2014年

4月

02日

消費税が1日から増税された…

 消費税が1日から増税された。ほとんどの家庭で収入は上がらないのに、食品や日用品は軒並み値上がりしている。離島の離島で、常に生活コストが余分にかかる八重山では、庶民の生活に重くのしかかる増税だ◆多くの人たちが生活をどう切り詰めようかと悩んでいるのに、早くも来年10月の再増税の話が持ち上がっている。石垣市が「日本一幸せあふれるまち」を目指しているように、国民を幸福にすることが政治の役割であるなら、増税は、まさにその逆を行く。再増税は思いとどまってほしい◆「消費増税に政治生命を賭ける」と絶叫した前首相には閉口させられたが、安倍首相には、その轍(てつ)を踏まないようお願いしたい◆増税の影響を最小限に防ぐため、政府はさまざまな手を打っているようだ。しかし低所得者や子育て世帯に1万円を支給するような政策は大海に一滴を注ぐようなもので、効果は限定的ではないか。それより、離島で雇用の受け皿となっている零細中小企業への支援を充実させてほしい。企業が元気になることで新技術の開発が進み、さらなる雇用へと効果が増幅される◆幸い沖縄には一括交付金があり、今後とも地元企業が活躍する場は多いと思われる。アイデアと実行力で増税の苦境を乗り切りたい。

2013年

5月

09日

石垣、山城さん一等賞  精魂込めた25点出展 

自慢のゴーヤを前に喜ぶ入賞者=市老人福祉センター
自慢のゴーヤを前に喜ぶ入賞者=市老人福祉センター

 第29回ゴーヤ品評会(主催・市老人クラブ連合会)が8日、市老人福祉センターで行われ、市内各老人クラブ会員が精魂こめて育てた自慢のゴーヤ25点が出品された。審査の結果、露地栽培の部に石垣英忠さん=石垣尚寿会=、ハウス栽培の部に山城正子さん=宮良老人クラブ=が、それぞれ一等賞に輝いた。第26回から露地、ハウス栽培の部門に分けて審査している。

 

今回の品評会は4月からの日照不足や低温など天候不順の影響で出展が例年より少なかったが、見事に実った中長、潮風などの品種のゴーヤが出品された。
 会場には、丸々と太った見事な出来映えのゴーヤが並び、県八重山農林水産振興センターや、市農政経済課の職員5人が審査員を務め、大きさや重量、光沢、熟度、病害の有無などを慎重に審査した。


 審査中には、女性部が調理したゴーヤ天ぷら、ジュースの試食・試飲会やゴーヤ苗の無料配布が行われた。
 露地一等賞の宮良さんはハウス栽培も含め、
 夫婦で5連覇を達成。「毎日の習慣で栽培の仕方を熟知しているが、一番大切なのは水のやり方。来年も一等賞を目指して頑張りたい」と喜んだ。
 品評会は、会員のゴーヤ生産技術の向上を図り、生産活動の喜びを味わうとともに健康づくりと生きがいづくりに寄与しようと毎年開催している。一等賞以外の入賞者は次の通り。
 ▽露地栽培二等賞=菊池安(石垣尚寿会)
 ▽同三等賞=大島悦(大浜老人クラブ)
 ▽特別賞=盛山フミ子(宮良老人クラブ)
 ▽努力賞=新城惟弘(新栄町老悠会さわやかクラブ)

 

 

2013年

5月

04日

鳩間音楽祭に1500人 最大イベントに沸く 島の活性化に一役

会場が一体となり、盛り上がった鳩間島音楽祭=3日、鳩間島コミュニティセンター前広場
会場が一体となり、盛り上がった鳩間島音楽祭=3日、鳩間島コミュニティセンター前広場

 「届け!小さな島の大きな元気」をテーマに、竹富町鳩間島の「第16回鳩間島音楽祭」(実行委員会主催)が3日、鳩間島コミュニティセンター前広場で賑やかに開かれた。歌手の池田卓さんやカワミツサヤカさん、鳩間島出身の歌手たちが出演。人口約60人の島に郡内外から1500人余り(主催者発表)が詰めかけ、小さな島の音楽祭を楽しんだ。

 

 鳩間島音楽祭は島の活性化を目的に1998年、公民館や島外の郷友会が実行委員会としてスタート。毎年5月3日に開催され、現在では島最大のイベントとして定着。様々な賞を受賞している。
 音楽祭は、鳩間民俗芸能保存会の古謡で幕開け。加治工勇実行委員長は「昨年は15回という節目を迎え、今年は新たなスタート。人数が少なく至らない点もあるが、飲みながら踊りながら過ごしてほしい」とあいさつした。


 鳩間小中学校の児童生徒11人は、職員と一緒に「カントリーロード」を合奏し、2番の歌詞を方言で歌い上げた。サンバグループ「サンバーズ」ではセクシーなサンバダンサーが登場。軽快な音楽とともに会場を盛り上げた。


 石垣市出身の石垣喜幸さんと田代浩一さんのデュオ「川平ガーデンズ」、同じく市出身のカワミツサヤカさん、船浮出身の池田卓さんなどが登場。観客は歌に合わせて手拍子したり、踊ったりと音楽祭を満喫した。
 最後は、加治工実行委員長と鳩間島出身者で結成する「鳩間島オールスターズ」が島唄を熱唱。「鳩間の港」では観客も手ぬぐいを片手に踊り、会場が一体となった。
 音楽祭が終わった後も港では「鳩間島オールスターズ」の演奏で、島から帰る人たちを見送った。
 会場内では山羊汁や鴨そば、かき氷などを販売。竹富町マスコットキャラクター「ピカリャ~」と新石垣空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」も登場し、観客を楽しませた。

2013年

5月

03日

きょう3日は憲法記念日…

 きょう3日は憲法記念日。1947年に施行されてから66年を迎える。多くの県民が「平和憲法」のもとへ帰ることを熱望した復帰運動の当時と比べると、国際情勢も沖縄が置かれた状況も様変わりした◆憲法前文は「日本国民は恒久の平和を念願し…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を決意した」とうたう。その理念は崇高だが、尖閣問題、北朝鮮のミサイル問題などが示すように「平和を愛する諸国民」なるものは沖縄や八重山の周辺には存在しない。やはり憲法の規定と、現実の国際情勢は乖離している◆憲法の3大原則といわれる「平和主義」「民主主義」「基本的人権の尊重」は今後とも守り抜くべき理念だ。その理念を具体的な場面でより効果的に生かすためにも、自由な憲法論議は必要だ。安倍首相の再登板によって、にわかに改正論議の気運が高まっているが、それ自体は歓迎すべきことである◆憲法上に規定されていない「新しい人権」を憲法に加えることについても考える必要がある。たとえば八重山の豊かな自然を後世に残すための「景観権」のようなアイデアも面白い。憲法論議を小難しいものにするべきではない。憲法は不磨の大典ではなく、私たちが幸福であるために存在するのだ。

2013年

5月

03日

「低運賃で地域活性化を」 スカイマーク就航を報告 7月10日 那覇―石垣5千円

中山市長に那覇―石垣線開設を報告する西久保社長=2日午後、市役所
中山市長に那覇―石垣線開設を報告する西久保社長=2日午後、市役所

 低価格運賃で知られるスカイマーク株式会社(本社東京)の西久保愼一社長が2日、石垣市役所を訪れ、那覇―石垣線を7月10日に開設することを報告した。普通運賃で片道5000円の運賃設定を打ち出しており「競争が激しくなるのが自由化の狙いでもある。それで地域が活性化すればいい」と述べ、住民や観光客に同社便の積極的な利用を呼び掛けた。中山義隆市長は「石垣観光のビックバンになるのでは」と歓迎した。

 

 那覇―石垣路線には格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションも7月に就航を予定しており、スカイマークとの価格競争が予想される。
 スカイマークの那覇―石垣便は1日4往復で、機材はボーイング737―800型機(177人乗り)。


 運賃設定について西久保社長は「那覇―石垣はそれほど大きいコストがかからない。採算は取れる」と述べた。
 同じく7月10日に、成田―石垣線と神戸―石垣線を開設することも明らかにした。運賃はそれぞれ1万3000円~2万6800円程度に設定される見込み。
 羽田―石垣線は那覇乗り継ぎで、羽田―那覇線に4000円をプラスした運賃設定になる。


 西久保社長は「これまで本土から石垣は非常に高い航空運賃だった。運賃を引き下げることで、これまで石垣に来なかった人にも来てもらえる。いろいろな人に石垣の良さを知ってほしい」と期待した。
 中山市長は「(航空運賃の引き下げで)一番メリットを享受できるのは地域住民。児童生徒の派遣費などの負担も減る。観光への効果も大きい」と笑顔で応じた。

2013年

5月

03日

伊舍堂中佐 顕彰碑建立へ 終戦記念日目指す 募金活動、近くスタート

伊舍堂用久中佐
伊舍堂用久中佐

 沖縄戦で、陸軍特攻隊の先陣を切って出撃し、米軍空母に体当たり攻撃を敢行した伊舍堂用久中佐=石垣市登野城出身=の顕彰碑建立期成会(三木巌会長)が今月18日に発足する。終戦記念日の8月15日の建立を目指して募金活動を開始する予定。「軍神」とたたえられながら、戦後教育の中で忘れ去られてきた中佐を再評価する機運が高まりそうだ。

 

 期成会準備会がこのほど開かれ、募金額の目標を200万円に設定することを確認した。顕彰碑は市が管理する新港地区の一角に決定した。
 顕彰碑には、中佐の辞世の句「指折りつ 待ちに待ちたる機ぞ来(きた)る 千尋の海に散るぞたのしき」が彫り込まれる。


 中佐の甥、伊舍堂用八さん(75)の要望で、碑には、中佐とともに出撃した部下ら9人の名前も入れる。用八さんは「(中佐の)部下の遺族もたびたび石垣島に来る。遺族のためにも、供養の碑は必要だと思う」と話した。
 三木会長は「現在の日本は、伊舍堂中佐のような人たちがいたから存在している。戦後教育の中で価値観が変わった部分もあるが、現在の価値観で特攻隊を断罪してはいけない」と指摘した。


 期成会メンバーの市議、砥板芳行氏は「この島にも特攻隊の基地があったことを知る人は少ない。エリート中のエリートだった特攻隊の人たちが、どんな思いで戦地に赴いたかを考えることは必要だ」と顕彰碑建立の意義を強調した。
 伊舍堂中佐は陸軍第8航空師団誠第17飛行隊の隊長。大尉だった1945年、石垣島白保の基地から出撃し、慶良間諸島沖で米軍空母に体当たり攻撃、多大な戦果を挙げた。特攻後、二階級特進。尉官としてはまれな功三級勲四等旭日章を授与され、正六位に叙された。

2013年

5月

03日

オオアジサシ飛来 ダイナミックに大空旋回

 2日、夏鳥のアジサシが市内の新川川河口で姿が確認された=写真。今年のアジサシは、例年になく早い到来で、市内の愛鳥家の間では4月中旬から目撃されていた。
 この日は、オオアジサシとコアジサシの二種のアジサシを確認。なかでも目立ったのが大きな黄色いクチバシのオオアジサシ。約1m30センチの大きな翼をダイナミックに羽ばたかせて、何度も旋回を繰り返していた。

2013年

4月

30日

アズールが優勝 台湾―石垣間15時間余で 台琉親善ヨットレース

交流会は中国語と日本語、ウチナーグチが飛び交った。ビールで互いの健闘をたたえ合うヨットマンら=石垣港
交流会は中国語と日本語、ウチナーグチが飛び交った。ビールで互いの健闘をたたえ合うヨットマンら=石垣港

 台琉友好親善国際ヨットレース(実行委主催)のメイン・台湾―石垣間の「ヒタチレース」が28日から2日間に渡って行われ、台湾の「アズール」がトップを切って石垣に入港、優勝した。2位は「ココリコ」(宜野湾市)、3位に「ポーラスター」(香港)が入った。

 

 ヒタチレースは、19艇が出場、台湾の碧砂港(基隆市)を28日午前11時(日本時間)に出港し、石垣港まで251㌔の区間で速さと操船技術を競った。「アズール」は石垣港に29日午後2時12分(15時間余り)、「ココリコ」が午後3時51分、「ポーラスター」が午後3時59分にそれぞれ入港した。


 出場艇の1艇は棄権し、残りのヨットは制限時間内に入港できず、厳しいレースとなった。


 2位となった「ココリコ」の船長、識名朝典さんは「優勝を狙っていた。2位は悔しい。逆風で船のスピードがのらず操船に苦労した。優勝チームは船の性能が良く、一枚上手だった。あす(30日)のレースも楽しみたい」と白い歯をこぼした。


 レース終了後、石垣港岸壁(旧離島桟橋)で、交流会が開かれ、台湾と地元の参加者らが親ぼく、石垣と台湾の料理を囲み、互いの健闘をたたえ合った。
 30日は、名蔵湾でインショア(内海)レースが午前と午後の2回、開催される。

2013年

4月

30日

無人販売店が人気 「県内で一番多いのでは」 気軽に並べて手軽に買い物

販売台はほとんどが手作り。個性的な商品台が並ぶ。中には冷蔵庫が設置してある場所も。料金箱もユニーク
販売台はほとんどが手作り。個性的な商品台が並ぶ。中には冷蔵庫が設置してある場所も。料金箱もユニーク

 石垣市内で個性的な無人売店が増えている。ほとんどは野菜か果物の「店舗」だが中には、薬草やお茶、陶器類、クワガタの無人販売も。どの店舗も固定客が付くなど、静かな人気を集めているようだ。


 無人売店を調べている公的・民間組織はないものの、農業資材を扱い、本島と行き来している会社員の男性(45)は「市町村単位で、無人売店が一番多いのが石垣市だと思う。いくつあるのかも数えらきれないのではないか。それだけ、農業が身近で、野菜づくりに取り組んでいる市民が多いのでは」と指摘する。


 無人売店の魅力は旬の農産物が安く(数百円以下)手に入るところ。毎日、新鮮野菜が並ぶのではなく、作り手の都合で商品ゼロの日も。生産者が気軽に並べて、市民が気兼ねなく買える手軽さも受けているようだ。


 真栄里の国道390号沿いで、今年1月から無人販売所を設置している女性(62)は「夫が家庭菜園で作った野菜を出している。小遣い程度にしかならないが、多くの人に食べてもらえると、うれしい。お金を払わないで野菜を持っていく人は少数」と話す。


 字白保の無人販売店で写真を撮っていた野村健太さん(28)=横浜=は観光で石垣島を訪れた。「石垣島は4度目。都会では無人販売なんて考えられない。安いしおいしそう。パイナップルを買って、ホテルに帰って食べたい」と日焼けした顔をほころばせた。

2013年

4月

29日

GW、海難事故に注意を マリンレジャー最盛期で

GW中は、関係機関が連係し海難事故防止を図る(資料写真)
GW中は、関係機関が連係し海難事故防止を図る(資料写真)

 八重山地区では昨年までに5年連続してゴールデンウィーク中、海難事故が発生。石垣海上保安部(赤津洋一部長)では期間中、八重山署(小禄重信署長)、石垣市消防本部(大工嘉広消防長)と連係し、安全推進活動を実施、事故防止を呼び掛ける。

 

 八重山では今年に入り既に2人の海難死亡事故が発生。ゴールデンウィークから夏場にかけてマリンレジャーシーズン本番を迎えることから、石垣海上保安部はゴールデンウィーク安全推進活動(27日~5月6日)を展開していく。


 八重山地区は昨年1年中、マリンレジャーの海難事故は8件。
 内訳はスキューバダイビング4人、シュノーケリング3人、遊泳中1人となっている。


 リーフカレントなどマリン情報や事故防止に向けた注意喚起、安全指導が課題となっている。


 主な事故原因は①体調管理不足②無理なダイビング計画③遊泳海域の地形、海流の知識不足―などが挙がられている。


 同保安部では、ゴールデンウィーク期間中は安全推進活動を展開中で、関係機関と連携を図り、観光客、高齢者を中心に事故防止のリーフレットを配布していく。


 また、シュノーケルの基礎を身に付け、浮力の確保(ウエットスーツの着用)、水泳場所・天気の確認など安全五原則の尊守を普及啓発していくという。

2013年

4月

29日

10隻の中国公船が…

 10隻の中国公船が尖閣海域に押し寄せ、地元漁船団を「追い払った」事件から6日。中国が「右翼分子を取り締まった」と勝ち誇る一方、日本の「実効支配」が大きく揺らいでいることは、残念ながら誰の目にも明らかになった

◆地元漁業者が尖閣海域で安心・安全な操業ができないというだけでも大問題なのに、中国は尖閣を「核心的利益」と明言。挑発行為さらにエスカレートさせている。核心的利益を守るためには「武力行使を辞さず」というのが中国の立場であり、要するに「八重山への武力行使を辞さず」という事実上の宣言である

◆中国紙の報道によると、尖閣問題での強硬発言で知られる羅援(ら・えん)少将は、日本の漁船団が尖閣海域に向かったことについて「中国が四川省の地震の救援活動に取り組んでいる最中に、日本のやり方は陰険で人間味に欠け、非道徳的だ」と非難した。尖閣はまさに中国側の「言いたい放題、やりたい放題」という状況だろう

◆国境の島々にはかつてない危機が迫っているが、住民の反応は鈍い。ことに沖縄本島では、4月28日の「主権回復の日」式典で安倍政権に抗議する運動が広がっているようだ。尖閣での事件から1週間も経たないタイミング。抗議する相手を間違えていないか。

2013年

4月

29日

無人偵察機 全国初投入 「被災地」画像を伝送 陸上自衛隊

展示された自衛隊の無人偵察機=28日午前、屋内練習場入口
展示された自衛隊の無人偵察機=28日午前、屋内練習場入口

 陸上自衛隊は25日、全国で初めて、石垣市の防災訓練に無人偵察機を投入した。1機が観音崎方面などを飛行。上空からの映像を市の災害対策本部に伝送し、市側からは「鮮明だ」(中山義隆市長)などと高く評価する声が出た。無人偵察機は、有人機が飛ばせない場所などを、プログラムされた経路で飛行可能。防災訓練への投入を機に、今後の運用本格化が期待される。屋内練習場の入口には別の1機が展示され、訪れた住民の関心を引いた。

 

 無人偵察機は全長5・3㍍、高さ1・3㍍。コンピュータによって制御され、プログラムされた飛行計画に基づいて自動で飛行する。必要な場合は飛行計画の修正や、手動操作に切り替えての飛行もできる。
 機体にはカメラが設置され、画像を地上に伝送する。無人機と地上で電波が遮断された場合は、無人機を自動的に帰投させたり、非常時着地点に着地させることで回収する機能もある。


 市の防災訓練には、西部方面情報隊の無人偵察機隊(福岡県飯塚市)から約40人が参加。無人機は八島町の新港地区から飛び立った。屋内練習場にある市の災害対策本部ではモニターが設置され、無人機が上空から撮影した学校や道路などの映像がリアルタイムで届けられた。


 西部方面情報隊の担当者は「原発事故のように、人が踏み入れない場所での運用を検討したい」と話した。
 災害対策本部長の中山市長は「映像は大変鮮明だった。いざという時に被害状況を確認でき、非常に役に立つと感じた」と評価した。
 無人機の展示には家族連れなどが訪れて記念撮影。「意外と小さい」などという声が聞かれた。


 陸自は2011年、西部方面情報隊無人偵察機隊を創設し、無人偵察機の運用を開始した。

2013年

4月

29日

道路寸断、北部住民救出 大地震想定し避難訓練

陸自ヘリに乗って明石地区から到着し、自衛隊員に避難所の屋内練習場へ誘導される住民=28日午前、市中央運動公園陸上競技場
陸自ヘリに乗って明石地区から到着し、自衛隊員に避難所の屋内練習場へ誘導される住民=28日午前、市中央運動公園陸上競技場

 石垣市は市民防災週間(24日~30日)に合わせ、震度6の強い地震と津波を想定した防災訓練を28日、全島一斉に実施した。市によると各公民館など33カ所に2390人が参加し、避難経路や時間などを確認した。陸上自衛隊の輸送ヘリCH47も明石地区や竹富町黒島の住民を陸上競技場に輸送し、避難所の屋内練習場に誘導した。30日には、各学校や社会福祉施設を対象にした防災訓練が予定されている。


 同週間に合わせた全島一斉の防災訓練は昨年に続き2回目。訓練の想定によると、午前10時、石垣島東方沖を震源とする強い地震が発生。一斉メールや広報車両、コミュニティFMで住民に情報が伝えられた。
 住民は避難所になっている各公民館などへ続々と集合。中山義隆市長を本部長とする対策本部は屋内練習場に設置され、市職員は自宅がある地域の避難所に到着したあと、屋内練習場に向かった。


 北部地区で地震、津波により道路が寸断されているという情報が入り、中山市長は県を通じ、孤立した住民の輸送を陸自第15旅団(那覇市)に要請。
 陸自ヘリは陸上競技場を飛び立ち、明石地区で住民12人を乗せて戻った。この日は竹富町も住民の輸送訓練に参加し、陸自ヘリは黒島の住民も輸送した。
 昨年の防災訓練では悪天候のため、陸自ヘリによる輸送訓練は中止されていた。


 屋内練習場では、陸自によるカレーの炊き出しも行われた。
 自衛隊員は約100人が第15旅団と西部方面情報隊から参加した。閉会式で中山市長は「地域防災のあり方や、それぞれの家庭での避難について、いろいろ話し合いをしてほしい」と呼び掛けた。

2013年

4月

29日

「頑張れ祐太!」 大嶺一軍登板に声援

2年ぶりの登板に応援する1SHIGAKI26メンバーら=北京龍
2年ぶりの登板に応援する1SHIGAKI26メンバーら=北京龍

 千葉ロッテマリーンズの大嶺祐太投手(24)が28日、ホームのQVCマリンフィールドで2年ぶりに1軍マウンドに先発で登板。7回途中を2失点で抑えたが、打線の援護がなく、負け投手になった。


 この日、市内美崎町の北京龍(呉島英男代表)では地域のロッテファンクラブ、1SHIGAKI26(大城文博会長)らが応援観戦会を開き、大嶺投手が投じる一球ごとに歓声を挙げた。
 大嶺は2年ぶりの1軍マウンド。2軍ではここまで5試合で投げ、3勝0敗、防御率0・39と好成績を収めている。


 対戦相手のソフトバンクとの相性を買い、先発となった。
 初回は長谷川選手に2塁打を打たれるがその後、1死三塁のピンチを三振、内野ゴロに仕留めると徐々に調子を上げ、6回まで4三振、1死四球、2安打とセットポジションから投げる直球とスライダー、フォークを織り交ぜ、ソフト打線を失点ゼロに抑えた。


 7回も登板したが、ラヘア、松田に2連打で無死1、2塁の場面で降板。大嶺投手は球団広報を通して「ファームでやってきたことをそのまま出せたのは良かったが、最後はヒットを2本打たれてマウンドを降りたのが悔しい。久しぶりのマリンでの登板で、凄い歓声の中で投げることができて嬉しく、皆さんの声援に後押ししてもらった。 チームを勝利へ導きたかったが、本当に7回が悔しい」とコメントを発表した。


 大城会長は「成長した姿が見られた。今日のような自分らしいピッチングを見せて先発ローテーションに入ってほしい」と次の登板を期待した。

2013年

4月

29日

玉津教育長への手紙㊦ 田村 文夫

 このように、左派的な歴史観に強い疑問を持ち始めた昨年春、驚くべき事実をネットによって知りました。世襲で北朝鮮の新権力者となった金正恩氏の生誕を祝う集いが、昨年1月8日那覇市で開かれ、社大党・社民党・労組幹部など多くの沖縄革新の人々が参加していたのです。


