地元紙の偏向報道を糺す 友寄 永三

 一般に、日本人は新聞社を信用している、石垣島の方々も例外ではない。タイムスがどうだとか新報がどうだとか、文句を言いながらも新聞から情報を得ている人は多い。新聞に大きく取り上げられたり、多く載ると重大な事と感じ、小さく載ると大した事でなく感じる、載る場所によってもそういう印象を受けるものである。こういった印象操作を巧みに使い自分達新聞社の思想に合うものは大きく取り上げ、合わないものは無かったかのように「報道しない自由」として一切無視してしまう、これが今の多くの新聞社の状況だと思います(もちろん例外もあります)。


 市民は、無意識に新聞は中立だと信じ込んでいますが、沖縄の新聞はそうでないものが殆どです。ここ石垣島の地元紙の中にも残念ながら中立と言えるものではなく、左翼思想的な編集が多く見受けられます。


 その新聞の社説を読むと、民主党の中でも「集団的自衛権の行使」を堂々と主張する若手グループの出現に対し、この国の未来が懸念される状況になっていると書き、さもその主張が悪いことのように印象操作していますが、世界で「集団的自衛権の行使」を主張しない国はありません。それを批判する感覚は左翼的と言われても仕方ないものです。


 自衛隊反対と叫べばハト派で穏健な話し合い路線の「平和団体」と安易に高く評価し、自衛隊賛成と言えばタカ派で今にも「戦争をやりたがっている人々」と決めつけ批判的印象操作を繰り返す、そこに中立性は見られません。


 教科書問題を見てもまったく中立性を欠き今まで同様自虐史観の教科書を採択しないのはおかしいという論調になっていて自社の思想に近づけるように市民を煽動しているように映ります。教科書問題だけでなく、国旗、国歌、自衛隊等多くの問題で共産党発行の新聞「赤旗」と主張がほとんど同じということで、陰では、赤旗のようだと揶揄されているのもうなずけます。「赤旗」は一般市民も思想的に大きく偏っているという認識があるのでまだ救えますが、地元紙に対して市民は中立と信じているので偏向報道をされても気づかないことが多々あります。


 日本は今、司法、立法、行政の三権分立で各々をチェックする機関が或るにもかかわらず、マスコミに対してはなんらのチェック機能も果たされておらず、三権を超えて第一権力者と言われるまで野放し状態です。「ペンは剣よりも強い時代」の今、マスコミは自らの報道に責任を持ち間違いがあれば素直に謝らなければいけないと思うし、出来るだけ中立の立場でいてもらいたいと考えます。それがマスコミとしてのあるべき姿だと思います。