2015年

10月

06日

危険な「一人歩き」 外出後に死亡事例も 認知症高齢者

 市内の介護施設や自宅から認知症高齢者が外出する「一人歩き」が社会問題になりつつある。認知症高齢者が市内新川のデイサービスからいなくなり、大浜で保護されるケースや、浜崎町から一晩かけて宮良の海岸まで行くなど、認知症高齢者の遠出も確認されている。八重山警察署の砂川広志副署長は認知症高齢者について「自分の身を守る自救能力が低いため、交通事故などに巻き込まれる可能性がある」と話し、身元がわかる工夫やGPS装着などを家族や事業所に呼び掛けている。石垣市の地域包括支援センターでは、「一人歩き」で体力を消耗し、死亡した事例も確認している。

 石垣市社会福祉部介護長寿課の地域包括支援センター職員の内原弘子専門員は、八重山商工高校生を対象にした講座で、認知症高齢者の「一人歩き」について説明。外に出て歩きまわることを一般的に「徘徊(はいかい)」と呼ばれていることについて、「目的のある徘徊(はいかい)なので「一人歩き」をという言葉を使っている」と話す。その「目的」について、①家に帰らないといけない②子どもが学校から戻るからご飯を作る③船が出る時間なので港に行く―など、過去の記憶に基づいた「一人歩き」となっていることを説明した。


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