観光客70万人目標 前年比6%増 開港プロモに力

YVBが今年の入域観光客数の目標を発表した=8日午後、市役所
YVBが今年の入域観光客数の目標を発表した=8日午後、市役所

 八重山ビジターズビューロー(YVB)会長の中山義隆石垣市長らは8日、市役所で記者会見し、2012年の入域観光客数の目標を前年比6%増の70万人に設定する、と発表した。海外からの観光客誘致や、新石垣空港開港プロモーションなどの取り組みに重点を置き、目標達成を目指す。11年の入域観光客数は66万510人(前年比9%減)で、4年連続の減少になった。

 

 YVBによると、12年は低迷する経済や東日本大震災、長期化する円高による海外リゾート地との競合などの不安要素はあるものの、台湾―石垣間で初の定期国際線の就航、海外クルーズ船の寄港増加などの明るい材料もある。


 海外観光客の誘致に向け、台湾、中国(北京、上海、香港)でのプロモーション、ホームページの中国語対応などの取り組みを進める。3月に米国マイアミ州で開かれる国際クルーズ船の会議に、初めて職員を派遣し、さらなるクルーズ船の誘致につなげる。


 欧州向けの国際旅行博でも八重山をPRする予定。
 新規体験型メニューを活用した誘客活動の強化も今年の重点施策に盛り込んだ。インターネットを活用した観光情報の発信も強化する。


 宮平康弘理事長は「新空港開港を前に、しっかりと八重山の魅力を訴えて路線の維持拡大、新規路線の参入に取り組めば、70万人は確実に達成できる」と意気込みを示した。


 入域観光客数の目標の内訳は、石垣市69万5000人(空路63万人、海路6万5000人)、与那国町5000人。


 11年の入域観光客数は、空路が県外直行便、県内便とも前年を下回り、59万8659(同10%減)にとどまった。海路は台湾からのクル
ーズ船が好調で、6万1864人(同2・1%増)だった。