2013年

2月

28日

国境の島の「反日」教科書キャンペーン 教科書問題の内幕暴く 市内書店で先行発売

 八重山教科書問題を通じ、沖縄・八重山が抱えるさまざまな問題を考える「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」が28日、産経新聞出版から発売される。教科書問題を徹底的に取材した八重山日報編集長の仲新城誠記者が執筆。当時のマスコミでは報道されなかった内幕を報告している。市内大川の山田書店ではレジ前の特設コーナーで先行発売を開始している=写真。


 中学校公民教科書採択をめぐり、育鵬社版を覆そうと、県教委、マスコミ、住民運動が一体となって繰り広げた反対運動とは何だったのかを問う。

 

 中山市政発足から教科書問題勃発までの経緯を追いながら、尖閣諸島問題、自衛隊配備問題、普天間飛行場移設問題、オスプレイ配備問題との関連も指摘する。仲新城記者は「法治国家に対するクーデターのような事態が起きたことを振り返り、何が正義だったのかを改めて考えてほしい」と話している。同書は1300円(+消費税)。

2013年

2月

28日

安全操業 総務相に直訴 海人の会「施設整備を」 名嘉会長、手応え強調

27日、新藤総務相に尖閣での施設整備を直訴する名嘉会長(写真提供・山本皓一氏)
27日、新藤総務相に尖閣での施設整備を直訴する名嘉会長(写真提供・山本皓一氏)

 石垣市の漁業者で組織する「尖閣で漁をする海人の会」の名嘉全正会長らが27日、尖閣諸島周辺で安全操業するため、避難港や無線基地を整備するよう求める要望書を新藤義孝総務相や自民党の高市早苗政調会長、国土交通省などに提出した。新藤総務相らに面会した名嘉会長は「手応えは、ばっちりだった。大臣には予定時間をオーバーして会ってもらった」と、要請の成果を強調した。

 

 名嘉会長によると、総務相は尖閣での施設整備について、自ら「必要だ」との認識を示したという。名嘉会長らは安全操業の実現を強く訴え、総務相との面会時間は約45分に及んだ。


 自民党本部では名嘉会長が「子孫のためにも島を守ってほしい」と要請。高市政調会長は「前向きにできるところからやっていきたい」と答えた。

 

 名嘉会長は取材に対し、尖閣で避難港を整備する必要性について「中国の船は20~30㍍の風でも耐えられるが、石垣の漁師の船は13㍍吹いたら出航できない。(施設整備は)当たり前だ」と訴えた。

 

 要請に同行した民間団体、グローバル企画の平田直芳さんは「石垣島の漁師が困っている。行政や漁協が動かない部分があるから、任意団体(尖閣で漁をする海人の会)を立ち上げた」と話した。要請には砂川利勝県議も同行した。

 

 尖閣諸島周辺では、中国公船が、連日のように領海へ侵入したり接続水域を航行したりしている。

 

 今月18日には領海内で、名嘉会長が乗る漁船が中国の海洋監視船3隻に追跡され、万一に備えて海保の巡視船が周辺に配置される事態が発生。中国公船は地元漁船の拿捕(だほ)を狙っている可能性があり、中国公船が尖閣海域を航行している間は、漁業者の安全操業が不可能な状況になっている。

 

 要望書は尖閣周辺の豊かな漁場を守ることが国益にもつながると指摘。操業する漁船への燃料費の補助なども求めた。

2013年

2月

28日

八重山振興の起爆剤に 新庁舎は災害対策の拠点 尖閣ブランド化推進 中山市長施政方針 新空港

施政方針演説を行う中山市長=27日午前、市議会
施政方針演説を行う中山市長=27日午前、市議会

 石垣市の中山義隆市長は市議会3月定例会初日の27日、2013年度施政方針演説を行い、3月に開港する新石垣空港について「八重山圏域の振興発展に大きなインパクトを与える」と述べ、市をアジアの玄関口とする「アジアゲートウェイ構想」の実現に意欲を示した。建設後40年余を経過し、老朽化が進んでいる庁舎については「大規模災害時の災害対策の拠点」として新築の取り組みを進めると表明。水産業の振興に向け「尖閣マチ、尖閣ハタ、尖閣カツオ」の商標登録を進める考えも明らかにした。

 

 就任4年目となる今年度は「市長1期目の集大成」と位置づけ「未執行の事業や課題もあることから、粉骨砕身の気概をもって全身全霊で市政運営に取り組み、市民生活の発展、市民所得の向上に全力で取り組む」と決意を強調した。


 老朽化が進む県立八重山病院は、早期の新築を3市町一体となって県に求める。伊原間中と新給食センターには太陽光発電システムを設置し、電気推進船(EV船)の購入助成を実施するなど、再生可能エネルギー導入を進める。

 

 土地利用では、墓地基本計画に基づき、墓地立地の許容と抑制を行う区域を設定し、規制・誘導を図る。石垣港港湾計画を13年度で改定し、離島フェリーバース、人工ビーチ、緑地などの整備を引き続き進める。


 災害発生に備え、要援護者などに配慮した福祉避難所の整備に向け、13年度は基本設計、実施設計を行う。


 機構改革で「観光文化スポーツ局」を新設し、観光部門の組織を強化する。学校給食日は、独立行政法人からの補助打ち切りに伴い、保護者の負担回避のため、市が財政措置を行うことから「市負担分が大幅に増加する」と説明。すでに実施している第3子の無料化に加え、第1、2子の無料化については、財政状況を考慮し、段階的に取り組む。

 

 外国船の領海侵犯や外国航空機による領空侵犯が発生している尖閣諸島については、漁業者が安全・安心な操業を行えるよう、国に毅然とした対応を要望する。

 

2013年

2月

28日

カンムリワシの早急な保護を! 辻 維周

啓発看板
啓発看板

 環境省石垣自然保護官事務所によると、石垣では今年に入ってから国の特別天然記念物であるカンムリワシの命が6羽、西表では4羽失われ、うち9羽はロードキルによるものであろうと言う。


 しかし国の特別天然記念物に指定されているにしては、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコほど有名ではなく、観光客100人中80人以上が名前すら知らないという驚くべき事実が我々の聞き取り調査で判明した。


 さらにカンムリワシは昼間しか活動しないわけではなく、夜間も路上で轢き殺された動物を餌として摂取するために活動しているが、その事実もほとんど知られていない。また八重山を紹介しているガイドブックを見ても、多少触れられてはいるものの、積極的なPRはされていないため、いまだに観光客に認知されていない。


 筆者は路上に小動物が轢かれていた場合、それがカンムリワシを路上に降ろす元となってしまうため、積極的にトングを使って道路外へ死体を排除するようにしている。カラスやキジ、クジャク、ハブなどは害をもたらすために轢き殺してもいいという人もいるようであるが、全く別次元の問題であり、轢いて放置した場合にはカンムリワシのロードキルに直結してしまうと言うことを理解していただかなくてはならない。


 内地に対してカンムリワシが八重山にいると言うことを少しでも知ってもらおうと、JTAにお願いして新石垣空港のキャラクターである「ぱいーぐる」を機体に描いて飛んでいただいているが、それだけでは到底足りず、行政が積極的にPRをして行かねば、近い将来絶滅してしまうことは間違いがない。


 絶滅するのは生命力が無いので仕方がないと言う人もいるが、生態系ピラミッドの中にある生物同士の弱肉強食論理で絶滅してしまうのならば、それはそれで仕方ないだろう。しかし生態系ピラミッド外にいる人間が、それを絶滅させてしまうと言う事は論外である。


 また、運よく生きたままで保護され、動物病院に搬送された後、回復して放鳥されるケースもあるが、放鳥するときに子供たちを呼び、その雄姿を見せることも行われており、それはそれで命の大切さや、間近で島の宝を学ばせるためにはよいことである。


 ただしそのとき、子供たちにカンムリワシを触らせてしまうこともあるようだが、その行為はこれから野生に返されるカンムリワシをおびえさせてしまうだけではなく、野生生物が持っているウイルスに子供が感染してしまうことも十分考えられるので、厳に慎んでいただきたい。カンムリワシを始めとする天然記念物は「文化財」だという意識が、あまりに欠落している。


 新空港が開港するとレンタカーも激増し、カンムリワシの生命もさらに脅かされてしまうことは間違いないので、観光客に対する、より一層のPRを徹底しなくてはならないだろう。また環境省が写真のような看板を立てているので、その付近では特に細心の注意を払って運転を。


 なお、カンムリワシを誤ってはねたり、傷病個体を発見したりした場合には、環境省石垣自然保護官事務所0980―82―4768または石垣市教育委員会文化課0980―83―7269、西表野生生物保護センター0980―85―5581まで大至急連絡をお願いしたい。


 故意に死傷させる、追いかける、傷病個体や死体を持ち帰る、隠匿するなどした場合には、文化財保護法違反に問われる可能性もある。(首都大学東京 大学院 非常勤講師)

2013年

2月

27日

紅イモ収穫に大忙し 新空港開港で需要高まる

紅イモの収穫作業が行われた宮良牧中の畑、大きなイモが土の中から顔を覗かせた
紅イモの収穫作業が行われた宮良牧中の畑、大きなイモが土の中から顔を覗かせた

 新石垣空港開港を控え、土産用菓子の原料として需要が高い紅イモの収穫が大忙し。26日、市内宮良牧中にある生産農家の畑では、紅イモ(沖夢紫)の収穫作業が行われていた。新空港開港でターミナル内の店舗の数や内容が充実し、島内の特産物への注目が高まったことが、紅イモの需要を更に高めている。

 

 紅イモをペースト化し、市内の菓子製造業者へ販売する事業を展開する石垣島薬草研究会の運道和直代表は「需要に供給が追い付かない状況に、新空港開港が更に拍車を掛けた。冬場は紅イモの生産量が少ないので、農家に早めの収穫を働きかけている」と、嬉しい悲鳴。

 

 この日の収穫作業では、収穫機が土を掘り起こすと土の中から大きな紅イモが顔を覗かせ「おお~大豊作」と関係者が歓声を上げ、生産者も満足げな笑顔を見せていた。この日収穫された紅イモは、新空港開港日の商品にするため、大急ぎで工場に搬入、加工されるという。

2013年

2月

27日

島の4分の1焼失 嘉弥真島で火災 建物など被害なし

嘉弥真島で火災が発生した(26日午後、町提供)
嘉弥真島で火災が発生した(26日午後、町提供)

 26日午後2時50分ごろ、竹富町嘉弥真島の西側で下草や枯れ草の火災が発生したと、石垣市消防本部に通報があった。午後6時ごろに鎮火、建物や人に被害はなかった。


 町役場によると、火災前に島内でごみの焼却作業を行っていたという。島内には水道設備はなく、町小浜消防分団がバケツリレーで消火作業にあたった。島の約4分の1にあたる10ヘクタールが焼かれた。火災の原因については現在、調査が行われている。

2013年

2月

27日

新川、真喜良住宅改築へ 16年度着手目指す

県営住宅の早期建て替えを仲井真知事に要請する中山市長ら=25日、県庁
県営住宅の早期建て替えを仲井真知事に要請する中山市長ら=25日、県庁

 石垣市の中山義隆市長は25日、仲井真弘多知事に県営新川、真喜良住宅の早期建て替えを要請した。同席した生巣武建設部長によると、仲井真知事は「早期にやりましょう」と前向きな姿勢を示した。市は2016年の着手を目指す意向で、県営新川住宅に隣接する市営新川住宅の同時建て替えや、施設を共用することも視野に検討を進める。

 

 県営新川住宅(174戸)は1979年、真喜良住宅(同108戸)は80年に建設された。市によると塩害などの影響もあり、老朽化が急速に進んでいる。


 市営新川住宅(48戸)も1979年に建設されており、中山市長は「県営、市営新川住宅の建て替えを共同で行うことで敷地の有効利用、施設の共用化、事業費の圧縮が可能になる」と提案。県営真喜良住宅も同時に建て替えるよう求めた。

 

 同席した砂川利勝県議は「(建て替えの際)建物を高層化することで土地の有効利用を図り、津波時の避難施設に使うこともできる」と述べた。

 

 市によると、県営、市営住宅は国の補助金で建設されており、取り壊しには耐用年数の半分以上が経過していることが条件になる。市は県営、市営新川住宅が条件を満たす16年の着手を目指すが、真喜良住宅について県側は、建設年度の関係から「最短でも着手は1年遅れになる」との見通しを示しているという。

2013年

2月

27日

車を運転していると、交通事故に遭った…

 車を運転していると、交通事故に遭った猫の死骸を道路上でよく見かける。頭から血を流した無残な姿は、何度見ても胸が痛む◆大学時代に自転車で新聞配達のアルバイトをしていたことがある。早朝、配達先にかわいい猫がいて、すり寄ってきたので、頭をなでてやった。自転車に戻ろうとすると、突然車が走ってきて、その猫をはね飛ばした。猫は即死だった◆猫や犬に限らず、石垣島に住む貴重な小動物もロードキル(交通事故死)で日々、命を失っている。被害者が人間ではないから意識しないだけだが、たった一つしかない命の重みを考えると、人間と動物を区別するべきではないだろう◆腹立たしいのは無謀運転だ。市街地でよく見かけるのは、信号が黄色から赤に変わる瞬間に突っ込んでくる車である。一歩間違えば重大事故になってしまう。市街地から離れて、道路がすいてくると、70㌔や80㌔ですっ飛ばす車はざらにある。制限速度内で走っていたら「邪魔だ」と言わんばかりに、次々と追い越しをされる◆「石垣島の温かい人情」と「せわしない猛スピード運転」は、どう考えてもマッチしない。無謀運転するのがレンタカーなら、住民がまず範を示したい。目的地に10分や20分遅れたところで、人生はそう変わらない。

2013年

2月

25日

黒島牛祭 「牛の島」に3500人 過去最多 出店などにぎわう

牛のもも肉ステーキが販売され、買い物客で長蛇の列ができる人気だった
黒島、牛祭 牛のもも肉ステーキが販売され、買い物客で長蛇の列ができる人気だった

 

 黒島多目的広場で行われた開会式で比屋根修実行委員長は「きょう1日食べて、楽しく愉快な牛まつりにしてほしい」とあいさつ。黒島中と大浜中のコラボ演奏がオープニングを飾った。


 出店では牛のもも肉のステーキ、焼肉、牛汁、牛そばなどが販売され、買い物客で長蛇の列ができた。周辺には牛料理の香ばしい香りが漂い、食欲を誘った。
 イベントでは、牧草ロールをカップルで飛び越える「ジャンプDEラブロール」や「牧草ロール転がし」、子どもたちが出場した沖縄角力などに続々と飛び入り参加者があり、会場を盛り上げた。
 大浜安則さん、吉濵みほ&モーモーズ、湯川こずえさん、島仲久さんのライブもあった。
 「夢の牛抽選会」では竹富町西表島上原の高山知子さんが妊娠牛1頭を射止めた。
 隣のサブ会場ではポニーの体験乗馬やミニ動物園、牛の展示などがあった。竹富町職員らはボランティアでごみ回収、分別を手伝った。

2013年

2月

25日

JA企画「生産意欲向上を」 「農家の嫁」志願続々 

 未婚の農業男性が参加する婚活イベントが23日から始まっており、24日には参加者が黒島の牛まつりを楽しんだ。男女各18人が参加している。
 主催したJAおきなわ八重山地区本部は「独身の農業者が家庭を持つことの楽しみを知り、生産意欲の向上につながってもらえれば」(下地義次本部長)と期待している。


 JAによると、女性18人のうち14人は石垣島在住の県外出身者、2人は岩手県在住者。年齢は男性が50代から30代、女性が42歳から24歳だった。
 23日には顔合わせのパーティが市内ホテルで開かれた。2分30秒ずつの「アピールタイム」では「ふだんは無口な男性も、競争原理が働いて、よくしゃべっていた」(JA関係者)という。


 24日の牛まつりでは男女22人が来島し、イベントにカップルで参加するなど、仲睦ましい姿も見られた。
 参加者の女性(29)=福岡県=は「ご縁があればここに住んでもいいかな」と笑顔。40代の男性は「早く彼女を見つけて落ち着きたい」と話した。
 成立したカップルには今後数回、農作業の共同体験などを行い、相互理解を深めてもらう。


 安里成秀副本部長は「独身の農家が多く、婚活イベントをしてほしいという要望があったので企画した。農家の若い嫁にも企画会議に入ってもらい、4カ月かけてイベントの内容を話し合った」と説明。
 カップルの成否について「3カ月後に調査したい」と期待した。

2013年

2月

25日

観光客に「おかえり」 つかさ牧場にサイン設置 久宇良地区

 

 新石垣空港開港を前に市内北部のイメージアップを図ろうと24日、久宇良地区のつかさ牧場(多宇司代表)内のサインを「おかえりイシガキ」へ変更する作業が行われ、完成後に北部地区の児童らがサインの前で新空港PRソング「おかえり南ぬ島」の踊りを披露した。つかさ牧場では3年ほど前から「石垣牛」のサインを久宇良地区の松並木からよく見える場所に設置。材料は牧草などを置く際に下敷きとして用いる木製のパレット60個で、白く塗装してある。


