新人先生も猛勉強 石垣・初任者研修

全員リクルートルックで、ちょっぴり緊張した表情で研修に臨む新人教員=大濱信泉記念館、登野城
全員リクルートルックで、ちょっぴり緊張した表情で研修に臨む新人教員=大濱信泉記念館、登野城

 石垣市で採用された教員を対象にした初任者研修会(市教委主催)が3日、大濱信泉記念館であり、幼・小・中学校の新人教諭20人が出席、教育力向上へ学習を深めた。


 講話した玉津博克教育長は、戦後の教育行政の歩みをたどり、詰め込みからゆとり教育へと変化してきたと指摘。子どもたちの流行歌やテレビ番組の「金八先生」を紹介。世論が求める理想的な教師像も語った。


 その上で、メディアが提示する熱血的な教師像は現実には不可能とし、文科省の指導要領について、自ら考え行動し、課題を解決する智恵を育てる内容と評価。「指導要領をしっかり実践することが子どもたちの生きる力になる」と強調した。


 さらに、新しい時代を示す指導要領は、まだないとして、「教師は哲学を持たなくてはならない。若い頃の考えを現場体験を通して変えていき、(教師自身が)生きる知恵『ジンブン』を持とう」と呼び掛けた。


 平真小学校の黒島一哉校長の講話、市教委職員による石垣市小中校の課題の報告もあった。研修会は8月と11月にも開かれる。