 北朝鮮は、100万人とも言われる餓死者を出しても、軍事を優先し核兵器を開発してきました。政治批判をすれば、劣悪な強制収用所に入れられ、反革命として殺害される恐るべき独裁国家です。日本人拉致の外に、大韓航空機爆破テロ、アヘンや覚醒剤の製造と密売、米国100ドル札の偽造などの考えられない犯罪行為を国家として行なってきました。


 このような軍事独裁国家の新権力者の誕生祝が全国で唯一、沖縄で開かれ、革新勢力の幹部が祝っていた事は大きな衝撃でした。


 元教員で社民党の山内徳信参院議員は「チェチェ思想も『命どう宝』の思想も、同じ生きる哲学と思います」と祝辞を述べていますが、国家暴力で簡単に反対者の命を奪ってきた、独裁体制を正当化する為のチェチェ思想をここまで賛美する事に驚きました。


 沖教組元委員長の石川元平氏は「参加できてうれしい。初めて訪朝したときに地上の楽園を見た思いがした」と述べていました。沖教組は、反戦・反核・反軍国主義、人権・民主主義の実現を理念としている組合と思っていましたが、軍事独裁の人民抑圧国家を評価している組合だった事に驚きました。


 また祝賀会を主催した「チェチェ思想研究会」の会長は、佐久川政一・沖大名誉教授で、八重山教科書問題では「おきなわ教育支援ネットワーク」の代表として、つくる会系教科書の採択に反対して「教育の方向を誤らせてはいけない」と発言していました。民衆に独裁者の個人崇拝を強制する、非民主的な北朝鮮の「チェチェ思想」に基づく教育が、この教授は正しい教育方向と思っているようです。


 以上は昨年の話で、今年も1月13日にやはり那覇市で開かれ、昨年のメンバーの外に、民主党の喜納昌吉氏と、県議会議長の喜納正春氏が挨拶をしていました。共産党以外の革 新勢力が、ここまで良識から逸脱している現状に愕然としています。


 台湾・朝鮮統治の実際と慰安婦問題を知り、更に沖縄革新の恐ろしい実態を知ることで、自分の歴史認識が変わりました。反日に偏向した歴史教科書を使っての学校教育と、新聞・テレビ等の左派識者のコメント等によって、知らないうちにマインドコントロールを受けてきたと思いました。自然と歪曲された歴史を信じ込み、親の世代への憎しみを持ち、反日的・自虐的となっていました。


 大切な歴史教科書に関しては、韓国・中国・北朝鮮などは、国が教科書を決定しており、日本の様な「採択の自由・権利」などありません。自国民に日本と戦う意識を持たせるために、反日の歴史教育をしているのが実態です。


 韓国では、北と協力して日本を核兵器で 攻撃するドラマが人気となり、中国も昨年の反日暴動勃発で、反日歴史教育が根付いている事が証明されました。更に中国は、尖閣だけでなく沖縄も自国領と主張して、止めどない軍備大拡張を行なっていて、教育で日本という敵・目標を作った上での軍拡は、極めて危険な状態であるといえます。


 一方、日本の歴史教科書は、先に書いたように「近隣諸国条項」と左派執筆者によって、反日的に偏りすぎているのが問題です。日本の立場を説明・弁護するような公平な記述の歴史教科書だと、左派的に教育された教員による順位付けで下位にされ、結局は採択されません。民間企業である教科書会社は、生き残るため執筆者に教員・日教組の意向に従うよう、書き換えを要求することになります。


 現在の教科書採択制度での、教員による「推薦順位付け制度」は、調査員たる「左派的教員が実質的に採択を決定している」のが実態でだと分かりました。貴氏はこのような、左派教員による採択決定の仕組みを変えるべく闘いました。沖縄と日本の教育と、教科書の採択を正常にするため、貴氏は立ち上がったと思います。


 単なる日本の一県であればともかく、沖縄戦と集団自決問題を抱える沖縄での採択を目指した事は、並大抵の決意では出来なかったことです。大変な規模での誹謗・中傷、反玉津バッシングを受けたと思います。今もバッシングを受けているかもしれませんが、「玉津改革」を多くの心ある人々は支持していると思います。


 貴氏への誹謗・中傷の数々を、最近読んだ八重山日報の仲新城記者の書いた本で知りました。この本を読み、「万死に値する」との、私のものと思われる抗議文を見つけ、一昨年の貴氏への無礼を思い出し、お詫びを兼ねて当時と今の思いを文にした次第です。


 その節は大変失礼しました。ここに深くお詫び申し上げます。
 改革ご苦労様でした。今後も大変な状況とは思いますが、お身体大切にご自愛下さい。(沖縄市) 早々
平成25年4月16日

 

追伸
 今回問題となった沖縄戦の集団自決問題は余り調べておりません。本は数冊用意しましたが、今のところ読まずにおきます。

 かなり前「曽野綾子・太田良博論争」があり、当時応援していた太田氏の『鉄の暴風』での記述は、実地調査不足を伝聞と感情的推論で補ったものと思えて、その時も説得力がないなとは思っていました。

玉津教育長への手紙㊤

2013年

4月

28日

Gウィーク始まる 子供広場も再開、盛況 新空港にぎわう

リニューアルオープンした子供広場。天気に負けず、子どもたちは元気いっぱい=バンナ公園
リニューアルオープンした子供広場。天気に負けず、子どもたちは元気いっぱい=バンナ公園

 新石垣空港が開港して初めてのゴールデンウィークが27日、始まった。新空港は、全国から集まった観光客らで終日、にぎわった。JTAは、この日の新空港到着便は全便が7、8割の搭乗率、ANAは宮古―石垣便を除き本土路線を含め、到着11便全便が満席となり、黄金週間の出だしは好調。初日の天気は曇りがちで小雨も降ったものの、行楽地は子どもたちの元気な姿が見られた。

 

 新空港はこの日、初のゴールデンウイークの観光客を受け入れ。家族5人で大阪から訪れた牧野秀樹さん(34)は「石垣島は初めて。前から家族で楽しみにしていた。初日から思い切り泳ごうと、思っていたのに、天気が悪くちょっと残念。きょう(27日)は島をドライブします」と空を見上げた。


 福岡県の佐倉南さん(26)は友人3人と4泊5日の八重山ツアー。「石垣島は3度目だけど、新空港は初めて。清潔で広くていい感じ。今回はできるだけたくさん離島を巡りたい。天気が回復したら、今年の初泳ぎを楽しみたい。ビキニデビューです」と声を弾ませた。


 一方、整備が続けられていたバンナ公園内の子供広場はこの日、ほぼ2年ぶりに再開した。ぐずついた天気にもかかわらず、朝から多数の家族連れが詰め掛け盛況。子どもたちが真新しい遊具ではしゃぐ姿が見られた。


 家族4人で遊びに来た泉水朝繕さん(72)=新栄町=は「子供広場は以前から利用していた。遊具も新しくなり、環境もいい。安心して孫を遊ばせることができる」と目を細めた。


 石垣島地方気象台によると、八重山地方の向こう1週間の天気は曇りか一時雨になる見込み。

2013年

4月

27日

旗頭50年ぶりに復活 住民と郷友で完成祝う 古見のシンボルに 西表島

約50年ぶりに復元された古見の旗頭「太陽旗」=27日午後、古見小学校
約50年ぶりに復元された古見の旗頭「太陽旗」=27日午後、古見小学校

 台風で失われた竹富町西表島の古見公民館(新盛基代館長)の旗頭「太陽旗(ティダバタ)」が約50年ぶりに復元され、27日、同公民館で地域住民や郷友会にお披露目された。地元の若者たちが慣れないながらも旗頭を持ち上げ、地域をあげて完成を祝った。新盛館長は「旗頭の下で皆の絆が繋がっていければ」と期待。今後公民館行事に活用する。

 

 公民館によると、古見村の旗頭は約50年前の台風で公民館が倒壊した際、一緒に壊れてしまったという。それまでは十五夜に旗頭が登場し、綱引きが行われていた。現在では実際の旗頭を覚えている人も少なく、村の長老である仲本芳雄さん(88)の記憶を頼りに作製された。


 旗頭は海から昇る朝日をモチーフにしたもので、旗文字は「五風十雨(ごふうじゅうう)」。5日ごとに適度な風が吹き、10日ごとに雨が降ると良い作物が育つという意味。


 仲本さんは「太陽なので、太陽旗(ティダバタ)と呼ばれていた」と振り返った。


 旗頭の復元には同館長の基代さん、姉の和枝さん(63)、弟の一雄さん(58)の姉弟3人が資金を出し合い、一雄さんが制作。この日、3人から公民館へ旗頭と衣装が寄贈された。


 寄贈された旗頭は、太鼓とドラの音に合わせて青年会(亀井康一会長)のメンバーで持ち上げられ、集まった住民や郷友会の関係者たちは約50年ぶりの旗頭の姿に歓声をあげた。


 旗頭は公民館、学校、仲本さんの家の前で掲げられた。その後、公民館で祝賀会が開かれ、旗頭の復活を盛大に祝った。


 村の先輩たちから指導を受け、約2カ月間練習してきたという亀井会長は「50年ぶりというプレッシャーもあったが、地域が盛り上がって良かった」と安堵の表情。


 仲本さんは「(以前の旗頭と)似ている。持ち上げられ旗頭を見て涙が落ちてきた」と感慨深げだった。

2013年

4月

27日

「与那国で普及を」 バニラ苗を販売 八重農アグリリサーチ部

「与那国でバニラを広めて」と、笑顔で請舛さんに苗を手渡す部員=八重山農林高校
「与那国でバニラを広めて」と、笑顔で請舛さんに苗を手渡す部員=八重山農林高校

 八重山農林高校アグリリサーチ(農業研究)部が27日、育てたバニラ苗100本を与那国島で農業を営む請舛姫代さん(58)に販売した。


 バニラは、リサーチ部が4年前から、校内の農場で育てており、8株が高さ2㍍ほどに成長している。株は3月下旬から開花し始め、ほぼ連日、多い日で200輪が咲き誇っている。


 花弁は部員がピンセットを使って交配させ、結実期の12月に向け作業に取り組んでいる。この日午前、開花時間に合わせて、顧問の船越秀輝教諭とリサーチ部の部長、加藤亮君(2年)が、請舛さんに、交配方法を手ほどき。「直射日光に当てない」など、バニラを育てるコツを伝えた。


 請舛さんは「ハーブが趣味で、バニラ栽培に挑戦してみようと思った。苗を大切に育てて、いずれ商品化できれば」と笑顔を見せた。


 加藤君は「ぼくも部に入って1か月くらい。バニラ栽培を勉強している途中。ぼくもこれからバニラの勉強を続けるので、請舛さんは与那国島でバニラを普及させてほしい」と期待を込めた。


 船越教諭は「八重山で、本格的にバニラ栽培をする農家は、請舛さんで2軒目になる。バニラは露地栽培が可能で八重山は栽培の適地。希望者には苗を販売して栽培指導もするので、八重山にバニラが広がってくれれば」と話す。


 バニラ苗の注文は82ー3955八重山農林高校まで。販売代金は県に納付する。

2013年

4月

27日

玉津教育長への手紙㊤ 田村 文夫

 前略 突然のお便り失礼いたします

 一昨年8月の教科書採択問題に関連して、私は貴氏の属する採択協議会宛に抗議ファックスを二度送付しました。採択が迫った8月2日には切迫した思いで、「つくる会系を採択すれば、罪、万死に値する」と書き、二回目では「クーデター的採択で、玉津氏とその同調者は、県民に唾を吐くつもりか」と書き、貴氏を名指しで激しく責めました。


 又、中山市長には、貴氏の更迭を求める手紙も出しました。
 当時の私にとって、沖縄戦・集団自決強要の歴史の書き換えは許せないことでした。右翼的な「新しい歴史教科書をつくる会」系列の教科書は、史実を歪曲している。私は決め付けで、そう思っていました。


 私は復帰前の1969年に、本土復帰をめぐって問題になっていた沖縄関係の本を読んで、沖縄の歴史と現実に驚きました。翌年春、現地を見ようと野次馬魂で沖縄に来て、復帰協の事務所を訪ね、平和通りでカンパ活動をしていた学生達と話をし、帰京後は安保・沖縄関係の集会やデモによく参加する事になりました。


 沖縄戦と県民の犠牲を知ったことから、全基地撤去の復帰支援デモに行ったのですが、沖縄だけでなく中国・朝鮮をめぐる近・現代史を学ぶ講演会へも良く行き、そうした本も買って読みました。そして戦前の日本は、極悪の帝国主義・侵略国家だったと思いました。


 その巨悪の帝国の子孫である自分という存在を、そのまま肯定はできませんでした。当時流行った言葉に「自己否定」という言葉がありましたが、そうした心情でいました。


 「巨悪の帝国・日本軍国主義」の復活を許さず、真の民主主義的平和国家に再生させてこそ、沖縄・朝鮮・中国・アジアの人達に顔向けが出来るし、日本国と自己の肯定も可能と思っていました。


 72年の本土復帰後は、左翼運動の体質的問題点に疑問を持ち、特別な集会以外は行きませんでした。社会主義国の中国とベトナムの領土戦争・カンボジア共産党による100万の人民大虐殺・社会主義国に普遍的にみられる反対派殺害を含む粛清などは、独裁権力体制と軍事優先の暴力体質から来るものと思います。84年に沖縄に移住してからは、選挙の時に革新統一候補へ投票する程度で、基地包園行動や大規模な反戦集会に時々は参加しました。


 ともあれ「過去の全てにおいて日本国は悪だった」という左派的歴史認識を二年前も持っていた私にとって、文科省の教科書検定は通ったとしても、沖縄戦の歴史の書き換えを推し進める右派勢力の作った教科書の採択は、絶対許せないと思いました。そして、抗議文送付となったのでした。


 その私の認識が変わったのは、今回の八重山採択問題がきっかけでした。抗議の投稿後、10月過ぎから近代史をもう一度勉強しようという気持ちになったのです。日本の朝鮮・台湾への植民地支配について、「なぜ台湾は韓国ほど批判的でないのか」という疑問が常にありました。たまたま同業の友人が、右翼的で悪名高い小林よしのり氏の『台湾論』『沖縄論』を持っていました。たまには反対の立場の人の本も読んでみようと思い、借りて読みました。また別の作家の本も借りました。


 これらの本を読んで驚きました。戦前の日本の台湾統治は、自分の思っていた程極悪な支配ではなかったことを知り、救われた気持ちになりました。この『台湾論』は、地元台湾で刊行されると大問題となりました。内戦で負けた蒋介石軍が台湾にやってきて支配階級となったのですが、蒋介石軍による進歩的台湾人の大虐殺を記述した『台湾論』は、こうした「外省系中国人(現代中国支持派)」が支配するマスコミ主流に叩かれました。


 しかし、大多数を占める元々の台湾人達は、台湾の歴史教科書に載っていなかった台湾人大虐殺を記述した『台湾論』を支持し、日本統治の史実を光と影を含めて公平に評価しているので、総合的に見れば日本は善政をしたと判断し、親日的となっているのが分かりました。これに反して朝鮮では、多くの近代化事業を行い、身分・女性差別も撤廃し、多くの面で台湾よりむしろ優遇して統治していましたが、戦後の李承晩反日政権下で、全では悪政と政治判断され、極端な反日捏造教育をして今日に至っていることが分かりました。


 長らく中国の属国でいる間に「中華思想」的な優越意識と日本卑下意識が根付いていたことが、戦後の反日教育を受け入れた素地となったようです。その後、日中戦争関係の本を読み進めると、現代中国の言っている日本軍の悪行もかなり怪しいと思いました。南京事件等の、余りにもありえない数の被害者数には納得できません。日本文化と日本人なら行なわない、耳・鼻を削ぎ、目をくり抜く残虐な殺害とか「万人坑」という遺体の遺棄方法は、彼ら漢民族の伝統的方法・文化でした。


 こうして色々な本を読み進めることで、日本解体の偏向歴史観である「GHQ的日本極悪史観」に自分もどっぷり浸かっていた事を知りました。そして韓国・中国・北朝鮮三国の日本へのいわれなき非難に(歴史偽造・改蜜による不当な日本非難)の中に、今の日本が置かれていることを知りました。(従軍慰安婦問題は、一老人の虚構の証言が事実扱いされてしまい、ありえない数の奴隷狩り的強制連行と、慰安所での暴虐的な扱いが国際社会で史実として宣伝されています。とんでもない恐ろしいことです)


 歴史教科書について言えば、近・現代史歴史記述については、「米国・中国・朝鮮人を批判してはいけない」と規定した、戦後GHQの報道統制方針が、その後も報道だけでなく教育の世界でも引き継がれており、更に社会主義イデオロギーで歴史を歪曲し、「近隣諸国条項」によって中国・韓国の歴史記述に迎合した反日的に捏造された記述が史実とされ、これらの国に都合の悪い記述は書かない事で、教科書が検定されている実態を知りました。(つづく)

玉津教育長への手紙㊦ 

2013年

4月

27日

再生可能エネ促進へ 市がエコアイランド構想

石垣市が3月に導入した電気自動車。充電設備も整備された
石垣市が3月に導入した電気自動車。充電設備も整備された

 石垣市は、環境と共生した地域づくりに向け、再生可能エネルギー活用の推進などを盛り込んだ「エコアイランド構想」の策定作業を進めており、26日、同構想策定委員会(会長・堤純一郎琉球大工学部環境工学科教授)の最終会合が開かれた。パブリックコメント(市民意見募集)で寄せられた意見などを整理し、同構想を5月に策定する。

 

 同構想では「新たな価値の創造による持続可能な発展を目指した島づくり」を目標に掲げ、方針として▽再生可能エネルギーのインフラ整備促進▽各分野で新エネ・省エネ対策を推進▽リサイクルの推進―などを掲げた。


 具体的な施策は65項目。風力発電設備や小水力発電設備の誘致検討などを盛り込んだ。市がすでに着手している電気自動車、ハイブリッド車への転換促進や、船舶のEV船、ソーラー船の導入なども施策の柱になっている。


 島全体でエネルギーの利用効率を高めるため、制度面での規制緩和などをモデル的に実現した特区の導入、雨水利用の促進、海岸漂着物のリサイクルなども検討する。


 実施主体としては市、事業者、NPO、個人などを想定し、それぞれの連携や役割についても記述した。


 同構想策定委員会は昨年11月27日、関係団体代表や有識者など10人で発足し、今月26日までに4回の会合を開いていた。

2013年

4月

27日

島を出て新生活 町出身高校生を激励 竹富

教育長ら関係者が町出身の高校1年生たちを激励=25日夕、町役場
教育長ら関係者が町出身の高校1年生たちを激励=25日夕、町役場

 竹富町出身3高校入学・特別支援学校入学者激励会(町教育委員会主催)が25日夕、町役場内で開かれ、町出身の高校1年生たちを慶田盛安三教育長や川満栄長町長ら関係者が激励した。


 激励会は、町出身の新1年生を応援しようと、町教委が毎年実施している。


 今年度は町から八重山高校に8人、八重山農林高校に5人、八重山商工高校に2人、特別支援学校高等部に2人の計17人が進学。このほか7人が郡外や県外に進学している。


 激励会では、高校生たちがそれぞれ自己紹介を行い、「クラスの皆とも慣れ、とても楽しく高校生活を送っている」「寮生活に不安もあったが、今は慣れて楽しい」「勉強も部活も部屋の片づけも頑張りたい」など部活や寮生活、やりたいことなどを語った。


 慶田盛教育長は「学ぶことは新しい自分を作るということ。将来に繋がる自分を大切にして頑張ってほしい」と言葉をかけた。


 また、川満町長や八重山農林高校進路指導主任の上原勉教諭が激励の言葉を贈った。

2013年

4月

27日

「主権回復式典」中止を 政府に抗議のこぶし

「主権回復の日」式典に抗議し、ガンバロー三唱する八重山大会参加者=26日午後、新栄公園
「主権回復の日」式典に抗議し、ガンバロー三唱する八重山大会参加者=26日午後、新栄公園

 サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日は、沖縄が本土から切り離された「屈辱の日」だとして、政府が今年4月28日に予定している「主権回復の日・国際社会復帰式典」に抗議する「屈辱の日八重山大会」が26日、新栄公園で開かれた。約150人が参加。式典の即刻中止を求め、政府に抗議のこぶしを上げた。


 平和憲法を守る八重山地区協議会の渡辺賢一会長は開会のあいさつで「安倍内閣で急速に軍事化が進み、普天間移設、日台漁業協定もわれわれの意思を無視した形で推し進められた」と政府を批判。


 主催者を代表して長浜信夫市議が「県民は米軍の事件、事故にあえぎ苦しんできた。式典は、沖縄の置かれた状況をかえりみない政府の暴挙。全く理解できない」とあいさつした。


 地域代表の前津英次さん(大浜公民館)が「サンフランシスコ講和条約は、ほとんどの日本人が内容を知らないまま、納得できないままに押しつけられた。4・28を主権回復の日として祝うことは到底できない」と訴え。


 青年代表の長浜秀樹さんは「私は社会人になるまで、4・28の意味を知らなかった。若い人の知らない歴史だからこそ、安倍晋三首相には正しく歴史を知ってほしい。知っていて式典を開催するなら、首相の資質が問われる」と指摘した。


 女性代表の平地ますみさんが「沖縄の犠牲と苦難につながり、沖縄が切り捨てられた「屈辱の日」に式典を行うことは、基地の過重負担を黙認し、県民の心を踏みにじる」と主張する安倍首相あての八重山大会決議を朗読、採択された。


 高嶺善伸県議が県議会決議の経過報告、川満栄長竹富町長が来賓あいさつを行った。


 最後は参加者全員でガンバローを三唱し、気勢を上げた。


 主催者側によると、同大会に賛同した地域は大浜、磯辺、川平の3公民館。大会への参加要請に対し、砂川利勝県議、外間守吉与那国町長は出張を理由に不参加、中山義隆石垣市長は「参加できない」と回答した。


 28日は市の防災訓練が行われることなどから、主催者側は八重山大会を2日繰り上げた。

2013年

4月

26日

尖閣周辺の本マグロ…

 尖閣周辺の本マグロの漁場での台湾漁船の操業を認めた日台漁業協定、尖閣問題で台湾を日本側に取り込むことで中国との連携を阻止する狙いがあり、地元八重山の漁業関係者の反発に「もっと大局的な目で見て欲しい」とする声もわずかながらある◆しかし、日本と台湾で尖閣周辺海域を共同利用することが日本の尖閣実効支配を強めるものになるのか疑問である◆なによりも、海上保安庁の巡視船乗組員が、台湾漁船と中国漁船をはっきりと認識出来るのだろうか。何をするか分からない中国は台湾漁船を中国漁船に偽装する可能性もある◆さらには、中国公船が台湾漁船を洋上で臨検した後に操業を続行させると、中国が尖閣周辺での操業を許可したという規制事実を作り上げることになり、場合によっては拿捕する可能性もあることから、中国側に実効支配をアピールするチャンスを与える機会の方が多いように思える。現在の海上保安庁の機動力で地元漁船のみならず、台湾漁船までも中国公船から守る事ができるのか甚だ疑問で、尖閣を混沌の海にする可能性が大きい◆今回の協定は、尖閣周辺海域を実効支配してきた八重山の漁業者を最も不利な形に追い込むもので、漁業者から「裏切り行為」と言われても仕方ない。