 今回、市内北部地区の活性化に取り組む平久保半島環境と観光会(平良八重子会長)のアイディアで行われた。平良会長は「新空港開港を控え、石垣島をアピールするには今が 大切な時期。北部地域でも観光客を〝お帰り〟と迎え、新たな観光スポットにしたい」と意気込む。踊りを披露した金城綾玖(りく)君(伊野田小3年)は「文字がでかくてカッコイイ。文字を見て石垣が良いところだと分かってくれれば良い」と、サインの出来に満足げ。
 同会では将来、サインに電飾を施すことを希望している。

2013年

2月

24日

県学力到達度調査 2教科で竹富町上回る

 2012年度県学力到達度調査で、石垣市の小学5年生の平均正答率が全4教科中、2教科で竹富町を上回っていたことが分かった。両市町の教育委員会によると、石垣市の小5は約550人で、竹富町の10倍以上。石垣市の平均正答率が複数科目で竹富町を上回るのは初めてと見られる。市教委の担当者は「目標としていた竹富町を上回ったことは大きい。(八重山全体で)切磋琢磨できれば」と話している。

 

 両市町の平均正答率は23日、八重山地区学力向上推進実践報告会で発表された。小学校5年生の教科は国語と算数。それぞれ基礎的理解を問うA問題と応用力を問うB問題がある。


 平均正答率で石垣市が竹富町を上回ったのは国語Aと算数A。国語Aは石垣市60・3%、竹富町60・1%、算数Aは石垣市77・7%、竹富町73・6%だった。石垣市は2教科とも県平均も上回った。


 市教委の担当者は「基礎的学力の向上に取り組み、特に市街地の学校で効果があった」と、市が進めている学力向上対策「冠鷲プロジェクト」の効果を強調。「これまで石垣市は八重山地区の足を引っ張る存在だったが、市の成績が動くことで、3市町が切磋琢磨する環境ができる」と強調した。


 応用力を問う他の2教科では、国語Bが石垣市67・6%、竹富町が77・5%、算数Bが石垣市29・3%、竹富町が42・3%と大差をつけられている。基礎学力の定着では一定の成果を上げたものの、応用力で今後に課題を残した。


 中学校2年生の社会は、11年度の平均正答率が58・7%で、県平均を6・9ポイントも上回った。市教委によると、市街地の1校で得点が急激に伸びたことが要因。関係者は「成績の伸びは、個々の教員の授業力にも大きく左右される」と分析しており、今後は授業力アップに向けた取り組みも急務になりそうだ。

2013年

2月

24日

角田信朗さん講話 軽妙なトークで観客沸かす

K―1GPで活躍した空手家でタレントの角田信朗さん(52)のトークショーが23日、双葉公民館であり、角田さんが軽妙な語りで観客を楽しませた。


 角田さんは小学校時代、いじめられっ子で、「このままでは一生いじめられる」と考え、空手を始めたと格闘技の世界に入ったきっかけを紹介。


 さらに、格闘技界から芸能活動を始め,NHKの大河ドラマに出演した体験、自分が演じた戦国武将の物語、芸能人との交流、K―1選手時代のエピソードなどを大阪弁で披露した。


 女優藤原紀香さんの結婚式に出席したエピソードでは「高額の祝儀を出してしもうた。最初からうまくいかないと分かっていたら、結婚式ではお祝儀を取ったらあかん。3年たってまだ夫婦でいたら、その時に、祝儀は出したらええ」と語り、観客の笑いを誘った。


 トークショーは、ロイヤルハウス石垣八建実業店の開店イベントとして開催。イベント(トークショーはなし)は24日も午前10時から双葉公民館で行われる。午後5時まで。

2013年

2月

24日

学力向上推進報告会 たくましく生きる力を

八重山地区学力向上推進実践報告会(主催・地区学力向上推進委員会)が23日、八重山合同庁舎で開かれ、文部科学省国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの藤田晃之統括研究官が「キャリア教育の視点を踏まえた『確かな学力』向上の推進」をテーマに講演した。

 

日本の子どもたちの成績は世界でも上位だが、勉強を楽しいと感じている子どもの割合が最低に落ち込んでいることを指摘。「とても深刻な問題だ。何のために子どもは興味関心がないことを勉強しているのか。受験のためにつけた知識は(目標の学校に入学したら)きれいさっぱり剥落している可能性が高い」と指摘した。
 その上で「知のレベルが高いことで私たちは豊かになってきた。そういう中で、知はどうでもいいという大人を作っていいのか。すべて受験のために勉強させることには限界が来ている」と現状を危ぶんだ。


 社会的・職業的自立に向けた能力や態度を育てる「キャリア教育」について、従来の進路指導が入試の成功を支援していたのに対し、キャリア教育では「入試に受かることも重要だが(受かったあと)リスクを回避しない、たくましく生きる力を身につけさせる」と述べた。

 

 

2013年

2月

23日

八重山かまぼこの日 たらし揚げを無料配布

 22日は「八重山かまぼこの日」。この日に合わせてJAゆらてぃく市場は、事業者と協力して構内でかまぼこ600パックを無料配布した=写真。無料配布は今年で4回目。


 金城かまぼことマーミヤーかまぼこ、かみやき小の3業者が協力。たらし揚げ100㌘入りのパックを一人ひとつずつプレゼントした。

 

 配布開始の午前11時前には、80人以上が列を作り、地元のかまぼこ人気をうかがわせた。配布とともに各事業所の店員は「十六日祭もかまぼこをよろしく」と元気よくアピールしていた。

 

 配布の30分前から並び、1番でかまぼこを受け取った女性(79)=登野城=は「かまぼこの日は毎年、もらっている。ただでおいしいかまぼこがもらえてうれしい」とちょぴり照れた様子で話した。

2013年

2月

23日

3高定員割れ変わらず 八重農で志願者2人減 最終志願倍率

 県教育委員会は22日夜、県立高校入試の最終志願状況を発表した。八重山の3高校がいずれも定員割れした状況は初回志願状況と変わらず、最も倍率が高い学科も同じく八重山商工機械電気科電気コースの1・21倍だった。高校入試は3月7、8の両日行われる。


 八重山高校普通科は志願者数188人で初回と変わらず、倍率は0・98倍。

 

 八重山農林高校は志願者数121人で初回に比べ2人減り、倍率は0・1ポイント下がった。学科別ではアグリフード科0・67倍、グリーンライフ科1・00倍、フードプロデュース科0・45倍、ライフスキル科1・03倍。

 

 八重山商工高校は志願者数154人で初回と変わらず、倍率は0・80倍。機械電気科1・18倍(機械コース1・16倍、電気コース1・21倍)、情報技術科0・85倍、商業科0・81倍(会計システムコース0・74倍、情報ビジネスコース1・04倍、観光コース0・58倍)、定時制商業科0・38倍で、いずれも初回と同じだった。


 一般入試の合格発表は3月14日、二次募集最終志願状況の発表は同19日、二次募集合格発表は同26日に行われる。

2013年

2月

23日

開港へムード盛り上げ 目抜き通りにタペストリー 初便到着時「鷲ぬ鳥」 新空港

目抜き通りの電柱に掲示されたタペストリー
目抜き通りの電柱に掲示されたタペストリー

 3月7日の新石垣空港開港に向けた気運を盛り上げようと、石垣市が目抜き通りの電柱にタペストリーを掲示するなどの取り組みを始めている。開港日の7日から1週間は新空港で到着客に八重山芸能などを披露するイベントも予定。市企画政策課は「今後も定期的にキャンペーンを打ち、新空港をPRしたい」と話す。

 タペストリーは、新空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」のイラストをあしらったデザインで、市は21日、市役所前の「やいま大通り」などの電柱に200本設置した。開港をPRする従来のポスターに「祝」という文字を印刷したバージョンを新たに500枚作成。市内の事業者に配布し、掲示を依頼している。

 

 3月7日の開港日には、午前8時15分、日本トランスオーシャン航空(JTA)の到着便、全日空(ANA)の出発便に合わせ、到着ロビーで八重山芸能を披露する。八重山古典音楽大浜用能流保存会、安室流保存会、安室流協和会、八重山古典民謡保存会の4流派が合同で出演。三線、琴、笛、太鼓の大合奏と舞踊で華やかに「鷲ぬ鳥節」を演奏する。この日は市内10公民館の旗頭も終日展示される。


 13日まで日替わりで、各流派の演奏のほかハワイアンフランダンス、真栄里の獅子舞、新川のカンター棒が披露される。このほか、到着ロビーに水槽を設置し、地元の熱帯魚などを展示する計画もある。


 市企画政策課は「観光客が空港到着と同時に、八重山の芸能文化を肌で感じられるようにしたい」と期待した。

2013年

2月

22日

島々の魅力 空からPR 遊覧飛行を観光メニューに 気球、水陸両用飛行機を試験導入 竹富町

鳩間小中学校で4日に開かれた「気球教室」。児童生徒が体験搭乗した(町提供)
鳩間小中学校で4日に開かれた「気球教室」。児童生徒が体験搭乗した(町提供)

 竹富町は、熱気球や水陸両用飛行機を活用し、空から島々を遊覧する観光メニューの創出に取り組んでいる。今月は試験的に気球を導入し、各学校で体験搭乗を進めており、子どもたちが島々の魅力を再認識している。3月には水陸両用飛行機が西表島に到着する予定。町企画財政課の担当者は「(観光メニューの創出に向け)民間の観光事業者を刺激するきっかけになれば」と期待している。

 

 豊かな自然に恵まれた竹富町の観光資源は従来、サンゴ礁の海のダイビング、山登り、川下りなどが主流。しかし新石垣空港の開港を控え、町は「『空』を活用した観光メニューを創出できないか」と今年度、調査事業に着手した。


 熱気球や水陸両用飛行機を使った遊覧飛行を通じ、観光客に、従来は気づかれなかった島の魅力を再認識してもらう。空からの観光が定着すれば、西表島などの有人島だけでなく、仲御神島のように上陸が困難な無人島も、新たな観光資源として位置づけられる可能性がある。

 

 調査事業の事業費約1億円は熱気球、水陸両用飛行機のレンタル料などが主で、一括交付金を充てた。熱気球は北海道の業者からレンタルし、今月、町内に到着。4日に鳩間小中学校で児童生徒の体験搭乗が行われた。

 

 高瀬愛瑠君(小5)は「気球の上からは鳩間島がとてもきれいに見えて気持ちよかった。自分の家がどこかなあと探したりして楽しかった」と笑顔。

 

 今後、黒島、波照間島、小浜島、西表島の各学校でも体験搭乗が予定されている。24日の牛まつり会場や、小浜島のリゾート施設「はいむるぶし」でも試験的に運航される。安全を最優先し、熱気球はロープで係留した状態での体験搭乗になる。業者によると、風向きによっては、町内全域の遊覧飛行も可能だという。


 水陸両用飛行機は来月の到着後、西表島の仲間川河口で、観光関係者の体験搭乗が予定されている。熱気球、水陸両用飛行機とも調査事業が終了する3月で撤収されるが、町は来年度も一括交付金で調査事業の継続を要望する方針。

 

 同課の担当者は「まずは行政がモデルを示すが、将来的には民間活力に期待する」と強調。観光業者に対し、遊覧飛行を観光メニューに取り入れたビジネスモデルの構築を求める考えを示した。

2013年

2月

22日

トコジラミに注意を 国内で急増、防除困難 衛生講習会に70人

関係者70人が来場した衛生講習会=県八重山合同庁舎
関係者70人が来場した衛生講習会=県八重山合同庁舎

 八重山保健所衛生講習会が21日午後、県八重山合同庁舎でホテルや福祉施設の関係者70人が来場して開かれ、ノロウイルス対策やトコジラミについて学んだ。南京虫の別名を持ち、刺されるとかゆみが生じるトコジラミが国内で急増している。県衛生環境研究所の岡野祥研究員は「トコジラミは見つけにくく、防除対策としてマニュアルの作成が必要」と話した。


 トコジラミは、戦後に殺虫剤DDTによる駆除で激減し、1970年代には国内からほぼ姿を消した。だが、2010年から、欧米などで大量発生したものが、外国人旅行者の荷物に交じって上陸したとみられている。

 

 岡野研究員は、トコジラミは人が使用するカバンなどに付着し、拡散し、被害を拡大させると言う特徴を挙げ、「ホテルでは気付かないうちに清掃員の衣服に付着し、別の部屋まで汚染拡大する恐れがある」と指摘した。

 

 また、早期の発見・防除が重要だが、生物自体が見つけ難く、刺されても最初はかゆみを感じないことで防除が困難。県ペストコントロール協会副会長の下地常弘さんは「調査は目視中心で行っている状況」と説明した。

 

 宿泊施設には、マットレス、毛布などの熱湯洗濯や電気掃除機による吸引を勧めた。

2013年

2月

22日

西表産かぼちゃ出荷始まる 天候に恵まれ「上々の出来」 今期出荷は80㌧ 本土市場へ4月まで続く

サイズ別に並べられた西表産かぼちゃ本土市場に向けて出荷されている=20日
サイズ別に並べられた西表産かぼちゃ本土市場に向けて出荷されている=20日

 JAおきなわ八重山地区営農振興センター竹富野菜生産部会(山城保順部会長)が栽培するかぼちゃの今期初めての本土市場向け出荷作業が20日、行われた。今期の西表島産のかぼちゃは、天候に恵まれ「上々の出来」と、JAは評価。出荷量は今後、次第に増加し3月中旬にはピークを迎え、4月下旬まで続く。

 

 同生産部会は、西表島のかぼちゃ生産農家11人で組織。食味と食感に優れる品種「こふき」を11月に播種、定植したもので、生産面積は約9ヘクタール。毎月、栽培講習会を開き、部会員同士での情報交換などで、出荷までの栽培のポイントなどを学習した。


 この日の出荷作業では、丁寧によごれをふき取ったかぼちゃがサイズごとに並べられて、丁寧に箱詰めされた。「高品質なカボチャを消費者に届け続けて、はじめて信頼を得ることが出来る」と、話す山城部会長は、かぼちゃ栽培の最終作業を行いながらも笑顔。

 

 JA側は「沖縄県産カボチャは本土市場で人気があり、大玉で、キロ当たり450円で現在は取引されているが、今後はまだ値上すると予想している。自信を持って販売していきたい」と話す

 

 今期の西表島産のかぼちゃの出荷は当初予想で65トンだが、天候に恵まれていることから80トン前後まで出荷量が伸びそうだ。

2013年

2月

22日

尖閣諸島を世界自然遺産に登録…

 尖閣諸島を世界自然遺産に登録しようとする石垣市の方針に対し、中国が反発している。中国政府の報道官は「日本には登録申請の権利はない」と主張。インターネット上の報道によると、香港紙は「中国は強烈な反撃で釣魚島の主権を守る」などと論説している◆中国版ツイッターでも「日本が釣魚島を世界遺産に登録するなら、われわれは日本を世界遺産に登録する」などというコメントもあったという◆香港紙や中国版ツイッターの反応はともかく、中国報道官の「反論」は、よく聞くと比較的穏健だ。「日本国内の一部の者の企ては思い通りにはいかない」。批判の対象を「一部の者」に限定している。つまり、登録を主導しているのは地元石垣市であり、日本政府ではないことを意識しているのだ◆このことは、尖閣を購入したのが国ではなく都だったなら、中国の対応も現在とは異なったであろうことを予想させる。大国意識の強い中国が、日本の1自治体に過ぎない東京都、ましてや、さらに小さな石垣市を名指しで批判し、大騒ぎすることは、メンツにかけて不可能なのだ◆世界遺産登録にせよ、港や灯台、無線施設などのインフラ整備にせよ、尖閣を守る取り組みを、地元住民が積極的に主導することの意義はここにある。

2013年

2月

21日

尖閣で安全操業を 漁業者が「海人の会」結成

 尖閣諸島海域で安心して操業できる環境づくりを推進しようと、漁業者約30人が「尖閣で漁をする海人の会」(名嘉全正会長)を結成したことが20日までに分かった。今後、尖閣のインフラ整備や燃料費の補助などを政府に求める。名嘉会長は「尖閣の豊かな漁場を子々孫々に残すため頑張りたい」と話している。

 

 名嘉会長によると同会メンバーは、八重山漁協の組合員のうち、尖閣海域や周辺で漁をする機会が多いマグロ船主会と集魚灯部会の漁業者が中心。名嘉会長らの呼び掛けに応じ、今月中旬にメンバーが集まった。


 八重山漁協や石垣市は、尖閣海域での安全操業に向け、尖閣諸島での港、灯台、無線施設の整備などを漁業者の総意として政府に要望している。しかし中国の反発が確実視されることもあり、いずれの要望も実現には至っていない。 燃料費の高騰によって、尖閣海域での操業が難しくなっている現状もある。

 

 名嘉会長は「八重山漁協や石垣市を飛び越してでも、自分たちが直接声を上げようと思った」と強調。「せめて、燃料費の補助だけでも実現できれば」と話す。


 同会の会則では、課題が解決されれば、尖閣海域の高級魚であるアカマチやマグロ、カジキ、夜光貝などの水揚げ事業が安定化し、広く島外への出荷が可能になる―と期待。課題解決に向けた要請活動などを事業に掲げている。

 

