまだ時間がかかると思うが、今後も石垣島大会の開催を通して被災地にエールを届けたい」と活動を振り返った。


 コース沿岸の住宅地は土台部のみが残され、がれきの山や仮設住宅が建つ中での開催となったが、前日の受付会場では「復興祭」が催され、屋台が並ぶなど町民やボランティアらが大勢詰めかけ会場を盛り上げた。

2012年

7月

16日

守りたい海の環境 ウミガメの生態学ぶ 白保海岸で上陸調査も

ウミガメ上陸確認調査のため、白保海岸を歩く児童生徒たち=15日夕、白保海岸
ウミガメ上陸確認調査のため、白保海岸を歩く児童生徒たち=15日夕、白保海岸

 WWFサンゴ礁保護研究センター主催のしらほこどもクラブは15日、ウミガメ学習会を白保公民館で行った。学習会では、しらほサンゴ村職員や沖縄大学の学生が講師を務め、児童生徒たちはゲームなどを通してウミガメの生態や特徴について学んだ。また、白保海岸でウミガメ上陸確認調査も行った。しらほこどもクラブは白保小学校5、6年生と白保中学校生徒を対象に活動している。


 同センターでは、今年から沖縄大学地域研究所や白保魚湧く海保全協議会などと連携し、白保での自然体験やサンゴ学習のプログラム開発に取り組んでいる。今回の学習会もプログラム開発を兼ねて行われた。


 ウミガメ学習会にはこどもクラブの児童生徒9人のほか、総合学習でウミガメ研究に取り組む白保中2年生4人が参加した。


 学習会では、講師の沖縄大学こども文化学科4年生の鉢嶺元太さん、普天間基さんがウミガメの種類や特徴、産卵時期などを分かりやすく説明。児童生徒も気軽に質問を投げかけ、ウミガメの一生を再現したゲームを通して和気あいあいと行われた。


 その後、しらほサンゴ村の鈴木智子さんの指導を受けながら、白保海岸でウミガメ上陸確認調査を1時間ほど行った。


 参加した島仲梨花さん(5年)は「ウミガメはたくさんの卵を産むのに、1匹から5匹しか大きくならないことに驚いた。ゲームを通して、ウミガメが生き残るが大変なことが分かった」と感想を述べた。


 授業でウミガメ研究に取り組む、柳田野衣君(白保中2年)は「小学生の時にウミガメの産卵を見たことがあり、ウミガメの生態などは知っていた。産卵をもう1回見てみたい」と話した。

2012年

7月

16日

きいやまと「リョウエイ」 サンゴサポーターに委嘱 サンゴ保護へ

サンゴサポーターに委嘱された(右から)「リョウエイ」と惠代表、「きいやま商店」=石垣港
サンゴサポーターに委嘱された(右から)「リョウエイ」と惠代表、「きいやま商店」=石垣港

 石西礁湖サンゴ礁基金は15日、みなとまつり会場の石垣港で、地元出身の「きいやま商店」と「リョウエイ」をサンゴサポーターに任命した。


 ライブ会場となったカーフェリーの上で、基金運営委員会の惠小百合代表が、「きいやま商店」と「リョウエイ」に委嘱状を手渡した。


 「きいやま」は今年1月に任命されていたが、式が開かれておらず、まつりに合わせ任命式となった。メンバーの3人は「子どものころ見た石垣のサンゴが死んでいる。再生に協力して、子どもたちに石垣のサンゴを残していきたい」とそれぞの言葉で抱負。
 「リョウエイ」さんも、サンゴ保護の大切さを指摘。ライブで新曲「夢色のさんご」を披露した。「夢色」は、地元の八島小と明石小児童の作文を基に、「リョウエイ」が作詞作曲した。


 「環境保護は世界的問題。僕自身もこれからサンゴを勉強して、歌を通してサンゴの大切さを発信していきたい」と語った。

2012年

7月

15日

早期配備に賛成論も 尖閣問題緊迫化で オスプレイ

 オスプレイをめぐっては、尖閣諸島問題などで日本への圧力を強める中国をにらみ、早期の県内配備を求める論者もいる。拓殖大客員教授の惠隆之介さん(本紙論説委員長)に14日、話を聞いた。


 ―オスプレイの配備に賛成する理由は。
 「有事の際には、普天間飛行場から尖閣諸島に約40分で急行できる」


 ―惠さんが本紙インタビュー(13日付)で指摘した通り、尖閣諸島問題で中国共産党の機関紙は武力行使の可能性を示唆した。
 「中国はジャブを入れてきている。今は様子見ではないか。オスプレイの件で日米がきわどい状況なので、ここが攻め時だと考えているのだろう」


 ―オスプレイの安全性に疑念の声が出ているが。
 「パイロットは、ヘリと固定翼機の双方を操縦する技能が求められる。(事故は)機体に欠陥があるためではない。早期に配備してパイロットの慣熟訓練を行うべきだ」


 ―14日には中国軍少将が「沖縄の帰属問題について議論を始めるべきだ」と、沖縄の領有権も主張するような発言をしたことが本土紙で報じられた。
 「今に始まったことではなく、香港が返還された日の中国紙に(沖縄の領有権主張が)掲載されている。正しい歴史を勉強せず、反日反米的な教育が続くと横っ腹を突かれる。石垣市の玉津博克教育長が行った教科書の改革はタイムリーだったと思う」

記者の目

「震源地」になりそうな石垣

 ○…尖閣諸島の都による購入計画や国有化方針などをめぐり、今後も「震源地」なりそうな石垣市。しかし市民の表情は平静で危機感に乏しい。多くの市民にとっては、不景気で苦しい家計、隣人との交際などが、尖閣問題よりはるかに重要だ。しかし実際には、わずか百㌔余り離れた海域で、国と国との壮絶なせめぎあいが展開されている。

2012年

7月

15日

ふるさとへの思い言葉に 最優秀賞に荻堂さん 9月の県大会に派遣 しまむに大会

最優秀賞の荻堂さんに市文化協会の石垣久雄会長から表彰状が渡された=石垣市民会館、浜崎
最優秀賞の荻堂さんに市文化協会の石垣久雄会長から表彰状が渡された=石垣市民会館、浜崎

 島言葉の継承発展を目的とした「八重山のしまむにを話す大会(石垣市文化協会主催)」が14日、石垣市民会館であり、8人が出場。八重山各地の言葉でさまざまな語りを披露、古里への思いをしまむに(島言葉)に込めた。審査の結果、最優秀賞に荻堂久子さん(68)=平得=が選出され、県大会(9月、読谷村)派遣が決まった。

 

 出場者は5分以内に思いおもいのテーマで語りを披露。最優秀賞の荻堂さんは、沖縄カンプー(髪結い)と白の八重山上布姿で登場。「稲作の始まりと私の使命」を演題に、八重山に稲作を広めたとの記録が残る、荻堂さんの先祖「多田屋オナリ」を紹介。


 その上で、直系の子孫である荻堂さんが、字平得の神司・大阿母嶽(ホールザーオン)を務めているとし、先祖に米を伝えたとされるベトナムの地で、稲伝来の感謝の祈りをささげたとの体験を「平得言葉」で伝えた。


 そのほかの出場者は、与那国から竹富、小浜、西表、石垣まで、それぞれの地域の言葉で生きいきと発表した。荻堂さん以外の出場者は優良賞が贈られた。


 宇江城正晴・審査委員長は講評で、「児童・生徒の参加が無かったのは残念だが、出場者の言葉は素晴らしかった。この八重山が『詩の国・歌の国』と言われる理由を示した」と評価した。


 荻堂さんは「島言葉を使うのは、隣近所と話す時だけ。島言葉を子供たちに伝えるのは、話せる人の責任だと思う。受賞を機に、島言葉を伝えていきたい」と笑顔を見せた。


 特別出演として、池田元さんと宮国惠慈さんもそれぞれ、糸満と宮古言葉を語り聞かせた。糸満海人(漁師)の子孫の池田さんは、糸満ハーレー歌を朗々と披露、大きな拍手を浴びた。児童文化サークルくにぶん木の会のデジタル紙芝居もあり、場内を楽しませた。


 会場は立ち見がでるほど、350人が詰め掛け、柔らかな島の語りに聞き入っていた。

 

2012年

7月

15日

新商品をPR ICT教育支援ソリューション

 株式会社データ・プロによる「ICT教育支援ソリューション」が13日、IT事業支援センター1階研修室で開かれた。データ・プロを含む7社が出展し、2012年の新商品をPRした。


