2016年

3月

03日

石垣市民憲章推進協議会が…

 石垣市民憲章推進協議会が石垣第二中と大浜小の児童生徒を集めて「子どもまちづくりワークショップ」を開き、石垣市の将来像について夢を語ってもらった。「住みたいまち」のアイデアを投票したところ「どこでもWi―Fi(ワイファイ)が使える」が圧倒的な得票でトップになった◆10年前なら予想もできなかった答えだが、子どもたちの本音を知ることができ、興味深い。スマホの爆発的な普及が背景にあるのだろう◆インターネットが自由に使える環境はもちろん魅力的だが、これを「石垣市のあるべき将来像だ」と前面に出されると、正直なところ、ちょっと違和感がある。「コーラ専門店、遊園地、映画館、ライブハウス、ショッピングモールがあるまち」というアイデアも出たが、もっと思い切って大風呂敷を広げても良かったのではないか◆個人的には「街灯が多いまち」「年配者を気遣うまち」「自然がある美しいまち」といったアイデアが、少数意見にとどまったことも気になる。豊かな自然や人情こそ八重山の最大の魅力であることに気づいてほしい◆どんな破天荒な夢を語っても、笑って受け入れてもらえるのが子どもの特権だ。「あらゆるがんを治療する医者になり、ノーベル医学賞を受賞する」。筆者が小学校の卒業文集に書いた夢だ。