音読 表情明るく 中井さんが指導 朝の帯タイム利用で

音読を指導する中井さん=14日午後、登野城小学校体育館
音読を指導する中井さん=14日午後、登野城小学校体育館

 石垣市の小中学校で「帯タイム」といわれる朝の始業前の時間、児童生徒に音読や計算などをさせる取り組みが進んでいる。
 学力向上を目指し、市教委の玉津博克教育長が掲げた「冠鷲プロジェクト」の一環。
 市教委は14日、音読の指導者として知られる富山市立立山室中部小学校教諭の中井隆司さんを講師に招き、教諭を対象にした講習会を登野城小学校で開いた。
 市教委によると、帯タイムを学習時間に利用する取り組みは小学校では昨年度、中学校では今年度本格化し、現在は全小中学校で進んでいる。


 内容は主に小学校は音読、中学校は計算や漢字の反復学習だという。
 講習会は、帯タイムで行われている小学校の音読学習を充実させることが目的。自由参加だったが、小中学校の教諭約160人が申し込み、関心の高さをうかがわせた。


 中井教諭は、音読に当たって①明るい表情づくり②柔らかい声づくり③発音―に注意するよう求め「指導力は徹底力。しつこくやることだ」と指導のこつをアドバイスした。


 参加した教諭たちは熱心な表情で聞き入り、中井さんの指導で声を出したり、姿勢をただしたりした。