 正会員は八重山漁協、与那国町漁協の組合員としたほか、会の目的に賛同する個人、団体を賛助会員とする規定も置いた。

2013年

2月

21日

「当然権利ある」 尖閣の世界遺産登録 漢那副市長

 石垣市が尖閣諸島(登野城)の世界自然遺産登録を目指す方針を表明したことに対し、中国が「日本には申請の権利はない」と反発している問題で、漢那政弘副市長は20日、「尖閣は日本固有の領土なので、申請の権利は当然ある」と述べた。八重山日報の取材に答えた。


 漢那副市長は「(尖閣が世界遺産に値するという)評価を受けられるのなら、世界に誇る財産として保全しなくてはならない」とも強調した。

 

 尖閣諸島では貴重な動植物の存在が指摘されているほか、渡り鳥の生息地としても知られている。市は策定中の海洋基本計画案で、尖閣を地域振興に活用する取り組みの一環として、世界自然遺産登録に向けた取り組みを推進する方針を打ち出した。

 

 同計画は年度内に策定される予定で、市は策定作業の完了後、国に対し、登録に向けた働きかけを始める方針。関係者によると、尖閣の世界自然遺産登録は、中山義隆市長の強い意向で同計画案に盛り込まれた。

 

 国は先月「奄美・琉球」を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の暫定リストに追加し、登録の正式な候補とすることを決めた。市は尖閣を「奄美・琉球」の対象地域に含めるよう求めることになる。中国は18日、石垣市の方針について「日本には、中国の領土を登録申請の対象にする権利はない」などとする談話を発表。中国国家海洋局も「茶番劇であり、必ず失敗する」と反発した。

2013年

2月

21日

民間機が初着陸 試験運用本格化 新空港

民間機として初めて新石垣空港に着陸した歴史的瞬間(20日午後2時17分)
民間機として初めて新石垣空港に着陸した歴史的瞬間(20日午後2時17分)

 新空港開港を目前にした20日午後、実機検証フライトとしてJTAの実機が初めて新石垣空港に着陸した。

 

 このフライトは、乗務員はもちろんのこと、空港スタッフを新空港に慣れさせるための慣熟訓練。実機は機体番号JA8939のジンベエジェット(145人乗り)を使用し、NU9801便として約70名の関係者を乗せ、滑走路確認のため、一度滑走路上空約20mをローパス(超低空飛行)したあと、午後2時17分新石垣空港のランウエイ22に着陸した。

 

 スポット到着後、PBB(旅客搭乗橋)を機体へ取り付ける作業を訓練も兼ねて行った。その後、トーイングトラクターを使って、スポットから押し出す「プッシュバック」、スポットに入れる「トーイング」、マーシャラー(スポット誘導員)慣熟のため、エンジンを掛けてのスポットイン、客室乗務員の動線確認などが行われ、午後5時25分にNU9802便として滑走路上を、少し翼を左右に振りながらローパスしたのち、那覇へと飛び去って行った。

 

 一連の作業を見守っていたJTAの名渡山秋彦支社長は「いよいよだという気持ち。しかし、これから無線のチェックや引っ越し作業という大きな仕事が待っている。ジンベエジェットが試験機として来てくれたのは、沖縄を象徴していてよかった」と緊張した面持ちで述べた。

 

 また試験機は通常とは違い、機長が2名乗務するダブルキャプテン制。機長を務め操縦かんを握っていた渡辺光洋さんは、「初めての着陸に携わる事ができて感無量だった。滑走路が現石垣空港より500㍍長いので安心感が違う。この新空港とともに石垣が発展してくれる事を、心より祈りたい」と述べた。

 

 もう一人の機長である末好康宏さんも「今までの石垣空港とはイメージが違い、安心して運航する事ができる。この機会にたくさんの方に来ていただきたい」と、にこやかな表情を見せた。

2013年

2月

20日

尖閣諸島海域が危機的な状況に…

 尖閣諸島海域が危機的な状況にあることは、きょうの1面トップの記事を読めば、改めて実感させられるだろう。中国の攻勢は、八重山住民の想像をはるかに超える激しさだ◆中国在住の記者によると「尖閣問題をどう解決すべきだと思いますか」と街頭インタビューをすると、日本では「平和的解決を」という声が多いが、中国人は口々に「日本人を殺せ」と叫ぶという。中国人の反日感情というより「中国政府の姿勢が、一般住民の感情に影響している」と記者は分析する◆同記者によると、中国紙が国内、海外向けに「日本は世界の脅威」と主張する記事を積極的に発信していることが先月、英国の「エコノミスト」誌で紹介されている。中国の対日攻勢は実際のところ、尖閣の領有権争いというレベルを超越しているようだ◆推測されるのは中国が、世界第2位の経済力と、旧態依然とした一党独裁体制との矛盾に苦しんでいるということだ。政府に対する批判の矛先をそらし、国民を団結させるスケープゴートが「日本」。視野の先にあるのが「尖閣」であり、さらには「八重山」という構図だろう◆尖閣問題がどうあれ、中国の海洋進出はもう止まらない。国境の島である八重山はまぎれもなく、中国と対峙する砦の役割を背負わされている。

2013年

2月

20日

執拗に地元漁船追跡 領海侵入の中国公船 狙いは「拿捕」か 尖閣海域

18日、尖閣海域に領海侵入した中国公船。第十一善幸丸から撮影=アンセル倫子さん提供
18日、尖閣海域に領海侵入した中国公船。第十一善幸丸から撮影=アンセル倫子さん提供

 尖閣諸島の領海に18日に侵入した中国公船が、周辺にいた民間の漁船、第十一善幸丸を1時間半にわたって執拗に追跡していたことが19日分かった。

 

海上保安庁の巡視船が中国公船から漁船をガードしたため、被害はなかったものの、中国公船は一時、漁船から50~60㍍まで接近した。

 

 名嘉全正船長(54)は「巡視船がいなかったら、拿捕(だほ)されていたかも知れない」と証言した。中国の攻勢が続く中、尖閣周辺で安心して操業できなくなっている現状が、改めて浮き彫りになった。

 

 第十一善幸丸には、名嘉船長らの乗組員のほか、取材のため石垣入りしているチェコTVの記者、トーマス・エツラーさん(49)らが乗船。早朝に尖閣海域に到着した。


 乗船者によると、午前7時半ごろ、接続海域に中国の海洋監視船「海監46」「海監50」「海監66」の3隻が姿を現し、海保の船も入り乱れ、緊張した雰囲気に包まれたという。 

 

 3隻は8時55分ごろから領海侵入。海保からは「中国船が来たので、北小島の北に移動してほしい」「速度を上げて領海外に出てほしい」などと連絡が入った。

 

 中国公船2隻は9時半ごろから第十一善幸丸の追跡を開始。エツラーさんは「ターゲットにされた」と感じた。1隻は1時間後に追跡をやめたが、残る1隻はさらに30分間追跡を続けた。

 

 海保の巡視船2隻は、中国公船から第十一善幸丸をガードして航行。午後7時ごろ、第十一善幸丸が無事、石垣港に到着するまで守り続けたという。

 

 名嘉船長は「巡視船がいなかったら、中国公船に進路をふさがれ、止められていただろう。そこまでやるのかという感じだ」と振り返った。

 

 中国公船の狙いは領有権主張を目的とした地元漁船の拿捕だったのかという問いには「そう感じた」と話した。

 

 同乗した名嘉船長の弟、秀三さん(49)は「(日本の領海なのに)自分たちが逃げ隠れしなくてはならないことに矛盾を感じる」と指摘。中国公船に追跡されたことに対しては「中国のパフォーマンスだとしても、度が過ぎる。許せない」と憤った。

 

 エツラーさんは「1時間半も私たちを追いかけて、何を得るものがあるのか。中国が領有権を主張したいのであれば国際司法裁判所に訴えるべきで(実力行使で領有権を奪おうとするのは)おかしい」と中国の行動を疑問視した。

関連記事:中国紙「沖縄も中国領」 領土拡大、試される世界 尖閣問題に欧州も関心 チェコTV記者インタビュー

2013年

2月

20日

島産米で化粧品 「カナン」販売開始

石垣島産黒米などを使った化粧品が開発された。左から我喜屋会長、仲新城代表、金田商品開発部長、市商工会の髙屋恵子さん=19日午後、市商工会
石垣島産黒米などを使った化粧品が開発された。左から我喜屋会長、仲新城代表、金田商品開発部長、市商工会の髙屋恵子さん=19日午後、市商工会

 石垣市商工会(我喜屋隆会長)はこのほど、化粧品開発や製造、販売などを行う株式会社レキオボーテ(真田孝範代表取締役社長)と、自然素材を使った化粧品「canann(カナン)」を開発した。商品は6日から市特産品販売センターと市経済公社の2カ所で販売を開始している。


 2年がかりで開発された「カナン」は、石垣島産黒米と久米島の海洋深層水、沖縄にしか存在しない泥・クチャなどから作られている。商品は、メイク落としや化粧水などのスキンケア商品をはじめ、シャンプー、コンディショナーといった8点。

 

 黒米は、仲新城精米店(新川)の仲新城淳代表が無農薬で作ったものを使用している。仲新城代表は1988年から3年間、黒米の作り方を研究。米ぬかなどで発酵土壌づくりに取り組み、黒米の完全無農薬農法を確立させた。

 

 19日、市商工会で開かれた記者会見で、レキオボーテの金田勲商品開発部長は「黒米は抗酸化作用のあるポリフェノールのアントシアニンが豊富で、栄養価も高い」と説明。「与那国島の長命草や波照間島のモチキビなど良いものがあるので、今後も化粧品に応用したい」と語った。

 

 商品はこれまでインターネット販売のみだったが、6日から市特産品販売センターと市経済公社で販売を開始した。店舗販売は市内の2カ所のみ。

 

 我喜屋会長は「すばらしい商品をぜひ市民に知ってもらい、使ってほしい」とアピールした。

 

 価格はメイク落としが2940円。またスキンケア商品4点が入ったトライアルセットが1500円など(どちらも税込)。

2013年

2月

20日

頂点へ、キャンプ打ち上げ 伊東監督「順調」 ロッテ

成瀬善久選手会長(中)の掛け声でキャンプを打ち上げた(左端は大嶺祐太投手)
成瀬善久選手会長(中)の掛け声でキャンプを打ち上げた(左端は大嶺祐太投手)

 千葉ロッテマリーンズ石垣島キャンプは19日、市中央運動公園野球場で打ち上げた。1日から19日間続いたキャンプは「翔破~頂点を目指して」をスローガンに全選手は順調な仕上がり状況を見せた。

 

 伊東勤監督は「天候に恵まれ、予想通りに順調なキャンプを過ごせた」と総括した。キャンプ最終日は、オープン戦に向けて軽めの練習の後、成瀬善久選手会長は「日本一を目指し、最後まで戦おう」の掛け声で一本締めし、19日間のキャンプを打ち上げた。

 

 石垣島キャンプでは、野球場と第二多目的広場、多目的広場、屋内練習場、ブルペン、打撃練習場の6施設を活用し、選手は練習に取り組んだ。
 今季は先発ローテーション、ストッパー(抑え)、外野手の争いで終始、白熱した練習となった。


 伊東監督は「全員が1軍に残れることができない。レベルの高い生き残りを行い、首脳陣である我々を悩ましてほしい」と期待した。

 

 2年ぶりの1軍キャンプに同行した大嶺祐太投手はインフルエンザA型で3日間離脱。「思い通りの練習は出来なかったが、自分なりの調整を行い、チーム日本一に貢献したい」と気を引き締めた。

 

 ロッテは20日午前11時35分発のJTA604便で沖縄本島に渡り、21日午後1時からの阪神戦(宜野座村営野球場)とのオープン戦に臨む。

2013年

2月

20日

本当の意味での「観光立市」を目指すために⑪ 辻 維周

 いよいよ新石垣空港開港まで秒読みに入った。そして全日空が念願の中型機ボーイング767―300(270人乗り、プレミアムクラス付き)を、JTAが懐かしい南西航空塗装のボーイング737―400を復刻運航することになり、さらにLCCの中では一番定評のあるピーチアビエーションも就航することになり、巷では観光客100万人も夢ではないと言う声まで聞かれるようになった。一方で観光客数が激増すると言うことは、それだけ秩序を乱す輩も入り込んでくると言うことを忘れてはならない。


 先日も、とある有名な牧場の売店に仕事で行ったところ、10人ほどの若者のグループが入って来た。ところが、その中の数人が水着のような半裸スタイルをしていたのである。確かにその日は最高気温が28度になるという夏日ではあったが、夏でもなければ、海水浴場でもない場所にそのような格好で入り込んでくる神経には呆然とした。


 確かに今までも非常識な観光客は少なからずいたのだが、航空運賃が安くなり、敷居が低くなると、そのような観光客の割合も上がり、島が荒れてしまうことはほぼ確実であろう。


 いい例がグアムである。グアムは石垣とほぼ同じ広さの島であるが、低価格ツアーのせいか、年間の観光客数は100万人に届く勢いである。しかし日本人観光客御用達のホテルロードと言われるタモン付近(先日痛ましい事件があった場所)には、面妖な格好をした日本人の若者が闊歩したり座り込んだりして、ローカルたちの顰蹙を買っていることは、イメージダウンになると言うことからか、あまり報じられない。さらに土地も高騰し、20年前のグアムでは想像もできなかった価格で売買されている。


 また急増する観光客に対処しきれず、宿泊施設の質は低下し、サービスホスピタリティーが急落してしまったホテルもある。さらに本来免税の島(グアムは島の大きさが小さいために、アメリカでありながら州にはなっておらず、住民にはアメリカ大統領選の投票権もない。その代償としてフリーポート、つまり免税の島になっている)にもかかわらず、堂々と「免税店」などと看板を掲げている怪しげな店まで出る始末である。


 逆の例としてはタヒチがあげられる。特に首都パペーテから飛行機で1時間ほどのボラボラ島は、世界的なリゾート地として有名であるが、そうなった裏には住民たちが一体となった最高のサービスホスピタリティーがあったからこそである。どこに行っても住民たちの暖かな笑顔があり、治安も抜群。ホテルスタッフのフレンドリーな中にも緊張感あふれる態度、朝食のカヌーサービスやアクティビティ、水上コテージというアコモデーションは当然のこと、ベッドメイク一つにまで、細かい気配りがなされていることを関係者はきちんと勉強しておく必要があろう。


 石垣も国際的なリゾートを目指すのならば、まず宿泊施設を始めとする観光関連の意識改革を図る事である。ある有名ホテルのマネージャークラスと話をした時、「ホテルは公器である」という事すら理解していなかったという事実、そして石垣は田舎だから今のままでいいという言葉には、愕然とさせられた。ちなみに先に述べたタヒチのボラボラ島は、石垣など比べ物にならないほどの田舎である。


 もちろん、すべてのホテルを高級志向に持ってゆく必要はなく、客のニーズに合わせた様々なスタイルのホテルがあっていい。しかし、せっかく経営者が新しい風を入れようと考え、国際的な感覚を持ったスタッフを採用しても、変化を嫌う古参の従業員がいびり出してしまうという実例も多く聞く。このような事が無くならない限り、この島が国際的なリゾート地になることなどあり得ない。


 先ほども書いたとおり、観光客はただ増えればいいというものではなく、質の悪い観光客を放置すれば島が荒れてしまう。一方、質の高い観光地にするためには、質の高い観光客がどれだけリピートしてくれるかにかかっているが、そうなるためには関係諸機関スタッフの意識改革が必須であるということに、関係者はいい加減気付く必要がある。(公立大学法人 首都大学東京 大学院 観光科学領域 非常勤講師)

2013年

2月

19日

石垣市予算案 過去最高の233億円計上 火葬場、給食センター建設 一括交付金事業も継続

 石垣市は、27日開会する3月議会に233億2千万円(前年度比11・2%増)の2013年度一般会計予算案を上程する方針を固めた。一括交付金(沖縄振興特別推進交付金)7億4900万円のほか、老朽化した火葬場、給食センター建て替えなどの大型事業が盛り込まれたことを受け、当初予算としては過去最高額になった。18日、市健康福祉センターで開かれた市議対象の議案説明会で、市当局が明らかにした。

 

 一括交付金で実施する事業は、前年度からの継続事業のみを計上した。13年度の配分額は事業費ベースで約11億3750万円。残る約4億円の枠で新規事業に取り組むことにしており、補正予算に盛り込む。


 このうち水族館建設推進事業では、前年度実施した可能性調査の結果を踏まえ、基本計画の調査委託を行う。捨て猫の避妊去勢や公用車へのエコカー導入の取り組みも継続する。


 新火葬場建設事業には実施設計費など4億1900万円を計上した。新年度で着工を予定している。新給食センター建設事業費は11億6725万円で、調理室、下処理室、コンテナ室、洗浄室などを整備する。


 新規事業ではほかに、現石垣空港跡地での急患搬送ヘリポート整備、野底地区のリゾート開発に伴う埋蔵文化財発掘調査費、三川地区での市営住宅(4戸)建設工事費などを計上した。


 老朽化が進む市役所庁舎の建て替えに向けた基本構想を策定。来年、市長選と市議補選を同時に実施するための費用も盛り込んだ。3月議会は27日開会から23日間の予定で日程調整しており、19日の議会運営委員会で決まる。