 この日はネットマークス、日立ソリューションズ、パイオニア、imation、大日本印刷、チエルといった企業が出展。学校などで使用される電子黒板やデジタルペン協働学習支援システム、フラッシュ教材、セキュリティ強化されたUSBメモリなど教育支援に関する各々の商品を紹介した。


 会場には官公庁や学校関係者などが訪れ、各商品の特徴や使用方法などの説明を受けた。


 また教育現場で実際に利用している学校関係者も参加。熱心に話を聞き入っている姿も見られた。

2012年

7月

15日

「乾杯!」笑顔の輪 ライブで盛り上がる オリオンビアフェストで

オリオンビアフェストで乾杯する参加者=14日、新栄公園
オリオンビアフェストで乾杯する参加者=14日、新栄公園

 オリオンビアフェスト2012in石垣(主催・オリオンビール株式会社)が14日、新栄公園で開かれ、大勢の人たちでにぎわった。


 オリオンビール株式会社が、住民の愛顧に感謝し、地域に還元しようと毎年開催しているイベント。


 家族連れや職場の仲間などが続々と会場に詰め掛け、冷たいビールで乾杯。笑顔の輪が広がった。


 特設ステージでは、ディアマンテスのスペシャルライブが会場を盛り上げた。琉球國祭り太鼓、仲田かおりさんらのライブも繰り広げられた。


 名護市から里帰りした石垣市出身の寄川恵美さん(24)は「ちょうど石垣に帰ってくる日にイベントがあって良かった。暑くても、こんなにいっぱい人が来ている」と喜んだ。

2012年

7月

15日

業界ニュース やえやまバケーションファームがオープン 崎枝、ピザ店併設

ミニブタなどの小動物と触れ合うことも
ミニブタなどの小動物と触れ合うことも

 農業生産法人有限会社やえやまファーム(宮谷茂代表取締役、石垣崎枝)のYAEYAMA VACATION FARM(やえやまバケーションファーム)が14日、崎枝でグランドオープンした。


 農作業などができる畑人(ハルサー)体験、動物と触れ合えるアニマルフレンドツアー、乗馬体験、名蔵湾でのシュノーケルやフィッシングなどの多彩なプログラムに参加できる。


 自分で収穫した野菜でピザのトッピングなどを体験することも可能なピザ店「畑のPizza」を併設。やえやまファーム産の濃厚フルーツジュースや石垣島ジンジャーエールなどドリンク類も充実している。


 名蔵湾を一望できるロケーションが魅力で、根間はるみマネージャーは「島の人にも知られていない一番のロケーションで、絵本を見ているよう。自然の中でゆっくりくつろげる」とPRした。


 営業時間は午前10時から午後6時。問い合わせ・予約は℡84―4881。

2012年

7月

14日

農作物の被害懸念 少雨に注意呼び掛け

少雨傾向でさとうきびの被害が懸念される=13日、字石垣の畑
少雨傾向でさとうきびの被害が懸念される=13日、字石垣の畑

 石垣島地方気象台は13日、「少雨に関する八重山地方気象情報第1号」を発表し、農作物や水の管理などに十分注意するよう呼び掛けた。与那国島では梅雨明け後、降水量がゼロになっている。八重山地方では、梅雨明けした6月23日ごろから太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多く、降水量の少ない状態が続いており、この状態は、今後2週間程度は続く見込み。6月23日から7月12日までの各地の降雨量(速報値)は平年値が68・8㍉の与那国島がゼロ。西表島の10㍉は平年比13%、石垣島の11・5㍉は同21%にとどまっている。

 

 八重山地方の小雨傾向を受け、干ばつ対策会議が12日、石垣市さとうきび対策室=大浜=で開かれ、関係団体の担当者らが参加、さとうきび生産者への散水呼び掛けを確認した。


 八重山地方は梅雨明け(6月23日)から小雨傾向となり、最高気温も30度を超える真夏日が続いている。


 石垣市農政経済課によると、サトウキビのロール現象(葉の巻き込み)が各地で発生しているという。


 会議で、スプリンクラー設備の無いサトウキビ畑に、散水を励行。石垣島製糖㈱が保有する散水車利用の呼び掛けも確認された。散水車利用は助成金がある。


 市農政経済課は「今のところ、サトウキビを含め農産物に被害の報告はないが、未然防止のため、早めの対策を取ってほしい」と呼び掛けている。

2012年

7月

14日

会議録「改ざん」か 役場移転 反対派反発 竹富町地域説明会

 竹富町が開催した役場移転の地域説明会で、職員の通勤に関する川満栄長町長の発言と、町が作成した会議録が食い違っていることが13日分かった。役場移転に反対している職員や町民からは「会議録の改ざんだ」と反発の声が上がっている。川満町長は「発言の真意を伝えるためにチェックし、不適切な部分は訂正した」と説明している。

 

 町は5月29日、鳩間島で役場移転の地域説明会を開催した。住民からは、役場移転後、石垣市民である職員が西表島に移住するかどうか懸念する質問があった。


 当日の録音によると、川満町長は「(石垣島から西表島に)通ったら損するよという政策を作ればいい。自分の給料から全部船賃を払ってしまうと、石垣から通いますから、自分のふところからも痛い思いをするという部分を作れば、徐々に徐々に(西表島に)移ってくる」と答弁した。


 しかし、町が作成した会議録では、この部分は「石垣から通勤すると経済的負担が大きい」という一文に変えられていた。


 川満町長は取材に対し「職員に損をさせるというのは町長のやるべきことはではなく、発言は真意ではない。真意を伝えることを優先したい」と強調。担当課が作成した会議録の原稿を、6月に自ら書き換えたことを明らかにした。書き換えは会議録の「改ざん」ではないという認識も示した。


 役場移転に反対する姿勢を示している竹富町職労の登野盛恒雄執行委員長は「(職員が損をするという)発言があったことは聞いており、会議録や音声データを確認しようと考えていた。会議録が変えられていたことが本当なら許されない。当局に不信感を抱く」と話した。


 別の職員は「行政が文書を改ざんすれば職員も反発するし、町民も誰を信じていいか分からなくなる」と川満町長を批判した。


 小浜公民館は、役場移転反対を決議している。小浜島在住の大石功幸町議は「会議録がいろいろ改ざんされているという話は聞いている。本当なら公文書偽造ではないか」と憤った。

2012年

7月

14日

八重山の食材紹介 東京のカフェでフェアー

トークショーで発言する奥平まゆみさん(左)ら
トークショーで発言する奥平まゆみさん(左)ら

 7日から9月9日まで、東京ミッドタウンにあるオーガニックカフェukafe(ウカフェ)で「八重山諸島フェアー」が開かれている。


 八重山諸島の新鮮な野菜、おいしい果物を材料にしたメニュー提供や、ファーマーズマーケットなどの多彩プログラムが展開されている。


 7日に開かれたウェルカムパーティでは、八重山諸島の食文化をテーマにイート&トークショーがあり、石垣島の食材を活用した料理の販売などを手がける「脳家」のオーナーで、登野城在の本村シュウさん、ukafe代表の渡邉弘幸さんのほか、特別ゲストとして平田観光社長の奥平まゆみさんらが参加した。


 主催者側は「今後の石垣島のブランディングを東京の中心である六本木から広めていく大きないしずえのイベント」としている。
 最終日のクロージングパーティには、中山義隆石垣市長も参加する予定。
 なお、脳家のサイトはhttp://nou-ka.jp/

2012年

7月

14日

被疑者処分と賠償を要求 米兵の横断幕窃盗

 2009年の米掃海艇の石垣港入港時、米兵が入港に反対するいしがき女性9条の会(江川三津恵会長)の横断幕を盗んだ事件で、同会は13日、那覇地方検察庁に対し「何ら処分がなされていない」として被疑者の処分を求める要請文を送った。


 また、在日米海軍佐世保基地司令官にも同日、文書を送り、謝罪と被害弁償要求の文書をそれぞれ送った。


 同会は声明で、オスプレイの普天間基地配備などを批判。
 その上で「従属的な日米安保と地位協定のもと捜査権や裁判権がまともに行使できないことや、国民の命がないがしろにされることは許されません。私たちは、このような事件、事故が繰り返されないよう、改めて、基地のない八重山の存続と基地のない沖縄、日本へ取り組んでいきます」と述べた。

