石垣市教育委員会 午後保育 根強い需要 幼稚園児45%が利用

 幼稚園で午前中の教育時間が終了したあと、午後から引き続き幼稚園や学童保育などに預けられている園児が全体の45%に上ることが、石垣市教育委員会の まとめで分かった。両親の共働きなどで、午後からの保育サービスに対する需要が根強いことをうかがわせている。市は子育て支援の目玉として全幼稚園での預 かり保育実施を打ち出しており、今後、市街地で年次的な拡大を目指す方針。

 

 

 市教委の2011年6月現在のまとめでは、全18幼稚園の園児536人中、預かり保育利用者は90人(17%)、学童保育などの民間の保育サービス利用者は152人(28%)に上った。家庭に戻って保育を受けている園児は293人(55%)だった。


 この時点で預かり保育が実施されていない市街地の8園を対象にした同年12月現在のまとめでは、家庭に戻った園児233人のうち、保護者と過ごしている のは49%、祖父母と過ごしているのは11%だったが「家で1人で過ごしている」が4%、「知人に預けられている」が0・2%いた。


 預かり保育が実施された場合、園児の面倒を見るため家庭にいる保護者が、働きに出られるようになる可能性がある。


 中山義隆市長は、預かり保育拡大のメリットについて①共働きや1人親家庭の負担を減らす②幼稚園での2年保育を推進し、学力向上につなげる―の2点を挙 げ「4、5歳児が預かり保育を利用するようになり、保育所から幼稚園へシフト(移動)すれば、待機児童の解消にもつながる」と期待した。


 預かり保育 幼稚園で午前中の教育が終了したあと、引き続き午後も教育を行なうこと。現在までに石垣市の全18園中、11園での実施が決まっている。