2013年

2月

19日

新空港 滑走路は準備万端

 

 開港まであと17日となった18日、ヘリから新石垣空港の空撮を試みた。上空から見る限り、準備は万端=写真。滑走路端に見える22という数字は、離着陸時の進入方向。真北が360度で36、真南が180度で18と表す。22は南風の時に使用する方向で220度つまり南西に進入し、その逆の北風の時には北東方向の04を使用することになる。ちなみに那覇空港は北風の場合には36、南風の場合には18を使用する。

2013年

2月

19日

障害者らがダイビング 来月、石垣で世界大会 台湾、韓国からも参加

 国内外の障害者、高齢者が参加し、サンゴ礁の海でダイビング体験やサンゴの再生事業に取り組む「ゆいまーるバリアフリーマリンフェスティバル世界大会イン石垣」(主催・日本バリアフリーダイビング協会)が3月14日から4日間、石垣市で初めて開かれる。ボランティアも含め約170人の来島を見込んでおり、大会長に就任した中山義隆市長は18日、「沖縄のゆいまーるの心で受け入れたい」と呼び掛けた。

 

 沖縄本島ではマリアフリーダイビング全国大会が昨年まで15回開かれ、ボランティアのダイバーの協力で、障害者や高齢者がダイビングを体験していた。


 世界大会では障害者約60人の参加を予定しており、このうち台湾から16人、韓国から6人の来島を見込む。体験ダイビングでは、白化現象などで生息環境悪化が進むサンゴ礁を再生しようと、サンゴの移植も行う。


 初日の14日には、NPО法人アクアプラネット理事長で、サンゴ礁の保護に熱心な女優の田中律子さんらを迎え「サンゴと経済」をテーマにした公開シンポジウムも計画している。18日の記者会見でアクアプラネットの後藤勝之副理事長は「八重山の海の素晴らしさは、世界大会を開くには最適」、中山市長は「障害者、高齢者にも石垣の海やサンゴを楽しんでほしい」と期待した。

2013年

2月

18日

中国紙「沖縄も中国領」 領土拡大、試される世界 尖閣問題に欧州も関心 チェコTV記者インタビュー

尖閣問題の取材で石垣入りしているチェコTVのトーマス・エツラーさん(中央)と、カメラマンのピーター・スビデンスキーさん(右)、通訳のアンセル倫子さん(17日午後)
尖閣問題の取材で石垣入りしているチェコTVのトーマス・エツラーさん(中央)と、カメラマンのピーター・スビデンスキーさん(右)、通訳のアンセル倫子さん(17日午後)

 尖閣諸島問題を取材するため、香港に駐在するチェコTVのアジア支局長、トーマス・エツラーさん(49)=米国=が石垣入りしている。八重山日報社は17日、尖閣問題についてインタビューした。


 ―尖閣問題に対する関心は、ヨーロッパでも高いのか。

 

 「(中国と周辺国が摩擦を起こしている)南シナ海、東シナ海の問題は、ヨーロッパの人たちも気にしている。アジアからヨーロッパへの物資輸送は東シナ海や南シナ海を通る。大変重要な海だ。(尖閣問題は)経済力が世界1位の米国、2位の中国、3位の日本が関わっている。中国が何をしたいのか、世界中が注目している」

 

 ―尖閣問題をどう見るか。

 

 「中国は世界を動かす力を握りたがっている。南シナ海でも東シナ海でも、隣国と友好関係ではなく敵対関係を作っている。
 フィリピンの政府関係者は『中国は、どれだけ領土を広げられるのか、世界をテストしているようだ。かつてのナチスドイツと同じだ』と話していた」

 

 ―エツラーさんは香港に駐在しているが、尖閣問題をめぐる中国国内の状況はどうか。

 

 「香港は、主要新聞の1面はほぼ毎日尖閣問題だ。
 昨年の人民日報(中国共産党の機関紙)傘下の英字紙、グローバルタイムスでは『(尖閣だけでなく)沖縄も中国の領土だ。中国は、沖縄のためにも戦わなくてはならない』『一つや二つの軍事衝突など小さなこと』と論じていた。
 昨年の北京の反日デモはカメラマンのピーター・スビデンスキーさんが取材したが、警察が、日本大使館に投げ込む生卵などをデモ隊に渡していた。食糧や水を差し入れたのも目撃されている。通常のデモは、中国国内では起こり得ない。官製デモだ」
 「中国は私が行った国の中で取材活動が最も困難な国だ。全く法律に違反していないのに、私は23回、ジャーナリストの妻は16回、逮捕された。妻は警察官から髪をつかまれたり、蹴られたりする暴行を受けている。中国人の通訳は『外国人と仕事をするのは売春婦だ』と罵倒されている」

 

 ―尖閣問題の解決策は。

 

 「対話による平和的解決を望む。中国は経済力が世界第2位の大国として、国際法を守る責任がある。しかし、守っていない。日中関係改善のボールは中国側に渡されている。日本側としては、中国側の動きを見守るほかないだろう」

2013年

2月

18日

ロシアの隕石落下が大きな騒ぎになっているが…

 ロシアの隕石落下が大きな騒ぎになっているが、時を同じくして地球に接近した小惑星は無事通過し、世界中が胸をなで下した◆星といえば八重山も無縁ではない。それどころか、石垣島は88ある星座のうち84の星座を観察できる「星の島」である。NPО法人星の会が「南の島の星まつり」開催への貢献などで総務大臣表彰を受賞したことは、一般住民にとっても大きな朗報だった◆星まつりでは全島一斉ライトダウンを敢行。近年では織姫と彦星の故事にちなみ、婚活イベントも取り入れるなど、全国的にもユニークなイベントになっている◆しかし「星まつり」以外に「星の島」という観点で八重山を盛り上げる取り組みが、今一つ具体化していないのも事実だ。せっかくテレビ局の企画で、石垣島が「日本3選星名所」の星空ベストスポットに選ばれたのに、それがどこまで島内外に浸透しているか定かでない。石垣島天文台は観光客にも知名度が高いようだが、星空観望会も頻繁に開催されているわけではない◆同天文台では現在「星空学びの部屋」の建設工事が進んでいる。天候などの関係で星空観望会が開けない時でも、天体の立体画像などを放映することができる。5月にも供用開始する新施設を活用し「星の島」アピールに本腰を入れたい。

2013年

2月

18日

思い込めコサージュ作り 高校生もうすぐ卒業

コサージュ作りに取り組む母親たち=17日午前、八重山高校
コサージュ作りに取り組む母親たち=17日午前、八重山高校

 八重山高校PTA(武富弘次会長)の母親委員会が17日、毎年恒例のコサージュ作りを同校で行った。コサージュは卒業式で3年生が胸に付けるもので、3年生の母親たちが心を込めて作っていた。


 八重高PTAの母親委員会では毎年、卒業する子どもたちへ保護者手作りのコサージュが贈られている。午前10時からスタートしたコサージュ作りには40人以上の母親たちが参加。造花にリボンやメッシュの生地を組み合わせて、丁寧にコサージュ約240個を作っていた。


 母親委員会の辻口仁子さんは「子どもたちが旅立っていくので、コサージュには親の気持ちが込められている。このコサージュをずっと持ってくれて、思い出してくれたら」と話していた。

2013年

2月

18日

花いっぱいの石垣島に 新空港開港で清掃も 各地で市民ボランティア

ボランティアで市街地の道路を清掃する人たち=17日午前、市役所通り
ボランティアで市街地の道路を清掃する人たち=17日午前、市役所通り

 3月7日の新石垣空港開港を前に、まちを花と緑でいっぱいにしようと「島まち美(かい)しゃ~花と緑のクリーン作戦~」(主催・石垣市など)が17日、市内各地で展開された。晴天の下、各字会や公民館が地域で清掃活動に汗を流し、花の苗2万本を植え付けた。

 

 新空港開港で石垣島を訪れる観光客を迎え入れる準備の一環。市と市民憲章推進協議会が地域に呼び掛けた。新川では、新川字会や青年会、婦人会から約20人が清掃活動に参加し、真乙姥御嶽の屋根などに積もったごみを落とした。石垣中周辺の通りでもごみ拾いに精を出した。


 新川字会の入嵩西正治会長は「住民の意識を盛り上げるためにも、いい機会になった」と話した。市役所通りでは、やいま大通り会などが清掃活動や花の苗を植えたプランターの設置に協力。大城文博会長は「開港までに花が咲き、石垣島全体が華やかな通りになるよう、心を一つに頑張りたい」と意気込んだ。


 出発式は市役所で開かれ、漢那政弘副市長が「石垣に来て良かったと思われるように、島ぐるみの運動にしてほしい」とアピールした。

 

 清掃活動にはスポーツ少年団の子どもたちも参加。花の苗のうち、インパチェンス2千本は八重山農林高校の生徒、マリーゴールド1万本はシルバー人材センターが提供した。八重山建設産業団体連合会が各地への苗の運搬をボランティアで担当した。

2013年

2月

17日

「星空学びの部屋」建設へ 立体画像で天体紹介 5月連休めどに供用開始

石垣島天文台に併設される星空学びの部屋の完成予想イメージ(同天文台提供)
石垣島天文台に併設される星空学びの部屋の完成予想イメージ(同天文台提供)

 石垣島天文台で、天体の立体画像を見たり、天文学の講義を受けることができる「星空学びの部屋」の建設工事が進んでいる。「学びの部屋」を活用し、住民や観光客が最新の観測成果に触れる機会も増えそうだ。今年3月に完成、5月の連休をめどに供用開始する予定。

 

 同天文台には九州・沖縄で最大の口径105センチの「むりかぶし」望遠鏡が設置され、年間8千人前後が訪れる。週末を中心に一般向けの星空観望会が開催されているが、天候や湿度などの関係で望遠鏡が使えない場合、ほかに、訪問客に見学してもらえる施設や設備がなかった。


 「学びの部屋」では、国内最大級となる200インチのスクリーンを設置し、天体の様子や歴史を立体的に表現した画像「4D2U」ハイビジョンで見ることができる。立体画像は時間を決めて定期的に放映する方向で今後、検討する。


 講義室として、最新の観測成果などを住民や観光客に説明する場にも使える。約60平方㍍で、収容人数は約30人。
 建設に合わせ、口径40センチの望遠鏡1台、小型望遠鏡4台、大型双眼鏡1台を導入する予定で、屋上を使って星空観望会を開くことができる。

 

 同天文台の既存の施設の壁を取り壊し「学びの部屋」と直接往来できる構造になっている。建設工事の事業主体は石垣市で、事業費約6千万円は一括交付金で確保した。


 同天文台の宮地竹史副所長は「単に星空観望会を開くだけでなく、八重山の星空の素晴らしさを学んでもらえる施設にしたい。国立天文台で研究している最新の観測データを紹介することもできる」と期待している。

2013年

2月

17日

大嶺ら9選手と交流 ロッテイベント 観戦ツアー抽選会も

優勝を祈願して餅を撒く、(左から)大嶺、伊志嶺ら9選手=市中央運動公園
優勝を祈願して餅を撒く、(左から)大嶺、伊志嶺ら9選手=市中央運動公園

 千葉ロッテマリーンズ石垣島キャンプ交流イベント「抽選会&マリーンズ・新空港『翔破』祈願祭」(主催・ロッテ石垣島協力会)が16日午後、市中央運動公園で開かれた。ロッテ観戦ツアーなどが当たる抽選会や、県出身の大嶺祐太、伊志嶺翔大、川満寛弥ら9選手が参加し、ロッテの優勝を祈願した、もち撒きや開港PRソング「おかえり南ぬ島」をともに踊った。


 会場には、協力会や地元ファンクラブ1SHIGAKI26の会員ら多くの観客で賑わい、選手との交流を楽しんだ。


 抽選会では、羽田、那覇と石垣の往復航空券や観戦ツアーチケット、選手サイン入りのボール、バット、ユニホームなどが景品となり、当たると歓喜が挙がっていた。


 また、開港PRソング「おかえり南ぬ島」を、選手やロッテのマスコットキャラクターマーくんとともに、参加者が踊り、新空港開港を祝った。


 最後にロッテの優勝を祈願して選手が500個の餅を撒いた。この日、大嶺、伊志嶺、川満のほか、根元俊一、荻野貴司、大谷智久、伊藤義弘、中郷大樹、岡田幸文の9選手が参加した。

2013年

2月

17日

マーくん学校訪問

 ロッテのマスコットキャラクター、マーくんが15日、石垣小学校児童を訪問。子どもたちに歓声が広がった=写真。昨年、キャンプを見学して以来の再会だという児童は「また会えてうれしい」と笑顔。

2013年

2月

16日

ロッテ マーくん開港PR

千葉ロッテマリーンズ新石垣空港開港「マーくん」のPRをお手伝い
千葉ロッテマリーンズ新石垣空港開港「マーくん」のPRをお手伝い

 千葉ロッテマリーンズのマスコットキャラクター「マーくん」が15日、石垣島に来島して、新石垣空港開港(3月7日)のPRをお手伝いした=写真。
 この日、観光地の底地ビーチで、市役所職員から開港PRソング「おかえり南ぬ島」の振付を教えてもらい一緒に踊りを披露した。


 マーくんは「新石垣空港PRソングのPV撮影をして来ました。ぜひ、見てね。間違えたのは、一発撮りだったからカンベンしてね」と、可愛らしく語った。
 撮影した動画は18日から、「石垣島が踊りだす。」のホームページで公開すると同時に球団ホームページでもアップして、新空港開港を広報する。

2013年

2月

16日

石垣市 保護計画、年度内に策定 有事に備え 島外避難など記述

 尖閣諸島を行政区域とする石垣市は、他国からの武力攻撃や大規模テロなどに備えた「国民保護計画」の素案をまとめた。有事の際、民間事業所や関係機関と連携し、住民を沖縄本島や県外へ避難させる手順の記述などを充実させた。素案は15日、市健康福祉センターで開かれた国民保護計画協議会(会長・中山義隆市長)で承認された。年度内に策定作業を完了させる。2月現在、県内11市で同計画を策定していないのは石垣市、宜野湾市、沖縄市のみとなっている。

 

 同計画は、武力攻撃などの有事が発生した場合、対策本部を設置し、警報や避難の指示を出すなど、市が住民を保護するための「マニュアル」。
 昨年11月に開かれた国民保護計画協議会の初会合で素案が提示されたが、15日の第2回会合では、最初の素案に比べ、島外への避難についての記述を充実させた。

 

 それによると、市長は住民の迅速な避難のため、避難すべき住民の数や避難方法を把握し、県対策本部に早急に連絡。民間運輸業者に協力を依頼し、民間での対応が困難な場合は、海上保安部や自衛隊に協力を要請する。
 観光客や、竹富町など近隣離島住民の避難の受け入れ体制についても必要な措置を講じる。
 同計画案ではほかに、ライフラインなどの復旧や国民保護措置に伴う損失補償などについても規定している。

 

 市は「同計画は地域防災計画とともに、市民の生命財産の確保と災害の最小化を目的とする最も重要な施策。計画に基づく国民保護措置の実施に必要な体制、運用については、基本的人権の尊重などに十分留意し進める」としている。

2013年

2月

15日

新石垣空港開港まで1カ月を切った…

 新石垣空港開港まで1カ月を切った。長年の課題だった八重山地域の空の玄関口の整備も終わり、新空港の有効活用へと地域の課題がシフトしてゆくことになるが、現空港の跡地利用にも注目が集まる◆48ヘクタールにも及ぶ石垣空港跡地は、63・6%が国有地、県有地が30・6%、市有地は2・1%でほかに、個人有地が3・7%含まれている◆しかし、そのほとんどが土地の境界が不明な筆界未定地で今後、跡地利用の際には明確な区画整理が必要になってくるだろう。国、県、市有地は行政間の調整で比較的大きな問題にはならないと考えられるが、個人有地の地権者の意向を把握する必要があり、調整作業が難航する可能性も考えられる◆新たに48ヘクタールの空き地を利用することは、ひとつの街を作るに値する行為であり、有効活用が求められる。既存の公共施設の移動だけでは済まされず、新たな商業施設の誘致だけでは、近隣商業施設の疲弊を招く可能性もある。新しい市役所の建設場所に同じ美崎町での建て替えを求める声が多いことと同じで、街の急激な変化を望まない市民は多い◆利用計画が策定されてはいるが完成度は「今ひとつ」の感があり、活発な意見交換の場が持たれていないように見えるのが気がかりだ。

2013年

2月

15日

国に損害賠償請求へ 東書版有償「違法」と主張 新たな住民監査請求も

八重山教科書問題
八重山教科書問題

 八重山教科書問題で、東京書籍の公民教科書を無償給付するよう求める竹富町民が、国に損害賠償請求訴訟を提起する方針であることが14日分かった。東書版を有償とした国の判断は違法だと主張する。教科書裁判で国が被告になるのは初めて。石垣市に対しても新たな住民監査請求を起こす動きがあり、育鵬社版の採択に反対する動きは今後、法廷闘争を中心に活発化しそうだ。

 