2012年

7月

14日

説明会に3陣営の代理人出席 加勢本氏は出馬検討 竹富町選

竹富町長選の立候補予定者説明会が開かれた=13日午前、離島ターミナル
竹富町長選の立候補予定者説明会が開かれた=13日午前、離島ターミナル

 竹富町選挙管理委員会は13日、町長選立候補予定者説明会を石垣港離島ターミナル内会議室で開いた。現職の川満栄長氏(59)、元教頭の加勢本曙氏(62)のそれぞれの代理人計4人が出席したほか、対立候補擁立を目指す町議の大石功幸氏、嘉良直氏の2人が出席した。


 今回の町長選は、役場移転に関する住民投票実施が争点になると見られる。川満氏は3度の役場移転審議委員会の答申を踏まえ、村制と町制を合わせた独立自治体100周年を目処に役場移転を行う条件整備を進めており、「住民投票の実施は考えてない」としている。


 しかし、役場移転に関しては住民投票を求める声が多く、川満氏の姿勢に批判も少なくない。町議からの反発もあり、「住民投票の実施」を要件とした対立候補擁立に向けて調整が行われていた。


 川満氏は16日に記者会見と事務所開きを行う予定で、選挙に向けて着々と準備を進めている。


 加勢本氏は「町民にとって大きな問題である役場移転について、現状維持の受け皿がない。民主的な選挙としては候補者が必要」と出馬を検討。川満氏の記者会見前後までに状況を見定めていく考え。


 町議2人は対抗馬擁立に向けて候補者選びを進めているが、具体的な人選はまだ決定していないようだ。
 町長選は8月21日告示、26日投票、27日開票される。

2012年

7月

13日

八商工 初の最優秀賞 地産地消に挑戦 県発表大会 八重山初開催

初優勝で九州大会出場を決め、喜びいっぱいの八商工のメンバーら=石垣市市民会館、浜崎。
初優勝で九州大会出場を決め、喜びいっぱいの八商工のメンバーら=石垣市市民会館、浜崎。

 今年で15回目を迎えた県商業高校生研究発表大会(県商業教育研究会主催)が12日、石垣市で初めて開催された。石垣市民会館を会場に、県内8商業高校の生徒がグループで研究発表、独自の商品開発などをアピールした。審査の結果、地元の八重山商工が、初の最優秀賞を受賞、九州大会派遣が決まった。


 発表は、各高校10分以内。5人から10人のグループに分かれて発表した。
 最優秀賞を受賞した八商工は「ユーグレナでつなげる地産地消の架け橋」をテーマに、石垣産のユーグレナ(ミドリムシ)を使った特産品開発をメンバー9人で解説。女子高生ブランド「美島商娘(ちゅらしましょうこ)」を立ち上げ。新商品のかまぼこと調味料を発売するまでの苦労や成果を伝えた。


 優秀賞には、那覇商業と浦添商業高校が選出された。
 講評で審査委員長の與那覇さゆりさんは「八重山商業は、地域の文化や伝統に着眼したすばらしい発表だった。各校とも、収支データの利用法など課題も多い。失敗から学ぶ姿勢も大事。問題解決の能力をさらに高めてほしい」と期待を込めた。


 表彰式で、八重山商工に優勝旗が渡され、メンバー全員に金メダルが贈られた。
 リーダーの大城玲奈さん(2年)は「この大会のために、2か月前から休みなしで皆で頑張ってきた。九州でも優勝して全国大会へ出たい」と意気込んでいる。


 大会のアトラクションでは、八商工の郷土芸能部が舞踊を披露、地元での初開催、同校初優勝に華を添えた。
 九州大会は8月21日、佐賀県で開催される。

2012年

7月

13日

軍事衝突避け既成事実 尖閣制圧へ活動活発化 惠さんに聞く

 中国の漁業監視船が領海侵犯を繰り返すなど、今年に入って尖閣諸島(石垣市登野城)をめぐる情勢が緊迫の度を増している。漁業監視船の活動活発化の背景などについて12日、拓殖大客員教授(本紙論説委員長)の惠隆之介さんに聞いた。

 

 ―尖閣諸島の領有権を主張する中国は、漁業監視船の活動を活発化させている。
 「尖閣諸島には日米安保が適用されるので、中国政府は米国との軍事衝突は避けたい。そこで、日本の警察力との衝突に持っていく意図がある。台湾海軍からの情報によると、中国は半年ほど前からプランを立てており『漁業監視船対海保』という構図で既成事実を重ね、尖閣周辺海域を制圧しようとしている」


 ―漁業監視船は武装しているのか。
 「機銃などで武装している。2年前、東シナ海で、私の友人である米国のパイロットが中国船に接近すると、機銃の銃口を向けられた。米国の軍用機だと気づくと、慌てて機銃にビニールカバーをかぶせて手を振ったそうだ」


 ―海保と漁業監視船の衝突は今後も続くと思うか。
 「何度も繰り返される。中国の公船の数も、領海侵犯の数も増えていき、放っておくと周辺海域を制圧されるだろう。漁民も恐がって(周辺海域に)行かないし、海保も船が足りない。中国は公船を6隻くらい出し、海保が手出しできないようにして、既成事実を積み上げる」


 ―日本はどう対応すべきなのか。
 「海上警備行動を発令して海上自衛隊を出すべきだが、今の政府では決断できない。海保と海自、米国が実戦訓練することなどを考えてはどうか。石垣市民や県民も覚悟をしないと、尖閣諸島を実効支配される恐れがある」
 「私としては東京都が早く尖閣諸島を買い取って、人を上陸させて調査を行い、こちらの実効支配の既成事実をアピールするべきだと思う。中国が先に人を上陸させると、まずいことになる」


 ―米海兵隊が運用する垂直離着陸輸送機МV22オスプレイの沖縄配備に賛成の論陣を張っているが。
 「一日も早く実戦配備して最悪に備えるべきだ。日本の保守派は(賛成の)意思表示をしないといけない。事故のリスクより、尖閣のリスクがはるかに高い。配備すれば(中国に対する)抑止力となり、メリットは大きい」


 ―最近の中国の動きから感じ取れる真意は。
 「中国軍少将が尖閣諸島周辺に軍事演習地区を設けるべきだと発言した。彼は軍服組ではなく、背広組だ。私は、中国は日本を試していると思った。日本があの発言に反発していれば、中国政府は抑えたはずだ。しかし日本は正式に抗議しなかった。従って、中国は次のステップへと進むだろう」

2012年

7月

13日

軽井沢倶楽部ホテル 楽天トラベルマイスターに

マイスター賞の楯を贈る(右から)楽天トラベルの岡武公士代表と金子さん=グランドプリンスホテル新高輪、東京、9日
マイスター賞の楯を贈る(右から)楽天トラベルの岡武公士代表と金子さん=グランドプリンスホテル新高輪、東京、9日

 軽井沢倶楽部ホテル石垣島=宮良=のネット担当マネージャー・金子光晴さんが、楽天トラベルマイスター賞を受賞し12日、発表した。トラベルマイスターは、大手宿泊サイト「楽天トラベル」が毎年、全国2万7千のホテルの中から、ネット企画で、集客に効果を上げたホテルを5部門で表彰する賞。


 金子さんは今年、Rメール(メールマガジン)とキャッチコピーの2部門で受賞。複数受賞は全国で6施設だけで、トラベルマイスター賞の受賞は3年連続となった。


 受賞したキャッチコピーは「子供の手が離れたら南の島に行こうか! 海の見えるスイートルームで叶えるあの日の約束」。


 表彰式は9日、都内のホテルであり、金子さんが受賞の楯を受け取った。
 軽井沢倶楽部ホテルで、楽天トラベルの西脇彰一さんは「八重山の魅力を具体的に分かりやすく発信しているところが評価された。金子さんのセンスで、さらに情報発信を」と期待を込めた。


 金子さんは「ホテルのサービスと食事の良さをメルマガやホームページで表現してきた。新空港の開港に向け、さらに石垣島をアピールしたい」と抱負を述べた。

2012年

7月

13日

ウミヘビまた不法投棄 底原ダム近く、60キロ

不法投棄されていたエラブウミヘビ=6日、底原ダム北側(市環境課提供)
不法投棄されていたエラブウミヘビ=6日、底原ダム北側(市環境課提供)