2013年

4月

26日

川平に雹降る 驚く目撃者「初めて」

川平に降った雹(松原一代さん提供)
川平に降った雹(松原一代さん提供)

 石垣市の川平に25日朝、直径数㌢ほどの雹(ひょう)が降り、住民らを驚かせた。目撃者によると、雹が降ったのはこの日午前8時55分ごろ。空が夜のように暗くなり、突然、雨交じりの雹が降ってきたという。降雹は10分ほど続き、雹が消えると豪雨になったという。

集めた雹を手に「姪っ子にも見せてあげたい。ずっと保管する」と話す安吉さんの長女の安子さん=(おいシーサー遇)、川平
集めた雹を手に「姪っ子にも見せてあげたい。ずっと保管する」と話す安吉さんの長女の安子さん=(おいシーサー遇)、川平

 目撃したグラスボート運航会社社員の松原一代さん(49)は「突然、小石が大量に落ちたようなすごい音がして、外に出たら雹だった。石垣で雹を見るのは初めて。びっくりした」と話した。外には、数十人の観光客がおり、多くが携帯電話で雹の写真を撮っていたという。


 川平で、手作りそばとジェラートの店を営む石垣安吉さん(61)は「神様もびっくりしたんじゃないか。世の中がおかしくなっている。店の向かいにある駐在所の芝が雹で真っ白になるほどだった」と振り返った。石垣島で初めて見る雹に、安吉さんの妻が、数粒拾い冷凍庫に保管した。


 沖縄気象台天気相談所によると、沖縄気象台が雹の統計を取り始めた1986年以降、県内では24件の降雹報告があり、うち八重山は石垣島で2件(1988年3月1日・2005年3月23日)の降雹情報が寄せられているという。


 石垣島地方気象台は「川平で雹が降ったとの報告が寄せられている。ほかの地域からの降雹情報はない。被害の報告は入っていない」としている。


 雹は発達した積乱雲内で生成される直径5㍉以上の氷の粒。大きさで5㍉未満の霰(あられ)と区別される。沖縄気象台によると、この日午前、沖縄地方を寒冷前線が通過し、石垣島周辺の大気が不安定化、積乱雲が発達するとともに、八重山各地で大雨となった。

2013年

4月

26日

衰弱したヤマネコ保護 回復待ち自然へ

保護されたヤマネコ(「環境省西表野生生物保護センター」提供)
保護されたヤマネコ(「環境省西表野生生物保護センター」提供)

 環境省西表自然保護官事務所は、4月11日に竹富町西表島船浮にて衰弱したイリオモテヤマネコが保護されたと発表した。


 発表によると11日午後1時頃、船浮の住民から集落内の公園植え込みでイリオモテヤマネコが衰弱して動けなくなっているとの通報が、西表野生生物保護センターに入った。センター職員が確認したところ、集落内の公園のハマユウの植え込みの下に潜り込んでいるのを発見、住民の協力のもと午後4時ごろ保護を完了したという。


 保護されたヤマネコは重度の疥癬にかかっており、これが衰弱の一因と考えられる。保護当日から栄養補給と疥癬の治療を行い、現在は順調に回復中とのこと。自然保護官事務所では、イリオモテヤマネコを発見した、衝突してしまった、死体を発見した、等の場合には速やかに西表野生生物保護センター0980―85―5581まで連絡してほしいと言っている。

2013年

4月

26日

「フライト漁業」始まる 本マグロを築地市場へ直送

 25日、マグロ用コンテナが八重山漁協から石垣空港に運ばれ、東京築地市場に本マグロを初めて直送した=写真=。新石垣空港の建設目的の重要な夢のひとつ「フライト漁業」が実現したことになる。


 この日、水揚げされたホンマグロ2頭を氷詰めにしたコンテナは、東京行きのボーイング767ー300型機に、コンテナ積み込み用ブリッジを使って、あっという間に積み込まれた。

2013年

4月

25日

災害の教訓後世に 遭難者の冥福祈る 市長「万全な対策を迅速に」 明和大津波

遭難者に献花する参列者=明和大津波遭難者慰霊之塔
遭難者に献花する参列者=明和大津波遭難者慰霊之塔

 1771年に八重山諸島を襲った「明和の大津波」の犠牲者9300人余の霊を慰め、その災害を後世に伝えようと、「明和大津波遭難者慰霊祭」が24日午後3時から市内宮良のタフナー原にある明和大津波遭難者慰霊之塔で厳かに開かれた。行政関係者や一般市民ら200人が参列。中山義隆市長の式辞、献花のあと、児童生徒が作文を朗読し、遭難者のめい福を祈るとともに災害に対する思いを新たにした。

 

 明和の大津波は1771年4月24日に発生したマグニチュード8クラスの大地震で、八重山の島々に大きな被害をもたらした。


 記録によると、宮良牧中では波の高さが85・4メートルに達し、遭難者は石垣島で8813人と、当時の島内人口の32・22%に当たる甚大な被害であった。


 八重山諸島全体では黒島293人、新城島205人などを合わせて9313人とされる。


 災害の歴史を後世に語り継ごうと、牧野清氏ら有志が中心となり1983年に期成会が設立、同慰霊の塔を建立し、毎年慰霊祭を行ってきた。
 93年からは市が主催して慰霊祭を実施している。


 慰霊祭では、出席者全員の黙とうが行われたあと、中山市長が「今後、災害が発生した際には行政として万全の対策を迅速に講じ、市民の生命と財産を守ることを誓う」と式辞を述べた。


 代表献花に続いて、迎里美音さん(白保小6年)が「防災に関心を持てる社会」、鳩間千華さん(大浜中3年)が「命を精一杯生きる」、小浜健悟君が「忘れてならないこと」の題名で作文を朗読し、防災意識の高揚を訴えた。


 市老人クラブ詩吟クラブ(前木テル子代表)は、牧野清作の詩吟「慰霊の塔に寄す」を奉納したあと、一般参列者が次々と献花した。


 市では、11年4月に市防災の日を定める条例を制定。この日を防災の日とし、この日から1週間を防災週間としている。


 今後も防災無線の増設や避難訓練の実施、地域防災マップ作成などの予防対策に取り組んでいくという。

2013年

4月

25日

継続開催決める 実行委が解散 やいまぴとぅ大会

やいまぴとぅ大会の継続開催を決めた解散総会=石垣市民会館
やいまぴとぅ大会の継続開催を決めた解散総会=石垣市民会館

 全国のやいまぴとぅ大会実行委の解散総会が24日、石垣市民会館であり、やいまぴとぅ大会の継続開催を決めた。世界のウチナーンチュ大会(5年に1回)か、五輪開催年を軸に、事務局(八重山広域市町村圏事務組合)で、開催日程を調整する。


 総会で、実行委員長の中山義隆市長は「関係者の協力で、やいまぴとぅ大会は大きな成功をおさめた。全国から集まった郷友も満足してくれたことと思う。継続開催に向け協議を続けよう」と呼び掛けた。


 席上、大会終了後の参加者アンケートが紹介され、ほとんどの参加者は大会を評価しているものの「パレードコースの歓迎ムードが弱い」「(シンポは)地元参加者が少なかった」「イベントが短期間で集中し、参加者の関わりが疑問」「全体的な日程が浸透しておらず、地元の盛り上がりが欠けていた」などの課題も寄せられた。


 郷友からは「やいまぴとぅの絆を一層強固にしたい」との決意、「16日祭前後に大会を開催すれば、より多くの参加者が見込める」との提案もあった。
 やいまぴとぅ大会は、新石垣空港の開港に合わせ3月4日から9日までの6日間に渡り開催。市内各地でさまざまなイベントを繰り広げた。

2013年

4月

25日

島々の個性活かし滞在型へ 観光振興計画を答申 竹富町

策定した観光計画を答申する上勢頭委員長(右)=町役場
策定した観光計画を答申する上勢頭委員長(右)=町役場

 自然環境に対する配慮や観光ニーズに対応した整備や各島の現状に即した観光のあり方など盛り込んだ、竹富町観光振興基本計画(13年度~17年度)が24日午前、策定委員会の上勢頭保委員長から答申された。川満栄長町長は「策定委員会の答申を反映させたい」と述べた。

 

 06年度に策定した計画の見直しと、新空港開港など近年の社会情勢や観光産業に関連する諸変化を踏まえ、策定委員会は「島々の多彩な個性を活かした滞在交流型『観光まちづくり』」などを基本理念に世界自然遺産の登録を目指しながら、滞在交流着地型観光を推進する組織体制の構築や、観光まちづくりの推進に向けて「(仮称)竹富町観光まちづくり公社」の創立、八重山広域圏を網羅した「(仮称)八重山環境地域づくりプラットフォーム」を提案する計画の趣旨や具体的施策など全6章でまとめた。


 上勢頭委員長は「八重山を1つに活性化のために施策をしてもらいたい」と話した。
 答申を受け取った川満町長が「絵に描いた餅にならぬよう、職員一丸となって頑張っていく」と答えた。

2013年

4月

24日

「頑張れ日本!全国行動委員会」…

 「頑張れ日本!全国行動委員会」の漁船10隻が尖閣海域を目指したのに合わせ、23日、中国当局も海洋監視船、漁業監視船10隻を派遣して妨害行為に出た◆漁船1隻はエンジントラブルで出港を見合わせ、計9隻になったものの、中国当局が「漁船10隻が尖閣海域へ」という情報を事前にキャッチしていたのは明らかで、その上で同数の公船を用意してきたのだ◆石垣島の漁業者からは「いつもは接続水域にいる中国公船が領海侵入してくるのは、近くに地元漁船を見つけ、追い払おうとするからだ」という指摘が出ている。中国公船は、尖閣海域を「パトロール」するだけの段階を超え、地元漁船を尖閣海域から駆逐するという「第2ステップ」に入った、と同委員会の水島総幹事長は分析する◆中国では、四川省の大地震や鳥インフルエンザで大勢の国民が苦しみにあえいでいる。尖閣に公船を派遣するための燃料費があるなら、被災地支援に回したほうがよほど生産的だ、と思うのが常識的だが…◆国民生活より国家の威信を優先する中国政府の姿は、核ミサイルで周辺国を威嚇する北朝鮮と本質は同じだ。すなわち侵略国家ということだ。八重山はまさに、そういう国のターゲットにされてしまっている。住民もそれなりの覚悟を持つべきだ。

2013年

4月

24日

中国船10隻、地元漁船威嚇 最多8隻領海侵入 海保と激しい攻防

 尖閣諸島(石垣市登野城)周辺の領海に23日午前、中国の海洋監視船8隻が相次いで領海侵入し、周辺海域にいた民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」がチャーターした漁船を追跡、威嚇した。中国公船の領海侵入は尖閣国有化後40回目。8隻同時は過去最多。接続水域でも2隻の海洋監視船が航行した。海上保安庁の巡視船が中国船と漁船の間に割って入り、海域は一時、緊迫した雰囲気に包まれた。同委員会の漁船は計9隻ですべて無事、石垣港に到着した。

 

 中国国家海洋局は同日、「釣魚島(尖閣の中国名)の海域で、多数の日本の船が活動しているのを海洋監視船3隻が発見し、監視している」と発表した。


 同委員会は、尖閣の実効支配をアピールする目的で釣り(漁労)ツアーを行い、約90人が参加していた。中国当局はツアーの動きを事前察知し、海洋監視船、漁業監視船計10隻を派遣して妨害行為に出た。


 ツアー参加者や海保によると、チャーターした漁船計10隻のうち、エンジントラブルを起こした1隻を除く9隻は午前6時半ごろ、魚釣島周辺に到着。


 しかし中国海洋監視船は魚釣島や久場島周辺で、午前7時23分ごろの「海監51」を皮切りに「海監15」「海監23」「海監46」「海監15」「海監49」「海監50」「海監66」が続々領海侵入してきた。


 海保からは「全速力で石垣港に戻ってほしい」と無線で連絡があり、9隻とも石垣港へ向け「避難」を開始。


 海保の巡視船は13隻ほどが漁船を取り囲み、警戒態勢を敷いた。しかし最も船足の遅い「並里丸」を見つけた中国監視船が猛スピードで追跡を開始。阻止しようと割って入った巡視船との攻防が繰り広げられた。


 海洋監視船は、ツアーに参加した漁船「第十一善幸丸」に数10㍍の距離まで接近した。


 「第一桜丸」に乗り組んで尖閣海域にいた同委員会の水島総幹事長は「尖閣海域に中国公船は入り放題、やり放題だ」と話した。


 中国の狙いについて「石垣の漁師を拿捕(だほ)すると脅して、尖閣に行かせないようにしている。どんどんエスカレートしている」と危機感を募らせ「中国公船を領海に入れないようにするべきだ」と訴えた。


 尖閣領海外側の接続水域では、中国の漁業監視船「漁政201」「漁政202」も航行した。


 海洋監視船8隻は、23日午後7時半ごろまでに領海から出た。

2013年

4月

24日

「事故起きていたかも」 中国監視船、地元漁船を猛追

 領海侵入した中国の海洋監視船は、船足の遅い地元漁船を猛スピードで追跡した。船長は23日、帰港した石垣港で「あのままだと事故が起きていた可能性が大きい」と憤った。


 「頑張れ日本!全国行動委員会」のツアーに参加した漁船9隻は、海上保安庁の避難要請を受け、13隻ほどの巡視船にガードされるように魚釣島周辺から石垣港へ引き返し始めた。


 しかし午前10時ごろ、中国海洋監視船「海監66」が突然、最後尾近くにいた「並里丸」めがけて猛スピードで突っ込んできた。


 並里学船長は「気がついたら並走していた。距離は約20~30㍍。(中国船は)本当にこんなことをやるんだなと思った」と振り返った。


 海上保安庁の巡視船が、並里丸を守るように割り込んできた。並里船長は「中国船にあれだけくっつかれたのだから(海保の船がいなければ)事故が起きていた」と危惧した。追跡は30分近く続いたという。


 「第十一善幸丸」は、2月にも尖閣海域で「海監66」の追跡を受けていた。「海監66」は、この日も数10㍍の距離まで接近してきた。


 名嘉全正船長は「見覚えがある船だと思ったのかも知れない。あれだけ海保の巡視船がいて、こっちは9隻もいるのに」と監視船の行動にあきれた様子だった。
 ツアーの漁船団はこの日午後6時ごろまでに、9隻とも無事、石垣港へ帰港した。

2013年

4月

24日

動き「見越していた」 日中の実効支配〝互角〟に 水島幹事長

尖閣海域への出港を前に、報道陣のインタビューを受ける水島幹事長=22日夜、石垣漁港
尖閣海域への出港を前に、報道陣のインタビューを受ける水島幹事長=22日夜、石垣漁港

 「われわれの行動を見越していた」―。尖閣諸島周辺では23日、「頑張れ日本!全国行動委員会」がチャーターした漁船団の到着を待ち受けるように、中国の海洋監視船が大挙して領海侵入した。同委員会の水島総幹事長は、「日本と中国の公船による尖閣の実効支配は五分五分になった。どんどん中国の圧力が強まっている」と、尖閣海域が侵食されている実態を訴えた。


 尖閣の実効支配をアピールするため、参加者を一般公募して始めた釣りのツアーは今回が13回目。水島氏は今回の出港も、中国側が事前に情報収集していたと見る。


 燃料費の高騰などを受け、尖閣海域で漁をする地元漁業者は減少している。


 「漁業者が燃料の補助を受け、尖閣で活発に漁をできるようになれば、われわれが行く必要もなくなる」とツアーの意義を訴える。


 9隻の漁船団が魚釣島周辺に到着し、釣りをしながら移動しようとした時、海保が「中国の海洋監視船が領海侵入した」と無線で島陰への避難を促してきた。
 さらに「監視船が接近している。全速力で石垣港へ戻ってほしい」と要請を受けた。


 安心安全操業どころではない実態。「結果として、向こうがわれわれを追い払ったことになる」と悔しさをにじませる水島幹事長は「自衛隊法を改正し、領海に入ってきた中国船に対しては警告の上、拿捕や撃沈できるようにするべきだ」と訴えた。


 国内には日中間の緊張を高めるとして、ツアーを非難するような風潮もある。
 「(日本の領海内で漁をするという)当然のことをやっているのに、とんでもないことをやっているように言われる」と苦笑しながら「今後も活動は続ける」と明言した。

2013年

4月

23日

「主権回復の日」式典に抗議 野党に公明など同調 辺野古意見書も賛成多数

「主権回復の日」式典に抗議する意見書に採決で賛成し、起立する野党(左側)と、与党の3人(右側)=22日午前、議場
「主権回復の日」式典に抗議する意見書に採決で賛成し、起立する野党(左側)と、与党の3人(右側)=22日午前、議場

 石垣市議会(伊良皆高信議長)の臨時会が22日開かれ、サンフランシスコ講和条約が発効した4月28日に合わせて政府が開催する「主権回復の日」式典に反対し、抗議する意見書を野党と公明党などの賛成多数で可決した。意見書では「沖縄・奄美・小笠原にとって4月28日は、日本から切り離された『屈辱の日』」だとして、式典開催は基地の過重負担に苦しむ県民の心を踏みにじる―と訴えている。普天間飛行場移設問題で、政府による名護市辺野古沖の埋め立て申請に抗議する意見書も賛成多数で可決した。

 

「主権回復の日」式典に抗議する意見書は野党の長浜信夫氏が提案。与党の砥板芳行、石垣亨氏が反対討論し「すべての国民が4・28式典を通じて基地被害の沖縄に思いをはせ、北方領土や竹島に対する認識を新たにするためにも、式典は必要だ」(砥板氏)などと述べた。


 野党の石垣三雄氏、与党・公明の平良秀行氏が賛成討論し「沖縄が切り捨てられた事実一つを取っても、主権が本当に回復したかどうかは明らか。県民にとっては屈辱の日と言わざるを得ない」(石垣氏)などと批判した。
 野党と公明党の2人、与党の石垣涼子氏、中立の松川秀盛氏が賛成し、11対9の賛成多数で可決した。


 辺野古沖の埋め立て申請に抗議する意見書は石垣三雄氏が提案し①普天間飛行場の県内移設の作業中止②オスプレイ配備撤回と新たな配備中止③米軍基地の整理縮小の積極的な促進―などを求めている。


 与党の仲間均氏は「今まさに、中国が尖閣諸島を攻めてきている。(普天間飛行場は)辺野古に早急に移したほうがより安全だ」と反対討論、与党・公明の大石行英氏は「新たな基地負担は容認できない」と賛成討論した。採決の結果、主権回復の日式典に抗議する意見書と同様に、11対9の賛成多数で可決した。


 TPP(環太平洋経済連携協定)参加表明に抗議する意見書は野党の宮良操氏が提案。全会一致で可決したが、与党のうち自民党石垣支部の8人は全員退席した。

2013年

4月

23日

漁船10隻が尖閣へ 領海侵入に緊張走る

尖閣海域へ出港する漁船=22日午後10時過ぎ、石垣漁港
尖閣海域へ出港する漁船=22日午後10時過ぎ、石垣漁港

 民間団体の「頑張れ日本!全国行動委員会」が企画した尖閣諸島海域での釣り(漁労)のツアー約90人が22日午後10時過ぎ、漁船10隻で石垣漁港を出港した。23日早朝に尖閣海域へ到着する見込み。尖閣海域には同日夜、中国の海洋監視船3隻が一時領海侵入し、同委員会の水島総幹事長が「中国公船は日本船の臨検を狙っていると思うが、絶対に中国人を乗船させてはいけない」と呼び掛けるなど、緊張が走った。


 中国公船による領海侵入が常態化している現状について「中国と海保の巡視船の実効支配は同じレベルになった。われわれが漁をすることで唯一、(日本が)優越している状態」と強調した。


 狛江市(東京)から参加した市議の辻村ともこさんは「日本の端の島で何が起こっているか、しっかり自分の目で見たいと思った。(尖閣が中国に奪われると)あの海域で中国の潜水艦が活動できるようになり、アジア全体の脅威になる」と指摘した。


 中国海洋監視船はツアーの出港に先立ち、午後9時35分ごろまでに領海を出た。
 ツアーは今回で13回目。出港に先立ち、石垣漁港では海上保安庁の職員が1隻ずつ立ち入り検査を行った。

2013年

4月

23日

〝国境の島〟出版で記念会 「報道、地域作りの一端に」

国境の島の『反日』教科書キャンペーン」出版記念会が開かれた。
国境の島の『反日』教科書キャンペーン」出版記念会が開かれた。

 八重山の中学校公民教科書採択をめぐる問題を問うた「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)の出版記念会(主催・同実行委員会、徳松信男委員長)が21日夜、市内のホテルで開かれた。県内外から約300人が参加したパーティーで、著者の八重山日報社の仲新城誠編集長が「全国的に注目されている国境地の島々で報道活動できることを誇りに感じながら、一歩一歩前に進んでいくことができれば」と、今後の取材活動に決意を示した。


 同書は、中学校公民教科書採択をめぐり、育鵬社版の採択を覆そうと、県教委、マスコミ、住民運動が一体となって繰り広げた反対運動とは何だったのかを問う。全国的にも注目されていることを象徴するように、県外から会に駆け付けた出席者もいた。


 産経新聞出版の皆川豪志社長が「事実を普通に書くことが、沖縄では難しい。この本を一読してもらい、他の人に勧めてもらいたい」などと、あいさつ。


 仲新城編集長は「同じニュースを取材しているのに、記者や会社で報道内容がこれほど違うことは、八重山では初めてのことだと思う。色々な角度の報道は、地域にとって良いこと。読者のみなさんが、何が正しいかを判断してほしい。私たちの報道が地域づくりの一端になれるよう全力を尽くします」と、述べた。会では、著者へ同級生などから花束が贈られ、有志の会が余興を披露し花を添えるなど、同書の出版を祝った。

2013年

4月

20日

漁業者の怒り収まらず 「ここまで譲るのか」 水産庁長官、〝頭越し〟陳謝

本川長官との意見交換で、図面を示しながら日台漁業協定を批判する漁業者ら=20日午後、八重山漁協
本川長官との意見交換で、図面を示しながら日台漁業協定を批判する漁業者ら=20日午後、八重山漁協

 尖閣諸島海域で台湾漁船の操業を認める日台の漁業権をめぐる取り決め(協定)を受け、水産庁の本川一善長官が20日石垣入りし、八重山漁協で漁業者約30人と意見交換した。漁業者からは「どう見ても、ここまで台湾に譲るのはおかしい」などと怒りの声が収まらず、大荒れ。本川長官は、事実上、地元漁業者と事前調整がなかったことを認め「(協定の前に)漁業者1人ひとりの声をうかがう機会がなかった。非常に申し訳ない」と陳謝した。

 

 協定では従来、水産庁の取り締まりで台湾漁船が排除されていた石垣島北方のマグロの好漁場が「法令適用除外区域」となり、日台双方の操業が認められた。
 漁業者の1人は、同漁船に台湾漁船が殺到し、地元漁船のはえ縄が台湾側に切断されるトラブルの再発を懸念。「沖縄で台湾の被害を一番こうむっているのが八重山のマグロはえ縄船だ。はえ縄は300~500万円。切られたらどうやって飯を食うのか。財産を捨てに行くようなものだ」と反発した。