 東京書籍版の無償給付を求める裁判は那覇地裁で棄却されたものの、原告側は福岡高裁に控訴している。14日には原告側の訴訟報告会が大浜信泉記念館で開かれた。

 

 教科書問題をめぐっては、市が支出した弁護士費用をめぐる住民監査請求も行われている。報告会で、請求を起こした「住民の視点で教科書をえらぶ会」の新垣重雄共同代表は「弁護士費用は729万円に上り、市民感覚からすると常軌を逸している」と批判。請求が退けられた場合、市を提訴する考えを改めて表明した。


 <八重山教科書問題> 2011年の八重山地区の教科書採択で、石垣市、与那国町は「八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社版、竹富町は東京書籍版の公民教科書を採択。3市町で公民教科書の採択が割れる事態となった。このため同年9月8日、3市町の全教育委員13人が協議を行い、多数決で東京書籍版を採択。これに対し、国は協議を無効と判断し、育鵬社版のみ無償給付の対象とした。

2013年

2月

15日

イノーも島の景観区域に 竹富町審議会が答申 3月議会提案へ

 島々の個性を活かした景観づくりの指針となる景観計画の策定に向け、竹富町景観計画審議会(委員長・池田孝之琉球大学名誉教授)は14日、第2回審議会を離島ターミナル会議室で開いた。審議会は景観計画案をとりまとめ、川満栄長町長へ答申した。町は今後、景観計画案を3月議会に提案し、2013年度から施行したい考え。

 

 町は、島々の貴重な景観を次世代へ受け継ごうと、景観計画策定に2010年度から着手。各島の住民の意見を集約し、計画に盛り込んでいる。

 

 審議会後、川満町長への答申があり、池田委員長は「さまざまな議論が交わされた。委員の意見を計画に反映してもらい、活かしてほしい」と強調した。

2013年

2月

14日

埋め立て14年度完了へ 旧船揚げ場、公共的利用 防暑施設も整備進む  新栄町

埋め立てが完了した新栄町船揚げ場の旧水面。中央に見えるのは防暑施設(13日午後)
埋め立てが完了した新栄町船揚げ場の旧水面。中央に見えるのは防暑施設(13日午後)

 石垣市の旧新栄町船揚げ場埋め立て工事が順調に進んでおり、水面の埋め立てがこのほど完了した。工事は2014年度に終わる予定で、事業主体の市は埋め立て地を公民館や漁村団地などの公共的な用途に利用する方針。旧船揚げ場の代替施設として設置された新たな船揚げ場では、漁業者が漁船の維持管理を行う防暑施設の整備も進んでいる。

 

 市水産課によると、埋め立て面積は水面が約6400平方㍍、周囲の用地もすべて含めると1万5500平方㍍。埋め立て工事は11年12月から始まった。土砂投入量は計画では4万8500立方㍍で、現在までに約2万3000立方㍍が投入済み。


 当初は投入する土砂の購入費として約1億円を想定していたが、実際には公共工事で出た土砂の再利用などがあったため、購入費は計画の約半額に抑えられる見通しだという。

 

 旧水面の埋め立てが完了したため、今後はコンクリートの斜路、放置されている漁具倉庫や漁船の撤去作業に入る。


 埋め立て地は市有地。市は公民館、漁村団地、漁業用コミュニティ施設用地などを建設する構想図を作成しているが、具体的な事業化は今後の課題になる。


 代替施設の船揚げ場や防暑施設は県が事業主体になっている。防暑施設は漁業者が炎天下を避け、漁船を手入れするための施設で、建設工事は3月までに完了する予定。 

2013年

2月

14日

「友チョコ」も増える 菓子店盛況 女性客品定め

 バレンタインデーを前にした13日、市内真栄里の徳村菓子店では、チョコレートを求める市民で賑わった=写真。


 同店では、バレンタインデーに合わせ、店舗入り口正面にチョコレート売り場を設置して、バレンタイン特需に対応。メーカーのオリジナル商品の試食などを置き、味をアピールした。


 この日の夕方、チョコレートを買い求めるお客で店舗内はごった返した。商品の品定めをしていた女性客は「家族と職場の仲間に送ります」と、話した。


 同店の担当者は「バレンタイン商品は今月8日ごろから動き出した。きょうがピークでしょう」と話しながら商品の追加・陳列に追われた。近年のバレンタインは、「本命」、「義理」のほかに、友達にチョコレートを贈る「友チョコ」も増えているという。

2013年

2月

14日

G大阪ユースチーム入り 将来は日本代表に 石中3年川島君

ガンバ大阪のユースチーム入りを喜ぶ(左から)安慶田監督、川島君、仲田森和校長=石垣中学校

 川島君は小学校から、サッカーを始め、石中に進学後は、1年生から県選抜のU―14(14歳以下)チームに選出されるなど、俊足の中心選手として活躍を続けていた。


 昨年12月は、日本サッカー協会が世代別に選出しているU―16の日本代表候補にも選ばれ、本部町で行われたトレーニングキャンプに参加した。身長176㌢で体重は65㌔、関係者が認める伸び盛りの「逸材」だ。


 石中で会見した川島君は「寮を含めサッカー環境が恵まれているのでガンバ大阪入りを決めた。不安はあるが、全国から集る選手の中で、自分がどれだけ成長できるか楽しみ」と瞳を輝かせた。


 将来は、日本代表として五輪やワールドカップに出場するのが夢という。
 3年間川島君を指導した石中サッカー部の安慶田一貴監督は「(川島君は)ポテンシャルが高い。八重山から初のガンバユース入りなので、後輩にも励みになる。ぜひ、八重山からサッカー選手のプロ第一号になってほしい」とエールを贈っている。

2013年

2月

13日

新空港 ターミナル社移転へ 開港へ準備着々

 3月7日の新石垣空港開港に向け、ターミナルビルを管理運営する石垣空港ターミナル株式会社(社長・中山義隆市長)は12日から、事務所をビル内に移転する作業を本格化させた。今週中に移転作業を終える予定。テナント業者の入居に向けた改装工事も進んでおり、20日からは営業開始に備えた人員配置などが始まる見通し。


 同社は県や3市町、那覇空港ビルディングなどが出資する3セクの民間企業。全国的に空港ターミナルは民間企業が運営するのが通例だが、現空港ターミナルは市や航空会社が管理しており「変則的」(同社)な運営形態だった。


 同社スタッフは社長を除く役員を含め13人。県や那覇空港ビルディングからも職員の派遣を受けている。

 

 ターミナルビルの完成に伴って、事務所は従来の大川からビル内に移転。藤村要統括部長は「これからがスタート。ターミナルを活用し、八重山のため貢献したい」と話した。移転に伴って電話番号は℡87―0032に変更される。


 テナントには24業者が入居する。ほとんどが1階に集約されており、現在、備品の搬入などが進められている。

2013年

2月

13日

ターミナル展望台から望む新石垣空港

完成した新石垣空港ターミナルの展望台から12日、整備中の駐車場のほか、遠くに白保の海も望めた=写真。展望台からは180度の視界が確保され、2千㍍滑走路やカラ岳など目の当たりにできる。

2013年

2月

13日

イベント多彩 参加者募集 半世紀ぶり凧揚げも

 新空港開港を記念する「全国のやいまぴとぅ大会(実行委主催)」関連イベントの参加者を主催者が募集している。


 関連イベントは3月4日から10日まで、石垣市内各地で催される。サンシン大合奏は「三線の日」の3月4日午後6時から石垣市総合体育館で。小学生から一般までの奏者が2時間に渡って、八重山古典民謡ほかを合奏、開港を祝う。午後7時はラジオ番組に合わせて「かぎやで風」を演奏する。


 ゴルフ大会は3月8日小浜島で。プレー費(往復船代込み)は1万円。申し込みは15日まで。グラウンドゴルフ大会も3月8日午前9時から、市陸上競技場で。参加無料。


 凧揚げ大会は3月10日午前9時から現空港エプロンで。事前申し込み不要。凧を持ち込み、自由に凧揚げを楽しんでもらう。現空港の開港後、ほぼ半世紀に渡って地域では凧揚げは禁止されており、半世紀ぶりの凧揚げ解禁になる。

 

 大会を運営する八重山凧愛好会員が手作りした伝統凧を先着100組にプレゼント。現空港への感謝を示す特製凧も上げる予定。さらに、東日本大震災の復興を願う世界一斉イベント「笑顔デザイン」の凧もこの日、大空へ浮かべる。雨天中止。


 石垣島バスツアーは3月10日午前9時スタート。東運輸のバスで島を一周、観光を楽しんでもらう。昼食込で一般2千円、小人1500円。


 そのほか、サンゴウイーク(5日~)では、ビーチ清掃やサンゴ教室、カヌー体験―とさまざまな取り組みを展開する。前夜祭パレードやシンポジウムもあり、3月7日の開港を軸に、石垣島は祝賀ムード一色となる。


 実行委事務局によると12日現在、他府県と本島を合わせ300人近くの八重山出身者らが参加の意向を示しているという。参加者を増やすため、実行委は広報活動をさらに強化していく。


 [申し込み・問い合わせ先の電話は次の通り]ゴルフ大会ほか関連イベント全般=八重山広域市町村圏事務組合83・7219▽グランドゴルフ大会=82・9241(国仲スポーツキャンパス)▽バスツアー=83・4686(東運輸)

2013年

2月

12日

ごみを捨てないで 防波堤からザクザク 八商工が清掃活動

八島防波堤クリーンナップに取り組んだ八重山商工観光コースの生徒たち=11日午前、八島
八島防波堤クリーンナップに取り組んだ八重山商工観光コースの生徒たち=11日午前、八島

 八重山商工高校(友利成寿校長)商業科観光コースの生徒たちが11日、八島防波堤クリーンナップを八島小学校裏手の防波堤で行った。生徒たちは防波堤の下にある投棄ごみを拾い上げ、分別作業に汗を流した。

 

 清掃活動は、同校観光コースが取り組む島人向け観光ツアーをきっかけに始まり、今回で5回目となる。この日は観光コース1年生から3年生までの生徒約40人が参加。生徒たちはマスクを付け、防波堤に設置された消波ブロックの間に入って投棄ごみを拾い、拾ったごみの分別を行った。

 

 集めたごみはペットボトルや空き缶、菓子類の袋などがあったほか、カミソリやドックフードの缶詰、タイヤなども捨てられていた。

 

 参加した榎本葉月さん(1年)は「(ごみについて)知ってはいたが、あんなにあるとは思わなかった。清掃ボランティアがないともっと汚れると思うので、続けていきたい」、馬場寿希矢君(同)は「ごみが本当に多く、ラジカセも捨てられていた。ごみを捨てないようにしてほしい」と、それぞれ話した。

2013年

2月

12日

マスキャラ機体で八重山PR 知名度アップに一役 送迎デッキに大勢の人出 ぱいーぐる ピカリャ~

「ぱいーぐる、ピカリャ~ジェット」の前で記念撮影する、ぱいーぐるとピカリャ~、クルーたち。中央はJTA名渡山支社長
「ぱいーぐる、ピカリャ~ジェット」の前で記念撮影する、ぱいーぐるとピカリャ~、クルーたち。中央はJTA名渡山支社長

 新石垣空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」と西表島のマスコットキャラクター「ピカリャ~」が描かれた、「ぱいーぐる・ピカリャ~ジェット」(レジ番号JA8597)が11日朝、JTA601便として石垣空港に初飛来した。

 

 この機体を一目見ようと送迎デッキは市民たちであふれ、さらにサプライズ企画として「ぱいーぐる」と「ピカリヤ~」もお出迎えにゲスト出演した。

 

 なおこの機体は折り返し600便那覇行きとなり、そのまま904便として羽田まで遠征したため、東京でも同日にお披露目となった。

 

 この企画は、辻環境文化研究所所長で首都大学東京 大学院非常勤講師の辻維周氏が、国の特別天然記念物であるにもかかわらず、認知度が低いカンムリワシを観光客などにもっと広く知らせるためには機体に描いて飛んでもらうのが一番効果的ではないかと発案。

 

 JTAの仲栄真智元支社長と後任の名渡山秋彦支社長に相談すると同時に、中山義隆市長、石垣市観光課、八重山青年会議所、そして「ぱいーぐる」の著作権を有している石垣市商工会などに話を持ちかけて実現したもの。

 

 辻氏は「ピカリャ~まで参加してくれるとは思わなかった。私の2年越しの想いが実現して感謝している。これで全国的にカンムリワシが有名になり、保護意識が高まってくれれば、言う事がない」と感慨深そうに述べていた。

2013年

2月

12日

〝献血〟評価基準に賛否 業者格付け 「強制」「社会貢献」 石垣市の新基準

 石垣市が、建設工事の入札に参加する業者を格付けする基準の一つに「移動献血への協力」を盛り込んだことについて、業者から賛否両論が出ている。反対する業者は「献血を業者に押し付けるのはおかしい」と疑問視。別の業者は「(献血も社会貢献の一環として)反対する理由はない」と受け止める。市は、献血への協力が格付け基準の一つになることで、業者に献血を促す効果があると期待している。

 

 市の格付け評価基準によると、2010年度と11年度の2年間で1回以上移動献血に協力した業者は、格付けの際、従業員1人につき1点が与えられる。上限は10点。


 業者の1人は「献血は本来、見返りを求めない個人の社会貢献。(格付け基準に盛り込んでしまうと)完全に見返りを求めていることになる。建設業界に献血を押しけるのはおかしい」と指摘。

 

 また「企業の雇用規模によっても差が出るし、社長が従業員に献血を強制することになりかねない」と危惧する。


 これに対し、別の業者は「従業員が多い会社は、それだけ雇用を生んで社会貢献している。献血への協力で点数を与えることには反対ではない」と賛意を示す。

 

 また「Aクラスで、点数に余裕がある健全な業者が従業員に強制することはない。(強制があるとしたら)格付けがギリギリの会社ではないか」と見る。

 

 ただ、過去の献血を評価基準に盛り込むことには「後出しじゃんけんのようなもので、フェアではない。本来は事前に業者に告知があるべきだ」と批判した。

 

 関係者は「献血への協力を格付けに盛り込むことで、強制するような効果を持つのであれば好ましくない可能性があるが、業者に社会貢献を促す取り組みとしては、一つのアイデアには違いない」と話した。

 

 格付けは2年に1度行われ、市が新たに策定した評価基準は2013年度から2年間の格付けに適用される。審査書類の提出は今月1日から始まっている。

2013年

2月

11日

八重山の「NHKトリオ」…

 八重山の「NHKトリオ」と言えば、中山市長、川満町長、外間町長である。今年も3人そろってやまねこマラソンを完走し、3市町のマラソン大会を3年連続で走破、「八重山は一つ」をアピールした◆ゴールはいつも年齢が若い順。最後に姿を現す最年長の外間町長を先に到着していた2人が出迎え、3人手をつないでフィニッシュ、というのがお約束だ◆ゴール後の外間町長が「走るということに、これまで縁がなかった私だが…」と述懐していたのが印象的だった。中山市長に誘われ、60歳を過ぎてマラソンに挑戦する意欲をかき立てられるほど「一つの八重山」に懸ける思いは強いのだろう◆「3本の矢」ではないが、八重山も一つに団結してこそ輝きを増す。政治経済の中心地は石垣市だが、豊かで個性的な文化という面では、むしろ竹富町や与那国町に魅力を感じる人も多い。「八重山」というパッケージで3市町を売り込むことで、それぞれの長所を伸ばし、欠点を補える。川満町長は「われわれはただ、一緒に走っているだけではない」と力説していた◆与那国町では今夏に町長選、石垣市も来春に市長選がある。「NHKトリオ」が今後もそろってマラソンできるかは分からないが、首長が誰であれ、3市町の絆は永続しなくてはならない。

2013年

2月

11日

海自指揮官達の不満 惠 隆之介

 現在、海自の後輩指揮官達の不満は頂点に達しつつあります。万一中国軍から攻撃を受けた際、あるいはその直前、憲法に従って黙して滅びるか、あるいは国家の名誉と部下の命を守るため独断で応戦し中国人を叩き潰すかです。
 思えば日中関係近代史は元寇を含め中国の攻勢と最終的に立ち上がって失地を回復せんとする日本の衝突だったと思われます。


 昭和2年3月、中国革命軍が南京で武装蜂起、暴徒化した中国軍が列国居留民や領事館を襲撃したため、列強は共同出兵(多国籍軍)、共同攻撃を呼びかけましたが、日本はそこで自分だけいい子になろうとしてこれを拒否したのです。すると中国人は日本人と日本権益だけを狙いました。


 極めつけは、在留日本人婦女子がレイプを回避しようと南京日本大使館に避難しました。我海軍陸戦隊は同大使館保護のため出動しましたが、政府(若槻礼次郎内閣)の訓令「武力使用絶対禁止」を墨守したため、無抵抗で中国暴徒の大使館乱入を許し、避難中の日本婦女子はことごとく陵辱されました。
 国民が激怒したため、若槻内閣は間もなく解散し、田中義一内閣が成立し対中国強硬外交に転じたためその不満は解消しました。

 

 軍事力をもたない国、行使できない国はバカにされ、隣国から収奪されるのです。ロシアもしかり、9日に領空侵犯したくせに(しかも北方領土記念日に)、「した覚えはない」としらばっくれております。
 私が総理なら「解った、次回からは警告なし撃墜する」と淡々と発言します。恐らくロシアは言葉を失うでしょう。

