デイゴ再生 確認 NPOとメーカー 薬剤注入で調査 6割開花

「このデイゴはもう大丈夫」。声を掛け合いながら、入念にチェックするメンバーら=白保小学校
「このデイゴはもう大丈夫」。声を掛け合いながら、入念にチェックするメンバーら=白保小学校

 デイゴを食害する「害虫」駆除の効果を確認するため、NPO花と緑の石垣島と農薬メーカーの関係者らが、石垣島を巡回、薬剤を注入したデイゴを一本いっぽんチェックしている。

 

 

 21日は、白保小学校で、薬剤を注入した21本のデイゴを確認。1本が枯れ死したものの、残りは花がほころび始めており、薬剤効果を確認した。


 調査は2月からスタート。2010年度から石垣市内で、デイゴヒメコバチ駆除のために、薬剤を注入した647本すべてのデイゴの確認を続けている。21日までの調査では、9割の樹勢回復を確認。6割が開花しているという。5月までに調査を終える予定。


 ㈱第一農薬八重山出張所の入嵩西貢所長は「回復して7分咲きとなっているデイゴもあった。注入効果は順調といえる。薬剤駆除は継続しなければ、デイゴは救えない。枯れ死すれば再生は不可能だ」と指摘している。


 一方、学校内で腐食したデイゴの存在も確認、倒木の危険性があり、対策を要望する声も上がった。