修学旅行生 月桃植える 赤土防止でサンゴ保全 農家と交流も 白保の市民団体企画 京都・平安高校の38人  

修学旅行生が、地元住民の交流を深め、月桃植栽を行った=市内白保
修学旅行生が、地元住民の交流を深め、月桃植栽を行った=市内白保

 京都府の龍谷大学付属平安高校(安井大悟校長)の2年生38人が15日、市内白保で体験学習を実施した。修学旅行で島内を訪れた同校生徒にサンゴ保全の月桃植栽や地元農家と半日過ごし、農作業体験を経験するホームビジット事業の一環。白保ゆらてぃく憲章推進委員会(花城芳蔵委員長)、白保魚沸く海保全協議会(山城常和会長)が企画した初の試み。

 

 平安高校は例年、県内で修学旅行を実施しているが、これまでは平和学習がメイン。今回、自然体験など幅を広げようと、企画に参加した。


 生徒は、しらほサンゴ村で「白保のサンゴとサンゴ礁」と題して赤土流出、オニヒトデがサンゴに与える影響を学んだ後、新石垣空港予定地近くの多宇辰雄さんのほ場で、月桃1000苗を植え付けるグリーンベルト作りを実施した。


 参加した田附美優さんは「赤土がサンゴに悪影響を与えることを知らなかったので、貢献できてうれしい。石垣島は初めて。交流会など楽しみたい」と話した。


 その後、生徒は9農家に別れ、サトウキビ刈り取りや牧場の牛の世話、水稲栽培のサポート作業を体験した。


 この日は、農作業体験した後、白保公民館で地元住民と交流会を開いた。
 同校教諭は「生徒が他地域で自然体験できることは自分の視野が広がる」と述べる一方、企画者側の上村真仁事務局長は「好評なら拡充していきたい」と話した。