尖閣3島 02年から国が賃借契約 来年3月に契約満期

 石原都知事の尖閣諸島の購入発言で、市民からは「尖閣周辺での漁業が安全になるのなら」、「北朝鮮問題の次は、また、尖閣ですか」、「都が購入することは可能なの」などと反応は様々だ。


 尖閣諸島は、石垣市の行政区域。久場島と大正島、北小島、南小島、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬の5島3岩礁。


 大正島は国有地で、それ以外は私有財産になっている。所有者は埼玉県在住の経営者。2002年から、国が賃借している。


 関係者によると、年間約2450万円で賃借(魚釣島2112万円、南小島188万円、北小島150万円)。来年3月に賃借契約が切れるという。


 尖閣諸島は福岡県の実業家、古賀辰四郎氏が開拓し、1895年に古賀氏が政府から尖閣諸島を30年間期限付き無償貸与された。


 当時は、鰹節工場、アホウドリの羽の加工場を設け、最盛期には280人の島民が暮していた。


 1932年に国が長男の善次氏に大正島を除く、3島を当時の価格で1万5000円(現在換算約2500万円)で払い下げた。


 第二次大戦中の40年代前半に事業中止に伴い、無人島となる。
 その後、善次氏の妻が所有し、70年代に埼玉県内の親交のあった人物に譲渡したと云われている。


 中国、台湾も領有を主張し、中国漁船衝突事故のほか、や台湾漁船抗議活動、不法操縦・越境など国際問題が発生している。