2016年

4月

28日

地震体験車に乗ってみた…

 地震体験車に乗ってみた。震度7。天地がひっくり返るのではないかと思われる激しい揺れ。座っていても、何かにつかまらないと姿勢を維持できない。心の準備をしていても、かなりきつい。家でくつろいでいる時間に突然、こんな揺れに襲われたらパニックになってしまうだろう。熊本の人たちは、想像もつかないほど怖い思いをしたはずだ◆東日本大震災で高まった日本人の防災意識も、時間とともにやや薄れつつあったような気がする。そこへ発生した熊本地震は、東北に続き九州が被災地となったことで、日本全国、どこにも安全な場所はないことを改めて印象づけた。24日の石垣市防災訓練では、参加者数が昨年を大きく上回り、住民の危機感が高まっていることを示した◆地震が来たらどうするか。津波や竜巻に襲われたら…。普通の生活を送っている今だからこそ、多少なりともイメージする時間を持ちたい。いざ「その時」が来た時、対応は全然違ってくるだろう。防災の基本は、自分の身は自分で守る「自助」だ◆それでも地震体験車に乗って気づいたことは、実際の災害は想像以上であること。まさに「想定外」のことが起こるのだ◆想定外の状況を想定し、その上で自分や家族の命をどう救うのか。「防災」とは口で言うほど簡単ではない。