 同区域の線引きについても「地理的に見て明らかにおかしい」「(日本側の)海をもらってくれと言っているようなものだ」「今までのほうが安心操業できた」などと疑問の声が相次いだ。
 台湾漁船に加え、中国漁船も同区域に入り込む可能性を指摘する声もあった。
 水産庁側は、取り決めが適用される5月10日までに日台の漁業委員会を開き、トラブルの防止策についてルール作りを進める考えを説明。しかし漁業者は「ルールを決めてから協定を結ぶべきではないか」と国の姿勢を厳しく批判した。


 また本川長官らは、日台双方が操業できる「法令適用除外区域」「特別協力水域」外での台湾漁船の操業について、拿捕も含めて厳しく取り締まる方針を表明。
 本マグロシーズンの5月から7月まで、取締船を現在から倍増の10隻体制とし、最大級、最新鋭の取締船2隻も投入する、と説明した。日台の漁業委員会には地元漁業者の代表を加えるよう求める考えを示した。


 協定の撤回については、従来は台湾と協議する場がなかったとして「取り決めがあれば委員会を作って話し合えるが、撤回すれば、われわれの文句が言えない状況に戻る。(協定で)足がかりができた」と否定した。

2013年

4月

20日

「竹富町提訴は不可能」 教科書問題で原告弁護士

教科書問題で、井口弁護士らの説明を聞く参加者=20日午後、市健康福祉センター
教科書問題で、井口弁護士らの説明を聞く参加者=20日午後、市健康福祉センター

 八重山教科書問題をめぐり、石垣市を提訴している原告側の裁判報告会が20日、石垣市健康福祉センターで開かれた。原告側の代理人を務める井口博弁護士らは、文科省と、東京書籍の公民教科書を独自採択した竹富町教育委員会が対立している現状について「国が竹富町を提訴することは法的に不可能だ。圧力をかけているだけで、全く恐れることはない」と強調。竹富町教委への支援を改めて呼びかけた。


 井口氏は「竹富町は敢然と文科省に立ち向かっている。教科書制度が始まって以来のこと。ここまで頑張る教委はこれまでなかったし、慶田盛安三教育長のように信念がある教育委員もいなかった。本当に偉い」と称賛した。
 文科省と竹富町教委の「力関係」について「国は、竹富町のようなことが全国で起こると、教科書採択制度が崩壊すると恐れ、必死になっている」と述べ、町が優位という見方を示した。


 1審で敗訴したあと、控訴審の口頭弁論が今月から始まる。「(採択地区協議会を運営した)玉津博克石垣市教育長の違法な手続きを指摘していく」とした。
 参加者からは、育鵬社版を逆転不採択とした教育委員の全員協議について「有効性をぜひ明らかにしてほしい」という声が上がった。井口氏は「教育委員会を代表するのは教育委員長なのに、教育長が『無効だ』としゃしゃり出た。(玉津氏が)偉いのは教育長だという意識で動いているのが一番の問題だ」と述べた。


 教科書問題と与那国町の自衛隊配備問題について「子どもたちに平和な島を引き継ぐという考えからすると、全く同じ問題。これから、いろいろな形で平和に対する攻撃が来る」と警戒感を示した。
 報告会には約20人が参加した。

2013年

4月

20日

韓国映画、順調に撮影 エキストラの募集も

順調に撮影が進んでいることを中山市長に報告したハン監督(中央右)と俳優ら=20日午後、市役所
順調に撮影が進んでいることを中山市長に報告したハン監督(中央右)と俳優ら=20日午後、市役所

 12日にクランクインした、オール石垣島ロケの韓国映画「プライベート・アイランド」の撮影が順調に進んでいる。20日、ハン・サンヒ監督と俳優らが石垣市役所を訪れ、中山義隆市長に報告した。撮影は23日まで島内で行われる。

 

 ハン監督は「撮影を始めて8日目だが、天気にも恵まれ、川平や明石、島内のリゾートホテルなど、石垣島が観光地として有名になるよう撮影している」と自信をみせ、「最後まで事故が起きないよう、撮影していきたい」と意気込んだ。
 中山市長は、ハン監督が前回、石垣島で撮影した映画「スター」に触れ、「韓国で封切りされた際に見たが、映画の中に石垣島が出てきた時は感動した。今回も石垣島の素晴らしい風景が撮影されれば」と期待した。


 同映画は、3人の女子大生と政略結婚した新婚カップルを軸にした物語。
 この日、映画に出演するソン・ウンソさん、シン・ソユルさん、オウ・ダウンさん、ハン・ジブンさん、キム・ジンソンさん、イ・チョンホンさんも訪れ、女子大生役のソンさんは「日本は中学生の時に訪れ2回目。良いロケ地で素晴らしいもの見せてもらった。撮影は朝が早くて辛い時もあったが、今は終わってしまうのが寂しい」と語った。


 地元プロデューサーを務める映像工場の黒島剛代表は「韓国と石垣のかけ橋になれば」とPRした。
 22日は午後2時からANAインターコンチネンタル石垣リゾート内にあるチャペルで撮影が行われ、20人ほどエキストラを募集している。結婚式のシーンのため、フォーマルな格好での参加。問い合わせは映像工場(83―7403)。

2013年

4月

19日

26日から親善レース ヨットで台湾→石垣

第12回台琉友好親善国際ヨットレース実行委員会が開かれた=19日午後、市役所
第12回台琉友好親善国際ヨットレース実行委員会が開かれた=19日午後、市役所

 台湾・基隆を出発し、石垣港を目指す第12回台琉友好親善国際ヨットレースが26日から6日間開かれる。19日、同実行委員会(会長・中山義隆市長)が市役所で開かれ、レースの日程などを承認した。

 

 レースに参加するヨットは台湾から12艇、日本から11艇。乗員は台湾が77人、日本が63人の計140人。日本のヨットの母港は石垣市のほか、宮古島、宜野湾市、三重県津市、神奈川県などとなっている。


 日本のヨットは24日に旧離島桟橋で壮行会を開いたあと基隆へ。26日に基隆1周レースを行ったあと、28日にスタートする。


 29日に旧離島桟橋へ続々とヨットが到着。夕方からは台湾風、日本風の味を紹介する「台琉交流夜市」が設置され、一般住民も参加できる。離島ターミナル内にはPRブースが設置され、ヨットレースの様子を紹介するビデオも放映される。


 30日には一般住民向けに名蔵湾でヨットのショートレースが開かれる。時間は午前9時と正午からそれぞれ約2時間半。先着100人程度で、石垣島ドリーム観光の「プレミアムドリーム号」の船上からレースを楽しめる。無料。


 実行委員会で中山市長は「国際親善と新石垣空港開港をアピールしたい」と呼び掛けた。

2013年

4月

19日

価格も単価も過去最高 最高枝肉180万円超 関係者、高値に沸く A―5が5頭 JA石垣牛枝肉共励会

今年初めて開かれた肥育部会主催の枝肉セリ、過去最高の高値に沸いた=八重山食肉センター、大浜
今年初めて開かれた肥育部会主催の枝肉セリ、過去最高の高値に沸いた=八重山食肉センター、大浜

 今年初めてのJA石垣牛枝肉共励会(石垣牛肥育部会主催)が19日、八重山食肉センター=大浜=であり、12頭が出品、平均価格が126万5613円、平均キロ単価は2810円のセリ値を付け、いずれも過去最高を記録、関係者を喜ばせた。最優秀賞は牛種子牧場、優秀賞に「とー家(や)ファーム」、優良賞はサンニ産業の枝肉が選出された。

 

 最優秀枝肉は180万9500円(キロ3500円)、優秀が148万4700円(同2940円)、優良が125万2680円(同2860円)でそれぞれ競り落とされた。


 出品平均で、枝重は447㌔、ロース面積が57・7㌢、バラ厚は7・8㌢、皮下脂肪が2・9㌢、歩留まりは73・9。霜降り度を示すBMSは6・7(かなり良い)、肉の色を表すBCSが4・2(やや良い)だった。


 上物とされる格付けA―4以上の枝肉が10頭、うち最上級のA―5が5頭を占め、上物率は、全国の通常出荷平均(6割台)を上回る83%となった。


 前回、昨年11月の共励会に比べ、最高販売価格で48万1千円、キロ単価が688円、平均価格は34万4千円余り上回った。平均価格と平均のキロ単価は、枝肉共励会が始まった2000年3月以来、最高値。昨年の全国平均販売価格に比べ、キロ単価は1千円ほど高いという。


 審査した日本食肉格付協会沖縄事業所の吉岡康生所長は「全国の和牛と比較しても肉質がかなりいい。今後は枝重とバラ厚を増やし、サシ(霜降り)を充実させるのが課題」と指摘した。


 肥育部会の仲大盛吉幸・部会長は「予想を大きく上回る価格だ。生産者の努力が評価された。観光客の増加とともに、石垣牛の需要も大きく伸びており、今後は年間1千頭の出荷を目指したい」と、過去最高の高値に興奮冷めやらぬ様子だった。セリには地元の食肉店など10業者が参加。最優秀は金城冷凍食品、優秀が㈱高那、優良枝肉は(有)サンニ産業がそれぞれ購入した。

2013年

4月

19日

空飛ぶマンタ? 飛行機後方に不思議な陰

 19日午後2時50分に離陸したRAC834便宮古行きを、カラ岳側から秒間5コマで連写した時の写真。1枚目には機体以外何も写っていなかったが、2枚目=(写真)の機体後方に右方向に動いていると思われる鳥のような物体が写り込んでいた。カメラは動かしておらず、1枚目と2枚目との時間差はわずか0.2秒でシャッタースピードはプロペラも止まって見える1600分の1秒。よく見るとツバメのようにも見えるが、0.2秒差でいきなりこの位置に写り込むものなのか、謎と夢が深まる写真。
 ちなみにRACに確認したところ、機体からの落下物は無いという。

2013年

4月

19日

新築された伊原間公民館を…

 新築された伊原間公民館を訪れたついでに、伊原間海岸にも足を延ばした。ひと目見て驚いたのは大量の漂着ごみの山だった◆ペットボトルや空き缶は言うに及ばず、バケツや鉄パイプ、粉ミルクの容器など「何でこんなものが」と思うようなごみが散らばっている。ほとんどのごみに中国語の表示があり、外国から流れ着いたものであることが分かった◆ふと目を上げると、本土から来た観光客とおぼしきカップルが海岸を散歩している。「美しい八重山の海」をイメージしてやって来た観光客は、漂着ごみの山を見てどう思うだろうか。地元住民として、恥ずかしさと怒りが入り混じった複雑な思いが込み上げる◆離島住民にとって漂着ごみは永遠とも言える悩みの種で、何度清掃を繰り返しても、波がまた次のごみを運んでくる。しかもごみを流しているのはほとんどが外国であり「流出源対策」もままならない◆伊原間海岸の漂着ごみが中国大陸から流れ着いたのかどうかはともかく、中国からは大気汚染物質「PM2・5」も日本に飛来。住民の間では、八重山でも汚染が広がっていると噂されて久しい。しかし測定機器が沖縄本島にしかなく、明確なことが分らないのだ。県に対しては、測定機器を八重山にも早急に設置するよう望みたい。

2013年

4月

19日

自衛隊配備「ていねいに説明」 議員団に小野寺防衛相

小野寺防衛相と面会した八重山市町議会議長会と市議会の要請団=18日午前、防衛省(砥板芳行市議提供)
小野寺防衛相と面会した八重山市町議会議長会と市議会の要請団=18日午前、防衛省(砥板芳行市議提供)

 八重山市町議会議長会(会長・伊良皆高信石垣市議会議長)と石垣市議会の要請団8人は18日、小野寺五典防衛相らを訪れ、尖閣諸島の警戒監視体制強化などを要請した。出席者によると与那国町の自衛隊配備問題について小野寺防衛相は「地元にていねいに説明し、意見交換したい」と述べた。

 

 中国公船による領海侵犯が繰り返されている尖閣海域の現状については、警戒監視体制強化に努める考えを示した。


 要請書では、尖閣海域で中国政府の挑発行為がエスカレートしている現状について早急な対策を講じるよう求めている。


 要請団は太田昭宏国土交通相、菅官房長官、山本一太沖縄担当相にも面会。尖閣問題のほか、市議会は新空港アクセス道路の全区間4車線化、議長会は日台漁業協定の見直しを要請した。


 要請には西銘恒三郎衆院議員、遠山清彦衆院議員、島尻安伊子参院議員が同席した。

2013年

4月

19日

クロマグロシーズン到来 今期一番乗りは300キロ超

 海のダイヤの異名を持つクロマグロが今期も八重山で水揚げされはじめた。18日午前8時、八重山漁協に今年最初のクロマグロが水揚げされ、セリ場は突如現れた大物に驚いたようす=写真。


 16日に波照間島の南で仕掛けたはえ縄にかかったもので、釣り上げたのは第8宏徳丸。307キロの超大物。


 早い時期にとれるクロマグロは、市場での高値が期待できるため、この日とれたクロマグロも、さっそく築地市場へ空輸された。

2013年

4月

18日

漁業協定「見直し難しい」 菅氏ら市長、議長と面会 水産庁長官石垣入りへ

17日、菅長官に要請書を手渡す中山市長(石垣市提供)
17日、菅長官に要請書を手渡す中山市長(石垣市提供)

 尖閣諸島海域で台湾漁船の操業を認める日台の取り決め(協定)に地元、石垣市の漁業者から反発の声が上がっている問題で、中山義隆市長は17日、菅義偉官房長官、林芳正農林水産相、山本一太沖縄担当相らと相次いで会い、協定内容の見直しを要請した。菅長官は、見直しは難しいとの認識を示した上で、水産庁長官を石垣市などに派遣し、地元の意見聴取に当たらせる考えを明らかにした。八重山市町議会議長会(会長・伊良皆高信市議会議長)と市議会も同日、本川一善水産庁長官に協定見直しを要請した。

 

 石垣市の要請書では、協定で定められた操業水域の設定は漁業者には到底受け入れられないとして、ただちに見直すよう要求。


 ただ、やむを得ざる状況で合意を一方的に実施するなら、少なくとも漁業監視船などによる監視体制を抜本的に充実・強化し、漁業者の安全確保策を早急に講じてほしい―としている。


 今後の協議では地元漁業者の声を受け止め、漁業者に不利益が生じないよう対策を講じることも要請項目に入れた。


 要請には八重山漁協の上原亀一組合長、西銘恒三郎衆院議員が同行した。


 要請後、中山市長は「大臣は、地元の声をしっかり聞いて対応するが、(操業水域の)線引きの見直しは難しいという回答だった。今週末に水産庁長官が石垣入りするので、線引きの見直しも含めてお願いしたい」と述べた。


 伊良皆議長らと面会した本川長官も「協定の見直しは厳しい」と回答。


 議長会は18日、菅長官らと面会するが、石垣市の要請とは異なり、合意が実施された場合の監視体制の強化については要請項目に入れていない。


 伊良皆議長は本川長官との面会後「市の要請内容だと、協定の内容をある程度認めた上で対策を求めている感じになる。(議長会としては)この協定は納得できない」と、あくまで協定に反対する姿勢を強調した。


 中山市長は「5月には協定が発効するので、監視体制が弱いままだと安心操業に支障をきたす。背に腹は代えられない。できる限りのお願いはしないといけない」と説明した。


 本川長官は19日来県し、20日午前に宮古島市、同日午後に石垣市を訪れる。

2013年

4月

18日

石垣を訪れて 宮本 真由佳

 「今日は30匹・・・」
 これは、新石垣空港が開港と同時に起きた一晩のロードキル、つまり車両によって轢き殺された動物の数だ。それまでもかなりの数の動物が車によって轢き殺されているとは聞いていたが、3月7日はかなり酷かった。おそらく開港で多くの観光客が訪れた結果だとは思うが、何故、車両が増えたことと同時にロードキルも増えるのだろうか。


 車を運転する人が気を付ければ車両は増えてもロードキルは増えないのではないか。しかし、悲しいかな車両とロードキルがイコールになってしまっている。私は、石垣島に住んでいるわけではなく、観光でしか訪れたことはない。しかし初めて行った石垣島で、道を走行する車のスピードの速さにも、ロードキルによって轢き殺された動物の数にもとても驚いた。


 私の住んでいる静岡県に比べると、道路も見通しがよく、信号機も少ない。それなのになぜロードキルが起きるのだろう。それはおそらくドライバーが道路上にいる野生動物に全く気を遣っていないからなのだろう。

 

 私は、動物が道に倒れていると、生死を確認し、死んでしまっていたら市役所に「こんにちは。県道37号線、小笠南小学校付近に狸が車両に轢かれ血を流し、死んでしまっています。すぐに安心できる場所へ連れていってあげて下さい」と電話をいれる。それは、死んでしまった動物を食べに来る動物が、また轢き殺されるという2次被害を防ぐためである。轢き殺された動物たちの姿は、車のスピードをもの語っているかのようにとてもひどい。


 しかし、市役所の人間は「宮本さんですね。わかりました。すぐに業者に行かせますから」といってまるで「自分の仕事を増やされて面倒だ」といわんばかりの口調で電話を切る。最近その付近に新しい道が造られた。その道は、緑豊かな山が連なっていたところを削りとって造られたものだ。山に生息していた動物達の行き場をなくしてまでも人間は快適さを求める。


 その山に出来た道を走る車両は、動物注意の表示があるにもかかわらず、真っ直ぐな見通しの良い道を、法定速度40キロをはるかに越え、70~80キロを平気で出して走行しているが、これは石垣島で目にした光景と同じことである。


 見通しが良く効く真っ直ぐな道でスピードを出して走りたくなるから法定速度を守らないに違いない。これからの季節、石垣島は観光客が増えてゆくだろう。それと同時にロードキルは更に増えることを私は大変心配している。


 法定速度を守ると言う当たり前のことをするだけで動物が轢き殺されずにすむ。時々「轢き殺されるのが人間であったらとてもこわい」という人もいるが、その言葉は動物ならよいと言って命の差別をしているようにも思える。自然が観光資源と言うならば、1匹1匹大切な命であると言う事をみんなが自覚し、動物と共存していける安全安心な島になってほしいと心から思っている。(会社員・静岡県小笠郡)

2013年

4月

18日

送り付け商法相談 八重山でも 生活センターが注意呼び掛け

 健康食品の送り付け販売の被害が全国で多発している。今年に入ってここ八重山でも、「送り付け」の相談が県民生活センター八重山分室に寄せられており、センターが悪質商法への注意を呼び掛けている。


 国民生活センター(東京)によると、送り付け販売は、「以前、申し込まれた健康食品を今から送ります」と突然、電話があり、料金代引きで商品が送り付けられる商法。断っても、強引に商品が送られるケースもあるという。


 2007年度から全国で被害が増加し、前年度は10月までに、1900件(前年同期比1・6倍)の相談が各地の生活センターに寄せられた。自宅にいる高齢者が狙われやすいという。


 「認知症の母から注文を受けたと業者から電話があり、断ると『ばかやろう』と言われた」や「支払を断ると弁護士を連れて出向くと脅迫された」「(商品の受け取りを拒否しても再度勧誘され、支払を強要された」など、深刻な相談も。


 国民生活センターは「申し込んだ覚えがなく、購入するつもりもなければ、商品が送られれても受け取りを拒否して。いったん承諾してもクーリングオフ(一定期間内なら契約解除可能)できる」と助言している。


 一方、八重山分室によると、今年に入って数件の送り付け商法の相談があったとし「具体的な被害情報は入っていないものの(悪質商法と知らず)仕方なく料金を支払っていることも考えられる。疑問に思ったら直ぐに相談を」と呼び掛けている。


 相談は県民生活センター八重山分室、電話82・1289まで(平日午前9~午後4時=正午から1時間は除く)。

2013年

4月

18日

慶来慶田城用緒の碑落成 62年振りの改修祝う

「慶来慶田城翁大宗の碑」の改修落成式が行われた(13日、提供写真)
「慶来慶田城翁大宗の碑」の改修落成式が行われた(13日、提供写真)

 15世紀中ごろから16世紀初期の竹富町西表島の豪族、慶来慶田城用緒(けらいけだぐすくようちょ)の遺徳と功績を称える「慶来慶田城翁大宗の碑」の改修落成式(同期成会主催)が13日、祖納地区にある同碑の前で行われた。改修は2度目で62年ぶり。


 慶来慶田城翁大宗の碑は、慶来慶田城翁之墓として1917年に建立され、51年に改修が行われた。その後、60年以上が経過、基礎部分が劣化していることから改修を行った。


 この日は、慶来慶田城用緒を大宗とした錦芳氏(きんぽうじ)一門が島内外から出席し、同碑の改修を祝った。


 序幕を行った後、期成会の古見代志人会長は「本土や沖縄本島、石垣から多くの一門が集まり、落成式を行えることを喜んでいる。今後の一門の隆盛と健勝を祈念したい」と述べた。


 施工者や碑の改修に尽力した7人に感謝状が贈られ、慶来慶田城由来太鼓の奉納も行われた。


 感謝状受賞者は次の各氏。
 感謝状受賞者=屋重美、桃原用昇、石垣吉春、石垣忠男、慶田城用武、森永用朗、波照間用一

2013年

4月

17日

台湾漁船の尖閣諸島周辺で…

 台湾漁船の尖閣諸島周辺での操業を認める日台漁業協定に10日、政府が調印した。尖閣諸島の領海内は守られるが、それ以外の尖閣周辺で台湾側が独自に主張する漁場は全て認められた上、それより石垣島側に近い一部の海域での操業も認めた格好 ◆漁業者の間では、八重山の漁船と台湾漁船の間ではえ縄切断などのトラブルが発生することは必至と指摘する声が多いマグロ船の船主によると、八重山の漁船が本マグロ漁に用いるはえ縄の長さは船の大きさによっても違うものの、平久保沖から仕掛けを投入し約4時間、投入が終わるころには魚釣島が見えるほどの距離だという。はえ縄一式の値段はなんと約500万円◆台湾漁船とのトラブルではえ縄を切断されると、どれだけの仕掛けを回収できるかが、その後の本マグロ漁継続への生命線となる

◆尖閣問題で台湾を日本側に取り込む狙いがあるとみられている今回の協定は、漁業者の意見が全く反映されておらず、八重山のマグロはえ縄漁を危機的状況に追いやる可能性がある。「台湾漁船のほうが10倍多い」との声もあるからだ◆サンフランシスコ講和条約の4・28より、日台漁業協定に政府が調印した4・10のほうが沖縄にとっては「屈辱の日」にふさわしいと言えるだろう。

2013年

4月

17日

ウィルコム沖縄 7代目イメージガール 當山美智子さんさん

ポスターを手に「沖縄全体を當山ワールドに染めたい」と張り切る當山さん=八重山日報社
ポスターを手に「沖縄全体を當山ワールドに染めたい」と張り切る當山さん=八重山日報社

 ウィルコム沖縄(仲本栄章社長)の7代目イメージガール、當山美智子さん(17)が16日、石垣市各地で「ウィルコム」をアピールした。
 當山さんは沖縄市出身の高校2年生。身長165㌢のスレンダー(細身)で明るい女の子。昨年11月、那覇市であったオーディションで、過去最多517人の中から選出された。


 初めてのCMは石垣島で3月に撮影。2度目の石垣島訪問となった當山さんは「石垣島は、八重山そばとジェラートがおいしくて、びっくり。本島と比べても(石垣は)優しい人が多い」と笑顔。「ウィルコムは自社同士なら2時間45分以内、他社に掛けても10分間は通話無料」とアピールした。将来は歌手になりたいという。
 年内に放映する新たなCM2本も石垣島で撮影済み。4月から2年間、イメージガールとして活動する。


