尖閣購入に好意的 中山市長、共同所有を希望

記者団の質問に答える中山市長=市役所
記者団の質問に答える中山市長=市役所

 石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島私有地を都で購入を進めていることを受け、行政区域の中山義隆石垣市長は17日、「国の領土・領海を守るためには個人所有より、国や県、自治体が所有・管理する方が得策と思う」と、都知事の発言を好意的に受け止めた。記者団の質問に答えた。


 中山市長は、都知事の考えは関係者を通して、事前に知っていたこと明かし、「詳細な内容は知らないが、市としても共同所有できるように都知事が帰国後、会談を行いたい」と明言した。


 また、所有することで、「これまで、国が拒否していた調査が可能になるにではないか」と見解を示した。


 国境警備について、「国が引き続き行ってもらいたい」と述べた。

国の買い上げがベスト 伊良皆議長

 東京都が尖閣諸島を買い取る意向を示したことについて、石垣市議会の伊良皆高信議長は「国に買い上げして市が管理するのが本来は一番いい。自然環境を守りながら、漁場を活用するのがベストだが、1自治体ではかなり難しい」と述べた。
 ただ、現状では政府の動きに進展がないとして、都の考えも「一つの方向性」だとした。