2013年

6月

30日

日台協定 見直し要請否決 「白紙撤回」要求が多数 組合長問責は不成立 八重山漁協

八重山漁協の総会で、日台漁業取り決めの白紙撤回に賛成して挙手する組合員=29日午後、市民会館中ホール
八重山漁協の総会で、日台漁業取り決めの白紙撤回に賛成して挙手する組合員=29日午後、市民会館中ホール

 八重山漁協(上原亀一組合長)の通常総会が29日、石垣市民会館中ホールで開かれ、日台漁業取り決め(協定)の見直しを求める特別決議が提案されたが、出席者の多数が見直しではなく白紙撤回を求めたため、特別決議は否決された。出席者からは、上原組合長に対する問責決議を提案する動きも出たが、提案の要件を満たさず不成立になった。

 

 八重山漁協によると、7月1日に開かれる県漁連の総会をはじめ、県内各地の漁協の総会では、日台漁業取り決めの見直しを求める特別決議を可決する見通し。八重山のみ対応が分かれる可能性が高い。

 

 

 

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2013年

6月

30日

小規模校の健闘光る 1位に久松さん(伊原間中3年)

出場した中学生ら。どの生徒も充実感をうかがわせた。(前列右から2人目から)吉田君、久松さん、前濵さん=石垣市健康福祉センター
出場した中学生ら。どの生徒も充実感をうかがわせた。(前列右から2人目から)吉田君、久松さん、前濵さん=石垣市健康福祉センター

 ハワイ派遣をかけた市長杯中学生英語弁論大会(石垣市主催)が29日、市健康福祉センターであり、7校11人が出場、語学力と表現力を競った。審査の結果、久松南さん(伊原間中3年)が1位、2位に前濵祐里さん(富野小中3年)、3位に吉田卓矢君(名蔵小中3年)が選ばれ、小規模校の健闘が光る結果となった。

 

 3人は夏休み中8月の1週間程度、石垣市の姉妹都市「ハワイ州カウアイ郡」に派遣される。

 

 

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2013年

6月

30日

「メディア再生」も必要 蓮坊 公爾

 教育を日本再生の柱と位置付ける安倍総理は、その本質を具現。結果として教育再生実行会議に本腰を入れる。また、その一環として「道徳教育の充実に関する懇談会」を設立した。教育失地回復の息吹が感じられる。しかし、語られていない死角がある。
 占領軍は、日本弱体化を遂行するために、3S政策(セックス・スポーツ・スクリーン)を実施した。メディアは日本の伝統文化を封建的と拒否する。
 個人の自己主張(権利)を奨励―マス・メディアに端的に現れている。例えば、TVドラマにおける敬語の省略(年長者呼び捨て)や、バラエティ番組のぞんない言葉(ヤベェー、ウッセー他)の連呼。正しい日本語への誘いを避ける。
 国民の祭日―その意義をいまだに無視―国民に伝えるべく番組が皆無とは、なんとも情けない限り。NHKしかり、良質の番組も「日本再生」の要だと思うが、いかに…。
 (文芸評論家、埼玉県さいたま市)

2013年

6月

29日

中国船 また威嚇行動 漁船に三重JCが乗船 尖閣周辺

尖閣周辺海域を視察した三重県の青年会議所メンバー(28日)
尖閣周辺海域を視察した三重県の青年会議所メンバー(28日)

 27日に領海侵犯した中国の海洋監視船が、周辺にいた八重山の漁船に約50㍍の距離まで接近するなどの威嚇行動を取っていたことが分かった。漁船に乗船していた三重県の青年会議所メンバーが28日、明らかにした。尖閣周辺海域では中国公船の領海侵犯が常態化し、同様の事件が繰り返されている。
 漁船は「第11善幸丸」「高洲丸」の2隻。日本青年会議所東海地区三重ブロック協議会のメンバー8人が尖閣視察のためチャーターし、26日夜、石垣港を出港していた。

 

 

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2013年

6月

29日

今年度、参加者率を2割に 冠鷲P昨年度374人参加 市教育委員会

冠鷲PJの子ども学習支援事業の実施報告を発表した石垣市教育委員会=28日午前、市教委
冠鷲PJの子ども学習支援事業の実施報告を発表した石垣市教育委員会=28日午前、市教委

 石垣市教育委員会(玉津博克教育長)は28日、冠鷲プロジェクトの子ども学習支援事業の2012年度報告と13年度実施状況について発表した。昨年度の同事業参加者は374人で、市内児童生徒数の11・39%が参加しているとした。担当する市教委いきいき学び課は「今年度の参加率を2割にアップしたい」と話している。

 

 

 

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2013年

6月

29日

民族の英知・「新憲法要綱」 蓮坊 公爾

  良識の府『産経新聞』、日本人の日本人の為―「国民憲法」を発表した。
 ここでは、立憲君主国たる日本の国柄を明確化している。〈独立自存の道義国家〉―民族覚醒を促し、国民の義務を明らかにしている。国防・外交においても、き然たる情念が、その明敏さを伴い現れている。それは、〈戦後体制との決別〉を告げる「主張」に、集約する事に尽きる。


 すべからく求められるのは、この具現化にある。
 十年以上前、「読売・憲法試案」が発表されていた。しかし、何ら政界へのファクターになり得ず立ち切れに終わってしまった。こうした苦き経験に鑑み、安倍政権への何らかの形としての助言(憲法審査会での審議)他、実効性のある「主張」足らしめる事―期待致しております。合掌 (文芸評論家、埼玉県さいたま市)

2013年

6月

28日

与那国町への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備に…

 与那国町への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備に向け、町と防衛省が用地賃貸契約を結んだ。「自衛隊は産業」が持論の外間守吉町長は、配備による経済効果で「人口流出に歯止めを掛けたい」と期待する◆しかし、地元で配備計画を推進してきた町防衛協会は、経済効果はもちろんだが「何よりも安全保障のために自衛隊配備は必要」という原則論を堅持している。島は尖閣諸島からわずか150㌔。メンバーの1人は「尖閣を取られると、日中中間線が目の前まで迫り、与那国島は中国の軍艦や潜水艦の脅威にさらされる」と危機感を隠さない◆中国が米国に「太平洋を二分しよう」と平然と持ちかけるのが現下の国際情勢だ。同協会の言い分はもっともだし、石垣市や竹富町の住民も、与那国町の焦燥感を理解、共有する努力をしなければ「明日は我が身」だろう◆自衛官が島に住むことで事件事故の増加を懸念する声が一部にあるが、全くの的外れだ。厳しい訓練に耐えた自衛官は、人並み以上の規律心と協調心を持つ。自衛官と町民が親しく接すれば「よい刺激になる」と期待する声も町民から上がる。事件事故うんぬんを口にする人には、まず体験入隊を勧めたい◆配備計画のゆくえは8月の町長選に左右される。最後は町民の審判だ。

2013年

6月

28日

陸自配備へ町有地賃貸契約 15年度配備完了目指す 町長「国に振興策要求」 与那国町

陸自沿岸監視部隊の配備に向けた用地賃貸契約に調印した外間町長、武田局長(右)と左藤政務官(右から2人目)=町提供
陸自沿岸監視部隊の配備に向けた用地賃貸契約に調印した外間町長、武田局長(右)と左藤政務官(右から2人目)=町提供

 与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備に向け、与那国町と防衛省は27日、町有地約21㌶の用地賃貸契約を締結した。町役場を訪れた左藤章防衛政務官は、外間守吉町長と会談後、報道陣に「2015年度を目標に部隊配備を完了したい」と改めて強調した。

  契約書には外間町長と武田博史沖縄防衛局長が調印。外間町長は「紆余曲折があったが、この日を迎えることができて感激している。島の過疎化を食い止めるため、国には振興策を求めたい」と期待した。▼全文は「新聞オンライン.com」で
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2013年

6月

28日

顕彰碑 新港地区で着工 三木会長「恒久平和を希求」 伊舍堂中佐

起工式でくわ入れを行った伊舎堂中佐の甥、用八さん(手前)と関係者ら=27日夕、新港地区ふ頭用地緑地公園
起工式でくわ入れを行った伊舎堂中佐の甥、用八さん(手前)と関係者ら=27日夕、新港地区ふ頭用地緑地公園

 沖縄戦で陸軍特攻隊の先陣を切って出撃し、米軍空母に体当たり攻撃を敢行した、伊舍堂用久中佐=石垣市登野城出身=と隊員の顕彰碑建立期成会(三木巌会長)は27日、起工式を建立場所の新港地区ふ頭用地緑地公園内で行った。期成会は、終戦記念日の8月15日の建立を目指している。
 起工式では、伊舎堂中佐の甥の伊舍堂用八さんが安全祈願を行い、期成会の三木会長ら関係者と一緒にくわ入れをした。
 用八さんは「長い間、胸につかえていたが、皆さんの力をもって起工式ができた。供養できることに本当に感謝している」とお礼を述べた。
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2013年

6月

27日

星まつり8月3日から 「星空の宝庫」八重山をアピール 公開ウェディングも開催

南の島の星まつり2013のプログラムを発表する中山市長、宮地所長=26日午前、市役所
南の島の星まつり2013のプログラムを発表する中山市長、宮地所長=26日午前、市役所

 「星空の宝庫」八重山を内外にアピールする2013南の島の星まつり(主催・同実行委員会)が8月3、4日と同10~18日に開催される。今年で12年目。恒例の全島ライトダウン(一斉消灯)や、初の「星空公開ウェディング」など多彩イベントが目白押しとなっている。26日、実行委員長の中山義隆市長らが記者会見し、まつりのプログラムを発表した。

 

 

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2013年

6月

27日

LCCで顧客開拓 井上ピーチCEOが講演

講演を熱心に聞き入る参加者=市立図書館
講演を熱心に聞き入る参加者=市立図書館

 14日、石垣―関空に新路線を就航させたPeach Aviation㈱(ピーチ・アビエーション)の井上慎一代表取締役CEOを講師に招いた講演会(主催・石垣市観光交流協会)が26日夕、市立図書館視聴覚室で開かれた。「八重山観光の展望と課題」をテーマに講演した井上代表は、那覇空港を関空に続く、第2のハブ空港とし、国内外からの観光客誘致に意欲を示した。

 

 

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2013年

6月

27日

大名小5年生が石垣を体験 県の離島体験交流事業

海の危険生物をクイズ形式で学ぶ大名小の5年生=石垣島観光、宮良
海の危険生物をクイズ形式で学ぶ大名小の5年生=石垣島観光、宮良

県の離島体験交流促進事業で、那覇市立大名小学校の5年生45人が26日から2泊3日の日程で石垣島を訪れ、島の環境を学ぶとともに、地元の小学生とも交流を深める。

 

 

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2013年

6月

26日

朝から縁起でもない話だが…

 朝から縁起でもない話だが、40歳を過ぎると、そろそろ「自分はどう死ぬか」という問い掛けを始めたほうがいい、というのが持論だ。死はいつやって来るか分らない。普通に考えればまだまだ先だろうが、意識して考え始めるのなら、恐らくこの年代が一つの節目ではないか◆本に例えると、誕生が表紙なら死は裏表紙。人生を完結させてくれる出来事なのだ。そして死を考える時、即座に浮かぶのは「晩節を汚さない」という言葉である◆昔の武士は、醜く生きるより潔い死を選んだ。戦時中の特攻隊は、愛する故郷や家族を守るため、多くが10代後半や20代で決死の任務に就いた。平和な今になって「あの時代は間違っていた」「彼らは犠牲者だった」としたり顔で話す人たちの、何という薄っぺらさ◆「鴻毛(羽毛)より軽し」と言われたはずの命が戦後は地球より重くなり、死と正面から向き合うことがタブー視されるようになった。何でもかんでも生きながらえることが正しい、という風潮が強まった◆しかし哲学者ニーチェは、縄を延々と長くないながら、一歩ずつ後退していくような生き方はしたくない、と言った。死を意識する人の生き方は変わる。いかに死ぬかという問いは、必然的に、いかに生きるかという問いにつながっていく。

