徹底した行財政改革断行 外間町長が施政方針 防災マップを全世帯配布

 与那国町の外間守吉町長は、町議会3月定例会初日の12日、2012年度施政方針演説を行い「徹底した行財政改革の断行」など5つの柱を町政運営の基本に、諸施策の推進に取り組む姿勢を示した。今月中に地域防災計画を策定し、防災マップの全世帯配布などに取り組む考えを明らかにした。

 

 

 町政運営の柱は行財政改革のほか「一次産業(農林水産業)の促進・商工業の活性化」「少子高齢化社会における保健・医療・福祉の充実」「教育・文化の充実・青少年の健全育成」「島全体の保全を視野に入れた環境対策」。


 観光振興の課題解決に向けた取り組みとして「町観光振興計画」の策定を検討する。


 新規就農者の確保、生産性の向上などを目的に、南帆安地区の土地改良事業に着手する。


 老朽化が進む町立保育所の建て替えに向けた検討を進める。財政難の中、効率的でニーズにあったサービス提供のため、懸案である保育所の民営化についても引き続き検討する。


 複合型施設には図書室に司書の配置を検討するほか、機織体験ができる場や食堂を設置し、地元食材を使用した料理を提供する場とする。


 二級河川の指定を受けた田原川について、国、県と協議しながら河川整備基本方針の策定に取り組む。


 最終処分場の延命化のため、焼却施設の設置を検討する。海洋漂着ごみは簡易型焼却炉の設置で対応する方針で、国、県に施設整備を要望していく。


 ユネスコの「消滅寸前言語」に指定された与那国方言を伝承するため、方言を話せる住民の数や年齢などに関する実態調査の実施などを進める。新たに方言(ドゥナンムニ)大会を開催する。