サンゴウィーク 伊原間海岸 クリーンアップ 油化装置PRも

拾い集めたごみを分別する参加者たち=4日午前、伊原間海岸
拾い集めたごみを分別する参加者たち=4日午前、伊原間海岸

 石垣島サンゴウィークのイベントとして4日、ビーチクリーンアップが伊原間海岸で行われた。地域住民や観光客など350人が参加し、176袋のごみやブイ199個などを拾い集めた。またビーチクリーンで拾った発泡スチロールを使って、車両移動式油化装置のデモストレーションが行われた。

 

 

 ビーチクリーンは、石垣市観光協会が受託事業として取り組んでいる、環境省の西表石垣国立公園指定地区の清掃事の一環として実施。ウミガメの産卵地である伊原間海岸約1・5キロ範囲を清掃した。


 参加者たちは、海・LOVEネットワークのメンバーから説明を受け、各グループに分かれてビーチクリーンに取り組んだ。拾い集められたごみは燃やさないごみ56袋、ペットボトル31袋、ブイ199個などがあった。


 その後、伊原間公民館では、日本海難防止協会が取り組む宝の島プロジェクト離島キャラバン隊公開実験が行われ、ビーチクリーンで拾い集められた発砲スチロールを使い、車両移動式油化装置のデモストレーションを実施。生成されたスチレン油と市給食センターからの廃てんぷら油を使って発電機を動かし、ポップコーンや綿菓子が作られた。


 参加した伊原間中学校1年生の小泉誠奈さんは「発砲スチロールが油になると言われ、最初は意味が分からなかった。油化装置を見てすごいなと思った」と驚いた様子。


 また県国際交流・人材育成財団による派遣で、ペルーやブラジルなど5カ国から10人の留学生が参加。ビーチクリーンを初めてしたというブラジルの上原里美さん(22)は「この活動がブラジルだけじゃなくて、世界に広がれば、いい世界になる。家族に伝えたい」、アルゼンチンの稲福フェルナンドさん(28)は「ビーチを綺麗にしようと、取り組む皆さんが凄い。ゆいまーるの精神だと感じた。考え方を変えるように頑張りたい」とそれぞれ感想を話した。