2013年

6月

26日

不信任決議の上程否決 玉津教育長と石垣監査委員 市議会最終本会議

玉津教育長らの不信任案上程に賛成する野党(左側)と与党の石垣氏。賛成少数で上程は否決された
玉津教育長らの不信任案上程に賛成する野党(左側)と与党の石垣氏。賛成少数で上程は否決された

 石垣市議会(伊良皆高信議長)6月定例会の最終本会議が25日開かれ、野党が玉津博克教育長と石垣亨監査委員(市議)の不信任案を動議で提出したが、本会議への上程は賛成少数で否決された。日台漁業取り決め(協定)の白紙撤回を求める意見書など議員提案の議案と、市当局提案の議案は全会一致で可決された。

 

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2013年

6月

26日

300人が船内見学 ミサイル艇を一般公開

「しらたか」の操舵室を見学する人たち(25日午後)
「しらたか」の操舵室を見学する人たち(25日午後)

 石垣港に初入港した海上自衛隊のミサイル艇「おおたか」「しらたか」(ともに200㌧)が25日、一般公開され、平日にもかかわらず約300人の市民でにぎわった。ミサイル艇は、進行する敵の海上兵力を打破する戦力を持つ。見学者は、操舵室の座席に座ったり、対艦ミサイルの砲身に見入ったりと、初めて見る船内に興味津々の様子だった。

 

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2013年

6月

26日

平和学習 宮良 長和

 毎年六月になると新聞に平和学習という文字が出てくる。平和学習という言葉を聞くとうんざりして黙っておれなくなる。平和学習の話を聞きに行ったことも、講習を受けたこともないが、新聞を読んで推察すると、戦争の悲惨さや残虐さを学び、現在の平和の尊さ有り難さを噛みしめ、戦争は二度と繰り返さないと誓い、それを子供達にも教えることらしい。九条を守って軍備をせず、そう誓うことで戦争が起こらずに済むならこんな簡単で楽なことはない。先の大戦でも我が国が戦争が好きで起こしたのではない。経済封鎖でどうにもならなくなって仕方なく起こしたのである。


 中国に対抗出来る武力を持っていなかったために、チベットもウィグルも蒙古も中国に侵略され自由が侵害されているのは周知の事実である。侵略されてみなければ目が覚めないのだろうか。九条を守って無防備に徹すれば戦争が防げるならそうしてみたらいい。侵略されて目が覚めても、もう遅いが彼らの目を醒ますには、それ以外に方法がないようである。


 何十年か前、戦争体験者の話を聞いた事がある。
 壕の中はうめき声と悪臭が漂い、二段ベッドの上の寝台に寝ている患者の汚物が下の人にしたたり落ちてくることもあったと言う。壕の外からは子供を泣かすな、早くしろという将校の怒声が響き、疲れと飢えと恐怖で生きた心地がしなかった。戦争とはこういうものです。ですから皆さん、絶対に戦争を起こしてはなりません。この平和を守り抜かなければなりません、云々と。誰もこちらから戦争をしようとは考えていない。勝手にどこかの国が攻め込んで来たらどうするかが、今問題なのである。


 成るほど、話を聞けば戦争の悲惨さ残酷さはよく解る。しかし何故、戦争は起こしてはなりません、現在の平和を絶対に守り抜かなければなりません、という言葉を呪文のように唱え、軍備さえしなければ外国から侵略されないですむのか。むしろ反対に、平和は相手に侵略の意図を失わせる程の軍備を備えて、初めて達成されるものではないか。勿論、周囲に隙あらば侵略しようという国があることを前提にしての話である。そんな国が無ければ勿論軍備は必要ない。


 しかし現実はどうか。現在、尖閣では毎日のように我が国の主権が犯され、我が国の漁船が追い払われている。彼等がそのうち与那国、石垣に上陸して来ないという保証はあるのか。その事実をこれらの九条信奉者達はどう見ているのだろうか。是非それに対する意見と対策を新聞に投稿して聞かせて欲しいものである。


 九条を守って軍備さえしなければ勝手に攻め込んで来る国はない、軍備をすれば戦争になるというおかしな信条を、何時までも振り回すのは止めて欲しい、もう聞き飽きた。

2013年

6月

25日

ミサイル艇が入港 2隻、石垣に初めて きょう一般公開

石垣港へ入港したミサイル艇「おおたか」=24日午後、石垣港
石垣港へ入港したミサイル艇「おおたか」=24日午後、石垣港

 海上自衛隊佐世保地方隊第3ミサイル艇隊所属のミサイル艇「おおたか」(200㌧)「しらたか」(同)の2隻が24日、石垣港(新港地区)に入港。26日朝に出港する予定。ミサイル艇が石垣港に入港するのは初めてで、隊員の休養を目的としている。2隻は25日に一般公開を午前9時から行う予定。

 

 

 

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2013年

6月

25日

「尖閣問題に繋がってる」と反対

抗議行動を行った平和憲法を守る八重山連絡協議会=24日午前、市役所前
抗議行動を行った平和憲法を守る八重山連絡協議会=24日午前、市役所前

 海上自衛隊のミサイル艇2隻の石垣港入港に伴い、平和憲法を守る八重山連絡協議会(渡辺賢一会長)は24日、石垣市に抗議文を手渡した後、市役所前でミサイル艇の入港へ反対を訴える抗議行動を行った。

 

 

 

 

 

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2013年

6月

25日

のぼり掲げ自衛隊入港歓迎

自衛隊のミサイル艇入港を歓迎する市民
自衛隊のミサイル艇入港を歓迎する市民

海上自衛隊のミサイル艇の寄港を八重山防衛協会や自衛隊父兄会八重山支部などの関係者約20人が歓迎した。防衛協会の三木巌会長は今回の寄港を「(自衛隊の)船が石垣に来るのは国際情勢を見ても、港の視察も兼ねることができる良いこと。大切なのは繰り返し来ること」と語った。

 

 

 

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2013年

6月

24日

平和と命の尊さ訴え 戦没者追悼で不戦の誓い 平和祈念の歌声響く

 慰霊の日の23日、石垣市全戦没者追悼式・平和祈念式が八重守之塔で開かれ、多くの関係者が参列して不戦の誓いを新たにした。中山義隆市長は、「恒久平和という人類共通の願いの実現に向けて、石垣市から平和と命の尊さを広く訴え続けていく」などと、平和宣言を読み上げた。

 

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2013年

6月

24日

海面に明るく反射 スーパームーン観察

 月が地球に最も近づいた現象「スーパームーン」が23日、観察できた。市内のサザンゲートブリッジにはこの日の夕暮れ時、数人の天文ファンの姿が見られ、最も大きく明るく見えるスーパームーンの姿を写真に収めていた=写真。


 

 

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2013年

6月

23日

赤嶺さんが最優秀賞に 初の家族対抗おにぎりコン 石垣産新米をアピール

喜ぶ勤子さんと子供たち。おにぎりはもちろんだけど一番好きなお母さんの料理は丈次君が「ハンバーグ」。仁君は「パスタ」と言う=JA八重山支店
喜ぶ勤子さんと子供たち。おにぎりはもちろんだけど一番好きなお母さんの料理は丈次君が「ハンバーグ」。仁君は「パスタ」と言う=JA八重山支店

 全国一早い石垣産新米をアピールする初めての「家族対抗おにぎりコンテスト(ゆらてぃく市場主催)」が22日、JA八重山支店で開かれ、8家族が参加、家庭の味を競った。審査の結果、最優秀賞に赤嶺勤子さん(35)の家族=宮良=が作った逸品が選ばれた。▼全文は「新聞オンライン.com」で

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2013年

6月

23日

電気柵無料貸与22戸に 申請農家全てに配分へ

電気柵を施したさとうきび畑、最も効果のあるイノシシ対策だという(市内平野地区)
電気柵を施したさとうきび畑、最も効果のあるイノシシ対策だという(市内平野地区)

 石垣市病害虫防除協議会(会長・多宇弘充市農政経済課長)が今年度から開始する電気柵(77基)の無料貸与の申請期間が終了し、農家22戸から申請があったことが分かった。主に市内西北部のさとうきび農家からの申請が多く、同協議会では申請のあった全農家に行き渡るように機材の配分を決めて早急に貸し出しを行う予定だ。

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2013年

6月

22日

景観条例 吉原除外検討へ 放送大学分校来春にも開設 プラネタリウム次年度以降に 石垣市議会一般質問

 石垣市議会(伊良皆高信議長)6月定例会一般質問4日目の21日は仲間均、石垣三雄、大石行英―の3氏が登壇、市当局の行政運営を質した。市景観条例から吉原区の除外方針が示されるとともに、次年度以降の放送大学石垣分校(仮称)とプラネタリウム建設が明かされた。

 

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2013年

6月

22日

国の天然記念物に ハスノハギリ群落とバリ石

追加指定されたバリ石。地元では雷が落ちて二つに割れたとの伝承があるという=伊野田(市教委提供)
追加指定されたバリ石。地元では雷が落ちて二つに割れたとの伝承があるという=伊野田(市教委提供)

 国の文化審議会は21日、下村博文文部科学大臣に、国内最大規模の「ハスノハギリ群落」=平久保=と明和の大津波で移動した「バリ石」=伊原間=を国の天然記念物に指定するよう答申した。石垣市関連の国の天然記念物は14件目となった。

 

 

 

 

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2013年

6月

21日

「選挙の道具」―。竹富町の…

 「選挙の道具」―。竹富町の役場移転問題を揶揄する石垣市民の声だ。竹富町の長年の懸案事項となっている役場移転問題だが、長年報道されるなか、部外者であるはずの石垣市民からも批判の声が聞こえてくるようになっている◆川満町長は12年の3月議会に役場移転対策事業として本庁舎の移転費と石垣支所の建設費を一旦は計上したがその後、一転して予算案を取り下げた。その後の町長選挙で役場移転を政策としてアピール。移転の是非を住民投票に問う事はないとしていたがその後、住民投票の実施を公約に取り入れ、2度目の当選を果たしている◆竹富町議会議員のなかに、役場移転に明確に反対する議員はいないことから、住民投票の早期実施は間違いないと思われていたが、未だ足踏み状態が続いている◆6月議会でも役場移転に係る住民投票について質問した議員がいたが、川満町長は「すぐに行う事はない。今は、移転した場合の不利性を解消する7本の柱に力点を置く」などと、答弁◆一度は予算化に踏み込んだ町長の発言とは思えない慎重な姿勢だ。移転の是非に関わらずこのまま役場の設置場所も定まらないようでは竹富町の将来像が描けない。「また町長選挙の前に問題がクローズアップされるだけ」との声も聞こえてくる。

2013年

6月

21日

「不存在」文書めぐり追及 市教委、公開対象から除外 市議会一般質問

 石垣市議会(伊良皆高信議長)6月定例会は一般質問3日目の20日、前津究、松川秀盛、内野篤の3氏が登壇した。市教育委員会が市民の情報公開請求に対し「不存在」と回答した公文書の扱いをめぐり、前津氏は、この文書が既に公開されていると指摘し、市教委を追及した。

 

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2013年

6月

21日

島の光 辻維周

 新空港が開港してから3カ月が経過したが、観光客は比較的順調に増えており、市内の宿泊施設は満室の事も多くなってきたと聞くが、少し郊外の宿泊施設は苦戦しているところもあると言う。


 ところで、観光客が八重山に来る目的となると、今一つはっきりしないことも多い。「ゆったりとした島時間を満喫したい」と言う割には、せかせかと動きまわり、「豊かな自然を見に来た」と言う割には、島の希少生物について理解している観光客は、ごく稀である。


 つまり「この島の売りは何か」が今一つはっきりしていないために、観光客は観光地と言われる「点」を求めてあちこち動き回るしかなく、道中をゆっくり見ようという気持ちも芽生えない。さらに石垣島を取り上げるテレビ番組も、もったいない事に多くがグルメ番組に終始してしまっている。そのような傾向が強くなると、わずか1回石垣に来ただけでもう満足してしまい、リピートをしなくなってしまう。