 石垣市の底原ダム北側の川で、約60㌔のエラブウミヘビが不法投棄されていたことが12日までに分かった。現場付近でも同様な不法投棄が発生しており、同一人物が関係している可能性がある。


 市環境課によると、今月6日、市民から通報があり、職員が現場に向かったが、その日は発見できなかった。7日に改めて付近を捜索したところ、数十匹のエラブウミヘビの成体や解体された内臓などが見つかった。


 不法投棄後、数日経過していたと見られ、腐敗臭が漂っていたという。周辺は子どもが水遊びする場所でもあり、不法投棄の発見時も親子連れが訪れていたが、市職員が帰らせた。


 仲本賢治課長は「許されないこと」と話しており、同課は八重山署にも通報した。

2012年

7月

12日

過去のメディア どう活用 レコードや16㍉フィルム「死蔵」

石垣市立図書館に所蔵されている大量のLPレコード(11日午後)
石垣市立図書館に所蔵されている大量のLPレコード(11日午後)

 石垣市立図書館(松村順一館長)が、館内に保管しているレコードや16ミリフィルムなど、過去のメディアをどう活用するか頭を悩ませている。時代はCDやDVD、ブルーレイといった新たなメディアに移り変わり、過去のメディアは忘れ去られた存在になっているためだ。一方で市民からは「貴重な文化遺産」と指摘する声も上がっている。

 

 同図書館によると、所蔵しているLPレコードは約1200枚、16ミリフィルムは約280本。多くは沖縄の本土復帰前に米国民政府が建設した琉米文化会館が所蔵しており、復帰時、石垣市に移管された。そのため、レコードは海外盤が多い。クラシックが主だが、個人から寄贈された歌謡曲もある。


 16ミリフィルムの多くは教育用の学習映画で、タイトルから沖縄関係の映画と推測されるものもある。


 レコード、16ミリフィルムとも現在まで活用されず「死蔵」された状態になっている。
 市議会6月定例会では、大石行英氏が資料の活用を求めた。市は一時、16ミリフィルムをデジタル化し、DVDで視聴できるようにすることを検討。しかし総額で2千万~6千万円の費用がかかることが分かり、頓挫している。16ミリフィルムは視聴機材もなく、上映が不可能な状況。


 レコードプレーヤーも、現在、一般家庭ではほとんど見かけなくなった。同図書館にはレコードプレーヤーを所有しているが、松村館長は「レコードにはすでにCD化されたものも多い」と指摘。図書館所蔵のレコードに対する「需要」を計りかねている。


 復帰前には、琉米文化会館でレコードコンサートや映画の上映会が開かれることもあったという。


 当時を知る一人で、現在は個人的にレコードコンサートを開いている佐久川広海さん(68)は「レコードがどういうものか知る人が少なくなっている。子どもたちに現物を見せ、聞かせる教育をしたい。図書館の資料をレコードコンサートに活用できれば」と期待する。


 松村館長は、個人的な問い合わせには対応できないとした上で「愛好会のようなものを作ってもらえれば(レコードなどを)活用してもらえるのでは」と話している。

2012年

7月

12日

本島の児童受け入れ カヌーなど体験学習

カヌー体験を楽しむ大里南小学校の児童=11日午後、宮良川
カヌー体験を楽しむ大里南小学校の児童=11日午後、宮良川

 沖縄本島の児童を離島に派遣し、相互の交流を促進する県の事業で、大里南小学校(南城市)の5年生139人が11日、石垣島を訪れた。日程は1泊2日。民宿で宿泊する「民泊」も活用しながら、地域の自然や文化に触れる。同事業で、石垣島での受け入れは初めて。


 初日は2グループに分かれ、宮良川と吹通川でカヌーを体験。子どもたちの歓声が響いた。石垣島での受け入れに当たっての「入村式」も開かれた。


 12日は崎枝小、川平小、野底小、富野小との交流が予定されている。
 宿泊先の民宿は16ヵ所。ただ、全員は受け入れられないため、2グループが交代で民宿とホテルを一泊ずつ利用する。


 地元で受け入れをコーディネートしている石垣島エコクラブの成底正好石垣島田舎体験プロジェクト実行委員長は「新石垣空港が来年開港するが、ソフト面の受け皿体制として(体験学習プログラムを)活用できれば」と期待する。


 大里南小の上原弘充教頭は「子どもたちには、ふだん体験できないことを通じて協力や思いやり、感謝の心などを学んでほしい」と話した。

2012年

7月

12日

新城選手の応援を 後援会がグッズ発表 19人が五輪現地へ

観戦参加と支援協力を呼び掛けた後援会=市役所
観戦参加と支援協力を呼び掛けた後援会=市役所

 新城幸也八重山後援会(平田勝男会長)は11日、市役所で会見し、ツール・ド・フランスの観戦応援会と、ロンドン五輪応援サポートグッズを発表した。


 現在、自転車競技最高峰のツール・ド・フランスでは総合121位と、活躍している新城選手を応援しようと、19、20日に観戦応援会を開催。19日は美崎町のメガヒットパラダイス、20日は登野城公民館。開始は午後8時から、ダイジェストで応援する。


 八重山自転車競技連盟の長谷川毅彦会長(後援副会長)は「応援したいと声が上がり、最高峰のレースで頑張る幸也をアピールしたい」と話した。


 また、ロンドン五輪応援サポートグッズを販売。Tシャツ2500円、応援協力金1000円以上で、協力した企業、個人には新城幸也選手のポスターが贈られる。


 28日(日本時間午後6時)から競技が開始する五輪では、地元から、両親や後援会、同級生19人が現地で応援する。


 平田後援会長は「一生懸命にレースする幸也に負けない、応援をしたい」と意気込みを語った。なお、観戦応援とサポートグッズの問い合わせ先はタウンパル山田℡82―2511、平田家畜病院℡82―0678。

2012年

7月

11日

オール早慶戦開催へ 市の要請で実現 大学野球伝統のカード

オール早慶戦開催を発表する中山義隆市長(左)、江藤省三監督=市役所
オール早慶戦開催を発表する中山義隆市長(左)、江藤省三監督=市役所

 新空港開港記念に来年3月9日、大学野球のオール早慶戦が石垣市中央運動公園野球場で開催することが決まった。石垣市が10日、記者会見で発表した。慶應義塾大学野球部が一昨年から、石垣市で春季キャンプを実施。早稲田大学には市出身の大濱信泉氏が総長を務めた縁があり、市が両校に開催を要請していた。


 早慶野球部戦は、プロ野球が発足する前から100年余の伝統を誇り、試合は現役選手を中心にOBを交え、熱戦が展開される。


 早慶戦では、島内外からOBやアマチュア野球ファンが多く訪れるほか、在校する応援団、チアリーダーとの応援合戦が展開される。


 オール早慶戦は、春・秋季前の3、8月に開催されている。
 関係者によると、沖縄県での開催は復帰前の40年余前で、石垣市では初開催となる。


 会見で、中山義隆市長は「試合は、子どもらにも刺激になるし、島外からの来場者にも新空港をアピールする機会になる」と喜んだ。


 慶應義塾大学野球部の江藤省三監督は「石垣市にはキャンプにお世話になっている。伝統の一戦で、選手も本気で戦うと思う」と述べた。
 詳細は、近日中に全早慶戦石垣市開催実行委員会(仮称)を立ち上げ、決めていく。

2012年

7月

11日

クロレラ 新パッケージで 八重山殖産株式会社が販売

新商品の開発で志喜屋代表(中央)ら=八重山殖産株式会社、白保
新商品の開発で志喜屋代表(中央)ら=八重山殖産株式会社、白保

 八重山殖産株式会社(志喜屋安正代表)は、クロレラの新パッケージを開発し10日、発表した。従来商品を新デザインのミニボトルに入れ、小型化。低価格にし、求めやすくした。新商品の発表は20年ぶりという。


 新商品は2種5品。400粒入りの「石垣の幸」は1890円で14日から、新千歳空港売店=北海道=を皮切りに全国で販売。100粒入りの「グリーンバランス」は4月から県内限定で、2100円で販売している。


 グリーンバランスは、クロレラ単体をはじめ、コラーゲンと乳酸菌をプラスしたミニボトル商品。3種の詰め合わせも含め計4品をそれぞれ売り出している。


 一方、同社は6月、県の健康食品産業元気復活支援事業の認定を受け、助成金1千万円の交付も決定した。クロレラについて、市場調査を行うとともに、新商品の開発にも繋げる。クロレラを使ったそばやおにぎり、サーターアンダギー(さとうてんぷら)などは、すでにイベントで販売し好評を得ているという。


