2016年

4月

01日

ダイブで涙の別れ 生徒が恩師に感謝 竹富島

大好きな先生が島を離れる。子どもたちは船に向かって飛び込んだ=3月31日午後、竹富港
大好きな先生が島を離れる。子どもたちは船に向かって飛び込んだ=3月31日午後、竹富港

 【竹富】春は別れの季節。とりわけ竹富島のような小さな離島では、別れのシーンは感動的だ。3月31日は竹富小中学校の教職員が異動のため島を離れる日。大好きな先生を見送ろうと、桟橋には横断幕を持った生徒たちや地域住民でびっしり。
 先生は生徒たちにもみくちゃにされ、抱きあったりプレゼントを渡したり、別れがつらくてこの日ばかりは船が遅れたらいいのにと真剣に思ったり、居合わせた観光客ももらい泣きだ。しかしやはり別れはやってくる。船長も気をきかせて、汽笛を長く鳴らしながらゆっくり離岸。
 先生と生徒をつなぐカラーテープが途切れたころ、子どもたちは一斉に船に向かってダッシュ、そしてそのまま海にダイブ!「さようなら、そしてありがとうー」。
 別れの悲しみの涙は、海に飛び込んでごまかすのが一番良い。
     (隅田賢通信員)