 観光客により多くきてもらうためには、リピーターを増やすことであるが、そのために何をすればよいのだろうか。それはまず、島民自身がこの島の魅力を改めて見直してみることだろう。八重山には他にはない奥深い自然があることは理解していても、実際にどのような貴重な生物がどれだけ生息しているのかをきちんと把握している島民はほとんどいないのではないだろうか。と言うより、その自然がある事が当たり前となってしまっており、その貴重さに気づいていないだけなのかもしれない。


 ここ八重山にはトキと同じ、国の特別天然記念物であるカンムリワシ、西表にしかいない国の特別天然記念物イリオモテヤマネコ、国の天然記念物セマルハコガメ、カラスバト、リュウキュウキンバト、キシノウエトカゲ、オカヤドカリ、ナキオカヤドカリ、ムラサキオカヤドカリ、県の天然記念物コノハチョウ、アサヒナキマダラセセリ、石垣市指定のイシガキニイニイなど、天然記念物だけで何と12種類も生息する。これに宮古・八重山だけに生息するヤエヤマイシガメやサキシママダラ、サキシマスジオやサキシマヒラタクワガタなどの昆虫まで加えると、相当な数になっていく。


 国の特別天然記念物が平気で国道を横切ったり、道路に降りていたりするような「市」が他にどれほどあるだろうか。この重要な観光資源となり得る生物多様性を、なぜもっと積極的に本土の観光客や新規の移住者に知らせようとしないのだろう。彼らの多くはカンムリワシの名前すら知らずに来ているのである。


 そのような事をまず島民が理解し、観光客や新規移住者に伝える事によって、点(観光地)と点との移動ではなく、線(道中)を意識した移動を行うようになる。つまり次の点に移動するのみではなく、点と点とをつなぐ「線」の存在を理解するようになるはずである。するとおのずから「どこかで天然記念物が見られるのではないだろうか」という期待から、ゆっくり運転をするようになり、結果、事故や違反も減少する。また、その時目に入った地元の商店や食堂にも足を向けるようになってくる。さらに市街地にある立派な宿泊施設だけではなく、自然の中に建っている小規模な宿泊施設にも「天然記念物に遭えるかもしれないから泊まりたい」と思うようになるのではなかろうか。


 今一度我々島民自身が「島の光」とは何か、考えてみる価値はある。

2013年

6月

20日

町有地賃貸を可決 今月中に仮契約へ 陸自部隊配備で約21㌶ 与那国町議会

沖縄防衛局と町有地の賃貸契約を結ぶ議案を可決した沖縄県与那国町議会=20日午後(共同)
沖縄防衛局と町有地の賃貸契約を結ぶ議案を可決した沖縄県与那国町議会=20日午後(共同)

 与那国町に陸上自衛隊沿岸監視部隊の基地を建設するため、町と防衛省が締結する予定の町有地賃貸契約が20日、町議会(前西原武三議長)6月定例会の本会議に提案され、3対2の賛成多数で可決された。町と同省は今月中に仮契約する見通し。契約案では、年間の賃貸料は当初、同省が提示していた約500万円から、3倍の約1500万円に上積みされた。契約締結後、地域振興のため町が要望する事業について、同省が最大限努力するとした項目も盛り込まれている。

 

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2013年

6月

20日

新食肉センターの入札不調 資材高騰で7月再入札 新空港の口蹄疫対策不十分 石垣市議会

 石垣市議会(伊良皆高信議長)6月定例会は一般質問2日目の19日、宮良操、石垣涼子、平良秀行、我喜屋隆次の4氏が登壇した。岩下幸司農林水産部長は、建設資材の高騰などを受け、新食肉センターの建設事業費が約5億7000万円増額の25億3千万円になったことを明らかにした。5月に行われた建設工事の入札が不調に終わったため、7月に再入札を行う。

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2013年

6月

20日

日本最南端から季節感運ぶ 八商工が俳句甲子園に初出場へ くるぶしに畳の跡や網戸風

全国大会が開催される俳句のまち、松山へ思いを馳せる部員と西浜教諭。後列右端が部長の下地君=八重山商工高校
全国大会が開催される俳句のまち、松山へ思いを馳せる部員と西浜教諭。後列右端が部長の下地君=八重山商工高校

 「くるぶしに畳の跡や網戸風」。俳句甲子園の県大会で、八重山商工文芸部が優勝、部長の下地壮君(3年)は最優秀作品賞=冒頭の句=も受賞した。ダブルで初の快挙に校内が沸いている。文芸部の6人は8月に松山市(愛媛県)で開かれる全国大会に初出場する。日本最南端、亜熱帯の高校から俳句の本場へ、若者が季節感を届けに行く。

 

 

 

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2013年

6月

20日

台湾漁船、尖閣周辺で転覆 乗組員を全員救助

台湾船の乗組員を救助する台湾海岸巡防署巡視船(第11管区海上保安本部提供)
台湾船の乗組員を救助する台湾海岸巡防署巡視船(第11管区海上保安本部提供)

 19日午後2時35分ごろ、尖閣諸島久場島の北北西78kmの海上で台湾漁船「FUNG JUNG106」が浸水しているとの連絡が台北救助調整本部から第11管区海上保安本部にあった。同船は転覆して漂流しているという。同本部の巡視船やしまが現場に急行したが、午後4時20分ごろ、台湾海岸巡防署巡視船から乗組員6人全員を救助したとの連絡があった。

 

 

 

 

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2013年

6月

19日

年甲斐もなく夜のジョギングを始めた…

 年甲斐もなく夜のジョギングを始めた。道路を走っていると、昼間気づかない風景が見えてくる◆驚くのは、背後から通過していく車の多くが、ほとんどスピードを落とさないこと。歩道がない場所では、ランナーと車を遮るものはない。ぶつからないようスピードを落とすべきなのに、そんな配慮がほとんど感じられない。すれすれで平然と走り去っていく。これでは交通事故が後を絶たないわけだ◆「八重山は人情あふれる島です」。県外では、いつもそう言って胸を張っている。それは嘘ではないが、交通マナーの悪さは、どう弁解すべきだろうか。県外の人に後ろ指を差されないようにしたい◆街灯、防犯灯の有り難さも、夜になって初めて分かる。もし真っ暗な道路だったら、目の前に穴があっても分からない。危ないことこの上ない。いくら治安がいいとはいえ、女性などは一人歩きもできないだろう。離島の離島の隅々まで光を当てる文明の利器に、改めて感謝◆20年前には軽やかだった足取りも、当時に比べ2倍の体重を引きずる今、走り出すや否や、膝やくるぶしが痛み出す。ジョギングはいつしかウォーキングに変わっている。でも「継続は力なり」を信じ、新たな発見と理想の体型を求めて、きょうも夜の街へ駆け出す。

2013年

6月

19日

最低でも「9400円」維持 那覇線の当日購入券で 市議会一般質問

 石垣市議会(伊良皆高信議長)6月定例会は18日から一般質問の日程に入り、初日は仲嶺忠師、長浜信夫、箕底用一、砥板芳行の4氏が登壇した。スカイマークの新石垣空港就航で、那覇=石垣線に県の離島住民等交通コスト負担軽減事業が適用されなくなる問題で、中山義隆市長は「(当日購入の航空券が)最低でも9400円、一番良ければ5000円で乗れる形を維持したい」と強調した。台湾からの定期便誘致に向け、吉村乗勝企画部長は、台湾の中華航空から新空港国際線ターミナルについて約10項目の改善要望があったことを明らかにした。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

18日

与那国町 町有地賃貸あす提案 自衛隊基地建設で

 与那国町が19日の町議会本会議に、自衛隊基地の建設予定地として町有地約21・4㌶を防衛省に賃貸する契約を提案することが分かった。今月中にも契約締結となる可能性がある。8月の町長選を前に、自衛隊配備計画は大きく前進しそうだ。
 町関係者によると賃貸するのは、防衛省が自衛隊基地建設計画を進めている南牧場とインビ岳の一部。賃貸料や契約期間などは調整中だという。町総務財政課によると、議会で契約を可決後に詳細を詰めることになる。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

18日

尖閣をまもる秘策あり㊦ 日本でなく福建の領土問題を論じよう 長崎純心大学准教授 石井 望

 この六月三日の共同通信電によると、「中國國家圖書館」は「釣魚島文獻圖籍録」といふ史料集を編纂出版するさうである。この種の宣傳(せんでんせん)に多くの日本國民は困惑してゐる。反駁すれば領土問題が存在することになるし、反駁しなければ言はれ放題となる。日本も對抗して四百八十年にわたる尖閣史料集を出版すれば良いのだらうか、それとも無視すれば良いのだらうか。


 實は、徹底的に反駁して且つ日本の領土問題にしない妙方がある。それは尖閣史料を論ぜず、福建の海防史料だけを論じることである。チャイナ領土を論じるのだから、日本の領土問題にならない。


 ▽福建の領土線・海防線
 歴代の史料を精査すれば、尖閣の遙か西方に福建の領土線・海防線が存在する。チャイナ側の主張では尖閣は臺灣(たいわん)に屬すると言ふが、清國が臺灣に省を創設したのは明治十八年であり、それ以前では福建省の最前線が臺灣島内のどこまで侵攻してゐたかといふ問題だけである。もちろん線が尖閣に到達したことは一度も無かった。福建領土線・海防線を明らかにすれば、必然的に尖閣はチャイナ國外だと確定する。福建琉球航路の西端を論ずる必要はあるが、尖閣に直接論及する必要度は高くない。福建領土線を示す史料としては、例へば次のやうなものがある。


 西暦1579年、蕭崇業「使琉球録」に曰く、
 「彼の國の夷船、汛期なるを以て、宜しく境上に候ふべし。乃ち戊寅(西暦1578)年、獨(ひと)り爽(たが)ひて至らず」
 と。汛(しん)とは季節風である。年末の季節風に乘って琉球船が福建に來航し、翌年使節船が出航するまで「境上」で伺候するのが通例だったといふ意である。福建海岸の國境から琉球航路への出航を待つのだから、尖閣は必然的に境外である。通例だから二度以上は前例があったことになるが、前の二度は本稿上篇で述べた最古の記録の陳侃(西暦1534年)及び、二番目に古い郭汝霖(西暦1561年)だけである。最古の記録から既に國境は福建海岸であった。


 西暦1606年の夏子陽「使琉球録」に曰く、
 「渡海所用の金銀酒器、共じて二百三十餘兩を以て、これを境上に追送す」
 と。使節船が琉球へ出航する前に、福建の長官が國境附近まで金銀酒器を屆けて來たといふ記述である。もちろん尖閣でなく大陸の海岸だらう。


 清の乾隆年間(西暦十八世紀)の「清朝通典」卷六十及び「大清會典」卷五十六によれば、琉球からの朝貢船が歸國(きこく)する時、福建の役人が朝貢使を「送出邊境」(邊境より送り出す)、「伴送出境」(伴送して境を出でしむ)と規定してゐる。伴送して出るのだから、國境のやや外側まで護送したと考へられる。この規定が施行された實證(じっしょう)は歴代枚舉(まいきょ)に暇(いとま)ない。例へば署理福建巡撫・周學健の上奏文に、乾隆八年五月に琉球國の官船が歸國したことを述べて曰く、
 「護送して竿塘(かんたう)の洋面に至り放洋し、長行して國に囘(かへ)る」
 と。中國第一歴史档案館編「中琉歴史關係档案」に見える。竿塘とは福建沿岸十キロあまりの馬祖(ばそ)列島中の一島である。國境を出て護送してもせいぜい馬祖列島あたりまでであった。尖閣はそこから更に三百キロ東方に在る。現在でも金門・馬祖は中華民國・アメリカの勢力圏内に在り、これぞ歴史を貫く眞の第一列島線である。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