 同社オーディション事務局の玻名城均局長は「彼女なりのイメージガール像をつくり上げてほしい。八重山を含め県民から支持される女の子に」と期待を込めた。

2013年

4月

17日

弁護士費用「不当に高額」 住民、返還求め市長提訴 教科書問題裁判

 石垣市の弁護士費用が不当に高額だとして提訴したことを発表する原告の住民ら=16日午後、市役所
 石垣市の弁護士費用が不当に高額だとして提訴したことを発表する原告の住民ら=16日午後、市役所

 

 八重山教科書問題をめぐる訴訟で、石垣市の弁護士費用が不当に高額だとして、住民7人が中山義隆市長に対し、弁護士費用の返還を求める訴えを起こした。16日、原告らが市役所で記者会見し、明らかにした。第1回口頭弁論は5月22日に那覇地裁で開かれる。

 

 訴状などによると、教科書問題をめぐり市と与那国町が中学生保護者らから訴えられた裁判で、市は弁護士法人那覇綜合(宮崎政久代表弁護士)と弁護士報酬契約を締結。同裁判の着手金が246万円7500円、関連する仮処分裁判の着手金が157万5000円だった。


 裁判では8回の口頭弁論が開かれ、報酬金も合計すると市の弁護士費用の総額は729万7500万円になっている。
 一方、原告らが情報公開請求で入手した資料によると、与那国町は石垣市と同じ那覇綜合と弁護士報酬契約を結んだが、弁護士費用総額は352万円で、石垣市の弁護士費用総額は与那国町の2倍以上に上るとしている。


 原告らは市が支出済みの着手金合計404万2500円が違法支出だとして、中山市長らに弁護士費用の返還や損害賠償を求めた。
 提訴に先立ち、昨年12月には住民監査請求を行ったが、今年2月に棄却されていた。


 原告によると、教科書問題裁判の控訴審と別の原告が起こした第2次訴訟では、市が那覇綜合に支払う着手金合計は1審よりはるかに低い31万5000円。新垣重雄さんは「私たちが弁護士費用について指摘したことで予想に反した(低額の)着手金になった。最初の着手金は何だったのか、これから焦点になる」と述べた。
 川上博久さんは、那覇綜合の宮崎弁護士が衆院選に出馬して当選したことについて「市の支出は公金を使った政治献金だ」と批判した。


 原告と支援者は「石垣市の法外弁護士費用をただす会」(仮称)を今月中に結成する予定で、参加者は約80人としている。
 中山市長は八重山日報の取材に対し「訴状を見ていないので詳しいコメントはできないが、支出は手続き的にも適正に行っていると考えている」と述べた。
 裁判は昨年12月に原告側が敗訴し、今月23日に控訴審の口頭弁論が始まる予定。

2013年

4月

16日

三線学び、息子とコラボ 森野 直美

 石垣島に魅せらせ、今まで三度訪れている。仕事や子供の都合で、冬休みに訪れてるが、何度行ってもまた行きたくなる。


 三度めに訪れたときは、生憎の雨模様続きで、美しい海で遊ぶことはあまりできなかったが、そのおかげで今まで気づかなかったことや、できなかったことができた。


 その一つが、三線である。泊まったホテルで体験教室に参加し、音色のしっとり感にすっかり惚れて、雨の中、わざわざ専門店まで買いに出かけた。
 今我が家にある。簡単な旋律ならばどうにか弾けるので、独学で島んちゅぬ宝が弾けるようになった。


 それを息子のピアノ発表会で、コラボで演奏する。うまくいくかどうか、ドキドキだが、癒やされる音色はじぶんで奏でていても感じる。


 石垣島で出会った三線が、私に新たな楽しみを与えてくれた。思春期にさしかかった息子との接点にもなる。


 今度石垣島を訪れたら、三線引っさげて、海を見ながら弾けたらいいな。これがささやかな夢である。
   (広島県広島市)

2013年

4月

16日

外間町長 出馬断念へ 陸自配備行き詰まる 与那国町長選

 与那国町への陸上自衛隊沿岸監視隊配備計画をめぐり「迷惑料」として10億円を国に要求している外間守吉町長が、8月の町長選出馬を断念する見通しになったことが15日分かった。国との交渉が行き詰まった上、陸自配備を推進してきた地元支持者も強く反発しており、出馬は困難と判断したとみられる。ただ与党内には外間氏を慰留する声もある。

 

  町の10億円要求後、防衛省は、町内の連絡事務所に常駐させていた人員を撤収した。自衛隊関係者も配備計画に協力している町防衛協会に「国が譲歩することはない」と伝えてきたという。配備計画は膠着状態に陥っており、同協会の会員からは「外間氏の要求は自衛隊配備計画をつぶすもので、町民への裏切り」などと反発の声が相次いでいる。


 町議会与党は今月に入り、外間氏と支持者の間に入る形で、用地交渉を早期に妥結させるよう外間氏を説得してきたが、外間氏は現時点で応じていない。ただ関係者によると、国が10億円を支払わない場合は責任を取る意向を示している。


 外間氏は15日、八重山日報の取材に対し「10億円ということを防衛省に申し上げ、住民にもそういう話をしてきた。防衛省が出さないというのなら(町長選に)出る環境にはない」と述べた。明確な不出馬の表明は避けた。


 自衛隊配備推進派には現時点で外間氏以外に有力な候補がおらず、与党内には「ほかに適任者がいない」と、なおも外間氏の出馬を求める声がある。
 町長選では自衛隊配備計画の是非が最大の争点になる見通し。外間氏の出馬いかんにかかわらず、配備反対派が勝利した場合、配備計画の頓挫は避けられず、推進派の住民には危機感が広がっている。


 防衛省は自衛隊配備予定地として町有地などを選定し、2012年度中に取得する予定で作業を進めていたが、外間氏は「迷惑料」として10億円、年間貸地料として2千万円を要求。防衛省側の提示額と隔たりが大きく、用地交渉は物別れに終わった。内外の反発を受け外間氏は「迷惑料」という言葉を撤回し「市町村協力費」と言い換えている。

2013年

4月

16日

陸自配備計画暗礁に 外間氏、事実上の引責か

 【解説】8月の与那国町長選で、外間守吉町長が出馬を断念する見通しになった。「10億円要求」で陸上自衛隊沿岸監視隊の配備計画が暗礁に乗り上げる中、事実上の引責という意味合いが強い。8月の任期満了までに外間氏が防衛省との用地交渉に応じるかどうかが今後の焦点になる。


 外間氏はすでに昨年から周囲に不出馬を示唆。また、沿岸監視隊基地建設予定地の町有地「南牧場」の測量許可を、権利関係の未整理などを理由に保留にした。支持者からは「自衛隊誘致への積極姿勢が見えない」と懸念の声が上がっていた。


 町議会3月定例会では、町長選に出馬する条件として与党と町内保守層の支持を挙げたが、出馬への強い意欲は感じられなかった。「10億円要求」が受け入れられない場合、続投しない方針をすでに固めていた可能性がある。


 10億円要求を受け、外間氏の支持母体の一つである町防衛協会はホームページで「ごまかしとゆすり、たかりを行っているのが外間町長」と激しく非難。
 与党内にはなお、外間氏の出馬を求める声があるものの、出馬の条件とした保守層の支持はすでに一角が崩れている。


 町長選の結果が自衛隊配備計画を大きく左右するのは必至。配備反対派が勝利し、計画が白紙に戻った場合、地域振興策の要望など、町が防衛省との共同作業で積み上げてきた成果が瓦解しかねない。


 関係者の1人は「最悪の事態は、外間氏が用地交渉を妥結させないまま退任し、町長選を迎えることだ」と指摘する。早期の配備実現に向け、外間氏の「決断」を求める声が強まりそうだ。

2013年

4月

16日

市議会も抗議決議へ 漁業者「漁獲大幅減も」 日台漁業協定

 尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で台湾漁船の操業を認める日台の取り決め(漁業協定)に漁業者から反発の声が上がっている問題で、仲嶺忠師市議は15日、抗議決議と意見書を市議会に提案する考えを明らかにした。可決されれば政府に見直しを直訴したい意向で、漁業者も要請行動に同行する可能性がある。

 

 臨時議会は22日の開催を軸に調整が進んでいる。仲嶺氏は早期に抗議の声を上げることで、政府に何らかの対応を迫りたい考え。
 マグロ船主会に所属する漁業者は「八重山漁協の水揚げの約半分はマグロ。(台湾漁船が進出すれば)漁獲高の大幅な減は避けられない」と述べ、市議会が抗議決議と意見書を可決すれば、政府への要請行動に同行したい考えを示す。


 協定では、地元漁業者が好漁場としていた尖閣の南側から石垣島の北側までの海域にも台湾漁船の進出を認めている。漁業者は「日本の漁船同士なら、事前に調整してはえ縄を同じ方向に入れるから、はえ縄が絡まるトラブルはない。台湾漁船とはそうした調整ができない」と指摘。


 協定は5月2日から運用。本マグロシーズンが本格化するが、10数隻で操業する地元漁船に対し、台湾側はデモンストレーションも兼ね、数百隻で漁場に押し掛ける可能性があると危惧する。
 県議会の経済労働委員会も協定に抗議し、見直しを求める意見書提出を決めた。


 意見書案によると、尖閣諸島周辺はマグロ漁業などにとって重要な漁場だと指摘。取り決めは台湾に大幅に譲歩した内容で「県漁業者にとって不利なもので到底許されない」と強調している。
 4月中に開かれる予定の臨時議会に提案され、採決される見込み。

2013年

4月

15日

上田が女子初V 日本人が上位独占 男子はフィッシャー制す トライアスロンW杯

バイクでデッドヒートを繰り広げる男子ワールドカップの選手=登野城
バイクでデッドヒートを繰り広げる男子ワールドカップの選手=登野城

 石垣トライアスロンワールドカップ2013(主催・同組織委員会)が14日、登野城漁港を発着点に行われ、女子は上位4位までを日本人選手で占めた。W杯では初という。女子は上田藍選手(29)=シャクリー・グリーンタワー稲毛インター、男子はライアン・フィッシャー(24)=オーストラリア=が、ともに初優勝を飾った。男子の日本人最高成績は山本良介選手(33)=キタジマアクアティクス=の6位だった。男女40人が出場。女子選手にとって16年のリオ五輪に弾みがついた。

 

 大会は、女子が午後1時、男子が午後3時45分にスイムからスタート。
 この日午後1時現在、天候は雨、気温21・2度、水温21度だった。


 女子はスイムから佐藤優香選手(21)が先頭集団に入り、高橋侑子選手(21)らが追いかけるレース。上田選手はスイムで出遅れたが、バイクで先頭集団に入ると、最後は得意のランで追いすがる佐藤、井出選手らを振り切り、石垣で初の栄冠に輝いた。


 佐藤選手は2位、井出選手は3位、高橋選手は4位。地元に人気のある庭田清美選手は6位入賞した。


 男子は石垣大会2回目の出場のライアン・フィッシャー選手がスイムから好位置でレースを繰り広げた。


 一時は、田山寛豪選手もバイクで先頭集団に交じったが最後は息切れ、9位に終わった。


 沿道では選手を応援する市民が、スピード感あふれるスリリングなレースに酔いしれていた。

2013年

4月

15日

表彰台独占に笑顔 上田、佐藤、井出

ゴール後、喜ぶ(左から)佐藤優香、上田藍、井出樹里選手
ゴール後、喜ぶ(左から)佐藤優香、上田藍、井出樹里選手

 石垣トライアスロンW杯大会の女子は日本人選手が表彰台を独占する初の快挙となった。


 主力が欠場した大会で、上田藍選手(29)、佐藤優香選手(21)、井出樹里選手(29)の3選手がワンツースリーフニッシュ。3選手とも「チャンスで成果を出したことは自信にもなる」と笑顔。


 昨年のロンドン五輪は日本人初のメダルが期待されたが、足立真梨子選手の14位が最高。


 16年開催のリオ五輪での雪辱を期し、12月からナショナルチーム結成し、強化に取り組んでいる。


 初の頂点に立った上田選手は「日本人選手が世界でも通用することが証明された」と喜んだ。


 2位の佐藤選手は「スイムで上位につけたのが良かった。1位との差はランだった。もっと実力を付けたい」と決意を新たにした。


 3位の井出選手は09年石垣大会優勝者。「悔しいが、成果が出た大会。もう一度世界の頂点に立ちたい」とリベンジを誓った。

2013年

4月

14日

1952年4月28日は…

 1952年4月28日はサンフランシスコ講和条約が発効し、太平洋戦争敗戦国だった日本が独立を回復した「主権回復記念日」。一方、沖縄は本土から切り離され、米軍統治下のまま置かれたため、県民にとって「屈辱の日」とされた◆しかし復帰後40年を経て、今なおこの日を「屈辱の日」と呼び、政府の式典に反対する声があることに、多くの県民が戸惑いを感じている。なぜなら、ほかならぬ沖縄で「屈辱の日」という言葉そのものがすでに風化しているからだ◆日本が独立を回復した「4・28」は、まぎれもなく20年後に沖縄が日本に復帰した「5・15」へのスタートラインになった。復帰が達成された時点で、「屈辱の日」という言葉の風化は始まっている。現在、この言葉が持ち出されるときには、当時の県民の思いとは違った、別の意図がある。それは、4・28式典の反対運動と基地問題をリンクさせようとする政治的思惑だ◆「屈辱の日」の歴史的事実は当然語り継がなくてはならないし、県民の複雑な思いを訴えることも必要だ。だが現在、本土の人たちに向かって「屈辱の日」だと声高に訴えることが果たして妥当なのか。屈辱感は他人に強要するようなものではない。県民の1人として、もっと慎ましさを求めたいと思うのだが。

2013年

4月

14日

きょうトライアスロン W杯41人、国内勢は14人 一般は1696人が出場

大会前日、コースを走るW杯選手=13日午前11時過ぎ、登野城漁港
大会前日、コースを走るW杯選手=13日午前11時過ぎ、登野城漁港

 石垣島トライアスロン・石垣トライアスロンワールドカップ2013(主催・同組織委員会)が14日、登野城漁港で号砲が鳴る。ワールドカップには女子15選手、男子26選手の計41選手がエントリー。一般参加のトライアスロン大会にはエイジ1261人、リレー435人(145組)の計1696人。一般参加のトライスロン大会は午前8時、ワールドカップ女子は午後1時、男子は同3時45分にスタートする。

 

  登野城漁港を発着点にスイム、バイク、ランの51・5㌔の距離で石垣島を舞台にアスリートの熱い闘いが展開される。


 ワールドカップは昨年のロンドン五輪を終え、例年より出場選手は少ないが、国内選手男女14人が出場。女子はWTS第1戦オークランド大会(6日)に6位入賞した佐藤優香選手や、一昨年、石垣島大会3位の庭田清美選手のほか、井出樹里選手らが出場。


 外国勢ではエマ・ジャクソン選手(オーストラリラア)が有力。
 一方、男子はロンドン五輪代表で日本選手権覇者の田山寛豪選手、アジア選手権優勝の細田雄一選手、山本良介選手らにトニー・ドッズ選手(ニュージーランド)、ライアン・フィッシャー、ダン・ウィルソン選手(ともにオーストラリア)が熱戦を繰り広げる。


 大会前日の13日にはコースの下見をするW杯、一般選手の姿が見られた。
 14日の天気予報は雨。午後からは雷が伴う激しい雨が予想され、最高気温は23度。

2013年

4月

14日

「沖縄を売ったのか」 水産庁に批判噴出

説明会の冒頭、写真撮影が許可された。その後の説明会は漁業者の反発で大荒れとなった=八重山漁協
説明会の冒頭、写真撮影が許可された。その後の説明会は漁業者の反発で大荒れとなった=八重山漁協

 「台湾に沖縄を売ったのか」「(尖閣問題に)火に油を注ぐようなものだ」。日台漁業協定締結を受け、水産庁の担当者が13日、八重山漁協で内容を説明、漁業者から批判の声が噴出した。


 水産庁資源管理課の須藤徳之部長らは、市役所での説明の後、八重山漁協で、漁業者20人以上を前に、内容を説明。説明会は冒頭のみメディアに撮影が許可されたが、会議室の外にも漁業者が反発する声が次々と響いた。


 「台湾漁船は、(私たちの)はえ縄のロープを切るのが常態化している。現場でのトラブルは命に関わる」や「(台湾一部地域だけでも)800隻もの台湾漁船がある。800隻が許可海域に集中したら、私たちは操業できない」「(協定で)後継者が出なくなる」との悲痛な声が上がった。


 さらに「(台湾漁船の違法操業への)取り締まりは不可能」、「台湾が漁業資源を守るなんてありえない」「現場を知っているのか。説明して帰るだけか」「補償すればすむ話ではない」など怒りの声も。


 「許可水域は、マグロの好漁場。これから本マグロのシーズンだ。なぜこの時期に締結したのか」など疑問も投げ掛けられた。


 水産庁の担当者は「漁業補償ではなく、支援策を考えたい。皆さんが考える具体的な支援策を考えたい」と批判をかわした。


 1時間以上に及んだ説明会の後、上原亀一組合長は「私たちは、地理的中間線での操業を求めていたが、(協定は)台湾側に譲歩しすぎている。知事を含めオール沖縄で、政府に協定の見直しを求めていく」と強調した。八重山漁協には、13から15隻のマグロはえ縄漁船が所属しており、影響は他の県内漁協より深刻だという。

2013年

4月

14日

音楽で地域活性を 多彩イベントで盛況 西表島音楽祭 キビ終了祝い兼ねる

西表島音楽祭が開催され、多彩なアーティストたちが出演する=13日午後、町離島総合センター横広場
西表島音楽祭が開催され、多彩なアーティストたちが出演する=13日午後、町離島総合センター横広場

 「Iriomote Music Festival(西表島音楽祭)2013」(IMFプロジェクトチーム、竹富町商工会青年部主催)が13日、西表島の町離島総合センター横広場をメインステージとして始まった。歌手、DJなどのアーティストによるステージをはじめ、スケートボードやDJの体験教室、フリーマーケットなどのイベントもあり、盛況だった。14日も午前10時から開かれる。


 西表島音楽祭はサトウキビ収穫終了祝いとして、2003年にスタート。その後、地域活性化を目的としたフェスティバルとなり、一昨年から町商工会青年部と共催で開催。今年で10周年を迎えた。


 この日のメインステージでは、ケンヤマルセーユオーケストラや沖縄を拠点に活動するユニット「hanp(ハンピー)」、歌手のURALi(うらり)さんなどが登場。多彩なステージを披露し、観客を楽しませた。


 会場内ではスケートボートやDJの体験教室が開かれ、出店なども並んだ。町離島総合センター内では子ども向けに人形劇も行われ、子どもたちが大勢集まっていた。


 このほか、町商工会青年部による黒糖スイーツ選手権やカレー、サーターアンダギーの早食い競争などもあり、会場を盛り上げた。


 IMFの鈴木一慶実行委員長は「天気にも恵まれて良かった。地域の人に楽しんでもらえれば」と笑顔。


 西表音楽祭は14日も開かれ、ミニサッカー大会や太鼓教室などが行われる。メインステージではシンガーソングライターのKeisonさんや八重山民謡の唄者・大浜修さんなどが出演する。詳細はホームページ(http://www.festivalexpress.net/IMF/)。

2013年

4月

14日

スイムで男性死亡 ロープに片腕かけ発見

記者会見で競技中に死亡者が出たことを報告する中山市長(中央)ら実行委メンバー=14日午後、大浜信泉記念館
記者会見で競技中に死亡者が出たことを報告する中山市長(中央)ら実行委メンバー=14日午後、大浜信泉記念館

 14日午前9時10分ごろ、石垣島トライアスロン大会遊泳コースの登野城漁港で、競技中の男性が心肺停止状態で見つかった。男性は陸に引き上げられ、県立八重山病院に搬送されたものの、午後12時11分ごろ、死亡が確認された。石垣海上保安部で死因などを調査している。


 同大会実行委などによると、男性は福岡県の国家公務員、天本祐介さん(41)。スイム、バイク、ランを1人でこなすエイジ部門に出場し、スイムを午前8時21分にスタート。


 ゴール前30㍍の地点で、競技用に張られたロープに片腕をかけ、体が水中に浸かった状態で意識不明になっているのを別の選手が発見、審判員に通報した。天本さんは、タイムから推測してスイムの2周目だった可能性が高い。
 天本さんは福岡県トライアスロン連合に所属しており、ベテランの選手だったと見られる。友人と2人で来島し、同大会には今年で3回目の出場だったという。

 

「大会運営は問題なし」 実行委、会見で説明

 

  石垣島トライアスロン大会の歴史上、初めて競技者が死亡する事態が発生した。14日、大浜信泉記念館で開かれた記者会見で、実行委員会メンバーはいずれも表情が硬く、衝撃を隠せない様子だった。しかし大会の運営については「監視体制はしっかりできていた」(大会長の中山義隆市長)、「全国でも有数の監視体制」(日本トライアスロン連合の大塚眞一郎専務理事)などと、問題がなかったとの認識を強調した。


 実行委によると、大会では水上、陸上に総勢156人の監視体制を敷いた。大塚専務理事は「マンパワーもかけており、運営面では非常に安心できる。コース設定としては十分な内容だった」と話す。


 今大会では気温が低下していたため、選手の低体温症が危惧されたが、ほかに懸念事項はなく、港内の潮流などについても事前に選手に説明していたという。
 競技者の死亡原因は調査中。中山市長は「大変残念。亡くなられたご本人のご冥福を心よりお祈りし、ご家族の皆さまに衷心よりお悔やみ申し上げます」と述べた。

2013年

4月

13日

主権回復式典と自衛隊配備に抗議 平和憲法を守る協が声明発表 安倍首相へ送付

安倍晋三内閣総理大臣に宛ての抗議声明を発表した記者会見=12日
安倍晋三内閣総理大臣に宛ての抗議声明を発表した記者会見=12日

 八重山地区労働組合協議会や沖教祖支部、いしがき女性9条の会など8団体で組織する平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠享会長)が12日、記者会見を開き4・28主権回復の日式典と石垣島・宮古八重山地域への自衛隊配備に反対する声明を発表。11日付けで安倍晋三内閣総理大臣に宛てて、抗議書を発送したとしている。


 石垣島・宮古八重山地域への自衛隊配備は、4日付けの産経新聞で政府が自衛隊の新たな配備先として石垣・宮古島の検討に入ったとの報道を受けたもので、「政府・防衛省は、北朝鮮の『人工衛星』発射や尖閣諸島問題を利用し、必要以上に住民の恐怖心、警戒心を煽り、自衛隊の存在価値を高める動きを激化させている」として、配備計画の検討中止を求めた。


 主権回復の日式典については、「沖縄県民の苦難の歴史を無視する行為であると同時に、再び県民の心を踏みにじる行為。県民はこの事態を看過することはできない」と、式典開催の中止を訴えている。


 記者会見の席上、仲山会長は「サンフランシスコ講和条約で本当に日本が主権を回復したのか安部総理に聞いてみたい。北緯29度線を境にして(以南を)日本の平和憲法から切り離した日。そんな費用があるのなら沖縄が叫ぶ基地の撤去に向けるべきだ」と強調した。

