2015年

10月

08日

7日の内閣改造で…

  7日の内閣改造で、県選出の島尻安伊子参院議員が沖縄担当相に就任した。島尻氏は八重山に何度も足を運び、離島の課題を熟知している数少ない政治家の1人でもある。離島住民としては手腕発揮に期待が高まる◆島尻氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設容認を明確に打ち出しており、本島では反基地派の憎悪を一身に浴びている。マスコミでも槍玉に挙げられることが多く、当選2回での大抜てきは、苦戦が予想される来年の参院選対策との見方が強い。しかし「オール沖縄」の大逆風が吹き荒れる中、女性ながら果敢に信念を貫く「男らしい」姿勢こそ安倍首相に評価されたと見ていい◆それにしても、インターネットの掲示板などを覗くと、反基地派が島尻氏に浴びせる罵詈雑言の数々に驚く。宮城県仙台市出身の島尻氏のせいで「仙台出身者のイメージが悪くなった」などというたぐいである◆島尻氏が他県出身ながら、沖縄で地歩を固めた努力に感心しこそすれ「本土出身者には沖縄人の心は分からない」などという物言いは、沖縄の品位をおとしめてしまう。政治家は政策で評価されなくてはならない◆八重山住民が最も望むのは離島振興だ。新大臣には女性ならではの目配り、気配りで離島の隅々まで光を当て、離島苦の解消に努力してほしい。