 さらに、同社は全国の米軍基地内量販店でクロレラ販売を計画しているという。
 字白保の同社で会見した志喜屋代表は「我が社は国内で唯一、クロレラを野外で培養している。石垣島の地域資源を生かし商品開発していきたい」と抱負を述べた。

2012年

7月

11日

市制施行65周年祝う 名誉市民に宮城信勇さん 共同売店 初の表彰

華やかな雰囲気の中、受賞者代表のあいさつをする辻野ヒロ子さん=石垣市民会館、浜崎。
華やかな雰囲気の中、受賞者代表のあいさつをする辻野ヒロ子さん=石垣市民会館、浜崎。

 日本最南端の石垣市制施行65周年記念式典が、市制が始まった10日、石垣市民会館であり、市民ら800人が参加。節目を祝うとともに、名誉市民として宮城信勇さんを顕彰、市民栄誉章を地元出身のバンド「ビギン」に贈った。自治功労者ら45人と、商業振興功労で星野など4共同売店を初めて表彰した。65年の歩みの上映や祝儀舞踊も催され、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 

 中山義隆市長は「石垣市の歴史は戦後復興の歩みそのもの。先達の労苦と英知の結集が市政発展の礎となっている。来年には新石垣空港が開港する。日本一幸せなまちへ、古里づくりにまい進したい」と決意を述べた。


 20年の歳月をかけ「石垣方言辞典」を刊行した宮城信勇さん=那覇市=を名誉市民として顕彰、代理出席の四男・信義さん(62)=大川=に市民章を手渡した。名誉市民の称号は2001年の宮良當壮と岩崎卓爾(両氏とも故人)に続き8人目。


 ビギンの市民栄誉章は、メンバー3人の父親らが出席、グループの受章は始めてで、比嘉栄昇さんの父、栄さん(72)=新栄=らが代理で栄誉章を受け取った。


 受賞者を代表して前県議会議員の辻野ヒロ子さんは「先人たちの努力で石垣市は発展してきた。若いリーダーの下、市民すべてが幸せになれるよう、私たちも市政発展のため努力を続ける」とあいさつした。


 伊良皆高伸市議会議長、川満栄長竹富町長らも祝辞。舞台では、映像「65年の歩み」や八重山民族舞踊保存会による舞踊もあり、祝賀ムードを高めた。式典後、ホテルミヤヒラで祝賀会も開かれ、受賞者らが喜びを分かち合った。


 [表彰は以下の各氏]自治功労=中村正三郎・辻野ヒロ子・宮良當祐・與那國秩・松原秀吉▽市政功労=玻座真善助・砥板京子・前盛義行・上地永俊・石垣忠男・宮良善雄・新嵩武三・佐久間長昭・宜野座安祐(故人)・田盛誠三・鳩間昇・島仲玲子・細工忠郎・崎山信之・米盛英賢(故人)・唐真清昌・吉田龍市・片桐政宏・野底吉雄・浦崎芳夫(故人)・東宇里永清・増田一枝・普天間勲・上地美代子・識名ハル・宮良栄子・仲山春枝・新城純・砂川玄一郎・砂川長道・豊川敏彦・西表すゑ・高嶺ミツ・大野政成・照屋ハツ子・上原広用・大里共同売店・星野共同売店組合・伊野田売店組合・明石共同売店▽特別表彰=植木光教(故人)・高橋洋介(故人)・東江康治・上原真人

2012年

7月

11日

「沖縄の古謡」完結 八重山編は3巻

全19枚のCDからなる「沖縄の古謡」制作がこのほど完結した
全19枚のCDからなる「沖縄の古謡」制作がこのほど完結した

 沖縄の優れた文化財である古謡を記録・保存し後世に伝えようと、公益財団法人県文化振興会(尚弘子理事長)が進めてきた解説書付きCD「沖縄の古謡」の制作がこのほど完結した。各地の古謡を収録している。同財団は、県古謡保存記録事業で2006年度からCD制作を進めてきた。

 

 「沖縄諸島編」(上・中・下)、「八重山諸島編」(同)、「宮古諸島編」(上・下)に分かれ、全8セット19枚から成る。価格は3千円~3500円。


 このうち、八重山諸島編の上巻では、石垣市(新川・石垣・大川・登野城・平得・大浜・宮良・白保・川平)の古謡39曲、中巻では西表島・波照間島・新城島の古謡33曲、下巻では竹富島・黒島・小浜島・鳩間島・与那国島の古謡59曲を、それぞれ収録している。


 同財団(南風原町字新川148―3)をはじめ、沖縄県内CDショップ等で販売。同財団で大量に購入をする場合は2割引で販売する。郵送の場合は別途送料が発生する。
 問い合わせは同財団℡098―888―3888。

2012年

7月

11日

ビギンに市民栄誉章 父親ら受け取り

栄誉章を代理で受け、映像「65年の歩み」を見つめる(右から)広晃さん、憲一さん、栄さん=石垣市民会館、浜崎。
栄誉章を代理で受け、映像「65年の歩み」を見つめる(右から)広晃さん、憲一さん、栄さん=石垣市民会館、浜崎。

 多くのヒット曲で知られる石垣市出身のバンド「ビギン」が10日、石垣市から市民栄誉章を贈られた。県外での公演のため、メンバーは出席できなかったものの、比嘉栄昇さんの父・栄さん(72)と島袋優さんの父・憲一さん(70)、上地等さんの兄・広晃さん(52)が代理で出席。それぞれが感慨深げに栄誉章を受け取った。


 栄さんは開口一番。「こういうのは苦手」と照れ「こんなになるなんて、子どものころからは想像もできない。(長男の)栄昇はごく普通の子だった。彼は仲間に恵まれた。石垣に帰ってもいつも友人に囲まれている。幸せものだ」と目を細めた。


 憲一さんは「(長男の)等は絵描きになると言って東京に出したら、いつの間にかバンドをやっていた。彼は体が弱くて、絵を描くことが好きな子だった。音楽で食べていけるのかと心配していたら、栄誉章なんて信じられない」と話す。


 広晃さんは20年ほど前、弟の等さんがテレビのオーディション番組に出る前、相談され「やってみろ」と励ましたエピソードを明かし「電話で、本人から式典出席を頼まれた。テレビ出演をきっかけに、全国で知られるようになり、章をもらえるまでになった。皆さんのおかげ」と感謝の言葉を繰り返した。


 3人ともビギンがデビューしてから、家族ぐるみの付き合いだという。華やかな式典会場で、思い思いに感慨を新たにしていた。

2012年

7月

10日

統合50年を祝う 伊原間中で体育祭

旗頭や獅子舞も登場したエイサーに、大きな拍手が贈られた=伊原間中学校。
旗頭や獅子舞も登場したエイサーに、大きな拍手が贈られた=伊原間中学校。

 来年で統合50周年を迎える伊原間中学校(大濵民江校長)の体育祭が8日、校内であり、住民ら300人以上が参加。炎天下、さまざまな競技や伝統芸能の披露で、さわやかな汗を流した。


 伊原間中の体育祭は3年に1回開催。今年の体育祭は30回の節目でもあり、統合50周年記念大会にも位置付け、関係者が例年以上の取り組みせ、多彩なプログラムを組んだ。


 37人の全校生徒を中心に、競技や地域のちびっ子によるかけっこ、PTAの縄ない競争とダンス、家族リレー、牧草ロール転がしなど、地域が一体となって体育祭に参加、盛り上げた。


 生徒全員が参加する組体操で、伊原間中の半世紀を紹介する「温故知新」、旗頭と獅子舞も登場するエイサー演舞もあり、父母らから大きな拍手が贈られていた。


 統合50年期成会長の新垣能一会長は「地域が協力してこれだけの体育祭ができた。この勢いで来年7月の記念式典も盛り上げたい」と目を細めた。

2012年

7月

10日

犬山市と経済交流推進 2市長、宣言書に署名 姉妹提携期待の声も

経済交流の推進をうたった宣言書に署名した中山、田中市長(中央)と石垣市、犬山市の関係者=9日午後、石垣市役所
経済交流の推進をうたった宣言書に署名した中山、田中市長(中央)と石垣市、犬山市の関係者=9日午後、石垣市役所