2013年

2月

11日

火葬場予定地 住民反対 ストレス訴える声も 署名活動 市や市議会に直訴へ

 石垣市の新火葬場建設予定地に「バラビ道」が浮上したことを受け、市は10日、周辺住民を対象にした説明会を住民宅で開いた。バラビ道地区や嵩田地区から約20人が参加し「(バラビ道での建設が)決定したら阻止する」などと反対意見が続出した。反対住民で組織する「バンナ公園北口火葬場予定地に反対する実行委員会」(垣花格代表)は署名活動をスタートさせており、今月中にも市や市議会に建設予定地の見直しを要請する方針。

 

 新火葬場建設検討委員会は、候補地の中から、石垣ダム東側のバラビ道を適地として選定し、先月25日、市長に答申した。


 説明会で市の崎山用育市民保健部長らは、新火葬場が無煙無臭の最新施設だとして理解を求めたが、住民は「施設が経年劣化すると(煙も臭いも)必ず出る」と納得しなかった。

 

 また「検討委員会でどんな議論があったかも市民に公表するべきだ。候補地を決めてから議論するのは、行政手続きとしては汚い」と反発する声もあった。

 

 火葬場が建設された場合の周辺環境への影響については「告別式で道路をひっきりなしに車が通る。排気ガスの問題もあるし、精神的にストレスもたまる」と訴える声もあった。

 

 建設地としては、現火葬場の周辺で建て替えるべきだという声が多かった。反対意見が続出したことに対し、崎山部長は「上司に報告する」と応じた。

 

 垣花代表は「強行して火葬場を建設すれば絶対、市政に汚点を残す」とする文書を市に提出。説明会後の取材に対し「反対署名は市街地も含め約300人集まっている。予定地はバンナ公園のそばで、観光客や住民の憩いの場でもある。建設されれば、観光地としてのイメージも良くない」と話した。
 市は建設予定地周辺で7世帯の住宅を確認している。

2013年

2月

11日

バンナ岳から波照間を観察

 晴天に恵まれた3連休初日、バンナ展望台から、黒島の先に波照間がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。気付いた観光客はほとんどいなかったようだが、600ミリの望遠レンズをつけると波照間最高地点にある鉄塔まで、はっきりと写す事が出来た。

2013年

2月

11日

国松彰さんが野球教室 西表島の小中学生対象に

 元読売巨人軍の外野手で、同球団でヘッドコーチも務めた国松彰さんによる野球教室が10日、竹富町西表島の船浦中学校で開かれた。島内の小中学生31人が参加し、国松さんはキャッチボールやトスバッティングを通して指導を行った。
 野球教室は、9日に開催された町やまねこマラソン大会で、国松さんが町観光大使に任命されたことで実現した。

 

 この日、船浦中学校と大原中学校の野球部、少年野球チームの大原ヤママヤーと上原ストームズの子どもたちが参加した。


 キャッチボールでは、国松さんが1人ひとりを見て回り、投げる時の腕の振り方を細かく指導。「自分が話したことを投げる時に意識してもらい、肩を痛めない、早くてしっかりした正しい投げ方を知ってほしい」と話した。


 トスバッティングは「両足を曲げて打つ」「バットは短く持つ」など注意点を挙げ、国松さんが見本を見せながら行われた。


 また、国松さんは小中学生を指導する監督たちからの質問時間も設け、熱心に指導方法について話していた。

 

 教室参加した船浦中1年生の井本優良君は「自分の悪い所を分かりやすく教えてくれた。教えてもらったことを意識して、試合に活かしたい」と意気込み、大原小5年生の仲松大介君と本郷かつを君は「バッティングとボールの投げ方が勉強になった。楽しかった」と笑顔をみせた。

2013年

2月

10日

やまねこマラソン さわやかに1621人完走 築山・平安名選手23kmV

 

 「さわやかに西表島の大自然を走ろう」をテーマに、第20回竹富町やまねこマラソン(町体育協会主催)が9日、西表島の上原小学校を発着点に23キロ、10キロ、3キロのコースで行われた。町内外から集まった過去最多1688人のジョガーが、大自然の中を駆け抜けた。結果、23キロの部で、男子は築山慶裕選手(32)=神奈川県=が2連覇、女子は平安名由梨選手(八重高3年)=石垣市=が優勝を飾った。 今大会では1621人が完走を果たし、完走率は96%だった。


 開会式では、元読売巨人軍ヘッドコーチの国松彰さんへの竹富町観光大使の認証状交付が行われた。23キロのスターターは国松さんが務め、正午40分を皮切りに続々とスタートした。町やまねこマラソンは今年20回目を迎え、記念大会として、アテネパラリンピック男子フルマラソン全盲の部で優勝した高橋勇市選手が23キロ、昨年の札幌国際ハーフマラソン優勝、横浜国際女子マラソン4位の伊藤舞選手(大塚製薬)が10キロにそれぞれ特別参加し、ジョガーたちと一緒に走った。

 

 この日は時折小雨が降る中で競技がスタート。その後、晴れ間が見えて気温も上昇。ジョガーにとっては走りやすいコンディションとなった。10キロの部男子は田島魁斗選手(八重高1年)、女子は砂川夏澄選手(八重高2年)、3キロ男子は大城岳選手(大浜中1年)、女子は宮島萌選手(大浜中3年)がそれぞれ優勝に輝いた。各種目の完走者は23キロが627人(出走者683人)、10キロが893人(同904人)、3キロが101人(同101人)。今年は完走者全員にイリオモテヤマネコの足跡を記した焼き物の記念メダルが贈られた。八重山3市町マラソン大会(与那国島1周マラソン、石垣島マラソン、竹富町やまねこマラソン)の完走者は111人だった。

2013年

2月

10日

盧韓国大統領が恩師に発した言葉 惠 隆之介

 現在、わが国の教育会、スポーツ界では暴力的指導が問題になっておりますが、こういう話もあります。


 昭和63年、韓国大統領に就任した盧泰愚(ロタイグ)大統領は、小学校3年次の恩師佐藤彰先生を熊本に探しあてて、ご夫妻を国賓として青瓦台に招待し、「今日あるのは先生のお陰です」と会食し師恩に感謝しました。

 

 二人は感極まって抱き合って泣いたそうです。盧大統領は幼い頃、父親を事故で亡くしており、また佐藤先生も同じ境遇であったため、佐藤先生は絶えず盧少年を気にかけておられたようです。

 

 盧大統領と先生の再会は、恩師との再会というより父子の再会の印象だったと言われております。その際の記事が、文藝春秋1988年7月号に掲載されております。一部紹介します。


 佐藤先生が盧大統領に、「自分の子供のつもりで無我夢中になって(君らを)怒りもし、泣きもし、叩きもした。どうぞそれを許して下さい」と言ったところ、盧大統領は、「いや、先生に叩かれることによって愛情を感じていたのです。先生の怒りは、私達の中の悪に対する怒りであったことをみんな知っていました」と私(佐藤先生)を慰めたあとで、大統領はこう付け加えたのです。「自分の可愛い子だったら、叱り、叩くことさえある」。

 

 実はこの一節もペスタロッチ(スイスの教育家)からの引用だったのです。盧大統領は40数年前、知らず知らずのうちに(私が)しゃべっていたペスタロッチの一節を、ご記憶だったのですよ…


 余談になりますが、朴大統領の父親朴正煕大統領は日本の陸軍士官学校卒でした。朴大統領も生前戦前の日本教育を褒めておりました。日本ではあまり報道されておりませんが、田中角栄総理が日本陸軍下士官のころの上司が朴陸軍中尉だったのです。

 

 陸軍士官学校は海軍兵学校と並んで戦前難関中の難関で、今の東大、防大の比ではありません。陸軍士官学校に八重山から進学された先輩は、大桝松一大尉、伊舎堂用久中佐です。海軍兵学校は宮良眼科院長の宮良先輩です。

 

 沖教組は戦前の日本教育を、「皇民化教育だった」と批判しておりますが、その価値が解っていない証拠です。沖教組がそう言っている間、沖縄からは国際級の人材は決して生まれないでしょう。

2013年

2月

10日

「リスクない分娩ない」 田中教授が講演

 県立八重山病院などによる市民特別講演会「お産について考える」が8日夜、石垣市健康福祉センターで開かれ、東邦大学医療センター大森病院産婦人科教授の田中政信氏が講演した。田中氏は産婦人科を取り巻く状況について話し、「日本は世界一安全にお産ができる国だが、リスクのない妊娠、分娩はない」と語った。


 講演会では、分娩監視装置の普及や新生児集中治療の確立、総合・地域周産期母子医療センターの整備など戦後から現在までの周産期(お産)医療体制の変遷について説明。

 

 このうち、「24時間体制の継続」「お産は安全と過信し妊婦健診を受けないでお産に臨み、何かあったら医療訴訟をする患者」「医学生や医療スタッフが産科を敬遠」など、産婦人科を取り巻く過酷な状況にも触れた。
 また分娩時の出血量や高年産婦の分娩状況などを挙げ、お産のリスクについて説明した。

 

 田中氏は「人間それぞれ違うように、分娩も人によって違う」とし、「妊婦健康診査を受けること、喫煙や飲酒をしないことなど、妊婦自身もしっかりと気をつけてほしい」と語った。

2013年

2月

10日

きょう旧正月 黒島で大綱引き

きょう10日は旧正。県内は糸満市を含め漁業の盛んな集落を中心に、年始行事が営まれる。ここ八重山では、黒島で伝統の大綱引きが行われる以外、目立った旧正行事はないものの、各地の漁港で一部の漁船が大漁旗で飾られ、新春を祝う風景が見られる。
 マックスバリュ新川店は旧正の数日前から、コーナーを設け、鏡餅や小菊を販売。新川店によると、新川地域は漁業関係者が多いため毎年、旧正コーナーを設置しているという。
 店員は「石垣島で、旧正コーナーを設けているのはうち(新川店)だけではないか。売り上げはぼちぼちといったところ」と言う。
 父親が漁師で旧正を祝うという女性(53)=登野城=は「あまり派手にはしないが、仏壇に供え物をして、1年の無事を祈る。海人(漁師)にとっては、けじめのようなもの。旧正を祝わないと、1年のスタートが切れない」と強調した。

2013年

2月

09日

八重山病院新築に決意 中山理事長が運営方針 広域議会

中山理事長の運営方針演説などが行われた八重山広域市町村圏事務組合議会の2月定例会=8日午後、市役所
中山理事長の運営方針演説などが行われた八重山広域市町村圏事務組合議会の2月定例会=8日午後、市役所

 八重山広域市町村圏事務組合議会(仲間均議長)2月定例会が8日、石垣市役所で開かれ、同組合の中山義隆理事長(石垣市長)が2013年度運営方針演説を行った。老朽化する県立八重山病院の移転新築問題を取り上げ「離島住民の大きな命綱。診療機能の低下があってはならない。引き続き早期建設に向けた働きかけをしたい」と述べた。


 3月7日に開港する新石垣空港については「とりわけ隣国台湾との観光経済交流はこれまで以上に活発化させていく必要がある」と、台湾との交流事業推進に意欲を示した。

 

 3月には同組合が主体となって「全国のやいまぴろぅ大会」を開催する。今年3回目となる西表島での「子午線ふれあい星空観望会」開催も計画。人材育成事業として開催している「黒潮塾」は、与那国島の古民家をテーマに取り上げる。

 

 定例会では4988万円の一般会計当初予算、947万円のふるさと市町村圏基金特別会計予算を可決。3市町の将来ビジョンを定めた「八重山広域市町村圏第3次総合計画」を承認した。

2013年

2月

09日

過去最高の80万人目標 羽田―石垣に中型機就航 新規路線開設に期待 観光客数

今年の観光客数の目標を80万人に設定すると発表したYVBの中山会長(市長)ら=8日午後、市役所
今年の観光客数の目標を80万人に設定すると発表したYVBの中山会長(市長)ら=8日午後、市役所

 八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)は、2013年に八重山を訪れる観光客数の目標を過去最高の80万人に設定した。

 

 8日、中山市長らが記者会見して発表した。新石垣空港開港や新規航空路線の開設などが増加要因となり、前年(71万2429人)を約8万人上回る目標値。宮平康弘理事長は「十分に可能な数字。射程距離だ」と強調した。新空港開港後、3月末には全日空(ANA)が羽田―石垣便に石垣島初の中型機を投入することも決まっている。

 

 八重山の観光客数は07年の78万7502人が過去最高だった。13年は80万人の達成に向け、ANAの羽田―石垣線、中部―石垣線の新規開設、LCCのピーチアビエーションの新規参入などの期待要因がある。

 

 ANAの羽田―石垣線は機材に中型機のB767―300(270席)が使用される。270席中、プレミアムシートが10席ある。3月末に就航し、1日1往復。各社の石垣発着路線の提供座席数は、年間で「単純計算でも19万座席増」(宮平理事長)となる。


 13年は①本土直行便路線を活用した周遊型旅行商品造成②台湾、香港などからの積極的な海外観光客誘致、ホームページの中国語、韓国語対応③一括交付金を活用した新空港キャンペーン事業の展開―などに取り組む。

 

 観光客の目標数80万人の内訳は、国内73万人、国外7万人(空路7千人、海路6万3千人)。


 中山市長は「観光客が78万人台で、景気が良かった時期のような活気ある状況を目指したい。観光客をおもてなしできるよう準備しながら新空港の開港を迎えたい」、YVB副会長の川満栄長竹富町長は「西表島が(世界自然遺産登録の前提となる)暫定リスト入りしたことも大きい」と述べた。

 

 宮平会長は、将来的な観光客数の目標値として100万人を掲げ「中型機の新規路線を4~5本誘致しないと達成できない。八重山の魅力をしっかり高めてリピーター率を上げ、100万人に向けた条件整備をしたい」と強調した。

2013年

2月

09日

好物のパインを「ガブリ」 外国人2選手が市場見学 ロッテ

パインにかぶりつく、ディッキー・ゴンザレス投手(左)、ウィル・レデズマ投手
パインにかぶりつく、ディッキー・ゴンザレス投手(左)、ウィル・レデズマ投手

 ロッテのディッキー・ゴンザレス投手、ウィル・レデズマ投手が8日午後、JAおきなわファーマーズマーケット八重山「ゆらてぃく市場」(幸喜英信店長)を見学した。


 選手たちは商品を見て、パインにかぶりついた。両投手は、「ロッテ優勝のために頑張りたい」と抱負。石垣島キャンプで一番美味しかった食べ物に「パイン」を挙げた。


 幸喜店長は「今季は優勝してほしい」と激励し、黒糖とパインをプレゼントした。この日は、パイン収穫体験を予定していたが、雨天で中止。両投手とも残念がっていた。

2013年

2月

08日

効率的投入で増産を 堆肥散布の新型機実演 サトウキビ

堆肥すじ撒き機の実演会が行われた=7日午前、石垣市平得
堆肥すじ撒き機の実演会が行われた=7日午前、石垣市平得

 堆肥を効率的にほ場に散布し、サトウキビの生産量を増大させようと、石垣市さとうきび生産振興対策室は7日、市内平得のほ場で新型堆肥すじ撒き機 の実演会を開いた。


 堆肥は通常、サトウキビ植え付け前のほ場にバラで散布される。県は10㌃当たり4・5㌧の堆肥散布を奨励しているが、市などによると、コストが高すぎるためほとんど実施されていない。

 

 関係機関には、機械を使い、生育したサトウキビの根元に直接堆肥を投入できれば、10㌃当たり1㌧程度の堆肥散布でも増産を図れるのではないかという期待感がある。

 

 新型堆肥すじ撒き機はヤビク農機具(南城市)が開発。3つのうねで同時に堆肥を散布できる。従来の堆肥すじ撒き機は、堆肥の水分が40%を超えると内部で詰まることがあったが、新型機は水分が70%近い堆肥でも散布可能で、コストダウンが図れるという。

 

 実演会には関係機関の職員や農家など約90人が集まり、生育したキビのうねに沿って、堆肥すじ撒き機が堆肥を散布する状況を見学した。参加者からは「堆肥散布の効率化や労力軽減につながるのでは」と期待する声が上がった。

 

 隣接したほ場には堆肥を投入しておらず、今後1年かけて、堆肥を散布したほ場とキビの生育状況を比較する追跡調査を行う。


 ヤビク農機具によると、小売価格は約250万円を想定。屋比久友彰場長は「キビの反収は落ちているが、まずは堆肥を使って土づくりを行い、土を肥やして増収につなげてほしい」と話した。同対策室など関係機関は今後、追跡調査の状況を見た上で新型機の導入を検討する。

2013年

2月

08日

新空港ターミナル完成 テナント入居作業本格化 開港まで1ヵ月

 新石垣空港ターミナルビルの建築工事が完成し、建物は7日、建築基準法に基づく県の完了検査に合格した。ビル内では1カ月後の3月7日に迫った新空港開港に向け、テナント入居業者の準備作業が本格化している。ビルの搭乗口と航空機をつなぐ渡り廊下のボーディングブリッジ(搭乗橋)でも、航空機の離発着を想定した接続作業の訓練が行われるなど、開港に向けた準備が着々と進んでいる。

