医療を守る群民の会 八重山病院 早期新築を 検討委の設置要望 市長、前向き対応  

宮平会長から要請書を受け取る中山市長と川満町長=13日午後、市役所
宮平会長から要請書を受け取る中山市長と川満町長=13日午後、市役所

 八重山の医療を守る郡民の会の宮平康弘会長ら役員が13日、石垣市役所に八重山市町会会長の中山義隆市長を訪れ、県立八重山病院の早期新築に向け、同市町会に「新築検討委員会」を設置するよう要請した。中山市長は「県に早急に移転新築を要望したい」と述べ、委員会設置に前向きに対応する考えを示した。市町会副会長の川満栄長竹富町長も同席して要請を受けた。

 

 

 現在の八重山病院は1980年に建設され、老朽化による施設の傷みが激しい。松本廣嗣院長によると、今年度に入って天井の落下や壁のひび割れなど、266カ所の修繕を行なったという。


 宮平会長は「病棟や各施設も狭隘で、最も重要な病棟の療養環境は著しく低く、プライバシーの確保はおろか、病室環境も痛ましい」と現状の深刻さを強調。「1日も早く住民の声を県に届ける組織を作ってほしい」と新築移転委員会の設置を求めた。


 委員会は行政、議会代表、医療関係団体、職能団体、地域代表などを網羅して組織するよう提案。「八重山の基幹総合病院としての機能を備え、医療従事者にも魅力ある医療環境を整備した新病院」の着工に期待感を示した。