 愛知県犬山市と石垣市が経済分野で友好交流を推進することをうたった宣言書の署名式が9日、石垣市役所で開かれた。犬山市商工会議所と石垣市商工会が1981年に姉妹提携し、民間レベルでの交流を続けてきた経緯があり、石垣市の市制施行65周年を契機に、交流を行政レベルに発展させることになった。犬山市の田中志典市長は「将来的には石垣市と姉妹提携したい」と期待した。

 

 宣言書では、双方の商工会議所と商工会が「長年にわたり、経済分野を中心とした交流を行い、多くの成果を上げてきた」とした上で、両市のつながりをいっそう強化し、商業、観光、工業、農業の経済交流を核とした地域活性化を実現するため、市民、企業の経済活動を積極的に支援するなどとしている。


 田中市長は「行政間でも友好関係を結ぶことが、両市のさらなる発展につながる」、石垣市の中山義隆市長は「来年は新石垣空港が開港する。これまで以上の交流ができる」とあいさつした。


 犬山市商工会議所の日比野良太郎会頭は祝辞で、9月にオープンする「犬山市物産展」に友好都市のブースを設け、石垣市の物産も販売する体制を整える、と報告した。
 犬山市議会の山田拓郎議長、石垣市議会の伊良皆高信議長、石垣市商工会の我喜屋隆会長もあいさつした。


 両市の姉妹提携について石垣市秘書広報課は「段階的に進めるが、今回の署名式で第一歩を踏み出したということではないか」と話した。犬山市商工会議所と石垣市商工会の姉妹提携30周年記念式典は昨年11月に石垣市、今年4月に犬山市でそれぞれ開かれていた。

2012年

7月

10日

「八重山から声上げて」 尖閣問題で徳松さん指摘

 中国軍少将が尖閣諸島付近での軍事演習地区設置などを提案したことについて、石垣市に住む放送大学客員教授、徳松信男さんは9日、「先手を打って、尖閣諸島に人を送るべきだ。八重山から世界に声を上げないといけない」と指摘した。


 軍事演習地区の設置は「日本の領海なので、何かあれば自衛隊も米軍も出てくる」と述べ「不可能」という認識を示す。ただ「日本としても阻止する努力は必要。尖閣諸島に送る人間は、自衛隊でなく海保でもいい」と話した。


 尖閣諸島問題の解決策については「話し合いでは解決できない。強盗と話し合いができないのと同じだ」と断じた。

2012年

7月

08日

「美崎町で新築」に賛否 防災観点から議論も 市役所

現空港跡地利用基本計画で示されたゾーニング。市役所は含まれていない
現空港跡地利用基本計画で示されたゾーニング。市役所は含まれていない

 

 来年3月の新石垣空港開港に向け、市が3月に策定した現空港跡地利用基本計画では、前市政時代に検討されていた現空港跡地への市役所移転が盛り込まれていない。市役所が現空港跡地に移転した場合、中心市街地の空洞化が懸念されることから、市民を含めた委員会などで「別途検討する必要がある」と指摘している。建築後40年以上が経過し、老朽化が進む市役所は建て替えの時期が迫る。中山義隆市長は現在の美崎町で建て替えるのが望ましいという見解を示しているが、東日本大震災の発生を踏まえ、防災上の観点から現空港跡地への移転を主張する声も改めて高まっている。今後、市民を巻き込んだ議論が求められそうだ。

 

 市役所を現空港跡地に移転する構想は前市政時代に検討されていたが、現空港跡地利用計画では「市役所は中心市街地に立地し、核となる施設」「移転により発生する広大な空き地は都市の空洞化を引き起こす可能性をはらんでいる」などと指摘。市役所の新築場所については、市民を含めた委員会での議論を促すにとどめ、現空港跡地構想には入れていない。


 中山義隆市長も今年2月、「現空港跡地に移すと、まちが完全に東側にシフトし、桟橋通りから西側はさびれることになる。まちのバランスとしてどうか」と指摘。基本的には現在と同じ美崎町で建て替える方針を示した。


 ただ、市役所通りの標高は約2㍍しかなく、大津波が到来した場合の防災対策が不安視される。


 東日本大震災に関する書籍を市に寄贈するなど、防災対策に関心が深い市出身の産経新聞顧問、桃原用昇さん=東京都大田区在=は「明和の大津波の時に(現空港周辺にある)フルスト原遺跡には津波が来なかった。市役所、消防、警察、病院などの公共施設は現空港跡地に集約するべきだ」と主張。標高の低い美崎町で市役所を建設することは「明和の大津波の歴史を愚弄することだ。絶対に反対」と話す。


 中山市長は、美崎町で市役所を建て替える場合の防災対策について、市役所の高層化、土地の液状化対策などを進める考えを示している。しかし桃原さんは「20~30㍍の津波が来たらどうなるのか。高層化の議論はナンセンス。自然の脅威には謙虚にならないといけない」と危惧する。


 現空港跡地利用基本計画では、跡地を「歴史・文化」「産業振興」「市民サービス」「居住」の4ゾーンに分けた上で、県立八重山病院、消防庁舎、伝統工芸館、市立八重山博物館の移転方針が示されている。


 居住ゾーンを設けたことについては、「防災上の観点からも津波の浸水予測範囲外となっているため、居住地区としての整備が望ましい」としている。

2012年

7月

08日

超新星の明るさ最大に 石垣島天文台が撮影

石垣島天文台が2日に撮影したM95にある超新星(SN2012aw)(提供写真)
石垣島天文台が2日に撮影したM95にある超新星(SN2012aw)(提供写真)

 3月17日、しし座にある銀河群の棒渦巻銀河M95(NGC3351)に15等の明るさの超新星(SN2012aw)が出現。発見当時は15等の明るさで、その後増光を続け13等まで明るくなったが、6月末からわずかながら減光を始めたと報告されている。石垣島天文台の観測でも、約0・1等の減光を確認。同天文台では、2日の夜に明るくなった銀河M95と最大光度に達したと思われる超新星(SN2012aw)を撮影し、7日からホームページで公開している。


 13等の明るさは、肉眼では見えないが、口径105cmのむりかぶし望遠鏡では、その輝きを鮮明にとらえている。


 一般には、100日から150日かけて増光し、その後、急速に大きく減光するといわれているが、大減光までには、まだ時間がかかると予想される。


 M95は、中央に棒状の構造持つ棒渦巻銀河で、太陽系のある私たちの天の川銀河(銀河系)より、少し小さい銀河。

 

 銀河までの距離や宇宙の大きさを正確に決まるための研究などで観測される銀河のひとつ。

2012年

7月

08日

ウルトラマンがならさ訪問 エースが子どもと交流

児童養護施設ならさに訪れたウルトラマンエース=7日午前、同施設
児童養護施設ならさに訪れたウルトラマンエース=7日午前、同施設

 8日に開催される「ウルトラマンプレシャスステージin石垣島」(石垣市商工会青年部・女性部主催)に伴い7日、児童養護施設ならさにウルトラマンエースが訪れ、子どもたちと交流した。


 ウルトラマンプレシャスステージは、キャラクターショーを見る機会の少ない石垣市の子どもたちのために商工会青年部と女性部が企画。同日は児童養護施設へ慰問に訪れた。


 ウルトラマンエースが登場すると、子どもたちは大喜び。一緒にエースの必殺技「メタリウム光線」のポーズをしたり、けん玉で遊んだりしながら、約20人の子どもたちと交流した。また、この日はマックスバリューやいま店でチケット即売会と握手会が開かれ、大勢の親子連れが訪れた。

2012年

7月

07日

星まつりで〝婚活〟 来月、多彩イベントも 石垣市

市役所の未婚職員も星まつりの婚活イベントをPR=6日午前、市役所
市役所の未婚職員も星まつりの婚活イベントをPR=6日午前、市役所

 石垣市は6日、8月に開かれる南の島の星まつり2012(主催・同実行委員会)で、初めての婚活イベント「星空コン~(旧暦)七夕の夜に恋が実る島 石垣島~」を行うと発表した。七夕にちなんで男女の出会いをサポートするイベントで、将来的なリゾートウェディングの推進にもつなげる。漢那政弘副市長は「石垣島で出会ったカップルが、リピーターとして石垣島にお越しいただけるきっかけになれば」と期待した。

 