17日

ピーチが石垣に就航 全国初、LCCの離島便 低価格競争へ

新石垣空港に到着したピーチ初便
新石垣空港に到着したピーチ初便

 格安航空会社(LCC)ピーチアビエーションの一番機(231便・乗客175人)が14日、新石垣空港に到着。全国でも初めてとなる離島へのLCC参入に、空港は歓迎ムードに包まれた。7月にはスカイマーク社の石垣就航も予定され、本土~石垣を結ぶ価格競争が開始された。

 

 

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2013年

6月

17日

沖縄地方が梅雨明け 世果報雨に植え付け急ぐ

雨を待ちわびていた紅いも農家が、植え付け作業に汗を流していた
雨を待ちわびていた紅いも農家が、植え付け作業に汗を流していた

 沖縄気象台は14日、沖縄地方の梅雨明けを発表した。今年の梅雨入りは5月14日ごろで平年に比べ5 日遅く、梅雨明けは平年より9日早い。石垣島の今年の梅雨の降雨量は平年比でわずか24パーセントとなった。この日、石垣市内は、早朝に雨が降り、日中は曇り空。市内大川の畑では、雨を待ちわびていた紅いも農家が、植え付け作業に汗を流していた=写真。沖縄気象台が梅雨明けを発表した一方で、石垣島地方気象台はこの日、「少雨に関する八重山地方気象情報」を発表。それによると、八重山地方では、5月18日ごろから梅雨前線の影響を受けにくくなったため、雨の日が少なく、5月27日頃からは高気圧に覆われて降水量の少ない状態が続いている。この状態は、今後1週間程度は続く見込み。

 

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2013年

6月

17日

5年ぶりの出場で稽古に熱 全国総合文化祭へ 八重校郷芸部

全国大会に向けて練習に励む八重高郷土芸能部=13日夕、八重山高校
全国大会に向けて練習に励む八重高郷土芸能部=13日夕、八重山高校

 八重山高校郷土芸能部(田場穂乃香部長、部員37人)は、今年7月に長崎県で開催される「第37回全国高校総合文化祭2013長崎しおかぜ総文祭」へ県代表として出場する。同校郷土芸能部の出場は5年ぶり。部員たちは大会に向け、日々練習に励んでいる。同部は、昨年12月に行われた第36回県高校総合文化祭の郷土芸能部門に出場。南風原高校とともに、県代表として全国高校総文祭への派遣を決めた。

 

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2013年

6月

16日

尖閣をまもる秘策あり㊤ 四百八十周年が横取りされる 長崎純心大学准教授 石井 望

 

 尖閣は國際公法の上で疑ひなく日本のものだが、實際の防衞のためには世界の支持が必要である。チャイナ側は尖閣の歴史を前面に出してをり、そこに世界の同情も集まりつつある。既倒の狂瀾を返すために、日本は歴史でも完勝せねばならない。いま歴史を弘報するために二つの秘策を披露したい。一つは尖閣四百八十年史上最古の記念日、今一つは福建海防史料集の編纂である。


 ▽最古の記録は琉球人の案内
 世間には尖閣の漢文史料で我が方が不利だとの誤解が有る。要注意の一つは「釣魚嶼」といふ漢文名である。命名者の記録は無いが、琉球人の案内のもとで最初に記録されてをり、琉球人が命名した可能性が高い。漢文は東アジア共通の文語であって、西洋のラテン語や印度の梵語と同じである。


 琉球人の案内で釣魚嶼(魚釣島)を記録したのは、明(みん)の陳侃著『使琉球録』である。それを示す一段を私は「陳侃三喜」(ちんかんさんき)と呼んでゐる。


 明の使節陳侃は、福州から出航の前年末、未知の琉球への渡航を畏れてゐた。そこに琉球の朝貢貿易船が入港したので、情報を得られると喜んだのが一喜。次に琉球から迎接船が入港したので、先導してもらへると喜んだのが二喜。次に迎接船が羅針盤役らを派遣して陳侃と同船させ、琉球までの操舵を申し出たのが三喜である。翌年初夏に出航した使節船は、琉球の役人の操舵のもと、嘉靖(かせい)十三年(西暦1534年)陰暦五月十日に尖閣列島の「釣魚嶼」を通過する。尖閣は最初から琉球王が公式に外國の客を導く航路として記録された。チャイナ側はつねに陳侃が釣魚嶼を記録したことだけを強調して、琉球人が針路を司ったことを無視しつづけてゐる。


 ▽チャイナよりも先に記念式典を
 來年(平成二十六年、西暦2014年)は尖閣有史四百八十周年の記念すべき年となる。釣魚嶼を最初に記録した陰暦五月十日は、陽暦では今年の六月十七日もしくは十八日、來年の六月七日である。石垣市で記念式典を行なふことを提言したい。式典により、四つの正論を世界に弘報できるだらう。第一に、四百八十年前から尖閣は文化的に琉球のものだった。第二に、釣魚嶼の命名者はチャイナ人ではない。第三に、歴史でも日本が完勝である。第四に、尖閣は政治の島でなく、歴史の島である。


 記念式典の前提として、歴史に忠なるを要する。「日中友好」などを合言葉に記念日を無原則に利用する陰謀には警戒せねばならない。記念日名としては「釣魚嶼みちびきの日」もしくは「尖閣三喜記念日」を提案したい。制定主旨には「無主地にして琉球文化圏だった」と明記することが必須である。この原則を貫徹しないと、チャイナ側の勢力が記念行事に滲透してくることとならう。それどころか、チャイナ側に先に記念日とされて仕舞ふ可能性が高い。もうその危機は來年五月に迫ってゐる。今からしっかり準備しないと間に合はない。私としても「陳侃三喜」の弘報活動などに無報酬で取り組ませて頂ければ光榮である。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

14日

3月下旬に新川川で…

 3月下旬に新川川で市民に発見されたカピバラは、農作物への被害が懸念されるが、一方では、市民の人気者となりつつある。かわばな橋付近での目撃が多く、石垣市消防にはカピバラ発見の通報が寄せられることが多くなっているというが、カピバラ見物の市民の姿も見ることがある◆3月に初めて発見された際に本紙で大きく取り上げた後、全国から多くのメールが届いた。「石垣に観光に行った時に観光施設で見たカピバラに違いない」や「電話して確認したら逃げたカピバラと言っていた」などの知らせが多かったが、なかには「大人しい動物なので手荒なことはしないで」などとカピバラを心配するメールもあり、人気の高い動物であることを知らされた◆市民のなかには「カッピー」のニックネームで呼ぶ人もいてアイドル化の流れも感じさせている。本土のアザラシのように「特別住民票を発行して石垣市の人気者にしよう」と冗談を飛ばす人もいる◆消防では、市民からの通報で、捕獲のために出動した経緯があることから、「発見したら消防へ通報」という認識が市民に広がり、専門外の仕事に頭を抱えている◆人気が高まった後に、駆除や捕獲の方針となると、波紋を呼びそうで、関係機関には頭の痛い問題になりそうだ。

2013年

6月

14日

「フレグランス事業」スタート 夜香木で香水開発 資生堂AGと連携 全国展開目指す 石垣市商工会

夜香木の香りを基調した試作品を確認する委員たち=13日午後、沖縄振興開発金融公庫八重山支店
夜香木の香りを基調した試作品を確認する委員たち=13日午後、沖縄振興開発金融公庫八重山支店

 石垣市商工会(我喜屋隆会長)は、夜香木(ナイトジャスミン)を柱にした石垣島を象徴する香水を開発する「石垣島フレグランス事業」をスタートさせた。新石垣空港開港1周年を見据え、癒しをコンセプトとした「NUCHIGAFU(命果報・ぬちがふう)」ブランドとして全国展開を目指す。13日、第1回石垣島フレグランス推進委員会(浦内由美子委員長、委員5人)が開かれ、香りのコンセプトや商品デザインの方向性など意見を交わした。

 

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2013年

6月

14日

カラスがハンガーで巣 史跡「仲道の三番アコウの木」で

樹齢数百年ともいわれるアコウに作られた巣。直径は50㌢ほど。周辺の枝には、巣から落ちぶらさがったままのハンガーも=11日、登野城
樹齢数百年ともいわれるアコウに作られた巣。直径は50㌢ほど。周辺の枝には、巣から落ちぶらさがったままのハンガーも=11日、登野城

 涼しいかな?ハンガーのマイホーム。とうばらーまゆかりの地で、石垣市の史跡に指定されている「仲道の三番アコウの木」=登野城=の上に、カラスが巣を作り近所の話題になっている。見付けたのは「史跡アコウ」の向かいで営業するロータス宮良自動車の宮良祐次代表。数日前に偶然、木の頂上付近にいたカラスと巣を発見、従業員らに知らせた。

 

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2013年

6月

13日

中西合同が6連覇 競漕に会場沸く 石垣市爬龍船競漕大会

※本バーリーなどの多くの観客で賑わった=石垣漁港=
※本バーリーなどの多くの観客で賑わった=石垣漁港=

 

 旧暦5月4日(ユッカヌヒー)に毎年開催されるウミンチュ(海人)の海神祭「第107回石垣市爬龍船競漕大会」(主催・同実行委員会)が12日、市内浜崎町の石垣漁港で行われ、会場は多数の観客で賑わった。ウミンチュの勇壮な櫂(かい)さばきを見せた伝統の海人が漕ぐ本バーリーや団体、マドンナハーリーで観客を沸かせた。本バーリーでは、中・西組合同が、力強い櫂さばきで上りを制して6連覇を達成、優勝旗の取り込みをした。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

13日

やしの実80個を投流  「恋路ケ浜まで」の思い込め

恋路ケ浜に届くことを願い、やしの実を海へ投流した参加者たち(12日午前、石垣市観光交流協会提供)
恋路ケ浜に届くことを願い、やしの実を海へ投流した参加者たち(12日午前、石垣市観光交流協会提供)

 島崎藤村の「名も知らぬ、遠き島より流れ寄るやしの実ひとつ…」の詩を再現しようと、愛知県田原市の渥美半島観光ビューロー(旧田原市観光協会)による「愛のココナッツメッセージやしの実流し」が12日、石垣島から31㌔沖で行われた。田原市からの参加者19人が、やしの実80個を海へ投げ入れた。「やしの実流し」は、島崎藤村の詩で有名な観光地・愛知県田原市の伊良湖岬にある恋路ケ浜にやしの実が流れてくるよう、石垣島を「遠き島」に見立て1988年から実施している。今年で26回目を迎えた。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

13日

なでしこ3選手がトークショー 「世界で戦う」がテーマ

※3選手のスペシャルトークショーが行われた(左から)大儀見選手、熊谷選手、永里選手、古場トレーナ=ホテル日航八重山=
※3選手のスペシャルトークショーが行われた(左から)大儀見選手、熊谷選手、永里選手、古場トレーナ=ホテル日航八重山=

 石垣島合宿中の日本女子サッカー代表の大儀見優季選手(25)=FFCトリビューネ・ポツダム(ドイツ)、永里亜紗乃選手(23)=同=、熊谷紗希選手(23)=FFCフランクフルト(ドイツ)=の3選手が、「世界で戦うために」をテーマにしたスペシャルトークショーが12日夕、市内ホテルで開かれた。国外のクラブでプレーする3選手は日本選手の協調性や戦術力理解度が高い反面、外国選手との個人能力の差を痛感し、「1対1で対応できる能力」、「(シュートやドリブルなどの)個人能力を挙げる」ことを目標に練習に取り組んでいることを説明した。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

12日

中国の兵書「孫子」には…

 中国の兵書「孫子」には戦争に勝つための技術が満載されているので、さぞ好戦的な内容だろうと思う人が多いかも知れない。しかし実際には「非戦論」こそ、この書の中心思想だ◆冒頭「戦争は国家の一大事であり、国家、国民の生死と存亡がかかっている。軽々しく考えるべきではない」という戒めから始まる。「戦わずして勝つことが最善」と強調し、戦争に至る前の段階で、敵の戦意をくじけさせるべきだと説く◆こうした老獪(ろうかい)な部分だけは、現在の中国にも受け継がれているようだ。尖閣問題では、中国政府要人が日本への恫喝を繰り返し、尖閣周辺海域では中国公船が「パトロール」と称して圧力をかけている◆この状況に、日本側では早くも尖閣を守る決意がくじけ「平和を守るためなら」と譲歩を言い出す人がいる。地元の八重山でさえ、そんな人は少なくない◆しかし現在の中国と違って「孫子」の非戦論は本物だ。圧巻は次の文章だろう。「政府は怒りのように一時的な感情で戦争を起こすべきではない。やむを得ない状況でなければ、戦ってはいけない。怒りは喜びに変わる日もあろう。しかし滅んだ国はもとに戻らず、死んだ人を生き返らせることはできない」。安易に「戦争」を口にする隣国に、肝に銘じてほしい一文だ。

