イリオモテヤマネコ死ぬ 今年初めて 交通事故で

交通事故死したイリオモテヤマネコ(環境省西表野生生物保護センター提供)
交通事故死したイリオモテヤマネコ(環境省西表野生生物保護センター提供)

 3日午前6時40分ごろ、西表島のナダラ橋付近の県道で、通りがかった車の運転手が死んだイリオモテヤマネコを発見した。交通事故死と見られる。ヤマネコの事故死は今年に入って初めてで、78年以降の34年間では55件目。


 死んだヤマネコは、環境省西表野生生物保護センターが実施している自動撮影カメラのモニタリング調査で、10年12月から1年3ヵ月にわたって観察されていた個体。体重4400㌘、体長76・1㌢の成獣だった。


 同センターは、目撃情報が多い地点には注意喚起の看板や、のぼりを設置している。「オスがメスを探し、活発に動く季節。西表島で車を運転する際は、スピードを控えめにし、路上の野生生物に十分注意してほしい」と呼び掛けている。