2013年

4月

13日

テッポウユリが満開 星野地区の国道沿い 

 石垣市内の星野地区でテッポウユリが満開となり、道行く人の目を楽しませている=写真。
 ユリ科の多年草のテッポウユリは、夏~秋にかけて筒状の白い花を咲かせる南西諸島原産の植物。
 8日、星野地区の「自家栽培石垣産コーヒー」の店の前に植えられた花を撮影したアマチュアカメラマンの平良八重子さんは、「『綺麗でしょ。私たちと遊びましょう』と、子供たちに話しかけているよう」と話した。

2013年

4月

13日

開港から1カ月 辻 維周

新空港のショッピングゾーン
新空港のショッピングゾーン

 新空港開港から1カ月が経ち、そろそろお祭りムードも落ち着いてきたように見受けられる。それと同時にターミナルビルの問題点、例えば出発・到着ロビーの椅子の少なさ、フロアマップの不備なども取り沙汰されるようになり、ターミナルビル会社もその改善に乗り出すと言う。


 自分も何度か利用しているうちに、いくつかの問題点に気がついた。一つはセキュリティゲートが最大3か所しか設置されておらず、出発便が重なると長蛇の列ができることである。今後中型機での運航便が増加したり、LCCが就航したりすると、ますます混雑することが予想されるため、ゲートの早急な増設が望まれるところである。


 また取材していると、フードコートが隔離されていないために、他人に見られているようで食べていても落ち着かないとか、埃っぽいようで食べる気がしないと言った年配の旅行者からの言葉もあった。確かにあのようなオープンスペースでの飲食には抵抗がある人もいるに違いないので、通路から隔離されたクローズドスペースを持つ飲食店も必要ではないだろうか。また飲食店の開店時間が午前9時からと遅い事や、ほかの空港のようにショッピングゾーンでお弁当(空弁)を売っていないことも利用者には不評で、「フードコートは落ち着かないし、機内で食べるお弁当を買おうにも売っていないとは不親切だ」などと不満を漏らす観光客もいた。


 さらに、雑誌を含む書籍を売っている店が一軒もなくなってしまった事。特に旧空港では買う事が出来た、八重山でしか買えないような地元出版社の書籍が、新空港では一切買えなくなってしまった事は、一人でも多くの人に八重山を深く知ってもらいたいと思っている私にとっては残念至極である。
 以上述べた事はほんの一例であり、ターミナルビル内に「御意見箱」のようなものを設置したり、ターミナルビルのHPで、空港に対する意見や提案をできるようなサイトを作ったりすることも必要ではないだろうか。当事者には見えていないところでも、利用者は意外と見ているものである。


 また紙面でも何回となく指摘されている交通の問題であるが、レンタカーやレンタカー送迎車両、一般車両の無謀運転だけでなく、国道や裏道として利用される農道でのバスやタクシーの大幅な速度違反や追い越し違反も目立っている。空港から市街地までのたった14~15キロの区間を、40~50キロの制限速度で走る場合と、70キロで走る場合との所要時間は5分と変わらない(もっともメーターさえ見ずに漫然と走っているケースもあるらしいが)。その運転により自転車やセニアカーに乗ったお年寄り、小学生などが事故の危険にさらされている問題である。また、自転車やマラソンの練習をしている人も増加しており、ルールを守った運転をするのはドライバーの義務である。島時間を堅持し、自分本位な運転は止めようではないか。

2013年

4月

13日

「操業不能」漁業者反発 台湾船、尖閣海域進出へ 日台漁業協定

 尖閣諸島周辺で台湾漁船の操業を認める日台の取り決め(漁業協定)に対し、八重山でマグロ漁を営む漁業者から「尖閣では操業不能になる」と反発の声が上がっている。台湾漁船が地元漁業者のはえ縄を切断するトラブルが頻発した約10年前の「悪夢」が再来しかねないためだ。県は12日、政府に抗議。県議会でも地元選出議員を中心に、漁業者の安全操業確保を求める声が上がりそうだ。

 

 石垣島と尖閣諸島の間の海域はマグロの好漁場だが、漁業者によると、約10年前まで台湾漁船が日常的に出入り。台湾漁船が地元漁船のはえ縄を切断したり、ブイなどの漁具を勝手に捨てたりするトラブルが絶えなかった。


 漁業者によると、台湾漁船と地元漁船は、はえ縄を流す方向が異なるため、はえ縄が頻繁に絡まる。台湾漁船は地元漁船のはえ縄を切断し、自らのはえ縄を回収するという。


 現在では水産庁が取り締まりを強化し、台湾漁船を締め出したため、トラブルは目立たなくなっている。


 日台漁業協定では、尖閣周辺海域を「法令適用除外水域」(取り決め適用水域)とし、台湾漁船の操業を「自由化」。台湾漁船が石垣島北方海域まで進出する可能性も現実味を帯びてきた。


 久米島西のマグロの好漁場にも、日台が双方の操業を尊重し、操業秩序の確立のため最大限に努力する「特別協力水域」を設けた。


 マグロ船主会の並里学さんは「水産資源が少ないと言いながら、あんなにいい漁場を『はいどうぞ』と渡すのか」と憤る。協定にマグロ漁業者の要望は一切反映されていないという。


 名嘉全正さんは「(台湾漁船と一緒に操業すると)漁具が壊される。(台湾漁船の取り締まりが始まった)前よりも状況はひどくなるだろう。この海域は放棄するしかない」と指摘。「漁協の漁獲高は半減し、後継者も生まれなくなるだろう」と悲観する。


 こうした漁業者の声について砂川利勝県議は「漁業者の利害関係が絡む問題なのに、全く配慮に欠けている。他人の生活圏を奪うようなものだ」と政府を厳しく批判。県議会でもこの問題を取り上げる意向を示す。


 高嶺善伸県議は「大事なことは日台の友好関係。話し合いの窓口が動き出したことは評価したい」としながら「県や漁業者の意向が十分に反映されなかったことは残念。不安を払拭できるよう、地元漁業者の安全確保のルールづくりを早急に進めるべきだ」と述べた。


 水産庁の担当者は13日、市役所を訪れ、協定の内容を説明する予定。
 中山義隆市長は、内容の説明を受けるまでは詳細なコメントを控えるとした上で「八重山の漁業者が不利益にならないようにしてほしい」と求めた。

2013年

4月

13日

専決処分を全会一致で不承認 「議会軽視」と批判の声 製糖工場近代化事業で 竹富町臨時議会

波照間新製糖工場に関する専決処分は、起立による表決で不承認とされた=12日午後、町議場
波照間新製糖工場に関する専決処分は、起立による表決で不承認とされた=12日午後、町議場

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)は12日、臨時会を開き、波照間新製糖工場の設計委託管理費を専決処分とした承認案を全会一致で不承認にした。不承認でも専決処分に影響はないものの、町は政治的責任を問われる。議員からは「議会軽視」と強く批判する声が上がり、川満栄長町長は「心からお詫びをしたい」と陳謝、「完璧を目指すため、指導を強化し、自覚を持って一丸となって取り組んでいく」とした。

 

  専決処分は、本来は議会の議決が必要な案件でも、時間的に急を要するなどの場合、町長権限で執行できる。


 波照間新製糖工場に関する専決処分は、一括交付金を活用した含みつ糖製糖施設近代化事業の一部。3月定例会終了後、繰越明許費として手続きを進めている中で、設計委託管理費約5100万円を盛り込んでいないことが分かり、事業を進めるため緊急に専決処分を実施した。


 質疑では、議員から「全く緊張感がない。議会軽視も甚だしい」「安意に専決処分を行ったのか」など批判が続出。


 担当課の野底忠農林水産課長は「議会の審議が望ましい事案であることは理解をしているが、年度末で議会を招集することができなかった。チェック体制の見直しを検討し、再発防止に取り組みたい」とし、理解を求めた。
 討論で、議員の新田長男氏は「質疑応答の中で執行部のチェックミスと判明した。チェック機能が働いていなかったという専決処分は議会軽視。今後このようなことがないように」と反対討論。起立による採決の結果、全会一致で不承認となった。


 地方自治法によると、議会の承認が得られなかった場合でも専決処分に影響はないが、「長にその政治上の責任は残る」としている。


 このほか、町税条例と町国民健康保険税条例の一部改正する専決処分の承認案2件を承認、波照間製糖工場建設工事に関する工事請負契約など2議案を原案通り可決した。

2013年

4月

12日

うっかりミス?を専決で処理 きょう臨時議会、批判必至 予算案に計上し忘れ 竹富町

 竹富町(川満栄長町長)が、含みつ糖製糖施設近代化事業の一部費用を2012年度一般会計補正予算へ計上し忘れ、専決処分で処理したことが11日、分かった。12日に開かれる町議会(西大舛髙旬議長)の臨時会で専決処分の承認を求める議案を上程するが、議会から厳しい指摘を受けそうだ。

 

 12日の臨時会で、町当局は専決処分した12年度一般会計補正予算の承認を求める議案や条例改正案など5議案を上程する。


 専決処分は、本来は議会の議決が必要な案件でも、時間的に急を要するなどの場合、町長権限で執行できる。


 一般会計補正予算の専決処分は、含みつ糖製糖施設近代化事業の一部で、波照間製糖工場の設計委託管理費用約5000万円。


 担当課の農林水産課によると、同設計委託管理費用は繰越明許費で委託会社へ支払う予定だったが、町議会3月定例会終了後、補正予算に組み込まれていないことが分かり、支払いに支障がでるとして専決処分を行ったという。同課の野底忠課長は「見落としがあった。事業を進めるために実行した」と説明した。


 川満栄長町長は「大きな損失になりうる事態。迅速に処理することで町民への損失は無くすことができた。職員には緊張感を持って仕事をするよう、厳しく言い聞かせている」と話した。


 今回の専決処分について、町議会副議長の新田長男氏は「以前の議会でも述べたが、予算関係については極力専決処分をせず、議会を通すべき」とし、「これがまかり通ると議会はいらないということ。厳しく指摘せざるを得ない」と強調した。

2013年

4月

12日

「フライト農業」へ実証実験 午前中に出荷→午後に東京で販売 5、8月にも計画

新空港の開港に合わせて3月7日、銀座わしたショップで、石垣島野菜工場のサニーレタスなどが買い物客に配布された(仲間商店提供)
新空港の開港に合わせて3月7日、銀座わしたショップで、石垣島野菜工場のサニーレタスなどが買い物客に配布された(仲間商店提供)

 3月に開港した新石垣空港の東京直行便を活用し、午前中に出荷した農産物を、午後に東京で販売する実証実験に、株式会社仲間商店(石垣市浜崎町、仲間重昭代表取締役)の「石垣島野菜工場」が取り組んでいる。開港日の3月7日にサニーレタスなどを輸送し、銀座のわしたショップ前で無料配布したほか、5月には水産物、8月にはパイン、マンゴーの輸送を計画している。地元農家の夢である「フライト農業」の先駆けとして注目されそうだ。

 

 「野菜工場」は昨年8月、市内石垣のハウスを利用して設置され、同商店によると1日当たり約20㌔のサニーレタスをコンビニやJAのファーマーズマーケットに出荷している。


 3月7日の新空港開港に合わせ、市など関係機関・団体と連携して特産品輸送の実証実験を計画。サニーレタス約20㌔とラン100本、新空港をPRする印刷物などを石垣市から東京直行便で輸送した。


 日本トランスオーシャン航空(JTA)の便で午前10時40分に出発。午後1時半に羽田空港に到着後、運送会社の車で銀座わしたショップへ運び、最終的な到着は「予測よりはるかに早い」(仲間商店)午後2時40分だった。
 無料配布は好評で、1時間ほどで終了したという。


 ただ、サニーレタスは鮮度を保つため冷蔵で輸送する必要があり、箱に氷を入れるため輸送コストがはね上がった。仲間商店によると輸送料は約4万9千円。適正な価格設定をして東京で販売するためには「3万円を切らないと厳しい」としており、今後の課題になった。


 実証実験は今後も続ける計画で、現在、漁業者や農家などと調整している。森戸大和営業部長は「直行便で特産品が輸送できたことを関係機関に感謝したい。実証実験は1回だけでなく今後も回数を重ね、東京で石垣島をアピールしたい。販路を拡大するには、加工業者などの協力も必要になる」と話した。


 実証実験には、仲間商店のほかココストア各店舗でつくる「八重山まちの駅ネットワーク」も協力した。
 新空港開港で「フライト農業」が現実味を帯びてきたとされるが、現状では地元生産者の生産力不足や販路の未開拓が課題に挙げられている。

2013年

4月

12日

オール石垣島ロケ 韓国映画 スタッフ来島 7月公開へ

韓国映画の撮影のため、キャストとスタッフ一行が来島した=11日夜、石垣空港
韓国映画の撮影のため、キャストとスタッフ一行が来島した=11日夜、石垣空港

 オール石垣島ロケの韓国映画「プライベート・アイランド」の撮影のため11日夜、韓国の人気女優やスタッフら30人が来島した。撮影は12日から約2週間、島内で行われる。映画は7月に韓国内50カ所で公開される予定。


 映画「プライベート・アイランド」は、3人の女子大生と政略結婚した新婚カップルを軸にしたラブロマンス。今後、シリーズ映画として製作を予定しているという。監督は2011年に石垣島でロケを行った韓国映画「Star(スター)」のハン・サンヒさん。


 この日、女子大生役のソン・ウンソさんやシン・ソユルさんらキャスト陣、スタッフ一行が石垣空港に到着。市の職員も横断幕で一行を歓迎した。
 撮影は12日から始まり、石垣シーサイドホテル(川平)をメインに島内で行われる。


 また韓国メディア2社も同行しており、映画情報とともに石垣島が紹介されるという。

2013年

4月

11日

東書版の使用継続確認 竹教委、国指導に従わず 教育長「違法ではない」

教科書問題への対応を協議した竹富町教育委員会の臨時会=10日午後、町役場
教科書問題への対応を協議した竹富町教育委員会の臨時会=10日午後、町役場

 八重山教科書問題で、文科省から育鵬社の公民教科書を採択するよう求められている竹富町教育委員会は10日、町役場で臨時会を開き、今後の対応を協議した。臨時会後、慶田盛安三教育長は「(文科省は)違法状態だというが、私たちは違法ではない。何ら瑕疵(かし)はない」と述べ、東京書籍版の使用を続ける方針に変わりはないことを強調。文科省の指導に従わない姿勢を明確にした。文科省から今後の対応について回答を求められているため、今後、回答のとりまとめを急ぐ。

 

  竹富町の回答を受け、文科省が地方教育行政法などに基づく是正要求や、是正要求に応じない場合の違法確認訴訟に踏み切るかどうかが焦点になる。


 文科省は3日付の文書で、町教委に対し、違法状態の解消に向けた方策を明らかにするよう文書で指導していた。臨時会は回答書の作成に向けた意見交換のため開催された。


 冒頭で非公開を決め、報道陣をシャットアウト。約3時間の審議後、取材に応じた慶田盛教育長は、町教委の基本姿勢について「文科省の指導もあったが、私たちは前年度からのもの(東書版)を今後も続けていく」と説明した。5人の委員は「みんな合意している」という。


 文科省への回答を今後取りまとめ、県教委を通じて提出する。
 文科省は県教委に対し、竹富町に育鵬社版を採択させるよう指導しているが、諸見里明教育長は「県は中立の立場」と表明し、明確な態度を示していない。


 慶田盛教育長は「新教育長とは全然調整していないが、中立の立場で、竹富町の意見を尊重すると聞いており、喜んでいる」と諸見里教育長の発言を歓迎した。

2013年

4月

11日

夢実現 感謝の解散 郡民の会、発足12年で 新空港

感謝の宴は会費制で1人2千円。つつましく、にこやかに労をねぎらい合った=石垣市商工会ホール
感謝の宴は会費制で1人2千円。つつましく、にこやかに労をねぎらい合った=石垣市商工会ホール

 本懐遂げ組織は記憶の中へ― 空港建設へ推進運動の中核を担ってきた「新石垣空港早期建設を進める郡民の会」が10日、解散した。2001年9月の発足から12年、新空港開港から34日目の活動停止となった。解散総会と感謝の宴がこの日、市商工会ホールで開かれ、出席者が開港までの長い道のりを振り返るとともに、解散にそれぞれの思いを口にした。

 
 最後の総会で、3代目会長の宮城隆さん(市商工会顧問)は「郡民の会はきょう(10日)解散する。空港完成までの長い道のりと苦労を思うと、この日を迎えることが本当にうれしく先達に感謝したい」と感慨深げに振り返った。出席者の拍手で解散が承認された。


 郡民の会は、新空港の建設場所がカラ岳陸上案に決定した1年後、3市町商工会や老人会、婦人会、青年会など23の経済・市民団体が加盟し発足。国・県ほか関係機関への要請をはじめ、決起集会の開催、メディアへのアピールと、悲願の空港建設へ草の根の運動を展開してきた。

 

 着工後は、新空港の愛称やマスコットキャラクターを募集。祝賀ムード盛り上げへ大きな役割を果たした。


 解散総会後、感謝の宴で、郡民の会初代会長の山田隆一さんは「多くの対立があり建設場所がカラ岳陸上案に決まるまで、郡民総意の組織はつくれなかった。郡民の会が皆の心を一つにした。空港が完成し、解散の日を迎えられ感無量」と杯を重ねた。


 上勢頭保さん(竹富町商工会長)は「海上に空港を造らなくて本当に良かった。自然が守られ観光にもプラスになる。八重山全体の発展のため、アジアの玄関として空港を活用していかなくては」と強調した。


 黒嶋克史さん(八重山建設産業団体連合会長)は「建設業界は『空港促進協』の時代から厳しい批判にさらされてきた。開港で、郡民の会は解散しても、八重山の発展のため、互いに協力を続けたい。(解散した)きょうが新たな街づくりのスタート」と次の目標を見据えた。


 嵩本安意さん(八重山地区老人クラブ連合会長)は「八重山は良く宮古と比較されるが、反対者の意見を聞くのが八重山の気質」と指摘。「空港完成まで長い時間が掛かったが、郡民が話し合いの大切さを学んだ37年間だった。開港までの教訓を今後の八重山のために生かしていけたら」と思いを込めた。

2013年

4月

11日

保護水面に注意を 対象の水産生物取らないで 市内に2カ所指定

 

旧暦の3月3日に行われる浜下り(今年は4月12日)行事に際し、沖縄県では、保護水面区域内で保護されている水産生物を捕らないよう、ご注意を呼び掛けている。

 

 保護水面とは、沖縄県が国の認可を受けて、石垣島の川平湾と名蔵湾の2カ所に指定した水産資源の保護培養を図るための区域。
 区域は、八重山漁業協同組合(上原亀一組合長)の協力を得て管理されており、保護水面では有用な水産資源の保護・育成のため、指定された種類の水産生物が周年禁漁となっている。
 保護水面の境界線は標柱やブイで明示されており、立て看板などで保護の内容が説明されている。
   県によると、昨年ごろから名蔵湾保護水面内で漁業調整規則に反し、ナマコやシャコガイ類が採られる事例が見られ、ナマコ類は、砂の中の有機物を食し、海をきれいにする重要な生き物。近年の乱獲で石垣周辺ではかなり個体数の減少が見られる。また、シャコガイ類は魚と違い動くことができないので、保護区などによって親となる貝を残しながら利用していく必要があるとしている。
   水産資源の保護・育成は、漁業者の努力だけでなく、市民の協力無しでは成しえないとして県は「八重山の豊かな自然の恩恵を、将来にわたって享受できるように、是非ともご協力よろしくお願いします」と呼び掛けている。
 保護水面の保護内容は次の通り。
 ▽名蔵保護水面:すべての水産動植物 ※釣りもできません
 ▽川平保護水面:魚類、タコ、シロイカ、コブシメ以外のすべての水産動植物。※釣りは可能ですが,潮干狩りはできません。

2013年

4月

10日

これまで尖閣を実効支配…

 「これまで尖閣を実効支配してきたのは八重山の漁民の皆さん」4日付けの本紙に掲載した軍事ジャーナリストの井上和彦氏へのインタビューでの氏の発言。筆者はその言葉に「ハッ」とした◆これまで、海上保安庁が巡視船を配備して中国公船の尖閣周辺への領海侵入を阻止していることに多くの人が注目して来ただろう。その阻止行動も完全ではなく幾度が領海への侵入を許し、常態化しつつあることに不安を募らせている◆尖閣諸島に関係しない国々が、漁民の操業以外で尖閣の実効支配の現状を見ると、互いの国が自国の公船を繰り出して領有を主張し合っているだけに見えないだろうか。尖閣問題に関心の薄い国際社会にどのように印象付けできているのか不明である◆客観的に尖閣の状況をみると、限られた一部の漁民ではあるが、漁を続けていることが唯一、日本と中国との尖閣支配の違いとなってしまっている。過去には日本人が居住し、経済活動を行っていたことを思い返すと、現在では、明らかに中国のペースで事が進んでいる◆八重山の漁民が安心して尖閣周辺での操業を行えるインフラやシステムを整備し、多くの漁民の操業を促すことこそが、国際社会へ実効支配をアピールする手段になると思うのだが。

2013年

4月

10日

JA、卵買い取りへ キジ被害防止で対策 営巣期、事業実施急ぐ

農作物へ被害を与えるコウライキジ。道路上でも姿を確認することが珍しくなくなってきた(資料写真)
農作物へ被害を与えるコウライキジ。道路上でも姿を確認することが珍しくなくなってきた(資料写真)

 石垣市内全域でコウライキジの農作物への食害が拡大していることを受け、JAおきなわ八重山地区営農センターでは、営巣時期の6月末までをめどに、コウライキジの卵の買い取り事業を検討していることが9日までに分かった。被害拡大に歯止めをかけることが目的で、石垣市では法的な制限や手続きなどを調査し、5月からJAの事業開始に向けて作業を進めている。市でも捕獲檻を20基設置することが予定されており、コウライキジ対策が本格化しそうだ。

 

 外来種のコウライキジは天敵となる生物がいないと見られ、石垣市内での生息数が増加。10年ほど前から農作物への食害が顕著化し、被害の対象となる農作物も拡大し続けている。


 特産物のパイナップルをはじめ、紅いも、ニンジン、カボチャなどで被害を訴える農家が多く「このままでは市内の根菜類は全滅するのでは」と指摘する関係者もいる。


 拡大するコウライキジの被害に今月初旬、JAと市、沖縄県や農家の代表が会合を開き、コウライキジ対策について協議。JA側の卵の買い取り事業の報告がなされた。


 コウライキジは、4月~6月が繁殖期となり、営巣の季節。農家が畑の近くでコウライキジの卵を発見した場合にJAに持ち込めば買い受けるシステム。駆除した個体についても検討しているが、買い取り価格については現在、調整中で約50万円の予算を確保したいとしている。


 警戒心が強く、草むらなどに身を隠し、姿が確認しづらいコウライキジは、銃器を使った駆除の対象としても難易度が高いことから、卵を積極的に除去することで、新たに生まれる個体を減らすねらいがある。


 石垣市では、12年度にインドクジャク捕獲のために4基の捕獲檻を試験的に設置したが、コウライキジにも有効であることが報告され、今年度、新たに20基の捕獲檻を設置し、駆除の規模を拡大させる考え。

2013年

4月

10日

「細野さん ようこそ」 吉原小で一人の入学式

吉原小で1人だけの入学式が行われた。緊張した様子の真生さん=9日午前、同校
吉原小で1人だけの入学式が行われた。緊張した様子の真生さん=9日午前、同校

 石垣市立吉原小学校(榮多喜仁校長)で9日、1人だけの入学式が同校体育館で行われ、新1年生の細野真生さんの入学を、地域をあげて祝福した。真生さんは「お兄さんやお姉さんと遊びたい」と恥ずかしがりながらも話してくれた。