2013年

6月

12日

感染性胃腸炎 大流行 19施設、181人に拡大

 八重山地区の保育施設でロタウイルスによる感染性胃腸炎が大流行している。県福祉保健部は11日、新たに八重山保健所管内の16の保育施設で、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の発生を確認した、と発表した。感染性胃腸炎が発生した保育施設は19施設に拡大、患者数は181人に達した。県は13日、保育施設を対象にした衛生講習会を石垣市健康福祉センターで開き、感染予防策の徹底を図る。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

12日

メタン発酵の導入検討 生ごみや汚泥を液肥化 協議会で構想策定へ 石垣市

石垣島バイオマス事業推進協議会の初会合が開かれた=10日午後、市健康福祉センター
石垣島バイオマス事業推進協議会の初会合が開かれた=10日午後、市健康福祉センター

 石垣市は生ごみ、し尿、汚泥などを発酵させ、農地にまく液肥として再利用するメタン発酵施設の導入検討に向け、石垣島バイオマス事業推進協議会(会長・下地義次JAおきなわ八重山地区本部長)を10日発足させた。来年3月までに導入の可否を決め、バイオマスを活用した農業振興の構想を取りまとめる。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

12日

「戦争にすべきでない」 エコノミスト誌が取材 尖閣問題

八重山日報社を訪れたディビッド・マックニール記者
八重山日報社を訪れたディビッド・マックニール記者

 尖閣諸島問題を取材するため、英エコノミスト誌のディビッド・マックニール記者(47)が10日、石垣市を訪れた。「中国と日本の最前線」という位置づけで、八重山の現状をレポートするという。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

12日

サンゴとシャコ貝観察 白保中、身近な環境学ぶ

はしゃぎながら、サンゴとシャコ貝を観察する2年生=白保海岸
はしゃぎながら、サンゴとシャコ貝を観察する2年生=白保海岸

白保中学校の2年生が10日、地域の海岸でサンゴとシャコ貝の調査を行い、身近な環境の大切さを学んだ。調査は、しらほサンゴ村が協力。サンゴ村の上村真仁センター長を講師に、長さ400㍍の魚垣が残る白保の海岸を一緒に歩きながら、サンゴとシャコ貝(ヒメジャコ)の状態を観察した。 ▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

11日

『学問のすすめ』と『自助論』 日本の近代の発展を支えた思想 中川 建志

 およそ国が発展していく時、その背景には発展する必然性を持った思想なり、理念があるものだ。近代日本の発展を支えた理念とは、明治の青年が競って読んだ二冊の書籍に集約される。一冊は、「天は自ら助くる者を助く」(heaven helps those who help themselves)と言う序文で有名な『西国立志編』である。原題は、サミュエル・スマイルズ著『Self Help』。1871年(明治4年)発刊で翻訳は中村正直である。百万部を越えるミリオンセラーだ。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

10日

連日のように尖閣諸島周辺を航行していた中国公船…

 連日のように尖閣諸島周辺を航行していた中国公船が、突然姿を消した。不思議に思っていたが、ニュースを見て合点がいった。時を同じくして米中首脳会談があるのだ◆会談では尖閣問題も中心議題。尖閣は中国領だと主張し、米国に不介入を要求する習近平氏と、日中の対話を求めるオバマ氏の応酬になったようだ。中国側には、こうした微妙な時期に、尖閣周辺でことを起こしたくない、という政治的な配慮があったのだろう。中国公船の出没が、中国政府上層部の指示であることがうかがえる◆尖閣周辺を航行する中国公船は、最近はだいたい3隻で1組。1隻が休養のため現場を離れると、すかさず別の1隻が交替で入ってくる。つまり24時間体制である。これでは警護する海保も大変だ。攻めるより、守るほうが気を使う。中国側は当然、消耗戦の末、日本側が疲れ果てることを狙っているのだろう。さらに、大攻勢をかける時期を慎重に狙っていると見たほうがいい◆米中首脳会談が終われば、中国公船は尖閣周辺にまた舞い戻ってくるはずだ。実に容易ならぬ相手だと覚悟しなくてはならない。八重山には、中国との関係改善を急いでいる住民はほとんどいない。尖閣問題で安易に譲歩しないよう、日米両政府にしっかりとクギを刺したい。

2013年

6月

10日

外間氏 進退表明先送り 与党の候補者選び混迷 与那国町長選

 8月6日告示、11日投開票の与那国町長選は、自衛隊誘致を推進する保守陣営の候補者選びが混迷した状況が続いている。与党側によると現職の外間守吉氏は8日、与党の町議4人に出馬辞退の意向を示したが、3人から強い慰留を受け、進退の表明を先送りすることを決めた。これに対し、町防衛協会(金城信浩会長)は別人を擁立する方針だが、外間氏が進退を表明しない中、調整が具体化していない。自衛隊誘致派の住民は「候補者決定はまだ先になりそうだ」と話している。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

10日

新石垣空港航空戦争 辻 維周

 いよいよ6月14日から純国産LCCである「ピーチアビエーション」が、石垣に参入する。また7月10日からは新規参入航空会社であるスカイマークも石垣~那覇・神戸・成田間の運航を開始する。一方迎え撃つ大手航空会社は55日前までに予約・購入すると、石垣~那覇で最安値¥4400からという運賃を設定した。しかし変更の効く普通運賃は¥24100と高いままで、スカイマークの普通運賃¥5000とはかけ離れている。▼全文は「新聞オンライン.com」でhttp://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

09日

家族連れ歯の健康考える 恒例のデンタルフェア

8020の部で表彰される高齢者。健康長寿のお手本そのもの=石垣市健康福祉センター
8020の部で表彰される高齢者。健康長寿のお手本そのもの=石垣市健康福祉センター

 恒例のデンタルフェア(八重山地区歯科医師会主催)が8日、石垣市健康福祉センターであり、家族連れが多数詰め掛け、歯の健康を考えた。 歯科医師10人を含めスタッフ総勢40人が各コーナーに分かれ、歯磨き指導やフッ素洗口・塗布、歯科相談を行った。母子を中心にした入場者が、歯科医から検診を受けるとともに、多角的な虫歯予防の指導を受けた。 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

09日

地域発展に決意新た 入植60年の節目祝う 開拓1世22人へ感謝状 西表豊原地区

感謝の気持ちを伝えようと、開拓1世の人々へ感謝状が贈られた=8日午後、豊原開拓の里ホール
感謝の気持ちを伝えようと、開拓1世の人々へ感謝状が贈られた=8日午後、豊原開拓の里ホール

 竹富町西表島の豊原地区入植60周年記念式典・祝賀会(同実行委員会主催)が8日、同地区の開拓の里ホールで開かれ、地域を挙げて60周年の節目を盛大に祝った。式典では開拓1世の22人へ感謝状を贈り、これまでの苦労を称え、今後の地域発展に決意を新たにした。 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

09日

高級マンゴー歩道でゆらゆら 登野城の上地さん宅

歩道側にぶら下がったマンゴーを見上げる上地さん。「登野城は土地が肥えているのかも」と言う=上地さんの自宅前、登野城
歩道側にぶら下がったマンゴーを見上げる上地さん。「登野城は土地が肥えているのかも」と言う=上地さんの自宅前、登野城

 高級マンゴー歩道でゆらゆら― 字登野城の上地盛久さん(75)宅のマンゴーがたわわに実り一部は歩道側にまで、大きな実がぶらさがっている。このマンゴーの木は30年ほど前、上地さんが友人から譲り受け、庭に植樹。10年以上経ってから、アーウイン(アップル)種とキーツ種を接ぎ木したところ毎年、大量の実がなるように。今では2階建ての自宅と同じくらいの高さに成長、幹は最も太い部分で1㍍30㌢を超えるまでになった。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

2013年

6月

08日

「観光に尖閣」アイデアも 国土利用計画見直しで

尖閣諸島の南小島(2012年)。国土利用計画の見直し作業では、公募委員のワークショップで尖閣を観光で活用するよう求める声も
尖閣諸島の南小島(2012年)。国土利用計画の見直し作業では、公募委員のワークショップで尖閣を観光で活用するよう求める声も

 今年度予定されている石垣市の国土利用計画に市民の意見を反映しようと5月に開かれた一般公募のワークショップで、尖閣諸島(登野城)について「リゾート」「公園」「遊魚船ツアー」などと観光面での活用を求めるアイデアが出た。市は3月に策定した海洋基本計画でも、尖閣の世界遺産登録に調査研究を推進する方針を打ち出している。国土利用計画で、尖閣を「漁場」と位置付けるだけの従来の姿勢から踏み出すのか注目される。
 ワークショップのメンバーは20歳以上の市民を対象に一般公募し、16人が参加。5月13日から3日間、各地域の将来像について意見交換した。
 国土利用計画は10年に1度見直され、今年度が改定の年に当たっている。現行計画では、尖閣について「今後とも漁場として利用を推進するとともに、自然環境の保全に努める」と記述している。


 海洋基本計画では、尖閣の世界遺産登録に向けた調査研究の方針が明記されたものの、市によると「現在のところ、具体的には動いていない」状況。
 環境省は「琉球・奄美」の世界遺産登録に向けた作業を進めているが、対象に尖閣を含むことには消極的だと見られる。関係者によると「琉球・奄美」に尖閣を加えた場合、これまで進めてきた作業全体に悪影響が出る可能性が懸念されているようだという。


 ワークショップでは、西部と南部を高速道路、東部と南部を高速空港バイパスで結ぶ案などが出た。西部の将来像として、南部の港湾が使用不能時の場合の港湾を整備することや、自衛隊を配備することを求める声もあった。
 東部については、介護型リゾートの整備のアイデアも出た。
 市は今後、国土利用計画の策定委員会を発足させ、改定案を12月議会に提案する予定。

2013年

6月

08日

「今月後半に再協議」 3市町訪問の県教育長

 八重山教科書問題をめぐり石垣入りしている県教育委員会の諸見里明教育長は7日、石垣市、竹富町、与那国町が同一の教科書を採択するための再協議について「6月後半で持つことに、3市町の了解を取り付けた」との認識を示した。


 諸見里教育長はこの日、竹富町教委を訪れ、慶田盛安三教育長に対し、3市町が再協議のテーブルに着くよう求めた。諸見里教育長によると、慶田盛教育長は「(3市町が)足を引っ張り合うのではなく、手を引っ張る形でお願いしたい」と述べ、再協議に前向きな姿勢を示したという。


 ただ、3市町では今後、6月議会が開会することから、関係者は「今月中の再協議はスケジュール的に難しい」と話しており、今月中の再協議が実現するかどうかは不透明な状況と見られる。


 意見交換後の報道陣の質問に対し、諸見里教育長は「県はどうしても中立的な立場だ」と強調。竹富町教委に教科書採択のやり直しを求める文科省の指導には従わず、3市町に自主的な解決を求める方針を改めて示した。

2013年

6月

08日

児童らが稲刈りに挑戦 川平・崎枝小が体験学習

稲刈りを体験した児童たち=7日午前、川平
稲刈りを体験した児童たち=7日午前、川平

 川平小学校の全児童37人と崎枝小学校の全児童12人は7日、稲刈り体験学習を川平小近くの川平校稲作実習田で行った。両校の児童たちが2月上旬に田植えをしたもの。児童たちは泥だらけになりながら、立派に実った稲穂を刈り取った。
 川平小は総合的な学習の一環で、米作りの体験を毎年実施している。今年は崎枝小の児童たちと一緒に田植えと稲刈りを行った。
 2月に行われた田植えの後、児童たちは草刈りや水の調整、カラス避けの設置といった作業に取り組み、大切に稲を育ててきた。