 「星空コン」は8月24日に行う予定で、石垣島、本島、本土から22歳以上の男女100人ずつを募集する。募集開始は7月上旬の予定で、ホームページに掲載する。


 参加者は島内をバスツアーしたあと、夜に協賛企業のANAインターコンチネンタル石垣リゾートで開かれるカップリングパーティに参加する。
 参加費は男性7千円、女性4500円で、別途航空運賃や宿泊費がかかる。
 インターネットでの広報やウェディング雑誌のライター招へいなどを通じ、イベントを内外にPRする計画。


 まつりは8月18日から26日まで開かれ、恒例の夕涼みライブと全島一斉ライトダウン(消灯)は同18日に行われる。夕涼みライブには夏川りみさん、スクープオンサムバディが参加予定。


 記念講演会(26日)、プラネタリウム上映(25~26日)も予定されている。
 まつりのポスターも6日、お披露目された。石垣島出身、在住の池城安武さん(株式会社イチグスクモード)がデザイン製作を担当している。

2012年

7月

07日

仲間氏が尖閣上陸 北小島、漁船から飛び込む

 沖縄県・尖閣諸島の北小島に、同県石垣市の仲間均市議ら2人が上陸したことが6日、第11管区海上保安本部(那覇)への取材で分かった。石垣海上保安部が事情を聴いている。仲間市議は1月にも同諸島の魚釣島に上陸している。


 11管によると、仲間市議ら2人は尖閣諸島周辺海域で漁船から海に飛び込み、5日午後3時45分ごろに北小島に上陸したのを巡視船が確認した。市議らは約1時間半後に漁船に戻り、6日未明に石垣漁港に帰港した。


 同諸島は石垣市の行政区域だが、同諸島を賃借している政府は、地権者と政府関係者以外の上陸を認めていない。

尖閣諸島の北小島(5日、仲間氏提供)
尖閣諸島の北小島(5日、仲間氏提供)

「無数の鳥がいた」 尖閣上陸の仲間氏

 尖閣諸島の北小島に上陸した仲間均市議は6日、八重山日報社の取材に応じ「(北小島では)アホウドリなど無数の鳥がいた。10年前に上陸したときには全くいなかったが、鳥が戻っていることが分かったのが最大の成果だ」と話した。仲間氏が北小島に上陸したのは2002年以来、10年ぶり3回目。


 仲間氏は1997年にも北小島に上陸しているが、そのときも鳥の姿は確認できなかったという。仲間氏は「鳥の姿を見て、衝動的に海に飛び込んだ」と上陸の際を振り返った。


 仲間氏ら6人は漁船で5日午前6時15分ごろ、石垣島を出港し、正午過ぎに久場島周辺に到着した。同乗者の1人がダイビングを試みたが、しけのために中止したという。


 北小島と南小島の間ではダイビングに成功した。
 仲間氏は北小島への上陸について「批判はあるが、石垣市の行政区域なので、議員としての調査は当然だ」と強調した。

2012年

7月

07日

甲子園県予選を先島で 宮古と協力会発足 教育振興会

先島の教育環境充実へ協力を呼び掛ける武富会長=八重山高校、登野城
先島の教育環境充実へ協力を呼び掛ける武富会長=八重山高校、登野城

 宮古・八重山地区の高校と特別支援校の校長らで組織する先島県立学校教育振興会の総会が6日、八重山高校であった。武富弘次さん(八重高PTA会長)を会長に承認し新役員体制が発足、本年度の事業を決めた。夏の高校野球県予選離島開催に向け、協力会も発足させた。

 

 宮古・八重山地区の計10校から40人以上が出席。武富会長は「離島の教育環境の改善に取り組んでいく。協力をお願いしたい」とあいさつした。任期は1年。


 本年度の事業は、関係機関への要請活動が中心。要請内容は①中堅教職員の配置と増員②特別支援校に臨床心理士の配置③各種大会参加で旅費負担の軽減④空調設備の拡充④センター試験の離島開催継続⑤県内外大学への推薦枠と奨学制度の優遇措置―ほか。


 要請は9項目83件に及び、振興会がまとめ関係機関に働きかける。
 席上、離島住民らの要望が強い、夏の甲子園県大会の離島開催協力会も発足。振興会内の事務局設置を決めた。


 総会後、㈱ユーグレナの出雲充代表の講演会も開かれ、石垣市で同社が生産する微細藻「ミドリムシ」について出席者が学習を深めた。
 総会は宮古地区と石垣市で隔年開催している。

2012年

7月

07日

「八重山の食材素晴らしい」 エスコフィエ協会の上柿元さん

 日本エスコフィエ協会副会長の上柿元勝さんが3日来島し、八重山調理師会(根原哲也会長)が同日夜、市内ホテルで懇親会を開いた。


 エスコフィエ協会は近代フランス料理の祖、オーギュスト・エスコフィエの弟子が設立し、近代料理術や調理技術の再教育などを行っている。上柿元さんは沖縄の担当者で、あいさつ回りのため来島した。


 懇親会で上柿元さんは「八重山の食材は素晴らしいものばかり。全国に広げ、アドバイザーとして協力したい」と述べた。根原会長は「世界的に有名な上柿元さんの来島に感激している。これからも八重山の観光発展のため、上柿元さんと連携しながらアピールしたい」と応じた。会場には名誉顧問の中山義隆市長をはじめ、多数の会員が訪れた。

2012年

7月

07日

「宝ぬ島言葉」寄贈 宮良婦人会が小学校に

 宮良婦人会(半嶺敬子会長)は5日、宮良小学校(小浜美佐子校長)に手作りの島むに(言葉)テキスト「宝ぬ島言葉」160冊と音声CDを贈った。


 宮良婦人会では島むに講座を開講し、島むにの継承に取り組んでいる。今回、子どもたちも島むにに触れてもらおうと寄贈。小学校とともに、宮良在住の中高生にも配布した。


 半嶺会長は「宮良地域の大事な子どもたちに、ぜひ勉強して島の言葉を覚えてほしい。テキストを活用して」と期待した。


 小浜校長は「このテキストは4年間かけて作られたもの。大切な言葉を勉強していきましょう」と感謝した。

2012年

7月

06日

オオゴマダラの飼育方法を説明 新小で橿原市昆虫館

オオゴマダラ飼育キットをプレゼントする松本さん=新川小学校
オオゴマダラ飼育キットをプレゼントする松本さん=新川小学校

 国内最大のチョウ「オオゴマダラ」を育てて、身近な環境の大切さを伝えようと、橿原(かしはら)市昆虫館=奈良県=は5日、新川小学校で初の公開授業、児童に飼育キットを贈った。


 昆虫館職員の松本清二さん(理学博士)が講師になり、3年1組(26人)の理科の授業を担当。


 オオゴマダラについて①日本で1番大きい②石垣市のチョウに指定③八重山地方を中心に生息―と特徴を説明した。


 その上で、飼育キットをグループごとに6個プレゼント。観察方法を関西弁で分かりやすく伝えた。


 飼育キットは、同昆虫館が開発。透明プラスチック容器(容量800cc)に、オオゴマダラの卵をはじめ、ピンセットやティッシュ、幼虫のエサ「ホウライカガミの葉」―が入っている。


 授業のはじめ、ビギンのCD「島人ぬ宝」を流した松本さんは、オオゴマダラも島の宝だとし、生き物の大切さを強調した。3年1組では、飼育キットを教室内に置き、観察を続ける。十数日で羽化するという。


 橿原市昆虫館は20年ほど前から、字宮良のほ場でオオゴマダラの飼育、研究を行っている。地域貢献をしようと公開授業となった。

2012年

7月

06日

対抗馬の人選混迷 現職追撃体制整わず 竹富町長選

川満栄長氏
川満栄長氏

 8月21日告示、26日投票の竹富町長選まで一ヵ月余りとなったが、現職、川満栄長氏(59)の対抗馬擁立作業が混迷している。野党の「切り札」だった町議会議長、西大舛高旬氏(64)が出馬断念に追い込まれ、有力候補がいなくなったためだ。副議長の新田長男氏(52)らの名前が取りざたされているが、新田氏は現段階で慎重な姿勢を崩していない。最大の票田である西表島を分断し、川満氏が掲げる役場移転を「阻止」できる候補がいるのか。現職の追撃体制は整わず、野党の悩みは深い。

 

