PAC3きょう石垣到着 サザンゲート交通規制 車両も新港地区搬入

バスで新港地区に入る自衛隊員たち(4日午後)
バスで新港地区に入る自衛隊員たち(4日午後)

 北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験と見られる「衛星」打ち上げに備え、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が5日、石垣市の八島町新港地区に配備される。PAC3を積載した輸送艦「くにさき」は同日朝、石垣港に入港。PAC3は車両で新港地区に運ばれる予定で、午前7時半から9時半まで、経路のサザンゲートブリッジでは交通規制が行われる。車両を積載した自衛隊のチャーター船も同日朝、新港地区に接岸を予定している。

   

 陸上、航空自衛隊の部隊は4日も輸送機で続々石垣入り。PAC3が配備される新港地区で、先に野営している部隊と合流した。


 陸自第51普通科連隊長の中西信人一等陸佐や防衛省の国民保護担当者らはこの日、市役所に中山義隆市長を表敬訪問し、PAC3配備に改めて協力を要請した。


 面会後、中山市長は「市民の安全が最優先。連携を密にしたい」とした上で「市民生活に支障がないようにしてほしい」と要望した。


 PAC3の配備後は、自衛隊側の協力を得て、現地を視察したい考えも示した。
 中西一等陸佐は「市の協力はありがたい。市民、国民の安全のためということで、市とわれわれの立場が同じだと確認できた」と述べた。


 PAC3は「くにさき」から降ろされたあと、そのまま新港地区に搬入されると見られる。交通規制について市は「市民の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご理解くださるようお願いいたします」と協力を求めるコメントを出した。


 新港地区に入るチャーター船に積載される車両数は明らかではないが、防衛省は市に車両140台を配備する方針を示している。


 新港地区では自衛隊のヘリが常駐しているほか、ゲート内側には、隊員が常駐できるプレハブが設置され、人や物資の出入りを統制。PAC3配備に向け、徐々に緊張感が高まっている。