 児童たちは1列に並び、泥に足をとられながらも、育ててきた稲を丁寧に刈り取っていった。鎌に慣れない下級生には、上級生がやり方を教える姿も見られた。
 刈り取った稲は足踏み式の脱穀機にかけた。脱穀機には児童たちの行列ができ、作業を行う間、児童たちは嬉しそうな声をあげていた。


 3回目の稲刈りだという平田亜季さん(川平小3年)は「腰が痛くてきつかったし、尻もちもついたけど、たくさん取れて楽しかった。お米は餅つきして食べたいな」と笑顔をみせた。

2013年

6月

07日

西表島産パイン・マンゴーの…

 西表島産パイン・マンゴーのゆうパックセレモニーが行われ、八重山の熱帯果樹シーズンが本格化、今月中にはマンゴーも熟れ始めるだろう◆八重山の特産品といえばパインとマンゴーだが、南国の気候を活かした熱帯果樹の栽培をもっとバラエティーに富んだものにして欲しい◆世界中の果物から八重山の気候に適した熱帯果樹を探すことは容易なことではないだろうが、調査する価値はある◆南国八重山を全国に発信する手段として熱帯果樹を取り入れ、農業以外の分野にも波及させる必要があるのではないだろうか。全ての産業は観光に波及する◆バラエティーに富んだ熱帯果樹を外食産業や食品加工に用いるのは当たり前のことで、街並みにも活かすことを考えてはどうだう。関係機関が協力し、様々な熱帯果樹の苗を広く島民に配布し、庭木に利用しやすくする。市街地をドライブする観光客は鮮やか花々と共に、熱帯果樹が実る住宅地を目にすることで、南国情緒を強烈に感じるだろう◆八重山を「フルーツアイランド」として全国に発信すれば、栽培農家のブランド化が促進され、その果実を活用した商品もブランド力が強化される。農家のみならず、島民全体で八重山のフルーツを後押しすれば強力な観光資源となり得るだろう。

2013年

6月

07日

3市町に再協議促す 諸見里教育長「県は中立」

玉津教育長との意見交換後、報道陣の質問に答える県教委の諸見里教育長=6日午後、石垣市教委
玉津教育長との意見交換後、報道陣の質問に答える県教委の諸見里教育長=6日午後、石垣市教委

 石垣市、与那国町と竹富町で中学校公民教科書の採択が割れている問題をめぐり、県教育委員会の諸見里明教育長が6日八重山入りし、与那国町の崎原用能教育長、石垣市の玉津博克教育長と相次いで意見交換した。諸見里教育長は取材に対し「県はニュートラル(中立的)な立場で臨む。3市町が当事者意識を持ち、主体性を発揮して解決すべきだ」と強調。早ければ月内にも3市町が自主的に同じテーブルにつき、再協議するよう促した。

 

 文科省は竹富町の教科書採択が違法との認識を示しており、同町に対し、育鵬社版を採択し直すよう求めている。県教委は文科省とは異なり、3市町に自主的な再協議を促すことで、八重山教科書問題を解決したい考えを示したことになる。
 諸見里教育長によると、玉津、崎原両教育長とも、再協議に前向きな姿勢を示したという。諸見里教育長は7日には竹富町教委を訪れ、慶田盛安三教育長と会う予定。
 県教委としては再協議の場を設定せず、協議の形態なども3市町の自主性にゆだねる。諸見里教育長は「(八重山教科書問題で)3市町に、わだかまりがあると感じた。わだかまりを解くためにも、一緒に話をして解決策を見出してほしい」と期待。
 年度内の解決が難しい場合でも「来年度は小学校教科書の採択協議がある。(その場も利用して)納得いくまで議論してほしい」と述べた。


 2011年の中学校公民教科書採択で、石垣市、与那国町は八重山採択地区協議会の選定結果に従って育鵬社版を採択したが、竹富町は独自に東京書籍版を採択した。採択地区(八重山地区)内では同一の教科書を採択するよう求める教科書無償措置法に違反する状態になっている。

2013年

6月

06日

琉球史新議 ~明は併合に公式に同意した㊦~ 長崎純心大学准教授 石井 望

原文の「役屬」(えきぞく)とは課税や兵役などを以て服屬したことを指す。役屬の主語は琉球であり、琉球が半ば主動的に日本の領土となったものと韓仲雍は理解してゐる。赦前(しゃぜん)とは皇帝による大赦の前を指す。「明史」によれば西暦1614年、皇太后が崩御した際に萬暦(ばんれき)皇帝は天下を大赦した。日本(薩摩藩)が琉球を併合したのはその五年前なので「赦前」となる。即ち大赦の前に日本が琉球を併合したことを不問に付してゐる。


 「亦」(また)とは、過去の家康の事だとの言ひわけを承けて、明國側でも恩赦以前の事だと調子を合はせた語である。中華思想を原則とする明國だが、琉球を屬國(ぞくこく)としてゐたのは形式だけなので、派兵して薩摩を討伐しようにも尖閣航路すら掌握してをらず、已むを得ず迎合したのである。中華思想なるものは虚構であって、歴史の現場に適用できなかったことが多々有る。その好例がこれである。

 

 ▽自分で琉球と談判する事だ
 「議する」とは前罪を追究するのではない。赦前の罪は議しないのが法であり、議するのはこれ以後の琉球領有についてである。「自(みづか)ら」とは日本を指すとも明國を指すとも見える。明國と解すれば、薩摩が現に統治してゐる優先權に異をとなへず、「薩摩と別に自分で談判する」意となり、これ以後の兩屬關係を暗示してゐる。しかしこの解には以下の不足が有る。


 まづ明國としては、これ以後の朝貢について上から命ずることは有っても、琉球と對等に議論する語氣はふさはしくない。
 次に「當」(まさに~すべし)といふ助動詞は、自分がしようといふ場合にも用ゐられるが、韓仲雍が朝貢について自分で決定する權限は無く、中央朝廷が皇帝の名義で決めることである。しかし中央朝廷が「しよう」といふ不確定性の語氣で諭告するのはふさはしからず、「する」と言ひ切るのが通常である。


 また薩摩が現に領有してゐるのに咎め立てせず、明國が自分で琉球と談判するといふのも通じにくい。
 逆に「自ら」が日本を指すと解すれば、韓仲雍は日本による併合に完全に同意したことになる。しかし中華思想の語氣では「汝自ら琉球と談判せよ」と命ずるのが通例であって、矢張り「當」は語氣が弱い。


 私はどちらにも解してみたが、今一つ完全と言ひ切れない。そこで原文に忠實に、「この問題は自分で琉球と談判すべき事だ」と現代語譯すれば通じる。日本でも明國でも既に「前」の事だから、あとはそれぞれ勝手に琉球と談判しようといふ意である。


 以上三解のどれを取るにしても、明國が日本による併合に同意してゐたことだけは等しい。それを日本の使者に對して言明し、中央朝廷にも報告したのである。この時は臺灣(たいわん)島や日本との關係についてもまとめて報告したのだが、それに對する皇帝の返事は「確議して速聞せよ」(しっかり議論して速やかに報告せよ)であった。肯定的方向の返事である。少なくとも否定してゐない。

 

 ▽併合に同意しても異論出ず
 この記録は「皇明實録」及び黄承玄「盟鷗堂集」所收の上奏文に見えるほか、張燮「東西洋考」や陳子龍「皇明經世文編」など、明國の二次史料の中にも見えるもので、朝野に反感を惹起しなかった。なぜなら琉球人の案内によってどうにか渡航して儀式を行なってゐただけなのだから、明國が琉球に援軍を送ることは不可能であった。訊問中で大赦を理由としたのは半ばメンツのために過ぎない。


 以上の史事の周邊を論じた先行研究は幾つか有るが、日本の使者に向かって同意を示したことを論じた研究はこれまで無い。また「皇明實録」の通行複製本ではこの部分が省略されてをり、それが國立公文書館の寫本(しゃほん)に載ってゐるのは、今度の新出史料だと言って良いだらう。二次史料と違って朝廷の公式記録である。(終)

2013年

6月

06日

国際線ターミナル拡張を 新空港で要望続出

離島観光振興へさまざまな要望が出された会議=石垣市役所
離島観光振興へさまざまな要望が出された会議=石垣市役所

 八重山圏域離島観光振興会議が5日、石垣市役所で開かれ、県をはじめ3市町、観光協、民間団体まで、観光関係者50人近くが出席、各団体の取り組みが報告された。意見交換で、狭隘(あい)さが指摘されている新石垣空港国際線ターミナルについて要望が続出、国内線施設を含め、拡張を求める声が上がった。

 

 国際線ターミナルについて、出席者から施設内のスペースや手荷物検査場などが狭すぎて、入・出国手続きに支障が出ているとの声、国際線用GSE(空港内で使用される特殊車両)が無く、駐車スペースもないとの疑問が出、施設拡充が要望された。さらに、定期便就航に向け、チェックイン端末の導入を求める意見も。
 県と石垣市の担当者は、国際線ターミナルの拡充に向け、関係機関と協議し迅速に対応するとした。


 一方、国内線も過密ぶりが指摘され、担当者が、一日に70便以上の離発着があり、現状での増便が困難な状況を伝え、空港エプロンの拡張も提言した。
 そのほか、リゾートウエディング誘致で関係団体の連携、(外国人観光客向け)通訳養成講座の開催、オール八重山での誘客活動の展開、多言語による案内板の設置―ほかの要望が出された。
 八重山圏域離島観光振興会議は県が主導し、石垣市で年2回、開催されている。

2013年

6月

06日

「働くって楽しい」 支援校28人が就労実習 自立へ意欲高める

ちょっぴり緊張気味ながらも、生きいきと、足湯ケアに挑戦する金嶺さん(手前左)ら=あるまねっと合同会社、大川
ちょっぴり緊張気味ながらも、生きいきと、足湯ケアに挑戦する金嶺さん(手前左)ら=あるまねっと合同会社、大川

 八重山特別支援学校高等部の生徒が、石垣市内14か所の事業所に分かれて、就労実習を行っている。実習は3日から2週間、28人が挑戦中。自立に向け意欲と技能を高めようと、障がいのある若者が、それぞれの職場で貴重な体験を重ねている。

 

福祉サービス事業所・あるまねっと合同会社=大川=では、金嶺久美子さん(高3)と島袋美花さん(高2)の2人が実習、足湯ケアや小物・アクセサリー製作に取り組んだ。


 2人は「支援校の先輩が(この事業所に)いるので不安はない。皆と一緒に働くって楽しい」と目を輝かせた。
 「あるま」の宮良美樹代表は「就職は誰にとっても自立への第一歩。働くことに障がい者と健常者に壁はない。障がいに応じて、苦手な部分を健常者が手伝えばいい。仕事に対する姿勢は障がい者の方がピュア―(純粋)」と強調した。


 一方、みんさー工芸館では石垣江梨子さん(高3)と森田安代さん(高2)が、糸繰り(綿糸の巻き取り)や糊付け作業に挑戦、緊張気味ながらも、懸命に技術習得に取り組んだ。


 実習は毎年この時期、平日の2週間を利用して実施している。今春、支援校を卒業した10人中、1人が市内の民間事業所に就職、大半は地域の福祉作業所で就労しているという。

