市役所 建て替え検討委発足へ 「基本的に美崎町で」

就任2周年祝賀会であいさつする中山市長(28日夜)
就任2周年祝賀会であいさつする中山市長(28日夜)

 石垣市の中山義隆市長は28日、市内ホテルで開かれた八重山維新の会主催のフォーラムで、市役所の建て替え検討委員会を発足させる意向を示し「基本的には美崎町に作りたい。液状化などを含めて防災対策の調査をした上で、高層化が必要になる」と述べた。職員のワーキングチームがすでに設置されており、検討委員会は2012年度に発足させる。

 

 

 中山市長は「市役所は40年経過しており、そろそろ建て替えの検討に入りたい」と指摘。建設場所として現空港跡地を取り沙汰する声があるが「現空港跡地に移すと、まちが完全に東側にシフトし、桟橋通りから西側はさびれることになる。まちのバランスとしてどうか」と否定的な考えを示した。


 今後、美崎町で市役所をはじめとした建物の建て替えが進んだ場合「美崎町の再開発事業をしたい」と述べ「建設業の皆さんには再開発事業で力をつけてもらい、農業などの多角経営に取り組んでほしい」と要望した。


 市の将来像については「近い将来、人口は6万人くらいにもっていきたい」と強調。八島町の人工島開発や外国人観光客誘致に向けた人材育成、水族館誘致などに意欲を示した。


 フォーラムは中山市長の就任2周年を機に開かれ、各団体の代表など約30人が参加。中山市長と意見交換した。

 中山義隆石垣市長就任2周年記念パーティ(主催・同実行委員会)が28日夜、市内ホテルで開かれ、大勢の関係者が詰め掛けた。中山市長はあいさつで「解決しないといけない課題がまだたくさんある。あと2年しっかり頑張り、日本一幸せな石垣市をつくる」と決意を新たにした。

 

 

 実行委を代表して八重山維新の会の大城一能前会長は「初心忘れるべからずと、2年前に市長選の投票があった日にこだわり、会を開催した」とあいさつ。

 

 八重山市町会副会長の外間守吉与那国町長は「あと2年、そして再選に向けた戦いをこの場から作ってほしい。与那国町も竹富町も盛り上げながら頑張る」と述べた。

 

 登壇した中山市長は、2年間を振り返り「施政方針演説の問題を取り戻すために、全力で頑張ろうと決意して走り回ってきた」と述べ、大きな出来事として、尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題や東日本大震災などを挙げた。

 

 2012年度から動き出すプロジェクトとして食肉センター、給食センター、火葬場の新築や校舎の建て替えなどを上げ「これからも中山義隆に力を貸してほしい。安心して子どもを育て、この地域で住んでいくことができる石垣市、八重山にしたい」と呼び掛けた。