緊張感高まる 期待や懸念の声 PAC3配備

新港地区入口で交通規制する警察官(5日午後)
新港地区入口で交通規制する警察官(5日午後)

 PAC3の搬入で、配備地の八島町新港地区では交通規制が始まるなど、緊張感が一気に高まっている。住民からは北朝鮮のミサイル発射に備え、万全の態勢を望む声が出た一方、市民生活への影響を懸念する意見もあった。


 サザンゲートブリッジ近くで、PAC3の搬入を見守った市議の内野篤さん(44)は「自衛隊員を激励に来た」と話す。「市民の生命、財産を守るために配備してもらった。自衛隊を頼もしく感じる」と期待した。


 730交差点近くで通過していく自衛隊の車両を見た男性(60)は「交通規制で市民生活に影響が出ており、軍事優先の生活になっている。これがエスカレートすると大変な時代になる」と危ぐ。「北朝鮮がミサイルを発射しないよう、外交交渉で平和的解決をしてほしい」と要望した。


 PAC3輸送などには、全国から約30人の報道陣が詰めかけ、物々しい雰囲気が漂った。