消防跡地 24時間駐車場に 市検討 役所利用に無料券

 石垣市は、市役所隣の旧消防庁舎跡地を24時間利用可能な駐車場として整備する方向で検討を進めている。原則有料とするが、市役所の利用者には1時間無料のサービス券を配布する。来年度予算に駐車場の整備費など総額1600万円余を盛り込む方針。市港湾課は「市民サービス向上や財政面を考慮した」(瀬長幸弘課長)と話している。

 

 

 市役所駐車場は手狭で満杯になることが多く、市民から駐車場の増設を求める声は強い。旧消防庁舎跡地の駐車場は、新たな財源を確保するため有料とするが、市役所の利用者は無料とすることで、隣の市役所駐車場が無料であることとのバランスを図る。

 

 老朽化が進んだ旧消防庁舎は1月から取り壊し工事が始まっており、3月20日には完了。市は年度内に、駐車場の実施設計作業に入る予定。

 

 市港湾課によると、跡地は面積約1900平方㍍で、駐車場は59台駐車可能。市役所駐車場に比べ5台分多い。料金は市が運営する他の駐車場と同様に1時間100円、1日最大1800円とする。

 

 市役所の利用者に対しては、各課でサービス券を発行。利用者が駐車場を出る際、専用の設備にサービス券を挿入すれば、利用料が無料になる。設備の導入はリースで対応する。

 

 夜間については「周辺に飲食店が多く、需要は多い」(同課)と見ており、有料で開放する方向。

 

 市が運営する駐車場は、旧消防庁舎跡地で7カ所目になる。駐車場を有料とすることで、市は年間約150万円の収益を見込む。
 旧消防庁舎は、10日から本体の取り壊し作業に入る。