 有権者は3085人(6月9日現在)。このうち西表島の有権者だけで約6割を占める。町長選は、西表島で一定の支持を得ることが勝利の条件になる。


 野党は当初、西表西部を地盤とする川満氏に「勝てる候補」として、西大舛氏の擁立を決めた。西大舛氏は町議会最多当選のベテランで、西表東部で強い影響力を持つ。西表島を分断し、他の島の票を合わせれば、現職に対し十分勝機はあるという計算だった。


 西大舛氏としても、年齢的に町政を狙うラストチャンスと見られ、周囲には出馬に向けた本人の強い意欲が伝えられていた。


 西大舛は役場移転の是非を問う住民投票の実施を訴え、支持者に理解を求めた。西大舛氏を擁立した町議7人はすべて西表島以外の島出身だったが「住民投票で役場移転賛成が多数を占めれば従う」と確認していたためだ。


 しかし支持者は、西大舛氏が役場移転反対派に擁立されることに強く反発。西表島の関係者は「西大舛氏ほどの有力者でも、支持者を説得できなかった。役場移転を推進するという約束を守らないからだ」と批判した。


 出馬を断念した西大舛氏は「役場移転を実現するには、住民投票のほうが早いと説得したが…」と表情に無念さをにじませた。


 野党にとって西大舛氏の出馬は「既定路線」だったため、事態の急変で候補者選びは一気に混迷。2日の会合は人選が白紙になったことを確認して散会したが、次回会合について具体的な日程も固まっていない。


 選挙関係者は「保守色の強い西大舛氏を革新系の町議も含めて擁立しようとした。共通するのは役場移転反対だけで、もともと野合だ」と批判する。


 新田氏は自身の出馬について「現時点では考えていないが、無投票にするわけにはいかない。何か考えないといけないだろう」と話す。現在、野党議員はそれぞれの地元に帰り、人選について改めて意見を聞いている状況だという。


 川満氏はすでに後援会の体制を整えており、近く正式に出馬表明する予定。県立石垣青少年の家所長の加勢本曙氏(62)も独自に出馬を模索している。

2012年

7月

06日

おくやみ

 宮里英伸(みやざと・えいしん)さんが5日午前11時45分、病気療養中に浦添総合病院で死去した。84歳。
 告別式は7日正午から午後1時まで那覇市のサンレー那覇北紫雲閣で。喪主は妻のテツさん。
 石垣市石垣出身。今年4月に教育功労で春の叙勲を受章。

2012年

7月

05日

「町単独でも赤字補てん」 貨客船リースで調整 川満町長が国、県に直訴

 波照間海運の貨客船「フェリーはてるま」が運休し、波照間島への燃料輸送などが滞っている問題で、竹富町の川満栄長町長は4日、内閣府沖縄総合事務局と県庁を訪れ、事態打開に向けた支援を直訴した。現在、打開策として、波照間航路を運航している安栄観光が、フェリーはてるまをリースする案などが浮上している。川満町長は取材に対し、波照間航路が赤字になった場合、「町単独でも赤字補てんをやる決意だ」と強調した。

 

 川満町長は沖縄総合事務局で三浦知雄運輸部長らと面会し、波照間島住民の現状を説明。安栄観光の貨物船が燃料輸送できるよう、危険物取り扱いの許可を迅速に下ろすよう求めた。町長によると同事務局側は「許可には船体が基準をクリアする必要があるが、迅速にチェックして対応する」と答えた。


 県庁では企画部交通政策課の担当者に対し、フェリーはてるまのリースに向けた条件整備を要請した。
 川満町長は5日に記者会見し、行政の対応策を説明する。
 町によると、フェリーはてるまに対しては、県離島海運振興㈱が抵当権、全日本海員組合が先取特権を持っており、安栄観光がリースするには両者の承諾が必要になる。両者と町、県、沖縄総合事務局、安栄観光は5月下旬に石垣市で会合を開き、リースで運航を継続させる基本方針を確認したが、その後、安栄観光と両者の協議が進展していないという。波照間海運が抱える多額の債務や、リース料などが課題になっている可能性がある。


 リース契約が不調に終わった場合は、フェリーはてるまの買い取りや代船の購入も選択肢になる。川満町長は波照間航路が赤字になった場合、国や県の財政支援を求めながら、単独での財政支援も辞さない構えを示し「波照間航路の件は、行政としてもしっかり取り組んでいる」と述べた。


 波照間海運は5月末で波照間航路から撤退した。安栄観光の貨物船は危険物取り扱いの許可を受けていないため、燃料などを輸送できない。安栄観光は先月、フェリーよなくにをチャーターして燃料を輸送したが、その後の輸送が滞っており、波照間島では給油制限を余儀なくされるなど、住民生活に影響が広がり始めている。

2012年

7月

05日

「国際情勢厳しい」 北方領土問題で惠さん

 ロシアのメドジェーベフ首相が3日、北方領土の国後島を訪問し、実効支配を誇示した。ロシアに不法占領されている北方領土と事情は異なるが、日本は尖閣諸島を実効支配していながら、上陸などの実効支配強化策には及び腰の姿勢だ。本紙論説委員長でもある拓殖大客員教授の惠隆之介さんは「国民が国際情勢の厳しさを認識しないと、尖閣諸島も危うい」と警告する。

 

 惠さんは「他国は領土に対しては非常にナーバスで、領海侵犯された場合は追跡して撃沈する。日本は金で解決しようとする。だから他国は、問題を起こしてゆすり、たかりを行う。領土を守る強い意志を示さないといけない」と指摘。


 親日家とされるプーチン大統領就任時、日本国内で領土問題進展の期待が高まったことを「ものすごく甘い」と切り捨てた。


 尖閣諸島問題については「今の政権は中国から見ると御しやすい。今は米国がバックにいるからいいが、日米安保がなければ尖閣諸島だけでなく、石垣も危うい」と憂慮する。

2012年

7月

05日

石垣島に関心 吉祥航空関係者が視察

見学台から新石垣空港を視察する一行
見学台から新石垣空港を視察する一行

 中国上海市を拠点とする吉祥(きっしょう)航空と中国旅行社一行23人が4日、新石垣空港建設地を視察した。吉祥航空は9月から、上海―那覇間の定期直行便を就航する。同社では初めての国際路線就航となる。


 一行は、2日から、4泊5日の日程で、沖縄本島、八重山を視察旅行で訪問。八重山では1泊2日で、石垣島、竹富島で、カヌー体験、新空港や川平公園など観光地を視察した。


 新空港では、県の担当者から概要説明を受け、滑走路の長さやCIQ施設、観光入域数を質問していた。


 上海国際旅行社の王静明(オウ・セイメイ)さんは「石垣島は自家用機を持つ、富裕層に人気がある」と関心を示した。


 吉祥航空日本沖縄支店の董蔚(トウ・エイ)支店長は「石垣島の豊かな自然や石垣牛と魅力がある。新空港開港後の運航に前向きに検討したい」と、話した。


 上海―那覇間は、週4便で、運航予定日は毎週火、木、金、日曜日。飛行時間は片道約2時間という。

2012年

7月

05日

サンゴの生態や現状を学習 東大鯉渕准教授を講師に 宮良小 

サンゴ環境学習を行った鯉渕幸生準教授(左)=4日午前、宮良小学校
サンゴ環境学習を行った鯉渕幸生準教授(左)=4日午前、宮良小学校

 東京大学の鯉渕幸生准教授によるサンゴ環境学習が4日、宮良小学校で開かれ、4、56年生の児童54人がサンゴの生態やサンゴが置かれている状況について学習した。


 鯉渕准教授は、砂浜や河口域など沿岸域から河川における水環境の変動メカニズムについて研究しており、石垣島のサンゴ礁研究にも取り組んでいる。


 この日は、サンゴの一生や生態について説明。サンゴ礁により波で陸が削られずに守られていることや、日本のサンゴの供給源は八重山であることなどが話された。


 鯉渕准教授は「石垣島周辺のサンゴは、日本にとっても大切なもの。そのサンゴが減っている」とし、サンゴを卵から増やす取り組みについて紹介した。


 また、10月には実際に卵から育てたサンゴを児童たちと一緒に植えることを伝えた。
 鯉渕准教授は「サンゴが減っているのは海だけでなく、陸の問題も関係する。みんなが勉強することもサンゴにとっては大切なこと」と呼び掛けた。


 参加した児童からは「人もサンゴを減らしている原因と知って驚いた。今度からサンゴを観察しながら、海を泳ぎたい」「サンゴのことをたくさん知った。すごい生き物だと思った」などの感想を述べた。