 

 国内線ターミナルビルは展望デッキや設備機械室も含め地上4階で、計約1万2千平方㍍。入口は日本トランスオーシャン航空(JTA)側と全日空(ANA)側があり、1階中央部分の到着ロビーは、イベントも行えるよう広々した空間が確保されている。


 展望デッキからは360度の視界が開けており、2千㍍滑走路や白保の青い海などを眺めることができる。ボーディングブリッジはガラス張りで、到着、出発の直前まで送迎できる。国際線ターミナルビルも整備。国内線とは別棟だが、通路で往来することも可能な構造になっている。


 建物は今月中に石垣空港ターミナル株式会社に引き渡される。同社の大嶺永仙施設課長は「素晴らしい施設で満足している。落ち着きを感じる広々とした空間で、観光客などを迎えることができる」と話した。

 

 テナントはほとんどが1階に集中しており、入居業者は混雑を避けるため、それぞれ設備の搬入日を割り当てて引っ越し作業に当たっている。業者の1人は「現空港のターミナルとは機能も人員の収容数も全然違う。テナントに入居でき、頑張らないといけない。身が引き締まる思い」と意気込んだ。

 

 市は6日、新空港開港に向けた記念イベントの日程をホームページで発表。開港式典・祝賀会(3月2日)、新空港内覧会(3日)、初便就航セレモニー(7日)、現空港お別れセレモニー(31日)、国際線定期便シンポ(未定)、八重山そばPR事業(同)などが目白押しになっている。

 

2013年

2月

08日

尖閣諸島沖で中国海軍が…

 尖閣諸島沖で中国海軍が海上自衛隊の護衛艦に射撃用のレーダーを照射した。他国では、戦争に発展する行為だというが、自衛隊の冷静な対応により、中国側の「脅し・威嚇」で済んだ。まるで戦争を望んでいるかのような中国の行為だ◆自衛隊への射撃用のレーダー照射は以前から行われて、これまで政府が発表せずにいたという報道もある。沖縄には「命どぅ宝」という大切な言葉がある◆自衛官たちは何度、自分たちの宝である「命」の危険を感じ、その危機に耐え抜いたのだろう。他の国の軍隊ならば自己防衛のために、対抗処置をとっていてもおかしくない状況を穏便に済ませた。まさに、平和のための自衛隊であることが証明された出来事である◆戦争をするために軍隊があるのではなく、国の平和を守るため、他国の侵略を防ぐために働いていることを、命の危機に晒されるなか、法律を守り反撃をしなかったことで、自衛隊が証明してくれた事案とみることも出来る◆日本の法律では、相手からミサイル等が発射されるまで反撃行為はゆるされず、今回のような事態のなかでは自衛隊員や海上保安庁職員は、命がいくつあっても足りない。法律上からみると、自衛隊員の「命」の扱いは軽い。「宝」であるはずのものが。

2013年

2月

08日

八重山3高とも定員割れ 倍率最高は八商工電気1・21倍

 県教育委員会は7日夜、県立高校入試の初回志願状況を発表した。八重山の3高校はいずれも定員割れ。最も倍率が高い学科は八重山商工機械電気科電気コースの1・21倍だった。最終志願状況の発表は22日。高校入試は3月7、8の両日行われる。
 八重山高校(普通科)は0・98倍、八重山農林高校は0・79倍、八重山商工は0・80倍で、いずれも定員割れ。
 八重高以外を学科別に見ると、学科改編があった八重農はアグリフード科0・69倍、グリーンライフ科1・05倍、フードプロデュース科0・43倍、ライフスキル科1・03倍で、2科で定員割れ。


 八商工は機械電気科1・18倍(機械コース1・16倍、電気コース1・21倍)、情報技術科0・85倍、商業科0・81倍(会計システムコース0・74倍、情報ビジネスコース1・04倍、観光コース0・58倍)、定時制商業科0・38倍で、3科2コースで定員割れ。
 一般入試の合格発表と二次募集実施状況は3月14日、二次募集最終志願状況は同19日、二次募集合格状況は同26日に発表される。

最終志願は22日発表

2013年

2月

07日

尖閣、中国の包囲体制下 射撃レーダー照射、脅威高まる 日本劣勢と分析

 尖閣諸島沖で中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射した問題で、八重山日報社は6日、元自衛官で安全保障問題に詳しい惠隆之介氏(拓殖大客員教授)に中国側の意図や尖閣問題への影響を聞いた。惠氏は「脅威の度合いはどんどん高まっている。日本側は尖閣問題で劣勢に立たされている」と分析した。


 ―射撃管制用のレーダー照射という行為は、どういう意味を持つのか。
 「通常は宣戦布告と同じ意味を持つ。ボタンを押すと自動的にミサイルが発射される状態だ。イラク戦争時には、イラク軍が米、英国機にレーダーを照射したため、イラク軍施設は空爆、破壊された。
 すでに3年前から、中国海軍艦艇が海自哨戒機にレーダーの照準を合わせる事件が発生していたが、当時の民主党政権下で、親中派にもみ消されていた。中国による脅威の度合いはどんどん高まっている」


 ―中国の意図は。
 「尖閣問題で日本の譲歩を求めている。日本が恐れて後退するのを待っているのだ。今が踏ん張り時だろう。中国は、日本に憲法9条があり、積極的に攻撃できないことを知り尽している。海自も海保も、武力攻撃を受けたら全力で反撃する覚悟が必要だ」


 ―偶発的な事件なのか。
 「習近平氏の軍統率力は安定していないが、彼が昨年12月、各中国軍管区に対し、対日戦争の準備を命令したという情報がある。現場が手柄を競って勝手に動いている可能性がある。まともな軍隊であれば(今回のような事件を起こせば)司令官は軍法会議にかけられ、解任されるだろう」


 ―尖閣問題の現状は。
 「米国務省の友人からの情報によれば、米国は尖閣海域について、すでに中国公船の包囲体制下にあり、日本は劣勢に立たされていると分析している。日本側に少し油断があれば、尖閣は落ちる。その時、中国は躊躇(ちゅうちょ)なく上陸するだろう。米国政府のほうが、日本政府より危機感を持って東シナ海情勢を注視している」

2013年

2月

07日

県、インフルエンザ警報 八重山も患者増継続

 県は6日、インフルエンザの流行警報を発令した。1月28日から1週間で、県内の1医療機関当たり患者数が警報レベルの30人を超え、41・28人に達した。八重山の1医療機関当たり患者数は23・33人だが、今年に入って増加傾向が継続。県は「感染拡大に対する注意が必要」としている。


 年齢別では10歳未満31・8%、10代19・4%、30代13・8%で、幅広い年齢層に患者が発生している。1医療機関当たり患者数を地区別にみると、南部保健所管内(51・11人)、中央保健所管内(48・76人)―などとなっている。

 

 県によると感染予防には手洗い、マスクの着用、うがい、せきエチケット(せきやくしゃみの時はティッシュなどで口や鼻を押さえる)などの励行が必要。バランス良く栄養を摂取し、十分な睡眠を取ることや、室内の換気に気をつけ適切な湿度を保つこと、ワクチン接種も有効。

 

 インフルエンザにかかった場合は感染を広げないために会社や学校を休むことや、医療機関を受診して治療を受けることなどを呼び掛けている。

2013年

2月

07日

星野に水の記念碑 開拓から63年 感謝の思い込める

 人魚伝説で知られる星野で、命を育む水へ感謝を表現する「水の記念碑」が建立され6日、関係者が集い、入魂式が営まれた。記念碑は高さ50㌢、周囲150㌢余りの花崗岩。神司が岩の表面に「あがり(東)から 命つなぐる 天のいど(井戸)」の句を記し、開拓以来60年以上、住民の暮らしを支えてきた水への感謝を込めた。

 

 星野集落の有志が昨年12月、開拓から集落の基盤となった水源地へ感謝を示めそうと、記念碑の建立を企画。集落から東へ1・5㌔ほど入った水源地・ファーナン川のほとりに碑とリュウキュマツ製の看板を立てた。


 川の上流は復帰前の高等弁務官資金で簡易ダムが整備(1954年)され、2000年まで、集落の飲料水として利用。現在も農業用水や生活雑水として活用されている。


 入魂式は、うっそうとした緑に囲まれ、川のせせらぎが聞こえる中、碑前で開始。石垣島の水脈の源流・於茂登岳の神司=名蔵=を自治会で招き、儀式を営んだ。神司が筆を手に、白色の文字で句を書き入れ、水への感謝と集落の繁栄を祈願した。


 前公民館長の金城政男さん(58)は「入植以来、63年間に渡って星野集落はこの水の世話になってきた。建立を開拓の先人たちも喜んでくれると思う。ファーナン川の水は今でも飲め、水道水とは比較にならないほどおいしい」と思いを込めた。


 星野集落は50年3月、大宜味村から山口忠次郎さんら先遣隊16戸17人が、本島から八重山へ初の入植、山林を開墾した。その後、宮古島城辺町(当時)などから移住が続けられた。現在は50世帯、150人余りが暮らしている。人魚伝説は、明和の大津波を事前に知らせ、村人を救った人魚の物語。旧野原村(星野)で言い伝えられてきた。

2013年

2月

06日

中国の古典は、日本人にとって…

 中国の古典は、日本人にとって尽きざる知性の源泉だった。「風林火山」や「戦わずして勝つ」などの名文句でおなじみの兵書「孫子」は、武田信玄ならずとも、多くの日本人が必読書とした◆小泉純一郎元首相は施政方針演説で「孟子」の「天がある人物に大任を与えようとするとき、その人物を大いに苦しめ、試練にさらす」という一節を引用した。小泉氏は5年の在任期間中、何度もこの言葉を噛みしめたに違いない。八重山でも、大浜長照前石垣市長が愛読書に「論語」を挙げていた◆多くの人が文化先進国として憧れた中国。しかし現在、日本人はこの国に、どういうイメージを持つだろう。「世界第2の経済大国」として尊敬のまなざしを向ける人は、ほとんどいないに違いない。「経済力を鼻にかけた傲慢な国」はまだいいほうで、八重山の住民の中には「侵略者」という言葉を思い起こす人も多いだろう◆北京が深刻な大気汚染に苦しんでいるというのに、高い燃料費をかけて監視船を尖閣近海に出没させ、執念深く領海侵入を繰り返す行為は「せこい」の一言。大国の風格など、みじんも感じられない。中国がなぜ、こんな国に変貌してしまったのか。原因は共産主義か、一党独裁か。歴史の教訓としてしっかり考えるべきテーマだろう。

2013年

2月

06日

石垣に「スポーツの春」 キャンプ今年も目白押し 新施設建設の要望も プロ・高校・大学

キャンプイン前日、グラウンドを視察し笑顔を見せるロッテ・伊東監督。右は清田(共同)
キャンプイン前日、グラウンドを視察し笑顔を見せるロッテ・伊東監督。右は清田(共同)

 2月から3月にかけて、石垣島ではプロ野球ロッテをはじめとする高校、大学のキャンプや、スポーツの試合が目白押しになっており「スポーツの春」が到来する。温暖な気候や充実した施設が魅力で、運動公園などを管理する市公共施設管理公社によると、全国のスポーツ関係者からキャンプの希望があるものの、需要に応じ切れていない状況だという。嘉数博仁事務局長は「将来的には、スポーツ施設をさらに増やすことが必要だろう」と話す。

 

 ロッテのキャンプは2月1日にスタートした。大学野球は20日に大東文化大、27日に慶応大、3月17日に共栄大がキャンプインする。高校野球は3月3日に聖光学院(福島)、14日に横浜隼人、21日に一関学院(岩手)のキャンプが始まる。聖光学院と一関学院は東日本大震災後、初の来島となる。

 

 3月15日には日体大アーチェリー部が3年目の合宿に入る。同大関係者は合宿地としての石垣島を高く評価しており「石垣をアーチェリーのメッカにしたい」と意気込んでいるという。

 

 3月9日には新石垣空港開港記念イベントとして全早慶戦(ОB、現役による試合)が沖縄で初めて開かれる。同23、24日には昨年に続いてプロバスケの琉球キングスの試合がある。

 

 2月17日には石垣島アスリートクラブが石垣島ジュニア陸上教室を開き、ロンドン五輪日本代表らを講師に招待する。市は今年度の一括交付金を活用し、キャンプや大会などを積極的に誘致する「スポーツ!ウェルカム!石垣島!事業」を展開している。

 

 市公共施設管理公社の嘉数事務局長は「石垣島は気候が温暖で花粉症もないし、野球場、屋内練習場、総合体育館などが一つのエリアで隣接しており、移動しやすい」と石垣島の魅力の理由を説明。


 キャンプ地としての需要に応えるため、将来的には新たな野球場、サッカー場、多目的ホール、ゴルフ場が必要だとして「(スポーツを目的に来島する人たちは)確実なリピーターになり、地元への相乗効果も大きい。需要はさらに増えることが確実で、地の利を生かしたステージを提供するべきだ」と強調する。

2013年

2月

06日

LCC参入② 辻 維周

 前回LCCに関して数字を交えて解説したところ、非常にわかりやすく役に立ったとのご意見を多数いただいたので、もう少し大手航空会社(FSC)と格安航空会社(LCC)との違いを解説してみたいと思う。


 前回は予約の仕方と運賃とを解説したが、今回は機内サービスや設備について書いてみよう。今回石垣に入ってくるピーチアビエーションが使っている機材は、エアバスA320というもので、日本のLCC各社(エアアジアジャパン、ジェットスタージャパン、ピーチ・アビエーション)や、スターフライヤー、ANAの一部路線で採用している。通常は3列×3列のシート配置で、定員はスターフライヤーの144人が一番少なく、ANAは166人(国内線仕様)、LCC各社は180人となっている。定員が少なければ少ないほど座席の間隔(シートピッチ)は広くなるので、スターフライヤーが一番広い事になる。ちなみにスターフライヤーは91センチ、LCC各社は平均71センチ、ANAの国内線仕様は世界標準の78センチ前後となっている。ちなみにJTAのボーイング737―400(普通席)は80センチ前後であり、これと比較していただけると、71センチは相当狭く感じるかもしれない。

 

 要はFSCと同じ機材ではあっても、運賃を下げるためにはできるだけ多くの乗客を詰め込む必要があり、このシートピッチが採用されている。ただしLCC機材の全席がそこまで狭いわけではなく、非常口座席などは90センチ程度確保されている。しかし、そこに座るためには840円の追加料金が必要になる(航空会社によって多少の増減がある)と同時に、非常口という特性上、利用制限がかかる場合が多い。さらに関空や那覇空港ではLCC専用ターミナルでチェックインや荷物受け取りが行われるため(除ジェットスター)、その分、時間を余計に見ておく必要もある。


 またFSCでは当たり前の飲み物無料サービスはLCCには存在せず、コーヒーやコーラ類は¥200程度で販売されているのが普通である。機内の湿度は限りなく0パーセントに近いため、関西~福岡線のような近距離路線では必要性をあまり感じない飲み物も、本土~沖縄・石垣線のように2時間を超えるフライトの場合には、体が要求することが多いので、飲み物サービスは結構重要な要素かもしれない。
 さらに機材到着後、地上での折り返し時間はFSCが通常35分以上とっているのに対し、LCCは運航効率を上げるために25分程度としており、一度遅れが出始めると、折り返し運航のため、その遅れはどんどん増幅してゆき、最終便になると1時間以上の遅延になってしまうこともざらである。つまり少しでもゆったりと、そして遅延のリスクも最小限にとどめたいならば多少高くてもFSCを、窮屈さやサービス、遅延などには目をつぶる代わりに、できるだけ安く行きたいと言うならばLCCを選ぶのが良いだろう。


 これからの航空業界に必要な事は、FSCとLCCとの住み分けである。FSCには高いだけの理由が、LCCには安いだけの理由があるのだから、利用者はそれを十分理解したうえで、航空会社を選ぶ時代になって来たのである。

2013年

2月

06日

「却下なら住民訴訟」 監査請求で主張陳述 教科書裁判

陳述後に記者会見する新垣共同代表(前列左)ら=5日午前、市役所
陳述後に記者会見する新垣共同代表(前列左)ら=5日午前、市役所

 八重山教科書問題をめぐる裁判で、被告の石垣市が支払う弁護士費用が高額だとして、住民監査請求を行っている「住民の視点で教科書をえらぶ会」の新垣重雄共同代表らメンバー2人が5日、市役所で監査委員に主張を陳述した。陳述は非公開で、約30分行われた。終了後、メンバーの川上博久さんは「弁護士費用は729万円で、公金支出としては異常に高く、社会常識を逸脱している」と強調。
 日本弁護士協会の報酬規定や、市がかかわった過去の訴訟と比較しても、今回の弁護士費用は不当だとした。監査請求が却下された場合は「即、住民訴訟に発展する」と改めて明言した。
 新垣さんは、報酬を受け取った弁護士事務所代表の宮崎政久氏が昨年の衆院選に立候補し、当選したことについて「政治的背景がある。市は、あえて自民党の候補者が代表者になっている弁護士法人と契約した」と指摘した。

