牛まつりに島沸く 20回の節目に3500人 多彩イベント展開

多彩なイベントで盛り上がった黒島牛まつり=26日午後、黒島多目的広場
多彩なイベントで盛り上がった黒島牛まつり=26日午後、黒島多目的広場
見事牛を当てた(左から)与那覇君と甲斐田さん=26日午後、黒島多目的広場
見事牛を当てた(左から)与那覇君と甲斐田さん=26日午後、黒島多目的広場

 「牛の島」として知られる畜産の盛んな竹富町黒島で、第20回黒島牛まつり(実行委員会主催)が26日、島を挙げて開かれた。島内外から3500人(主催者発表)が訪れ、牛づくしのまつりを楽しんだ。今回は20周年を記念し、牛が当たる大抽選会では例年の1頭から2頭に増え、会場を盛り上げた。出店では牛汁やステーキなど牛づくしのメニューが提供され、「牛の鳴き声・大声コンテスト」などのイベントもにぎわった。

 

 

 黒島牛まつりは1992年、地域活性化事業で実施された「ハート愛ランドフェスティバル」として始まった。「小さな島から見出す大きな可能性」をテーマに、今年で20回目の節目を迎えた。


 開会式で、比屋定修実行委員長は「見て、食べて、参加して、皆さんで祭りを盛り上げてほしい」とあいさつ。


 「夢の牛2頭が当たる大抽選会」では、石垣市の与那覇悠悟君(14)=石垣と、甲斐田篤さん(36)=新川が幸運を射止めた。


 埼玉県から引っ越し、初めて牛まつりに来たという与那覇君は「まさか当たると思わなかったので嬉しい」と話した。高校教諭の甲斐田さんは「当たりたいと思っていたが、当たるとどうしたらいいのか分からない」と苦笑した。


 また、新しく企画された「牛の鳴き声・大声コンテスト」には、台湾からの参加者も出場。さまざまな「モー」という鳴き声が会場に響き渡り、笑いを誘っていた。


 恒例のカップで牧草を飛び越えていく「ジャンプdeラブロール」や400キロの牧草ロールを転がす「牧草ロール転がし」などのイベントも会場を沸かせた。


 出店は牛汁、肉焼きそば、ステーキ、モモの丸焼きなど牛づくしの味コーナーが好評。買い物客で長蛇の列ができていた。


 ステージはライブショーが繰り広げられ、にぎやかな歌声がまつりを盛り上げた。