6月県議選 一括交付金活用に全力 大浜氏が出馬表明

記者会見で出馬表明する大浜氏(4日)
記者会見で出馬表明する大浜氏(4日)

 6月の県議選石垣市区(定数2)で、新人で株式会社石垣エスエスグループ代表取締役社長の大浜一郎氏(49)=自民公認=は4日、市内ホテルで記者会見し、正式に出馬表明した。新しい沖縄振興計画が来年度からスタートすることを受け「離島振興を強力に進めていくための制度設計に積極的に関与したい」と強調。政財界の人脈を活用し、政策を推進する考えを示した。


 最優先で取り組む政策として、沖縄振興一括交付金の活用と医師不足問題の解決を挙げた。


 国境地域の利点を生かし、海外からの観光客を積極的に誘致すべきだとし「東洋のハワイを目指したい。アジアの成長力を取り込まないといけない」と提言した。


 農漁業の振興に向け「生産を拡大し、海外への輸出を視野に入れて取り組む。観光産業と連携して、域内の自給率を向上させ、消費拡大を図る」、TPP(環太平洋経済連携協定)には「基本的に反対」とした。


 他の予定候補者との違いを「海外とのネットワーク、政財界との人脈を、明日にでも使える。他の候補とは一線を画する」とアピール。争点について「この地域の振興を誰に託するのかが問われている」と述べた。


 与那国町への自衛隊配備については「離島防衛は国の専権事項」とした上で「国と自治体がしっかり話し合うことが大事」と指摘。県議会に外交に関する特別委員会を設置するよう求め「独自の外交ルートで人脈作りを進め、地域の安全に取り組みたい」と意気込んだ。


 後援会組織の「夢ある八重山の未来をひらく会」の宮城隆会長は「新空港開港を控え、未来を展望し、魅力ある八重山に導ける人物は大浜氏をおいてない。八重山をリードできる力、八重山と他地域をダイレクトにつなぐ人脈がある」と訴えた。


 辻野ヒロ子県議、上門孝子市議も支持者に協力を呼び掛けた。上門氏のほか、大浜氏を支持する我喜屋隆次市議、砥板芳行市議、内野篤市議も出席した。後日、正式な政策発表を予定している。