2013年

2月

06日

東京、大阪で観光プロモ ぱいーぐる、ピカリャ~がアピール

※八重山の魅力をPRしたミス八重山、マスコットキャラクター=1月29日都内、(写真提供・石垣市観光協会)
※八重山の魅力をPRしたミス八重山、マスコットキャラクター=1月29日都内、(写真提供・石垣市観光協会)

 沖縄観光&MICEコンテンツフェア~オールおきなわ大博覧会~(主催・県、沖縄観光コンベンションビューロー)が1月29日と30日、東京都と大阪府で展開された。八重山地区からは石垣市観光協会、竹富町観光協会の会員ら20人が参加。ミス八重山星の砂の古謝なつきさん、新石垣空港のマスコットキャラクターのぱいーぐる、竹富町のマスコットキャラクターのピカリャ~が八重山の魅力をアピールした。
 コンテンツフェアは、沖縄観光の新たな魅力を発信し、需要促進強化を図るための「沖縄観光キックオフプロジェクト2013」の一環。
 石垣市と竹富町の観光協会は、3月7日の新空港開港や開港後のオール早慶戦、南の島の星まつりなどイベントをブースやプレゼンテーションで紹介した。会場には、現地の旅行社、航空会社が来場した。

2013年

2月

05日

ロッテ新人3選手飛躍を誓う 新空港を見学

今シーズンの飛躍を誓った(右から)ロッテ新人の川満寛弥、松永昂大、加藤翔大の3選手=新石垣空港
今シーズンの飛躍を誓った(右から)ロッテ新人の川満寛弥、松永昂大、加藤翔大の3選手=新石垣空港

 ロッテの新人、松永昂大投手(24)、川満寛弥投手(22)、加藤翔平外野手(22)の3選手が4日午後、キャンプのオフを利用して新石垣空港を見学した。ロッテのチームスローガン「翔破~頂点を目指して」。新人3選手は「優勝のために活躍し、来年はこの新空港に降り立ちたい」と飛躍を誓った。


 3月7日の開港する新空港の2000メートルの滑走路に降り立った新人3選手は感心しきりで、松永投手は「ケガをせず、キャンプ1日1日を大切に過ごしたい」、川満投手は「オープン戦でアピールし、開幕1軍に入りたい」、佐藤外野手は「外野の競争は熾烈だが、先輩の技術を吸収し、1軍入りしたい」と、それぞれ抱負を語った。

2013年

2月

05日

花の苗2万本植えつけ 新空港開港へ「花いっぱい」 17日、全島清掃も計画

「島まち美しゃ」実行委員会の初会合が開かれた=4日午後、市健康福祉センター
「島まち美しゃ」実行委員会の初会合が開かれた=4日午後、市健康福祉センター

 3月7日の新石垣空港開港を前に、新空港から市街地への道路を花いっぱいにする「島まち美(かい)しゃ 花と緑とクリーン作戦」(主催・市、市民憲章推進協議会)が17日に行われる。計2万本の花の苗植えつけに合わせ、全市民による「ヤーヌマール」(家の周辺)清掃なども呼び掛ける。4日、関係機関・団体で組織する同実行委員会の初会合が市健康福祉センターで開かれ、事業の概要を確認した。

 

 新空港開港を機に、観光客が「訪れてよかった」と思える観光地づくりに向けた取り組み。市は新空港から市街地への国道、市道、県道を「花いっぱい」の重点対象地域とし、プランター4500鉢(1鉢に苗4本)と露地植えの苗2000本を各字会などに配布する。


 苗はマリーゴールド、インパチェンス、サルビアなどを予定。時間帯は午前9時から正午まで。設置後の水やりなどの管理は、市民憲章推進協議会と市役所で行う。

 

 清掃は全市民の「ヤーヌマール」で呼び掛ける。時間帯は午前10時から正午まで。主要道路は関係機関・団体で割り振り、ごみ拾いなどを行う。市企画政策課は「新空港に降りた人たちにきれいな石垣を見てほしい。毎年続けたい」と述べ、今後も継続したい考えを示した。関係機関・団体対象の説明会は8日午後6時から市民会館中ホールで開かれる。

2013年

2月

04日

流水VS安里 トップチームが激突

王座を賭けて激しい戦いが展開された=3日、総合体育館
王座を賭けて激しい戦いが展開された=3日、総合体育館

 第1回八重山日報杯バスケットボール大会・第40回総合選手権大会の最終日となった3日、男子一般の部の決勝戦は「琉水工業」と「安里部品GEARS」が対決。今年度の主要大会の優勝を2回づつ分け合う八重山のトップチーム同士の対決で注目を集め、バスケットファンを唸らせる試合展開となった。
 琉水工業は、大会初日の2日、「あぱらぎ」との激戦を制し、最終日のこの日は、若い八重山高校1・2年チームとの準決勝を第4クオーター終了間近で逆転。激しくきついゲームを戦った後での決勝戦。


 対する「安里部品」は初日の八重山商工3年生チームをダブルスコアで下し、この日は、準決勝を「にぃーけーや」相手に65―49の理想的なゲーム展開で快勝。チームのエース外間義士(25)を温存することが出来た。

 

 ▽疲労隠せない琉水工業

 試合前のウォーミングアップを選手が行わない琉水工業は、テーピングなど身体のケアに当てていた。激戦を戦いぬいた選手たちのほとんどが疲労を隠せない状況だった。180センチ以上の所属選手が6人いるが、平均年齢は35歳。チームの弱点の一端が垣間見えた。

 

 ▽決勝見据えた安里部品

 大会一週間前に行われた組み合わせ抽選で、決勝の相手は琉水工業と確信した安里部品の大浜拓也(30)は、チームのゲームプランを練る役割。決勝戦に向けてゲームをイメージ。初戦から常に決勝戦を見据え、主力メンバーのスタミナ温存に務めた。

 

 ▽滑り出しは、琉水ペース

 第1クォーターは琉水工業のペースで始まった。琉水工業の山本耕平(36)が、ゲームを支配。安里部品に攻守の切り替えの早いゲームをさせないために、速攻を控え、ハーフコートバスケットを心掛け、ゆったりとしたペースでボールを運んだ。守りでは、安里部品の外間だけを徹底的にマンツーマンで守る「ボックスワン」デフェンスを展開。外間へのボールの供給を断ち、24―19で第1クォーターを終えた。

 

 ▽秘策が冴える安里部品

 安里部品は、身長で優位に立つ琉水工業の攻撃陣のインサイドプレイを徹底的に阻止。ゾーン内でプレイしようとする相手を2人掛かりで守る「ダブルチーム」で追い詰めると、相手の攻撃は、3ポイントエリア周辺でのシュートばかりになり、成功率を低下させることに成功。最強のインサイドプレイを誇る津島祟宏(32)のリバウンドも抑えた。

 

 攻撃の面では、マークが厳しい外間をおとりにして、味間剛(31)と中川慶人(22)にボールをつなぐと、中川の3ポイントシュートが炸裂。58―54で第3クォーターを終了した。

 

 ▽4クォーターで流れ傾く
 勝負の第4クォーターでは、安里部品が動きの激しい「走るバスケット」を展開。スタミナを消耗した琉水工業はシュート成功率も低下し、ファールを連発。大会の全試合を見据え、戦略を練った安里部品が27点差で勝利。王座に就いた。(大城智芳)

2013年

2月

03日

小惑星「やいま」と命名 石垣島天文台発見

石垣島天文台が発見した小惑星「やいま」(同天文台提供)
石垣島天文台が発見した小惑星「やいま」(同天文台提供)

 石垣島天文台がむりかぶし望遠鏡で2008年に発見した小惑星が、住民の公募で「やいま」と命名され、2日、同天文台が発表した。


 同天文台は2011年の「南の島の星まつり」で小惑星の名前の公募をスタート。10月までに寄せられた62通の応募から、同天文台が「やいま」を選び、11月に国際天文学連合に申請していた。

 

 同連合は今年1月27日付の「小惑星回報」で「やいま」が小惑星の名前として承認されたことを発表していた。星まつり実行委員会と石垣島天文台は、近く国立天文台(東京都三鷹市、林正彦台長)と協議した上、記念式典の開催と命名者の表彰、記念品贈呈を決める予定。

 

 同天文台によると、沖縄にちなむ名前が小惑星につけられた例としては、2003年5月の「石垣」「聖紫花」、06年11月の「むりかぶし」があり、今回で4例目となる。

2013年

2月

03日

男子真喜良、女子八島V 日報杯バスケ開幕 きょうまで 小学生

熱戦が展開された日報杯バスケ、小学生の部で盛り上がった=2日、市総合体育館
熱戦が展開された日報杯バスケ、小学生の部で盛り上がった=2日、市総合体育館

 今年度の八重山チャンピオンチームを決定する第1回八重山日報杯バスケットボール大会・第40回総合選手権大会(主催・八重山日報社)が2日、石垣市総合体育館と八重山農林高校体育館で始まった。初日は開会式と、小学生の部の決勝戦までの試合が行われた。結果、男子で真喜良小学校、女子では八島小学校が優勝。初代王座に輝いた。【4面に関連・3面に試合結果】


 大会には一般、壮年、小学生の部に合計35チーム417人が参加。開会式では、八重山バスケットボール協会の安里整会長が「100パーセントの力を出し切って頂天を目指して下さい」と力強く選手を激励した後、選手を代表して、下地千佳子さん(ISG48)と新城翔都君(農高1・2年)が全力で戦いぬくことを宣誓し、2日間の大会が幕を開けた。

 

 3日は、午前9時から総合体育館で一般男女と壮年の部の試合が行われ、八重山王者が決定する。

2013年

2月

03日

県平均以上のレベル維持 学力向上実践発表 中2英語で成果顕著 竹富町

竹富町の学力向上推進実践発表会が開かれた=2日午後、町離島振興総合センター
竹富町の学力向上推進実践発表会が開かれた=2日午後、町離島振興総合センター

 2012年度竹富町学力向上推進実践発表会(町学力向上推進委員会主催)が2日、西表島の町離島振興総合センターで開かれ、町内の小中学校、地域の取り組みが発表された。また、12年度の全国学力・学習状況調査や県学力到達度調査の結果で、町内の児童生徒は県平均正答率をほぼ上回っていることを報告した。

 

 町教委は、全国学力・学習状況調査で「全国平均正答率を上回る」、県学力到達度調査で「県平均正答率よりプラス6ポイント」という目標を設定、取り組んできた。


 全国学力・学習状況調査では、小学6年生が国語A・B、算数B、理科で目標を達成した。中学3年生は国語B以外で全国平均正答率を下回る結果となったが、「対象生徒が09年度に行われた同調査と照らし合わせると、活用問題(B問題)で改善がみられた」と説明。

 

 県学力到達度調査では、小学3年生が国語A・B、小学5年生が国語B、算数Bで目標を達成。小学5年生の算数Aは県平均正答率を下回り、「数の概念をしっかりと指導する必要性の課題が浮き彫りになった」としている。

 

 中学2年生は全教科で目標値を大幅に上回り、特に英語は「ALT2人の活用やホームステイ事業が英語力の定着に結びついている」とした。実践発表は、学校教育部会から白浜小学校と黒島小中学校、家庭・地域教育部会から祖納・干立地区と船浮地区が取り組みをそれぞれ紹介した。


 このうち、黒島小中学校の小学部会は「音読集会の実施」を紹介。全児童が輪番で司会を務め、発表者は体育館舞台上で音読を行うもので、「童話・お話大会やデイサービス施設訪問で堂々と発表することができた」と成果を挙げた。船浮地区は、今年から始めた地域人材を活かした三線教室や英会話教室などの取り組みを発表した。

2013年

2月

02日

石垣島の自然アピール フォトコン 入賞7人を表彰

フォトコンテスト表彰式で、喜びを分かち合う入賞者ら=石垣市健康福祉センター
フォトコンテスト表彰式で、喜びを分かち合う入賞者ら=石垣市健康福祉センター

 石垣島の美しい自然をアピールする「花と緑のフォトコンテスト」の表彰式(市民憲章推進協議会主催)が1日、市健康福祉センターであり、入賞者7人に表彰状が贈られた。恒例のフォトコンは昨年は10月から3カ月間、市民を対象に作品を募集、54点が寄せられ、1月中旬の審査で7点の入賞作が選出された。


 表彰式で、桃原由紀子会長は「コンテストは4回目を迎え、石垣島の美しさの再発見に繋がっている。作品を通して島の魅力を伝えていこう」と強調した。審査委員の石垣佳彦さん(市文化協会写真部長)が講評、撮影へ一層の工夫を呼び掛けた。

 

 市観光協会長賞を受賞した会社員・黄明松さん(39)=新栄=はマレーシアから石垣に移住して11年目。「玉取崎で、ハイビスカスを見付けて撮った。天気が良くシャッターチャンスに恵まれた。これからも写真で石垣の自然を表現したい」と白い歯をこぼした。

 

 平良八重子さんは市民憲章推進協議会長賞を受賞。「昨年は、観光協会長賞だった。来年は市長賞を狙います」と声を弾ませた。応募全54点は4日から15日まで、市役所ロビーで展示される。


 [入賞は以下の各氏]市長賞=梁国明▽市民憲章推進協議会長賞=平良八重子▽市観光協会長賞=黄明松▽佳作=鈴木清司・鈴木京子・玉代勢恵子・東浜妃敏

2013年

2月

02日

ロッテキャンプ始まる 3年ぶり日本一へ 初日から軽快な動き

ロッテのキャンプがスタートした=市中央運動公園
ロッテのキャンプがスタートした=市中央運動公園

 プロ野球の千葉ロッテマリーンズの春季キャンプが1日、石垣市中央運動公園野球場をメイン会場にスタートした。今年6年目を迎えた石垣島キャンプに過去最多46人の選手が参加。3年ぶりの日本一奪還を目指し、初日から居残りで練習を行う選手もあり、伊東勤監督は「シーズンに向けた選手の意気込みも見られ、良かった」と初日を振り返った。運動公園の6施設を活用し、選手は軽快な動きを見せた。

 

 今年のキャンプは初日から、天候に恵まれ、投手と野手は屋外の野球場、多目的広場に別れ、フリーバッティングや守備練習に汗を流した。練習は午前10時にスタート。初日から長距離ランニングと、ハードな練習メニューに選手も必死になって取組んだ。ブルペンでは、地元出身の大嶺祐太、宮古島出身の新人、川満寛弥投手が投げ込みを行った。


 捕手、内野手、外野手はメインの野球場で日本一奪還を目指し、各選手ともフリーバッティング、守備練習を精力的にこなした。

 

 この日、地元住民や観光客ら多く訪れ、目当ての選手に声援を送った。キャンプは19日まで。2日も午前10時に開始。休日は4・8・13の3日間となっている。練習後、伊藤監督は「シーズンをトップで終えるようにキャンプで選手を鍛えたい」と話した。この日、プロ野球12球団の春季キャンプが県内、宮崎県で一斉にスタートした。

2013年

2月

02日

「海域管理の財源確保を」 首長、専門家が意見交換 ネットワーク強化確認 シンポジウム

 八重山3市町など海に面した全国の自治体が、海域管理の財源をどう確保するかを考える「地方自治体の海洋政策に関するシンポジウム」(主催・竹富町)が1日、石垣市内のホテルで開かれた。3市町などの首長や海洋政策の専門家が意見交換し「(関係自治体が)ネットワークをしっかり構築して、足並みをそろえていくことは強い力になる。その一歩にしたい」(川満栄長竹富町長)などと自治体間の連携強化を求める声が上がった。

 

 竹富町は、海に面した自治体が抱える漂着ごみなどの共通の問題に対処するため、地方交付税の算定基準に海域面積を導入するか、新たな財源措置を創設するよう国に求めている。


 基調講演した小西砂千夫関西学院大教授は「海域に対する行政サービスの実態を積み重ね、確立させることがとても大事。法律に書いていないからやれませんと言っては困る」と述べ、漂着ごみ対策など、海域に関係する行政サービスに積極的に取り組むよう促した。

 

 放送大の來生新副学長、海洋政策研究財団の寺島絋士常務理事は、法律や行政の観点から自治体の海洋政策を分析。「海はフロンティア。離島は21世紀の日本を支える海洋開発の前線基地だ」(來生氏)などと指摘する声が上がった。

 

 「沿岸・島しょ自治体はどのように海を管理すべきか」をテーマにしたパネルディスカッションでは、竹富町が全国で初めて取り組んだ海洋基本計画策定が話題に。

 

 中山義隆石垣市長は、石垣市も同計画の策定作業を進めていることを紹介。外間守吉与那国町長も「(同計画の根拠法である)海洋基本法がザル法と言われないよう、魂を入れていくことが大事。私も遅れをとらないよう取り組みたい」と同計画の策定に意欲を示した。

 

 長崎県対馬市の財部能成市長は、対馬周辺に海洋保護区を設定した上で、同計画策定を進めたい考えを表明した。

 

 鹿児島県与論町の元井勝彦総務企画課長は、地方交付税の算定基準に海域面積を導入する取り組みについて「思いを同じくする同士が増えたことに非常に感激している、シンポを機会に協議会などを設け、情報交換しながら進めたい」と呼び掛けた。

2013年

2月

01日

ロッテファンなら…