食べるラー油開発を語る ペンギン食堂の辺銀さん 規模拡大 従業員40人

食べるラー油の商品開発した経緯を語る辺銀暁峰さん
食べるラー油の商品開発した経緯を語る辺銀暁峰さん
熱心に講演を聞き入る参加者=市健康福祉センター
熱心に講演を聞き入る参加者=市健康福祉センター

 地元食材を活かした地域活性化を図ろうと、八重山の食文化の新しい風「八重山食文化シンポジウム」(主催・沖縄食文化推進協議会)が5日、市福祉センターで開かれ、食べるラー油の先駆けとなった㈲ペンギン食堂代表の辺銀暁峰(ぺんぎん・ぎょうほう)さんが講演を行った。中国生まれの辺銀氏が食べるラー油を開発した経緯を紹介した。

 

 辺銀氏は中国の西安生まれ。中国で映画のスチールカメラマンを務めた後、1999年、石垣島に移住した。


 中国の食卓に日常的にある唐辛子は、油で炒めたラー油。


 辺銀氏が開発した食べるラー油は、島内で栽培している島唐辛やウコン、ピパーチなど、香辛料が豊富だが、個性ある食材を1つにまとめた商品を考え、香港シェフのレシピを参考に完成ささせたことを説明した。


 販売当初は、1つしか売れなかったが、銀座わしたショップで火が付き、全国的に食べるラー油の流行で長蛇が出来るほど大人気商品になった。


 現在は、工場、食堂も拡大し、従業員40人を抱えるほどになった。
 辺銀氏はタイ料理店で2年間、バイト体験がラー油を生み出した下地にあることを紹介し、「従業員とアジア各国に出向き、研修している。現在、新しい商品を開発しており、近々、皆さんに食べていただきたい」と話した。


 このほか、伝統野菜を活用した新メニュー料理講習会、前津栄信八重山食文化推進協議会長など6人をパネリストにシンポジウムを実施した。


 八重山食文化シンポジウムは、農水省食文化活用・創造事業の一環。「中身汁」、「コーズーシー」、「八重山ちゃんぽん」の料理をご当地グルメとして、八重山食材を使用した認定基準に基づく店舗に認定証とマークシールを交付し、全国にアピールしていく。