 入学式で、真生さんは担任の兼島紘子教諭に先導され、緊張した面持ちで入場。会場には保護者や地域住民が訪れ、真生さんの入学を温かく見守った。


 榮多校長は「たくさん遊び、たくさん学んで、元気よくあいさつができる吉原っこになってほしい」と激励。


 児童代表の小田島汐音さん(6年)は「吉原小はみんなの仲が良く、兄弟みたいな学校。一緒に楽しい吉原小にしましょう」と語りかけた。在校生らは「ドキドキドン!一年生」を歌い、真生さんを歓迎した。


 吉原公民館の砂川三吉館長からの祝辞もあり、真生さんにノートなどの記念品を贈った。


 真生さんの父・裕二さんは「同級生のいないハンディも、吉原小ならプラスの力になると思う。お兄さんとお姉さんにたくさん甘えて、可愛がってもらいたい」とあいさつした。


 このほか、竹富町の鳩間小で1人だけの入学式が行われた。

2013年

4月

10日

「違法解消の責任は町」 町は東書版配布 両者の主張検証

衆院予算委員会で答弁する下村文科相(8日)=衆院ホームページより
衆院予算委員会で答弁する下村文科相(8日)=衆院ホームページより

 八重山教科書問題は、新学期が始まった8日、竹富町が東京書籍版の公民教科書を各中学校に配布し、育鵬社版を使用する石垣市、竹富町とは異なる教科書を使用することになった。教科書無償措置法に基づいて3市町(八重山採択地区)は同一の教科書を採択しなくてはならないが、現状のままだと同法の違法状態が2年連続で続く。文科省と竹富町の主張を改めて検証した。


 「文科省が答申に基づいて採択することを求める根拠はどこにあるのか」
 8日の衆院予算委員会で、赤嶺政賢氏(共産)は下村博文文科相に詰め寄った。答申とは、2011年8月、3市町の代表で組織する八重山採択地区協議会が、育鵬社版を選定したことを指す。竹富町は、その答申に従う必要はないと主張しているのだ。


 教科書無償措置法では、採択地区を構成する各市町村に対し「採択地区協議会の答申に従え」とは書いていないためだ。県教委も前教育長の時代には、竹富町を指導しない理由として、同様な論法を使っていた。


 しかし教科書無償措置法では、教科書採択は、各市町村の「協議の結果」に基づいて行うよう求めている。どの教科書を選ぶか協議するために、各市町村が設けた機関が協議会であり、育鵬社版を選んだ答申が「協議の結果」であることは疑う余地がない。県教委も国の指導を受けたあと、従来の論法は持ち出さなくなっている。


 下村文科相も「竹富町には、法にのっとり、協議の結果に基づいて教科書の採択を行ってもらえるよう指導してきた」と答弁した。


 しかし赤嶺氏は「協議会の答申はあくまで答申。各教育委員会を拘束するものではない」と反論した。


 「答申に拘束力はない」という言葉も、東京書籍版を独自に採択した竹富町を擁護する根拠として常に引用される。しかし「答申に拘束力はない」とは、協議会がAという教科書を選定する答申を出した場合でも、各市町村が合意すれば、Bという教科書を採択することは可能だ、という意味だ。


 そうした合意が存在しない以上、答申こそが「協議の結果」であり、石垣市、与那国町だけでなく、竹富町も当然、拘束されることになる。これが、国が竹富町に育鵬社版を採択するよう指導している法的根拠だ。


 赤嶺氏の批判はさらに続き「協議会のルールやメンバーが大幅に変更され、まともな議論もなく、調査員の報告書で最もマイナス点が多かった育鵬社版が無記名投票で選ばれた」と述べた。


 これも、竹富町を擁護する人たちが協議会の答申に従わない理由として何度も持ち出してくるせりふだ。しかし、協議会の規約やメンバーの変更はすべて総会で承認されており、違法性はない。当時の会長だった石垣市の玉津博克教育長が独断で決定したわけでもなかった。


 「調査員の報告書」うんぬんに関しては、教科書を選定するのは調査員でなく、協議会の委員であることを指摘すれば議論は事足りるだろう。


 下村文科相は「3日付で竹富町に対し、違法状態の解消に向けた方策を明らかにするよう文書で指導した」と述べ、違法状態を解消する責任は町にあるという見解を鮮明にした。県教委にも町を指導するよう要求している。


 ただ県教委は「町に動きがない以上は県も動けない」としており、町や県内マスコミの反発をにらみながら、かなり弱々しい指導に終始した。


 教科書の調達を法的根拠のない「寄贈」に頼り続ける事態の異常性が、町民に十分に認識されているとも言い難い現状だ。     (仲新城誠)

2013年

4月

09日

靖国神社を訪れた…

 靖国神社を訪れた。遊就館には第二次世界大戦で命を落とした英霊の遺影パネルが展示されており、石垣島出身の伊舎堂用久大尉の顔もあった。英霊たちの直筆の遺書を読むこともできる◆改めて胸を打たれたのは、当時の若者たちが「自らが身を捨てることで、次世代への礎となる」という明確な目的意識を持ち戦場に臨んだことだ。彼らの思いを胸に、戦後日本は復興と繁栄への道を歩んだ◆しかし現在の平和教育で、彼らの思いがどこまで引き継がれているか疑問である。悲惨な戦争体験を聞かせるのもよい、子どもたちを並ばせて「2度と戦争はしません」と誓わせるのもよいが、なぜ英霊たちの話が出てこないのか。むしろそうした話題は、タブー視されているのが現状ではないか◆先人や英霊たちの思いをしっかり受け止めることが、命の大切さを学ぶことにつながる。新たな平和教育のあり方が模索されるべき時期に来ている◆沖縄や八重山は靖国神社からあまりにも遠く、子どもたちが直接訪れることはできないが、学校や教員に意欲さえあれば、素材を集めることは可能だ。2カ月後には「慰霊の日」がめぐってくる。現状の一面的な平和教育を「打破」するには時間もかかるし勇気も必要だが、まずは第一歩を踏み出すことが大事だ。

2013年

4月

09日

いしゃなぎら字会 集落の繁栄願う 伝統の牛祭祀営む 野とぅばらーまも朗々と

やや冷たい風の中、伸びのある唄声を御嶽に響かせる岡山稔さん(右端)と長男の創さん=牛の御嶽、字石垣・西長間原
やや冷たい風の中、伸びのある唄声を御嶽に響かせる岡山稔さん(右端)と長男の創さん=牛の御嶽、字石垣・西長間原

 集落の繁栄を祈願する、いしゃなぎら(石垣)字会の「牛祭祀」が7日、カク山の牛の御嶽=石垣・西長間原=であり、子どもから高齢者までが参加。さまざまな芸能を奉納するとともに、古式の祭祀で伝統の大切さを再確認した。

 

 古式にのっとり牛の御嶽で、集落の神司が左右に雌雄の獅子頭を飾り、牛クバン(肉)を供えて、村の発展と住民の無病息災を祈願。池城孝字会副会長は「農耕に大きな影響を与えた牛に感謝を捧げる祭祀が復活した。牛祭祀には村の発展を願った先達の思いが込められている。後世に祀りを受け継いでいきたい」とあいさつした。


 儀式後、祝賀会に移り、大きな犬歯が特徴の雌雄の獅子舞、婦人会の「鷲ぬ鳥節」、子どもたちの三線と踊り、青年会の伝統舞踊と勇壮な三人棒が披露された。岡山稔さん(72)=安室流保存会長=と創さん(37)の親子は「野とぅばらーま」を斉唱。2人は木漏れ日が差す風の中、くば笠と蓑(みの)を身にまとい、稔さん創作の詞を朗々と唄い上げ、古里石垣を賛美した。神司ら詰め掛けた住民も頭を垂れ、静かに耳を傾けていた。


 牛ヌユングトゥ(漫談)を語った森永用朗さん(伝統文化保存会副会長)は「字会の取り組みで、組踊と結願、牛祭祀を復活させた。子どもたちに伝統芸能を伝えるだけでなく、住民の結束にも繋がっている。これからも伝統の継承に務めたい」と満足げだった。


 牛祭祀(ウシィヌニガイ)は、字石垣の伝統文化掘り起し事業で2008年の丑年を機に67年ぶりに復活させた。祭祀は牛の御嶽で、獅子頭と牛肉を供え使役牛に感謝し、村の繁栄を願う伝統行事だった。古老によると、戦前の1942年(昭和17年)まで毎年、営まれていたという。戦時体制への移行から牛祭祀は自然消滅した。67年ぶりの復活から2年ごと、字会の会長が変わる初年度での実施を決めた。

2013年

4月

09日

希望胸に校門くぐる 入学式に500人余 「有意義な学校生活を」

緊張した面持ちで入場する入学生たち=8日午後、八重山高校
緊張した面持ちで入場する入学生たち=8日午後、八重山高校

 郡内の県立3高校で8日、一斉に入学式が行われ、504人が晴れて高校生活をスタートさせた。このうち、八重山高校(本成浩校長)では234人の入学生を在校生や教職員らが盛大に歓迎した。八重山商工高校(友利成寿校長)は全日制141人、定時制29人、八重山農林高校(本村博之校長)は100人が入学式を迎えた。

 

 八重高の入学式では、在校生や教職員、保護者たちの拍手に迎えられ、新入生が緊張した面持ちで入場した。


 国家斉唱、校歌斉唱に続き、新入生1人ひとりの名前が担任から呼び上げられ、本成校長が入学を許可した。


 本成校長は「全く知らなかった級友や先輩、先生方との出会いを大切に、これからの高校生活をより有意義なものにしていってほしい」と式辞を述べた。
 新入生を代表して久高美南子さんは「大きな希望を抱いて校門をくぐることができた。新入生の皆さん、八重高の仲間として共に切磋琢磨し、先輩方と八重高を盛り上げていきましょう」と力強く呼びかけた。


 在校生の小浜健悟生徒会長は「さまざまな行事や勉強で大変だが、1つ1つを妥協することなく、毎日をカラフルにできるよう、色どりのある学校生活を送ってほしい」と激励した。


 引き続き、激励会が行われ、在校生や郷土芸能部による「ちばり節」が披露された。また、八重山特別支援学校高等部の入学式は9日に行われ、11人が入学する。

2013年

4月

07日

夜間休日診療に協力 医師会、3人派遣承認 市と協議入りへ

上原会長が建設を進めている貸事務所。1階で休日夜間診療所を開設するよう提案している=6日午後、石垣市登野城
上原会長が建設を進めている貸事務所。1階で休日夜間診療所を開設するよう提案している=6日午後、石垣市登野城

 八重山地区医師会の上原秀政会長は6日、八重山日報社の取材に応じ、市から打診があった「夜間休日診療所」の再開に医師会として協力する考えを明らかにした。医師会から上原氏ら3人を派遣し、上原氏が石垣市登野城に建設中の貸事務所を診療所として使用してもらう方向で今後、市との協議に入る意向。上原氏は「(患者が気軽に診療を受けにくる)『コンビニ受診』は大いに結構だ」と話しており、診療所が開所すれば、県立八重山病院の負担軽減が期待される。

休日夜間診療の再開に向け意欲を語る上原会長=6日午前
休日夜間診療の再開に向け意欲を語る上原会長=6日午前

 上原氏によると、中山義隆市長は3月19日の医師会理事会で、住民が日常的に受診する「一次医療体制」の確立に向けて、医師会の協力を求める要請書を提出。4月にも関係者による協議会を設置する方針も示した。


 医師会は「実質的に、休日夜間診療所の再開に向けた協力依頼」(上原氏)と受け止め、同30日の総会で協議。市と協力する姿勢を示した上原氏の方針を承認した。


 上原氏の案では、夜間休日診療所の診療時間は月~金曜日が午後5時から10時まで、土、日、祝祭日が午後1時から5時まで。上原氏ら3人がローテーションで常勤体制を取る。「月平均30日勤務として、3人の医師で十分に勤務可能」(上原氏)としている。


 貸事務所は敷地面積約330坪。患者用に20台の駐車スペースがある。スタッフは看護師3人、事務員3人を予定している。課題としては「医師確保の継続」「赤字を出さない経営」の2点を挙げた。


 上原氏が建設中の貸事務所には、2階に医師会の事務所が入る予定。1階に医療機器を搬入し、夜間休日診療所として使用する。


 八重山の医療を守る郡民の会(宮平康弘会長)は3月、夜間休日診療所の再開を市に要請した。背景には、本来、市が担うべき一次医療を八重山病院が引き受けているため、同病院医師の負担が過重になっているという認識がある。


 市の救急診療所は2005年3月まで稼働し、医師2人が休日や夜間の医療を担当していたが、前市長は「民間医療機関が充実したことで、受診者が大幅に減少した」として閉鎖した。


 上原氏は患者数が減少した理由について「当時は診療所のPRもせず、患者が受診しやすい雰囲気もなかった」と指摘。閉鎖の最大の理由は医師の2人体制が維持できなくなったためだったという見方を示した。


 自ら夜間休日診療所再開の一翼を担う決意を固めたことについて「一次医療は市町村が担うべきで(八重山病院に負担が集中する)従来のあり方に疑問を持っていた。大いに夜間休日診療所を利用してほしい」と話した。


 夜間休日診療所の再開については協議会で議論が行われ、市が今年度内に結論を出す見通し。

2013年

4月

07日

八重高 夏のシード権獲得 八商工下し3位 第60回県高校春季野球

逆転のホームを踏む大浜雅史選手=市中央運動公園
逆転のホームを踏む大浜雅史選手=市中央運動公園

 第60回県高校野球春季大会(主催・県高野連)の3位決定戦、八重山高校対八重山商工高校の試合が6日、石垣市中央運動公園野球場で行われ、八重山高校が7―4で勝利。夏の県大会シード権を得た。また、優勝の北山、準優勝の真和志、選抜出場の沖尚とともに広陵(広島県)との招待試合(5月25、26日・沖縄セルラースタジアム那覇)に挑む。

 

 3位決定戦は、八重山高校と八重山商工高校との地元勢同士の対戦。初回、八重山高校の1番・宇根和孝選手の左翼2塁打を皮切りに3番・西平奎太選手のスクイズで先制。2回も9番・眞榮田義将選手のタイムリー安打で追加。


 一方、八重山商工は3回、8番・原田泰成選手の右翼安打、1番・新城仁貴選手の左翼安打で1死1、3塁の好機に平良慶太選手の中翼タイムリー安打などで3点を奪い、逆転。4回にも追加点を挙げた八商工は3回から加藤弦投手から大底翔投手に交代。逃げ切りを図ったが、5回に八重高が8番・具志堅興羽選手を中翼安打から犠打を交え、打者一巡の6安打で5点を奪い、逆転に成功。


 投げては2回途中から登板したエースの池村英隆投手が7安打も打たれながら粘りの投球で八商工の攻撃を4回の1点に押さえた。


 八重高の仲里真澄監督は「勝ちたい気持ちが高く、全員野球で勝利した。選手らも今大会で大きく成長し、夏が楽しみ」と話した。


 池村投手は「準決勝で負けた悔しさをぶつけ、低めに投げることだけを心掛けた」、小林大隼主将は「夏は甲子園を目指し戦いたい」と述べた。

2013年

4月

07日

「感謝の気持ち伝えたい」 原田 としこ

 3月18日の大雨の日、夕方の便でしたが、早々と観光を諦め、レンタカーで空港に向かっていました。


 冠水箇所が、ほんとうにたくさんあり、どのルートで空港に行ったら良いのかもわからず右往左往してた時に、バンパーが外れるというトラブルにも合ってしまい、ほとほと困ってました。


 そんな時、通りすがりの方が、バンパーを器用に直してくださいました。ありがとうございました。あの、大雨の中ほんとにほんとに感謝です。

 

 また、その後、雨が小康状態になるまで待たせていただいた、家畜市場の方々、そして、先導して空港への安全な道を教えてくださった方、みなさん、ありがとうございました。


 本来なら、お名前伺って、お礼をしなくてはいけないのに、お名前をおっしゃる事もなく、去られてしまい何もできませんでした。感謝の気持ちを、どうしても伝えたいので、投稿させていただきます。(愛知県新城市)

2013年

4月

06日

「青になっても右左」 春の交安運動きょうから

白保小児童が交通安全の誓いを読み上げた=市民会館ピロティ
白保小児童が交通安全の誓いを読み上げた=市民会館ピロティ

 「気をつけて!あおになっても右左」をスローガンにした春の全国交通安全運動(6日~15日)の出発式が5日夕、市民会館ピロティで開かれた。新入学児童の交通ルールの理解と習慣付けなど「子どもと高齢者を事故防止」を運動基本に10日間、展開する。出発式では、市交通安全指導員など各関係機関・団体100人近くが参加。児童の「交通安全の誓い」と題した決意表明などで市民の交通安全思想の普及・浸透を図った。

 

 春の交通安全運動は、子どもと高齢者の交通事故防止を基本に運動重点は▽自転車の安全利用の推進(自転車安全利用5則の周知徹底)▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶―の3点を掲げて展開される。


 出発式で中山義隆市長は「広く市民に交通安全思想の普及とマナーの実践を図りたい」とあいさつした。 八重山署の小禄重信署長は「人事事故の6割が交差点。一時不停止、左右確認することで事故は減らせる」と述べた。


 白保小学校の新2年生9人の児童が「横断歩道では左右を確認して、手を挙げて渡ります」と決意表明。「ドライバーの皆さん。黄色いランドセルカバーの1年生に気を付けて、安全運転をして下さい」と呼び掛けた。


 八重山署によると、3月末の人身事故は26件と減少傾向だが、 飲酒運転検挙者は14件と前年同期7件と比べて倍増している。 また、パレードは雨天のために中止になった。

2013年

4月

06日

与那国自衛隊問題 「迷惑料」の波紋⑥ 反対派が町長を激励

2011年11月、防衛省が開いた自衛隊配備の住民説明会に合わせ、会場の外で反対を訴える住民(島仲公民館)
2011年11月、防衛省が開いた自衛隊配備の住民説明会に合わせ、会場の外で反対を訴える住民(島仲公民館)


 地元との意思疎通を綿密にするため、沖縄防衛局は2012年6月、町内に「連絡所」を設置し、職員を常駐させた。
 同省はまた、今年に入り、100人規模の沿岸監視部隊が配備された場合、町に納付される地方税は2030万円増になるなどとした経済効果の推計をまとめ、町側に提示。しかし経済効果だけで配備計画を語ると、住民の理解が得にくくなる可能性を指摘する声もある。
 ▽空文化
 町が2005年に策定した「自立ビジョン」。町を国境交流特区とし、隣国台湾との交流促進で経済的自立を勝ち取ろうとするものだ。しかし特区は国に認められず、台湾との交流は停滞。自立ビジョンは空文化している。
 町内では、台湾との交流の現実性に疑問を投げかける声も出始めた。しかし当時の担当職員だった田里町議は、現在でも自立ビジョンの実現にこだわりを持っている。
 「国際交流の中に、この島が生きるすべがある。我々は自立ビジョンを持っている。与那国の地理的特性をうまく使うべきだ。自衛隊基地では、町長が求めている地域振興はならない」
 南牧場の町有地が自衛隊配備の候補地に挙がっていることについては「この土地を使って島の課題解決や活性化に役立てるべきだ。基地を造ったら100年変わらない」と訴える。
 自衛隊配備の反対運動は現在でも活発で、主要マスコミも「民意の集約が不十分」などと反対の論陣を張っている。復帰40周年を迎えた2012年5月6日には、県内各地から労組関係者が集結。自衛隊配備に反対する「平和行進」を行い「平和な島に基地はいらない」(与那国改革会議の崎原正吉)などと訴え、内外にインパクトを与えた。
 8月の町長選は再び自衛隊配備の是非が最大の争点に。最近の町長選、町議選は誘致派が勝利しているが、防衛省と町の用地交渉が停滞を続ければ、反対派が勢いづく可能性もある。(終)(仲新城誠)

2013年

4月

05日

日商簿記検定に合格 定時制の上江田君と上原君

合格の喜びを分かち合う(右から)大濵教諭、上江田君、上原君=八重山商工
合格の喜びを分かち合う(右から)大濵教諭、上江田君、上原君=八重山商工

 日商簿記検定試験に、八重山商業高校定時制の2人が合格、教職員と喜びを分かち合っている。試験に合格したのは上江田盛一君(3年)と上原湧地君(2年)。上江田君は2級、上原君は3級の資格を取得した。定時制から3年連続で、2・3級の合格者を出しているという。


 ファーストフード店で働きながら学んでいる上江田君は、昨年の3級合格に続き、順調にレベルアップ。「バイトが忙しく、焦りながら勉強していた。6月の商業実務大会で優勝して、全国大会に出場するのが目標」と瞳を輝かせた。卒業後は、理学療法士を目指している。


 ホテルで働く上原君は「試験の3か月前くらいから、必死で勉強した。試験は難しかったが合格できて良かった。次は2級を目指す」と意欲的。公認会計士になるのが夢という。


 担任の大濵勇気教諭は「2人は仕事をしながら、限られた時間をフルに使って合格した。さらに上を狙ってほしい」と目を細めた。


 日商簿記検定は年3回、地元石垣市で試験を開催。合格率は2・3級で40から50%という。

2013年

4月

05日

与那国自衛隊問題 「迷惑料」の波紋⑤ 反対派が町長を激励

2011年11月、防衛省が開いた自衛隊配備の住民説明会に合わせ、会場の外で反対を訴える住民(島仲公民館)
2011年11月、防衛省が開いた自衛隊配備の住民説明会に合わせ、会場の外で反対を訴える住民(島仲公民館)

 「町長に感謝したい」「ぶれなく交渉を続けてほしい」―。3月29日の町議会一般質問で、日ごろ外間守吉町長と鋭く対立している野党の2町議が、町長を「激励」する場面があった。町長の迷惑料発言で、自衛隊配備が頓挫するのでは―という期待感が背後にある。「国境の島に軍隊が配備されれば、他国との交流の妨げになる」。こう主張する反対派住民は現在でも、誘致派住民と島を二分した運動を繰り広げている。外間町長が迷惑料という言葉を使った背景には、自衛隊配備をめぐり、島が分裂を余儀なくされたという苦い思いがある。
 ▽反対派と奇妙な一致
 「1千億円だろうが1兆円だろうが先祖伝来の土地は誰にも渡さないでほしい」。町議会一般質問で野党の崎元俊男町議が訴えると、傍聴席の反対派住民から拍手が起こった。
 もう1人の野党、田里千代基町議は、10億円を要求している町長が「一歩も譲らない」と発言したことを確認。「ぶれなく交渉を続けてほしい」と背中を押した。
 外間町長と野党に奇妙な「一致」が成立した瞬間だった。
 「町長に感謝」という言葉は崎元町議から飛び出した。
 「自衛隊誘致の見返りがわずかに賃貸料年間500万円、売買なら1億円ということに、ショックを受けた町民は多いと思う。この程度が現実だということを証明してくれた」
 防衛省は2011年11月に配備計画の住民説明会を開いたが、国境の島が防衛上の空白地帯になっている現状の問題点について、掘り下げた説明をしなかった。配備に理解を示す地元関係者の中にも「住民を説得しようという国の努力が不十分だ」と不満を漏らす声がある。(つづく)