2013年

6月

05日

尖閣諸島の領有権を…

 尖閣諸島の領有権をめぐり、中国が「日中間で棚上げの合意があったことは歴史的事実」と主張している。日本側にも中国の主張に迎合する動きがあるが、尖閣の地元である八重山の住民としては「棚上げ」など断じて認められない◆たとえば、先祖代々住んできた家に、他人が押しかけ「この家はおれのものだ」と主張したとする◆こちらとしては当然「言いがかりだ」と反論する。すると相手は「この家が誰のものであるかは、棚上げしよう」と言い出す。常識的に考えてみよう。そんな話に乗れるだろうか◆それで争いが解決するならば…と「棚上げ」を認めると、悔いを千載に残すことになる。簡単に言うとその時点で、自分の所有権があいまいであると認めたことになるからだ。相手はそこにつけ込み、後日、自分に有利な時期を選んで、必ず争いを再燃させてくる。その時には、こちらの立場は非常に弱くなっている◆尖閣問題で、安易に「争いを棚上げしよう」という人が国内でも非常に多いことに、驚きを禁じ得ない。ことによると戦後68年の平和を満喫するうち、日本人は戦略的思考を失いつつあるのかもしれない。八重山ですら、一部でそう言う人がいる。もちろん主張は自由だ。活発に議論したいし、論破したい。

2013年

6月

05日

チャーギ食害のおそれ 学校でも数百匹目撃 蛾のキオビエダシャク 石垣市

濃紺に鮮やかな黄色の帯が特徴のキオビエダシャク。羽根の長さは5㌢ほど。ネット上では「かなり美しい蛾」と評価する昆虫ファンも=字石垣で
濃紺に鮮やかな黄色の帯が特徴のキオビエダシャク。羽根の長さは5㌢ほど。ネット上では「かなり美しい蛾」と評価する昆虫ファンも=字石垣で

 高級木材イヌマキ(チャーギ)を食害する蛾の一種「キオビエダシャク」が石垣市で大量発生している。1か月ほど前から、市内各所で大群の飛翔が見られており、イヌマキへの影響が懸念されている。専門家は「幼虫に触れると、かぶれることがあるので、チャーギには近づかないで」と注意を呼び掛けている。

 

 キオビエダシャクは蛾の仲間では珍しい昼行性。国内では九州から琉球列島まで分布し八重山では4月から7月に掛けて産卵、羽化する。成虫は花の蜜、幼虫はイヌマキの葉をエサにしている。


 登野城小学校では5月中旬頃から「キオビ」の姿が目立ち始め、時には数百匹の大群が飛翔。授業に支障はないものの一部は教室内に迷い込み「児童の集中力が途切れる」との声も。


 仲皿利治教頭は「校庭にあるイヌマキから発生が広がっているようだ。面白がっている子がいる一方で、虫の嫌いな子は近付かないようだ。被害が出ているわけではないので、ピークが過ぎるのを待つしかない」と話す。


 登小に隣接する八重山高校でも5月から、大量発生が確認されている。生物担当の長浜大樹教諭は「原因は分からないものの、八重山では周期的に大量発生しているようだ。よく見るときれいな蛾だが、あまりに多いので気味悪がっている女子生徒もいる」と言う。


 字宮良出身の昆虫博士・大城安弘さん=那覇市首里=の話
 大量発生は(八重山の)空梅雨と関係があるかもしれない。成虫は無害だが、幼虫(毛虫)に触れると人によっては、かぶれることがある。しばらくはチャーギに近づかないほうがいい。チャーギの葉が全て食害されても、木が枯れることはほとんどない。気になるなら、幼虫は市販の殺虫剤ですぐに駆除できる。あまり心配しすぎないほうがいい。発生のピークは7月ごろで、大量発生は長続きしない。もうしばらくの辛抱だろう。

2013年

6月

05日

琉球史新議 ~明は併合に公式に同意した㊤~ 長崎純心大学准教授 石井 望

 人民日報に琉球の領有は未確定だとの論説が載り、世間を騷がせてゐる。實質上はチャイナによる領有の主張である。彼らは常々過去の朝貢を強調してゐる。


 しかしそもそも過去のチャイナ人は自力で尖閣海域を渡航できず、琉球人の案内でやっと渡ったことが史料に歴々と書かれてゐる。況や尖閣の先の琉球を領有することなど、形式上では可能でも、歴史と文化の實質上は有り得ない。


 私は昨年來の尖閣研究の中で、薩摩による琉球併合に關(かか)はる一史實を見つけてゐた。大したこととも思ってゐなかったのだが、人民日報のお蔭で大したことになったので、五月二十六日に日本會議長崎主催の公開講演會でこれを公表した。明國の高官が日本の使者を訊問する際に、琉球併合に同意することを公式に言明し、更に皇帝にまで報告して、中央朝廷で記録したといふ事實である。


 ▽薩摩による檢地を認知
 西暦1609年、薩摩藩は琉球を併合し、以後琉球王に明國皇帝の臣下として朝貢貿易をつづけさせたことはよく知られる。明國側は薩摩の統治を知り、一時は朝貢を禁じようとしたが、やがて已むを得ず朝貢再開をゆるしたことも、近年の研究で明らかになってゐる。


 薩摩が琉球を領有してから七年後の西暦1616年、琉球國は明國に使者を派遣した。明國福建の巡撫(軍政長官)黄承玄はこれについて皇帝に上奏文「琉球の倭情を咨報するを題する疏」(黄承玄の文集「盟鷗堂集」に收める)をたてまつって報告した。その中で黄承玄は、琉球が日本に編入され、日本の役人が統治してゐることを述べる。曰く、
 「近年已折入于倭、疆理其畝、使吏治之。」
 〔近年すでに倭に折入(せつにふ)し、其の畝を疆理(きゃうり)し、吏をしてこれを治めしむ〕
 と。折入とは編入されたことを指す。畝を疆理したとは薩摩藩が琉球で檢地を行なったことを指す。明國側は薩摩藩による檢地まで認識してゐた。


 ▽重大な新事實
 ここまでは瑣事に過ぎないが、越えて西暦1617年、福建に日本の使者明石道友が渡航すると、福建の海道副使(海防兼外交長官)韓仲雍(かんちゅうよう)がこれを訊問した。訊問記録は國立公文書館藏の寫本(しゃほん)「皇明實録」(くゎうみんじつろく、中央朝廷の議事録)の同年八月一日の條に見える。韓仲雍が「日本はなぜ琉球を侵奪したのか」と問ふと、明石道友は供述して曰く、
 「薩摩酋・六奧守、恃強擅兵、稍役屬之、然前王手裏事也。……但須轉責之該島耳。」
 〔薩摩の酋・陸奧守、強きを恃み兵を擅(ほしいまま)にし、稍やこれを役屬せしむ、然れども前王(家康)の手のうちの事なり。……ただ須らく轉じてこれを該島(薩摩)に責むべきのみ〕
 と。薩摩が琉球を併合したのは家康の世で濟んだ話であり、この件は薩摩を追究して欲しい、との意である。家康は前年(西暦1616年)に亡くなってをり、それを理由に言ひわけめいた供述となってゐる。これに對し、韓仲雍は次のやうに諭告した。曰く、
 「汝并琉球、及琉球之私役屬於汝、亦皆吾 天朝赦前事。當自向彼國議之。」
 〔汝(日本)の琉球を併する、及び琉球のひそかに汝に役屬するは、亦た皆な吾が天朝(明)の赦前の事なり。まさにみづから彼の國(琉球)に向かひてこれを議すべし〕
 と。これは昨今の中華人民共和國の主張に對して重大な意義を有する。一字一句を檢討せねばならない。            (つづく)
 (本稿で使用する正かなづかひ及び正漢字の趣旨については、「正かなづかひの會」刊行の「かなづかひ」誌上に掲載してゐる。平沼赳夫會長の「國語を考へる國會議員懇談會」と協力する結社である。)

 

 石井 望 長崎純心大学准教授。
 昭和41年、東京都生まれ。京都大学文学研究科博士課程学修退学。長崎綜合科学大学講師などを経て現職。担任講義は漢文学等。研究対象は元曲・崑曲の音楽。著書『尖閣釣魚列島漢文史料』(長崎純心大学)、論文「大印度小チャイナ説」(霞山会『中国研究論叢』11)、「尖閣釣魚列島雑説四首」(『純心人文研究』19)など。

2013年

6月

04日

琉球侵攻 公式に容認 明「皇帝が大赦」 日本に帰属、400年前に同意

明朝廷の議事録「皇明実録」(国立公文書館所蔵、赤染康久氏撮影)
明朝廷の議事録「皇明実録」(国立公文書館所蔵、赤染康久氏撮影)

 江戸時代初期に起きた薩摩藩の琉球国侵攻と併合に対し、当時の明国高官が「皇帝が大赦(赦免)を行った」と述べ、公式に容認していたことが、長崎純心大学の石井望准教授の調査で明らかになった。中国共産党の機関紙、人民日報は5月、「琉球の帰属問題は未解決」という論文を掲載したが、歴史的には400年前、明国が琉球国の日本帰属に同意しており、大勢は決していたことになる。

 

 薩摩藩は1609年、琉球国に侵攻した。石井氏によると、明朝廷の議事録「皇明実録」に薩摩の琉球侵攻と明国の反応について記述があり、日本の国立公文書館所蔵の写本で確認できる。
 1617年、日本から福建省に渡航した徳川幕府の使者、明石道友に対し、福建省の海防と外交の担当者だった韓仲雍(かん・ちゅうよう)が、日本はなぜ琉球を侵奪したのかと質問。明石は、薩摩の琉球侵攻は家康の代で済んだことであり、この件は薩摩を追究してほしい、と答えた。
 韓仲雍は「汝(なんじ)の琉球を併する、及び琉球のひそかになんじに役属(えきぞく)するは、また皆、わが天朝の赦前(しゃぜん)の事なり」(日本の琉球併合と、琉球が日本に服属したことは、3年前の皇太后崩御時に明の皇帝が大赦を行った前の出来事だ)と発言。8年前の琉球侵攻は、皇帝による「大赦」の対象であるとして不問に付し、公式に容認した。
 韓仲雍はさらに「まさにみずから、彼の國(琉球)に向かいてこれを議すべし」と述べている。
 「みずから」は明とも日本とも解釈できるが、石井氏は「この問題は済んだことなので、明国も日本もそれぞれ勝手に琉球と談判しようという意味だろう。いずれにしても、明国が日本による琉球併合に同意していたことに変わりはない」と指摘した。


 石井氏によると、琉球国の帰属問題をめぐり、明国が公式に日本帰属に同意していたことを論じた研究はこれまでにないという。
 石井氏は「明国は琉球人の案内によって使者が琉球に渡航していただけであり、琉球に援軍を送ることは不可能だった。高官が(琉球の領有同意を示す)『大赦』という言葉を使ったのも、なかばメンツのために過ぎない」と分析している。 (琉球侵攻と明国の反応に関する石井氏の寄稿を近日中に掲載します)

2013年

6月

04日

宮平会長の功績たたえる 観光功労で大臣表彰

ミス八重山の2人から花束を贈られた宮平さん(中央)と妻の米子さん。関係者が大臣表彰の喜びを分かち合った=ホテルミヤヒラ
ミス八重山の2人から花束を贈られた宮平さん(中央)と妻の米子さん。関係者が大臣表彰の喜びを分かち合った=ホテルミヤヒラ

 美ら花グループのCEO(最高責任者)で、石垣市観光協会長の宮平康弘さん(66)の国交大臣表彰=観光功労=を祝う祝賀会(実行委主催)が3日夜、ホテルミヤヒラであった。関係者多数が出席、宮平さんの功績を讃えるとともに、表彰の喜びを分かち合った。八重山から観光功労の大臣表彰は初めてという。
 宮平さんは1973年、ホテルミヤヒラの事業を父・良清さんから受け継ぐとともに、八重山観光協会(当時)の理事・役員として活躍。2011年からは市観光協会会長を務め、観光客誘致に貢献している。観光だけでなく、八重山の医療を守る郡民の会の会長も兼任、幅広い社会貢献活動でも知られている。


 祝賀会は、宮平さんの多彩な交友関係を反映。中山義隆市長や川満栄長竹富町長、安里繁信さん(沖縄観光コンベンションビューロー会長)らも駆け付けるなど、会場いっぱいの人出となり熱気に包まれた。舞台では、長女の東恩納恵理子さんら宮平さんの家族6人が座開きの「鷲ぬ鳥節」を舞い、出席者に感謝の思いを伝えた。


