教科書支給 「支障なし」 教育長 東書版寄贈で 竹富町議会

 竹富町議会(西大舛高旬議長)3月定例会は一般質問最終日の23日、渡久山康秀、東迎一博の2氏が登壇した。中学校公民教科書問題での教科書支給について、慶田盛安三教育長は「31日には学校現場に配布できるので、新学期に支障はない」と答えた。町教育委員会は2月22日に行われた臨時会で、中学校公民教科書は東京書籍版を採択し、文科省には無償支給を訴えていく姿勢を確認。東京書籍版の現物寄贈を受け入れる方針を決めたていた。

 

 

 教科書支給は、東迎氏が「新学期を迎えるが、子どもたちに教科書は配布されるのか」と質問。慶田盛教育長は「さまざまな人たちから支援があり、今月9日に現物が石垣島に届いていることも確認し、喜んでいる」と述べ、「3月31日あたりには学校現場へ支給できるという見通しがたっている。新学期には支障はない」とした。


 波照間航路では、町が船舶を保持して航路を確保する考えがないか東迎氏に問われ、川満町長が「民間の取り組んでいる所に行政は参入すべきではない。民間がしっかりと運航している現状がある限り、それはない」と否定した。


 来月から始まる離島住民割引運賃について渡久山氏が質問。
 東里悟成商工観光課長は「高速船を除いた県負担額は決定しているが、新しい船賃は事業所が設定することになっており、各事業所で運賃が変わってくる可能性がある」と説明。「4月の開始後、さまざまな問題点が出てくるかと思うので、県に要請を行っていきたい」とした。


 玻座真五美住民課長は町内での周知活動を説明し、町出張所のない鳩間島(3月21日)、黒島(同26日)、小浜島(同27日)、竹富島(同28日)、船浮(同29日)でカード交付申請業務の実施を行うとした。