「希望」胸に新たな旅立ち 八重山から515人 県立高校で卒業式

八重山高校では283人が卒業した=1日午前、八重山高校
八重山高校では283人が卒業した=1日午前、八重山高校

 石垣市内にある県立3高校で1日、2011年度卒業式が一斉に行われ、八重山では515人が卒表した。八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校の3高校では、保護者や在校生、教員たちが生徒の卒業を祝した。卒業証書を受け取った生徒たちは卒業する寂しさの涙や将来に夢を膨らませた笑顔などさまざまな表情で、3年間通った学び舎を巣立った。 

 

 

 このうち、八重山高校(新垣治男校長)では第64回卒業式が同校体育館で開かれた。新垣校長が卒業認定を行い、卒業生283人に卒業証書を授与した。


 新垣校長は「高校生活最後の1年は東日本大震災への支援活動から始まった。卒業後も被災地への強い関心を持ち続けてほしい」とし、「皆さんには偉大になるために必要なものがすべて与えられている。それを十二分に活かして、最後まで諦めずにやり遂げてほしい」と式辞を述べた。


 在校生を代表して、真玉橋和さんは「毎日を全力で楽しむ先輩方の姿は私たちの憧れ。先輩方が学校を離れても、自慢してもらえる八重高を作っていきます」と力強く送辞。


 答辞は、卒業生の﨑山拓真君、石垣智絵さん、荷輪涼花さん、山里弘也君、照屋勇君、小林江利乃さんの6人が行い、「期待と希望の中に不安もあるが、そんな時に高校3年間を思い出すと思う。人生の支えとなるたくさんの思い出、たくさんのありがとうに感謝。また笑顔で会いましょう」と語った。


 卒業生たちは嬉しさや寂しさなど、さまざまな思いを胸に3年間通った校舎を後にした。


 地元3高校では八重山高校283人、八重山農林高校(下地盛雄校長)129人、八重山商工高校(友利成寿校長)の全日制142人、定時制6人が卒業した。


 八重山特別支援学校(唐真盛充校長)は22日に卒業式を予定しており、高等部から8人が卒業する。