渡辺副大臣「最善尽くす」 きょう PAC3視察

 市役所に常駐する自衛隊の連絡要員を激励する渡辺副大臣(右)=6日午後
 市役所に常駐する自衛隊の連絡要員を激励する渡辺副大臣(右)=6日午後

 渡辺周防衛副大臣は6日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「衛星」打ち上げに備えた自衛隊の展開状況を視察するため来県し、石垣市と与那国町を訪れた。漢那政弘副市長、竹富町の川満栄長町長と面会した渡辺副大臣は「最善を尽くして不測の事態に備える」と強調した。7日には、PAC3を配置した石垣島と宮古島、陸上自衛隊ヘリコプター救援隊が待機する与那国島の展開先をそれぞれ視察する予定だ。

 

 

 市役所では中山義隆市長が出張中のため、漢那副市長が対応した。渡辺副大臣は、PAC3や部隊配備への協力に感謝の意を伝えた。町役場では、川満町長から「住民の命が最優先。安全を確保してほしい」と要望を受けた。


 渡辺副大臣は報道陣の質問に答え「北朝鮮に対し、外交努力で発射しないことを働きかけているが、あの国のことなので、発射することを念頭に対応しないといけない」と述べ、北朝鮮はミサイルを発射するとの見通しを示した。


 沖縄への部隊展開が大規模過ぎるとの一部批判に対しては「ミッションが終われば、ただちに撤収する。決して加重ではない」と指摘。3市町に連絡要員を常駐させたことについては「住民から要望があれば、ただちに対応できるよう意思疎通したい」と説明した。


 防衛省が陸上自衛隊員に実弾を装てんした小銃などを携行させることについて「事実です。当然携行しないといけない」と述べた。


 那覇市の航空自衛隊那覇基地で地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備状況を確認、万一の場合を想定した迎撃態勢に万全を期す考え。