2013年

4月

05日

東書版の継続使用求める 3団体 竹富町教委へ要請

竹富町教育委員会へ要請を行った「文部科学省の竹富町教育行政介入へ抗議する集会実行委員会」=4日午前、町役場
竹富町教育委員会へ要請を行った「文部科学省の竹富町教育行政介入へ抗議する集会実行委員会」=4日午前、町役場

 3日に抗議集会を行った「文部科学省の竹富町教育行政介入へ抗議する集会実行委員会」は4日、竹富町教育委員会を訪れ、慶田盛安三教育長に対して集会で決議した主体性の堅持を訴え、東京書籍版公民教科書の使用継続を求める要請を行った。

 

  実行委は「竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会」や「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」、「住民の視点で教科書を選ぶ会」の3団体で構成。3日夜に石垣市健康福祉センターで抗議集会を開催した。


 要請文には、3月1日の文部科学省の義家弘介政務官による竹教委と県教育委員会への指導は、「地教委の教科書採択権限を踏みにじり、教育行政への不当な介入」と指摘。両教委に教育行政として行ってきた継続性を踏襲し、文科省の圧力に屈せず、教育行政を執行するよう強く求めた。


 町民の会の加勢本曙事務局長は、義家政務官が竹教委に提出した、教科書の適正な採択を求める文書に文部科学省大臣の名前がないことなどに触れ、「義家政務官の指導は個人的な行動ではないか。竹教委がこれまでとってきた姿勢を堅持してほしい」と訴えた。


 慶田盛教育長は「県の指導が具体的に見えれば、それに対応して県との協議を持ちたいが、私たちにはそれが見えないので、前年度の状況を引き継いでいる」と説明。「21世紀を支えていく子どもたちへ手渡す教科書は、とても大きなものがあると思う。これを根底に対応していきたい」と強調した。

2013年

4月

05日

ジェミナイ号 今年初寄港 総勢1901人乗り組み

今年の初寄港で、記念の楯を交換するホーンバーグ船長(中央)ら=石垣港F岸壁
今年の初寄港で、記念の楯を交換するホーンバーグ船長(中央)ら=石垣港F岸壁

 香港の船会社が運航する「スーパースタージェミナイ号」が4日、乗員・乗客1901人を乗せ、石垣港に今年初寄港した。乗客(883人)の7割は中国人という。一行は観光バスに分乗し、島内観光を楽しんだ。


 F岸壁であった歓迎セレモニー(石垣市と市観光協会主催)で、ミス八重山の玉城美穂さんが、ヨーゲン・ホーンバーグ船長らに花束を贈呈。漢那政弘副市長は「石垣島は文化と美しい自然に恵まれた島。国際観光都市として期待されている。短い滞在時間だが、市民との交流も楽しんでほしい」と呼び掛けた。


 ホーンバーグ船長は「会社(スタークルーズ社)の最も新しい船『ジェミナイ』で石垣島を訪れることができ、うれしく思う。温かな歓迎に感謝したい」と笑顔で、市と記念の楯を交換した。


 ジェミナイ号は、全長173㍍、全幅23㍍で1万9千㌧。1日に香港を出港し台湾・基隆を経て石垣入りした。この日夜、上海に向け出港した。

2013年

4月

04日

与那国自衛隊問題 「迷惑料」の波紋④ 反対派が町長を激励

2008年9月、町民514人の署名を持って外間町長に自衛隊誘致を要請する町防衛協会のメンバー
2008年9月、町民514人の署名を持って外間町長に自衛隊誘致を要請する町防衛協会のメンバー

 与那国島周辺を中国艦が堂々と通過したり、尖閣周辺で石垣島の漁船が中国公船に追跡される事態も起きるようになった。
 与那原事務局長は「防衛協会を立ち上げた時から、中国の進出に危機感を持っていた。尖閣問題は何年も前から予期していたこと」と指摘。「中国から見ると、沖縄本島以南では、このへん(先島諸島)が一番手薄だ。与那国島では2人の駐在が2丁のけん銃で島を守っているだけで、攻められたらひとたまりもない」と自衛隊配備の必要性を強調する。
 ▽国民の矜持
 糸数健一副会長(町議)は09年5月、町長、誘致派の町議、金城会長らとともに初めて防衛省を訪れた時、同省幹部が「この瞬間を待っていました」と感慨深げに漏らしたことが忘れられない。
 「国は配備の必要性を感じていたが、こういうご時世だから住民の頭越しにはできず、ずっと耐えていた。そこへわれわれから『与那国を空白地帯にするな』と要請してくれたという思いがあったのだろう。われわれは、国に無理やり動かされたということは全くない」。
 そんな糸数氏にとって「迷惑料発言」は心外の極みだった。3月議会の一般質問では「新聞だけでなく、ネットでも与那国町は袋叩きにあっている。悲しいですよ。きょうにでも撤回してほしい」と迫った。
 外間町長は「迷惑料ではなく、市町村協力費という形でお願いする」と述べただけで、10億円要求の撤回には応じなかった。
 人口が年々減少し、観光や農業も伸び悩む厳しい状況の島に住み続けることには覚悟がいる。無人島化したことで領有権争いが持ち上がった尖閣を引き合いに「人が住み続けているから島が守られている」と、町の10億円要求に理解を示す声もある。
 しかし糸数氏は「私たちは町民、日本国民としての矜持を持っている。貧乏に耐えて島を出て行かず、島を守っている。世の中、きれいごとでは済まないかも分からないが、これは非常に大切なことだ」と指摘。「目先の10億にこだわる必要はない」と訴える。(つづく)

2013年

4月

04日

井上和彦氏インタビュー 外間町長「誤った判断」 自衛隊 与那国頓挫で石垣に注目

自衛隊の石垣配備の必要性を語る井上氏=3日
自衛隊の石垣配備の必要性を語る井上氏=3日

 与那国町への陸上自衛隊配備をめぐり、外間守吉町長が「迷惑料」10億円を要求したことで、自衛隊配備計画が頓挫していることを受け、地元の反応を調査するために、ジャーナリストの井上和彦氏が石垣入りしている。八重山日報社は3日、自衛隊や国境警備の問題についてインタビューした。


 ―外間町長の10億円要求への感想は。
 「公印を押して自衛隊配備を要請した首長の『迷惑料』発言は、沖縄全体にとってもマイナスイメージ。安全保障は国の専権事項で、町長ひとりの判断が八重山ばかりか国全体の安全を脅かす事になってはいけない。誤った判断だ」


 ―自衛隊の配備は本当に八重山に必要か。
 「与那国の件で最も注目されるようになるのは石垣。島々のネットワークの中心で、発電、通信、空港などインフラ整備が最も進んでいる石垣にこそ自衛隊は絶対必要で、対中国との戦略の要衝。石垣なくして沖縄の防衛は成り立たない。鹿児島の南端から与那国までの距離は本州とほぼ同じ長さ、その範囲を守っているのは、那覇に配置されている第15旅団の2100人だけ。こんな規模では広い海域は守れない。日本は戦争を放棄しているが、戦争は日本を放棄していない」


 ―尖閣の防衛をどう思うか。
 「これまで、尖閣を実行支配してきたのは、八重山の漁民のみなさんで、海上保安庁に政府が甘えている。中国艦船の自衛艦へのレーザー照射は、自衛隊だから感知できた。海保の船に感知能力はない。国が海保に危険なことを課している状況。自衛隊の退役艦を海保で使用したり、海自退役者を海保に役立てる方法もあり、もっと漁民のみなさんや島民を守らなければならない。それには、海難事故救難飛行艇『US―2』の配備が望ましい」


 ―US―2とは、どんな機材なのか。
 「世界最高峰の国産水陸両用飛行機で、海上自衛隊に7機配備されている。底原ダムにも着水でき、尖閣での海難救助に有利、急患搬送にも使え空港のない島々で、災害時の人命救助や復旧に能力を発揮するだろう。小笠原諸島のために、厚木基地に配備され、これまで800人を超える人の救助に役立っている」


 ―自衛隊配備に強く反対している人たちの存在をどう思うか
 「軍事はイデオロギーを排し、客観的に見るべき。自衛隊反対の人たちは、中国がやってきたとき初めて(自衛隊の必要性に)気づくだろう」。

2013年

4月

04日

島の自然どうなる 辻 維周

親水広場で調査する富田氏
親水広場で調査する富田氏

 先日、恐竜博士として有名な肉食爬虫類研究所代表富田京一氏と、昼夜1回ずつ、石垣の環境を調査して回った。富田氏は爬虫類・両生類を専門とし、自宅兼研究所には80匹ほどの蛇、トカゲ、亀、蛙類を飼育している。


 富田氏がまず驚いたのは、野底海岸の海岸浸食と、そこで浸食された土砂が吹通川河口のマングローブの根元に堆積し、普通ではあり得ない、砂に埋もれているマングローブが出現している事であった。氏は「よくここまで酷い状態で生き残っている」と語り、海岸浸食は食い止めようがないため、せめてこのマングローブだけは救いたいとも話していた。


 さらにカンムリワシやキシノウエトカゲ、キノボリトカゲ、ヤエヤマイシガメなどはよく目にするが、通行量が多すぎて速度も高いため、車に轢かれる事例も多く、絶滅してしまうのも時間の問題ではないかとの懸念を示した。


 一方、夜の於茂登親水広場の調査では、泥にもぐっているヤエヤマイシガメの周囲には、無数のオオヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)がひしめき合い、水中にはブルーギルやカダヤシ、グッピー、ティラピアなどの外来種が所狭しと泳ぎ回っており、時折在来種であるゲンゴロウが姿を見せる。さらに外来種のホテイアオイの中から現れたのは、何と3匹の和金。和金はコイ科の魚ではあるが、決して自然界には生息しない生き物であり、何者かによってこの場所に移動させられたものであろうが、富田氏の見せた絶望的な顔は「沖縄県ふれあい自然推進員」ボランティアでもある私は、この上もなく恥ずかしく、無力感すら感じてしまった。


 さらに帰り道で3匹のヤエヤマイシガメが車に轢かれており、その轢かれ方の酷さは富田氏を驚愕させるに十分すぎるようであった。
 富田氏は「自然が観光資源だと言う割には、あまりに無頓着すぎませんか?今、何とかしないと石垣の自然は破壊されてしまい、観光としての魅力がなくなってしまいます。島民の意識を啓発する事は当然のこと、レンタカーを使う観光客にも早急に啓発活動をしてください。私も出来る限り応援しますから」と言う言葉を残して、帰って行った。


 島民は今まで当たり前のように見かけていた生物たちが急激に減少してきている事に気づいているはずである。その壊れかけた自然を元に戻せるか否かは、我々市民の手に委ねられている。

2013年

4月

04日

サンゴ礁の回復力が低下 赤土汚染の影響

赤土汚染によってガレ場になってしまったミドリイシサンゴの群落(資料写真)
赤土汚染によってガレ場になってしまったミドリイシサンゴの群落(資料写真)

 琉球大学理学部の本郷宙軌教授と、国立環境研究所生物多様性保全計画研究室長の山野博哉氏は、このほど赤土汚染等の影響によって、沖縄本島のサンゴ礁の回復力が低下していることが明らかになったとして、国際学術誌「PLoS ONE」に論文を発表した。


 サンゴ礁は水温上昇など全地球規模の気候変動の影響と、陸域からの土砂流出などの地域規模の影響の両方を受けて、急速に衰退している。しかし今まで気候変動と陸域からの両方の影響とサンゴ礁の変化との関係を立証した研究はなかった。


 今回の研究は1995年から2009年までのデータを解析し、その両方の因果関係を明らかにしたもので、沖縄本島では陸域からの赤土の影響は気候変動による高水温の影響と複合的に作用し、特にミドリイシ系の抵抗力と回復力とが低下している事が実証されたという。


 本郷教授によると、「陸域の赤土流出を改善すれば、サンゴ礁に対する気候変動の影響を緩和する可能性もある。しかし、赤土流出が改善されない場合には、いくらその場所にサンゴを移植しても無駄になってしまう」と警鐘を鳴らしている。

2013年

4月

04日

主体性の堅持と継続訴える 文科省は「不当介入」

文部科学省へ抗議決議を行った「文部科学省の竹富町教育行政介入に抗議する集会」=3日夜、市健康福祉センター
文部科学省へ抗議決議を行った「文部科学省の竹富町教育行政介入に抗議する集会」=3日夜、市健康福祉センター

 

 「文部科学省の竹富町教育行政介入に抗議する集会」(実行委主催)が3日夜、石垣市健康福祉センターで開かれ、文部科学省に竹富町教育行政と沖縄県教育行政への不当介入に対する抗議決議を行った。また、県教育委員会と竹富町教育委員会に対して、主体性の堅持と行政の継続性を求める要請を行うとした。

 

 抗議決議では、3月1日の竹教委に対する義家弘介政務官の「是正措置」や「法的手段も辞さない」とする言動に断固抗議。八重山教育問題の発端は偏った教科書を強制的に使わせようとしたこととし、町、県の教育行政への不当な介入に対して抗議するとした。
 要請文では県、町の教育行政の独立性を保ち、文科省の圧力に屈せずに行政を執行するように求めている。


 この日は60人余りの市民、町民が集まった。「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」や「住民の視点で教科書をえらぶ会」のメンバーが意見を発表し、琉球大学名誉教授の高嶋伸欣氏による講話「文科省の不当介入についての問題点」が行われた。


 町内の中学校に子どもが通っている西表在住の鈴木昭子さんは「保護者の中で一致しているのは、学校の先生や竹教委を信頼していること。その先生や教委が町の子どもたちに相応しいと考えて選んでくれた教科書を子どもたちに使わせたい」と訴えた。


 波照間島から参加した町民は「私たち住民は子どもに動揺を与えている現状の問題がなく、先生や教委が選んだ教科書が子どもたちに渡るように力を尽くしたい」と述べた。
 抗議決議は文科省へ文書で送付。要請は4日に竹教委へ直接行い、県教委は文書で送付する。

2013年

4月

03日

石垣市内で、南米に生息するはずのカピバラが

 石垣市内で、南米に生息するはずのカピバラが発見された。発見場所は新川川河口付近。その後、カピバラの消息は不明だが、市内の観光施設で飼育していた個体が逃げ出したものだという◆近年、石垣市内では外来生物の帰化が進んでいる。なかでもキジが農作物に与える被害は甚大だ。カボチャやパイン、さつまいも、ニンジン―などに被害が報告され、その種類も年々増加、「今の状況が続くと石垣市内での根菜類の栽培は不可能になるのでは」と指摘する農家もいるほどだ◆今回発見されたカピバラは草食性の哺乳類であることから農作物への被害が心配されたが、現在のところ被害報告は聞こえてこない。逃げたカピバラは長い間、1匹だけで飼われていて繁殖の心配もなさそうだが、飼育の際には厳重な管理が必要。もし繁殖の可能性があったならば、大変な騒動に発展しただろう◆実は、市内でのカピバラの目撃例は初めてではない。筆者の知人が10年ほど前にオモト岳近くの川でカピバラを発見し、追跡したが見失ったという話を聞いている。嵩田地区での目撃例もある◆観光誘客を進める石垣市、自然が売り物のひとつだ。独特の自然が外来種によって脅かされないように、外来種の飼育には、なんらかのガイドラインが必要だ。

2013年

4月

03日

家畜保健衛生所が完成 宮良ジャー原に移転 従来の3倍規模

新築移転した八重山家畜保健衛生所=宮良ジャー原
新築移転した八重山家畜保健衛生所=宮良ジャー原

 八重山家畜保健衛生所(多嘉良功所長)の新築移転に伴う看板設置式が2日、移転先の市内宮良ジャー原の新庁舎で行われた。新庁舎は総事業費2億8981万円。口蹄疫など家畜伝染病発生の際にも迅速に対応できるように、庁舎内に事務と作業のゾーニング(区分)を踏まえた作業効率の良い部屋の配置と動線が特徴。建築面積も旧庁舎の3倍に拡大した。

 

看板設置する玉城センター所長(右)、多良間所長
看板設置する玉城センター所長(右)、多良間所長

 八重山家畜保健衛生所の新築移転事業は2011~13年の3ヵ年間で行われ、敷地面積7400平方メートル、建築面積793・52平方メートルのコンクリートブロック平屋建て。


 大川の旧庁舎の3倍の広さとなり、庁舎内には家畜伝染病発生時の検査・実験室、準備緊急機材室が設置され、高病原性鳥インフルエンザや口蹄疫の特定管理疾病発生の際も効率、迅速的に対応できるような施設になっている。
 新庁舎の業務は3月18日から行われ、多嘉良所長は「新空港開港の観光客増加により、疾病侵入リスクも予想され、家畜保健所の責任も重くなる。職員一丸となって侵入防止に努めたい」と話した。


 八重山農林水産振興センターの玉城肇センター所長は「新庁舎で防疫衛生と畜産振興の業務を引き続き行い、八重山発展に寄与したい」と述べた。
 八重山家畜保健衛生所は1956年の琉球種畜場八重山支場を前身に、復帰の72年に中央家畜保健衛生所八重山支所として開所。 92年に八重山家畜保健衛生所に格上げされた。
 これまで、ミバエ、オウシマダニの根絶に尽力。現在、所長を含め職員13人体制。

2013年

4月

03日

東書版の採用堅持を 町民の会が声明発表 教科書問題

東書版の採択と副読本化に反対する声明を発表した、「竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会」=2日午後、沖教組八重山支部
東書版の採択と副読本化に反対する声明を発表した、「竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会」=2日午後、沖教組八重山支部

 「竹富町の子どもたちに真理を教える教科書採択を求める町民の会」(仲村貞子世話人代表)は2日、沖縄県教職員組合八重山支部で記者会見を開き、東京書籍版公民教科書の配布準備を進める町に、東書版採択の堅持と副読本化に反対する声明を発表した。

 

 3月1日、文部科学省の義家弘介政務官が町に八重山採択地区協議会が選んだ育鵬社版を使うよう指導。県教委は今回の指導を受け、同30日に県教委幹部が町教育委員と協議を行い、育鵬社版への一本化と併せ、東書版を副読本にする案も示した。


 町民の会は育鵬社版の採択について、「強制は地方分権上も許されず、国家権力の地方教育行政への露骨な干渉。正すべきは文部科学省の教科書採択行政の過度な指導」と指摘し、「副読本採用でことの本質を隠ぺいしようとしていることに断固反対する」とした。


 仲村世話人代表は「(県教委が)新教育長に変わり、あくまで育鵬社で片付けようという考えで、副読本という形を作ろうとしているのではないか。絶対に屈したくない」と強調した。


 町民の会の加勢本曙事務局長も「副読本は学校現場から申請し、教委が認めて使用するのが前提。県教委や文部省がごり押しで使えというのは手続き的にも問題」とした。


 町民の会は、1日に県教委と竹教委に対して、大城浩前教育長の行政施策を踏襲し、竹教委の意思と決定事項を尊重するよう強く求める要請をFAXで送った。
 また3日には、午後7時から石垣市健康福祉センターで緊急抗議集会を開き、4日に竹教委へ要請を行う。

2013年

4月

03日

与那国自衛隊配備問題 「迷惑料」の波紋③ 国境のサムライたち

2008年9月、町民514人の署名を持って外間町長に自衛隊誘致を要請する町防衛協会のメンバー
2008年9月、町民514人の署名を持って外間町長に自衛隊誘致を要請する町防衛協会のメンバー

 「外間守吉町長の行為は、われわれ協会を裏切ることはもとより、国を裏切る行為」
 「国境の島として、日本人として、領土を守り国民を守るのは当然の務めだ」
 3月27日、与那国町防衛協会(金城信浩会長)のホームページに、赤色の大文字が踊った。
 町が「迷惑料」10億円を防衛省に要求したことに、自衛隊誘致を推進してきた同協会からは憤激の声が相次いでいる。町防衛協会の有志たちは、国境の島である与那国に生まれ、島を愛し、島に住み続けることに誇りを持っている、いわば「国境のサムライ」たちだ。
 ▽中国の脅威
 自衛隊誘致運動を進めてきた与那原繁事務局長(50)は常々、外間町長が安全保障について語らないことを「おかしい」と感じていた。
 町長を支え、誘致を円滑に進めるために、これまではあえて口を挟まなかったという。しかし町長の「迷惑料発言」で局面が変わった。
 「与那国の人は経済効果だけなのかと言われるたびに腹立たしい思いをしてきた。島を守るのが第一で、経済効果は二の次だ」。与那原事務局長は「声を上げる」決意を固めている。
 同協会は2007年1月に設立され、現在の会員数は約80人(島外の会員2人含む)。翌08年9月に町議会は自衛隊誘致決議を可決し、09年6月には防衛省に要請活動する。同協会は誘致を推進する民間の母体として町や町議会と連携してきた。
 与那国島と尖閣諸島の距離は約150㌔。現在、尖閣を狙う中国の動きは活発化の一途をたどっており、与那国島にも直接的な脅威になっているという思いがある。

2013年

4月

02日

年度始め式で気引き締め

職員に訓示する中山市長=1日午前、市役所玄関前
職員に訓示する中山市長=1日午前、市役所玄関前

中山市長 「明るいあいさつを」

 

 石垣市の年度始め式が1日、市役所玄関前で開かれ、中山義隆市長は職員に対し「どこの事業所にも負けない明るいあいさつと接客を励行してほしい」と訓示した。


 3月に新石垣空港が開港したことを挙げ「観光立市を体現し、国際観光リゾート都市で進まなくてはならない。ホスピタリティあふれるまちづくりに取り組む必要がある。大きな声での明るいあいさつを励行してほしい」と呼び掛けた。


 また「今、国では景気回復のためのさまざまな施策が行われている。国、県の政策をしっかりととらえて、どこの自治体よりいち早く最新の業務を取り入れる姿勢で取り組んでほしい」と奮起を促した。

 

 

「町民の負託、期待に応えていこう」と呼び掛けた川満町長=1日午前、町役場
「町民の負託、期待に応えていこう」と呼び掛けた川満町長=1日午前、町役場

川満町長「強い決意を行動で」

 竹富町の2013年度始め式が1日、町役場で開かれ、川満栄長町長は「交付金を含め町の当初予算は過去に例のない、歴史上最大規模の予算。職員一丸となって執行率を高め、町民の負託、期待に応えていこう」と呼び掛けた。


 今年、町制施行65周年を迎える竹富町。川満町長は「記念事業を行い、さらに輝く町発展のため、町民、職員一丸となり、強い決意と行動力で前進をしたい」と語った。
 また北海道斜里町との盟約40周年にも触れ、「友好の絆、交流の輪を広げ、姉妹町としての絆を更に深めたい」とした。


 一括交付金については、「町民のために活用されることが求められている。そのためには独自性や主体性など自治能力を発揮していこう。皆さんの大いなる活躍、頑張りを期待している」と訓示した。
 続いて辞令交付式が行われ、人事異動38人、新規採用8人に辞令が手渡された。

 

 

与那国町の年度始め式が開かれた
与那国町の年度始め式が開かれた

外間町長「チェンジ、チャンス、チャレンジ」

 与那国町の年度始め式は1日、町役場前で開かれ、外間守吉町長は「チェンジ、チャンス、チャレンジの気概を持って仕事に臨んでほしい」と激励した。
 今年度の一般会計予算が近年では最大の30億円台になったことに「職員一人ひとりの働きが試される」と指摘。課題として第一次産業の振興や庁舎新築などを挙げた。
 崎原用能教育庁は「今年度は改革の年。全職員が知恵を出し合い、気概を持って頑張ってほしい」と呼び掛けた。