 宮平さんは「40年間、八重山観光のため微力を尽くしてきたことが評価された。ホテルミヤヒラは開業60年、観光協会は発足50年、新空港も開港し、今年は節目が重なり感慨深い。これからも内外に離島の魅力を発信していきたい」と一層の奮闘を誓った。
 本年度の大臣表彰は4月24日、都内の国交省大臣室で行われた。

2013年

6月

04日

身近な魚に歓声 美ら海移動水族館にぎわう

子どもたちは水槽の前で魚に釘付け=3日夕、市役所第2駐車場
子どもたちは水槽の前で魚に釘付け=3日夕、市役所第2駐車場

 沖縄美(ちゅ)ら海水族館の「美ら海移動水族館」が3日、石垣市役所第2駐車場で開かれた。色とりどりの魚20種、約60匹が水槽付きトラックで展示され、訪れた親子連れなどが見入っていた。市での移動水族館は4年ぶり3回目。


 同館では、普段なかなか水族館に足を運ぶことができない人に海の生き物を見てもらおうと移動水族館を実施している。今回は1、2日の2日間、西表島で初めて開催、子どもからお年寄りまで幅広い世代が訪れ、好評だったという。


 この日、水槽付きトラックは市役所第2駐車場内に設置された。水槽の中では白黒の模様が特徴的なハタタテダイや、ユニークな名前のオジサンなど沖縄の海に生息する身近な魚が泳ぎ回り、子どもたちはガラスに顔をくっつけるようにして見入っていた。


 今井乃渚(のな)ちゃん(6歳)は「ハリセンボンが大きくてびっくりした。美ら海水族館には1回行ったことがあるけど、石垣でも見れてよかった」と笑顔で話してくれた。

2013年

6月

02日

アジアでの孤立回避 日台協定 譲歩の背景は 産経新聞台北支局長に聞く

「八重山の漁業者のことを考えると笑顔にはなれない」と険しい表情を見せる吉村支局長(石垣市内で)
「八重山の漁業者のことを考えると笑顔にはなれない」と険しい表情を見せる吉村支局長(石垣市内で)

 八重山の漁業者から激しい反発の声が上がるなど、県内では批判が多い日台の漁業取り決め(協定)。八重山にとって協定締結の意義は何だったのか、台湾で取材を続けてきた産経新聞台北支局長の吉村剛史さんに話を聞いた。


 ―日台漁業協定では、日本側は譲歩し過ぎたという批判が大きい。
 「その通りだが、締結せざるを得なかったと思う。ただ、尖閣問題がこじれなければ、日本はもっと有利な条件で締結できたかも知れない。逆に日中対立があそこまで激化したから、中台連携を阻むために、思い切った大きな譲歩をしてまでも締結に踏み切った、という両面が存在する。
 日台の漁業協議の動きは1996年から始まったが、台湾も主権を主張する尖閣などをめぐり、操業水域の線引きで暗礁に乗り上げて2009年以降中断し、昨年6月あたりから再び動き出していた。東日本大震災に対し、台湾が巨額の対日義援金を送ってきたことなどが背景だ。
 しかし9月の尖閣固有化によって、台湾当局も与野党からの突き上げがあり、強硬に出ざるを得なかった。8月には日本人活動家らによる尖閣上陸があり、それまで台湾の活動家の行動を抑えてきた馬英九政権がメンツをつぶされたことも大きい。
 台湾の抗議漁船団が尖閣周辺に押し掛け、親日的な台湾の激しい意思表示に日本が動揺した。台湾はその動揺を見て、値段をつり上げたかもしれない」


 ―それでも、協定を締結する価値はあったのか。
 「価値はあった。予算オーバーかも知れないが、日本がアジアで孤立しないためにも、台湾との絆の維持は重要だった。
 尖閣をめぐって現在、日中の力が拮抗しつつある。台湾を日本の側に引きつけておくことは国益上必要だったし、地域の安定の上での日本の責任でもあった。
 中国の論理は『尖閣は台湾のもの、台湾は中国のもの』という二段構えだ。尖閣問題を台湾統一に利用したいという思いがある。しかし日台漁業取り決めで中台連携は否定された。そこで、今度は沖縄の帰属を問題にしはじめた。中国の焦燥が感じられる」


 ―吉村さんは、トランスアジア航空の定期便就航は、漁業交渉で譲った日本に対する「返礼」だと指摘しているが。
 「漁業の譲歩で波をかぶった八重山の不満を、観光振興でまろやかにしたいという台湾側の思いが反映されていることは、与党・中国国民党の幹部から聞いた。(八重山としては)台湾という2300万人の観光市場が目の前にある。マグロで譲った分は、観光で取り戻そうという発想も必要だ。台湾の経済水準は低くないし、人々は目も舌も肥えている。せっかく石垣に来ても、十分に魅了できなかったら二度と来なくなる。
 その意味では、定期便が就航したのに、石垣市の受け入れ態勢はやや気迫に欠けていないだろうか」


 ―しかし、日台の漁業者はぎくしゃくした関係になっている。
 「台湾側に漁業でルール順守を徹底してもらうことは大前提だが、20年前は台湾に日本統治時代を知る漁業者があり、漁場でも八重山の漁業者と片言で意思疎通ができた。現在では世代交代し、言葉が通じなくなっている。日台の歴史的絆が切れかけている。相互の漁業者が、簡単な会話程度は相手側の言葉を学ぶ努力があってもいい、例えば無料の日本語、中国語教室を開くのも一つのアイデアだろう」

2013年

6月

02日

パイン、マンゴー初出荷 「最高品質」と自信

関係者がパイン・マンゴーのゆうパックを運搬車へ積み込んだ=1日午後、西表島郵便局
関係者がパイン・マンゴーのゆうパックを運搬車へ積み込んだ=1日午後、西表島郵便局

 「2013年度西表島パイン・マンゴー出荷式」が1日、竹富町西表島の西表島郵便局(岸本謙局長)で行われた。出荷式には郵便局関係者や生産農家が参加し、西表島のパイン、マンゴーのゆうパック出荷を祝った。同郵便局ではパイン、マンゴー合わせて約3万箱の出荷を見込んでいる。

 

 西表島郵便局によると、5月からパインの出荷が始まっており、マンゴーの出荷は6月末から。8月まで出荷が行われ、ピークは7月。昨年は2万7000箱以上が出荷。今年は天候が良いことから豊作で、約3万箱を見込んでいるという。


 出荷式で、岸本局長は「西表島は実り豊かな収穫の時期を迎えている。農家の皆さんの努力を無駄にせぬよう、輸送面でサポートしていきたい」とあいさつ。
 生産農家を代表して、農園ファイミールの池村健一さんは「今後も品質向上、大量生産に力を入れていきたい。郵便局の皆さんには体に気を付けてもらい、輸送をお願いしたい」と話した。


 今年の出来について、池村さんは「暑さが続き、味がのっている。最高品質じゃないかと思う」と自信をみせた。
 テープカットが行われた後、郵便局や生産農家など関係者がゆうパックを運搬車に積み込んだ。ゆうパックを載せた運搬車は出席者の盛大な拍手に見送られ、郵便局を出発した。


 またパイン・マンゴーの試食会が行われ、一足早く西表島の夏の味を堪能した。

2013年

6月

02日

「ウェディングの聖地に」 島内5業者が協会設立

石垣島リゾートウェディング協会の設立を発表する役員(1日午前)
石垣島リゾートウェディング協会の設立を発表する役員(1日午前)

 石垣島のウェディング関連5業者が「石垣島リゾートウェディング協会」(仲筋正和会長)を設立した。仲筋会長らが1日、市内で記者会見して発表した。関連業者の力を結集することで発信力を高め、リゾートウェディングの誘致活動を活発化させる狙いがある。仲筋会長は「八重山を東アジア有数のリゾートウェディングの聖地にしたい」と意気込みを語った。

 

 同協会によると、八重山でのリゾートウェディングは以前から人気があったが、3月の新石垣空港開港で、国内外の需要はさらに高まりを見せている。
 従来はライバル関係にあったウェディング業者が連携することで、誘致活動の活発化や受け入れ体制の強化を図る。今後はリゾートウェディングの推進に関心を持つ他の企業にも協会加盟を呼びかける方針。


 仲筋会長は「八重山の地の利を生かし、東アジアからも注目されるようなウェディングの聖地を目指したい」と強調。国内だけでなく、台湾、韓国、シンガポールなどアジア各国から結婚式の誘致を進めたい考えを示した。
 同協会の連絡先は事務局℡88―0839(クルデスール・チャペル内、大竹さん)。

2013年

6月

01日

きれいな海取り戻そう 汚水処理施設が供用開始 接続率向上が課題に

大浜・磯辺地区農業集落排水事業の供用開始を祝い、汚水処理施設の前で行われたテープカット(31日午前)
大浜・磯辺地区農業集落排水事業の供用開始を祝い、汚水処理施設の前で行われたテープカット(31日午前)

 石垣市が大浜、磯辺地区で生活雑排水の処理施設を整備する農業集落排水事業が5月31日、供用開始した。同地区の生活雑排水は従来、排水路を経て近くの海域に放流され、環境汚染が懸念されていた。地域住民からは「今後は海で安心して泳ぎ、産物を食せるようになる」(大浜公民館の前津英次館長)と歓迎の声が上がっている。今後は各家庭と汚水処理施設の接続率向上が課題となる。

 

 同事業は2007年に着工。総事業費は25億6100万円で、国から75%、県から15%の補助を受けている。受益戸数は1477戸、処理人口は4900人。受益面積は134・7㌶。整備された管路は2万1587㍍。


 生活雑排水は汚水処理施設で浄化後、タンクに貯蔵され、農業用水などとして地域住民に無償で提供される。汚泥は堆肥化して再利用する予定。供用開始後も門扉の設置工事、植栽工事などが予定されている。


 31日には処理施設でテープカットが行われ、中山義隆市長、前津館長、磯辺公民館の砂川和広館長、大浜小学校の松川三四郎君(6年)らが参加。続く供用開始式典で中山市長は「今後とも多くの住民に接続に協力してほしい」、市議会の伊良皆高信議長は「島を守る、海を守るという気持ちで、市の補助も活用して接続率を上げてほしい」と呼び掛けた。


 参加者は処理施設内を見学し、生活雑排水の処理方法などについて市職員から説明を受けた。前津館長は「海のそばに住んでいるので、近くの排水路のにおいが気になっていた。昔遊んだような、きれいな海になってほしい。この事業を待ち望んでいた」と期待した。

2013年

6月

01日

「与那国に早期配備を」 防衛協、計画中断で要請へ 陸自部隊

与那国町への自衛隊早期配備を国に要請する方針を決めた八重山防衛協会の総会(31日午後)
与那国町への自衛隊早期配備を国に要請する方針を決めた八重山防衛協会の総会(31日午後)

 与那国町への自衛隊配備計画が中断している現状を受け、八重山防衛協会(三木巌会長)は31日の定期総会で、自衛隊配備計画を推進し、八重山諸島周辺の安全保障体制強化を防衛省に要請する方針を決めた。要請書では、南西諸島の平和と安定、離島住民の安全は「国益の確保にとり極めて重要」と指摘。八重山、宮古が「防衛の空白地帯」となっている現状を指摘し、与那国町への陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備計画を確実に実行するよう求めている。


 要請書の内容は今月の役員会で決めた。総会での承認を受け、今後、役員が防衛省に直接出向いて要請書を提出することも検討する。総会で砥板芳行事務局長(市議)は「与那国への自衛隊配備計画がこう着状態になっている。八重山防衛協会はかねてから、自衛隊配備を支援してきた」と要請の理由を説明した。


 三木会長は総会後の懇親会で、中国海軍の艦艇や潜水艦が沖縄周辺で活動を活発化させ、尖閣諸島周辺では中国公船が巡視活動を常態化させている現状を指摘。「わが国周辺は緊張が高まっている。防衛力を強化するべきだ」と訴えた。総会の役員改選では、会長に三木氏を再任した。任期は2年間。