「海外出ると視野広がる」 台湾留学生活を紹介

台湾での留学生活を語る金嶺さん(左)、入口さん=6日夜、市健康福祉センター
台湾での留学生活を語る金嶺さん(左)、入口さん=6日夜、市健康福祉センター

 八重山から留学生を受け入れている台湾の国立台北教育大の留学説明会(主催・石垣市)が6日夜、市健康福祉センターで開かれた。高校生や保護者ら約20人が参加。市から留学している教育経営管理学科2年の金嶺一馬さん(20)、言語・創作書法学科2年の入口龍太郎さん(20)が、現地での留学生活を紹介した。

 

 

 金嶺さんは「高校3年生の夏に学校を訪問して留学を決めた。中国語ができる人が日本に少なく、需要が増えるだろうと思った」と留学の動機を説明。

 

 現地での生活について「テストと語学の勉強はきついが、気候は沖縄と変わらず、食べ物もおいしいので、それほど心配する必要はないのでは」とも話した。

 

 入口さんは「海外に出ると視野が広がる」と留学制度の活用をアピールした。2人の毎月の生活費は5~6万円だという。卒業後についてはともに「市役所で働きたい」と希望した。

 

 同大は市と覚え書きを結び、八重山出身の留学生を受け入れており、今年度は今月1日から願書の受け付けを開始。留学制度を活用するには市長の推薦状が必要で、推薦状の発行依頼締め切りは3月28日。正式な願書の締め切りは4月30日、入学は9月中旬となっている。

 

 留学生募集枠をコース別に見ると、学士コース15人(前年度19人)、修士コース20人(同15人)、博士コース2人(同同)。学科は教育学、教育経営学、特殊教育学、社会・地域発展学、芸術デザイン、言語・創作書法、台湾文化大学院、自然科学教育学、数学・情報教育。

 

 同大の留学生募集枠は今年度、全体で37人だが、八重山からの留学生のために確保されている枠はなく、市の留学制度を利用する場合でも、書類審査など通常の審査を受ける必要がある。

 

 市は2009年から留学生を送り出している。09年に3人、10年に5人が留学制度を利用した。