見直そう身近な「防災」 避難訓練に6000人超 主要道通過に課題も 明和の大津波 4・24

横断歩道を渡り、避難する児童=国道390号線バイパス
横断歩道を渡り、避難する児童=国道390号線バイパス

 市民防災訓練が24日、市内学校や福祉施設、市街地津波避難ビルで行われた。市内9300人余の死亡者を出した明和の大津波(1771年)が発生した4月24日。昨年度、この日を市民防災の日を制定して初めての実施。29日にも各自治公民館を中心に市内全地域で行う。このうち、八島小学校、あまかわ幼稚園の防災訓練では児童283人、園児58人が、真栄里公園まで避難した。

 

 訓練は、石垣島南方沖を震源とする震度6弱の強い地震が発生。八重山地方で5㍍以上の警報が発令されたとの想定で、児童園児は教職員の指導に従って、避難した。


 警報が発令されて、早い児童は3分、園児で6分の時間で避難場所まで到着した結果に國吉長秀校長は「心配していた園児も予想以上の早さで到着したことは本来の避難場所である平真小までの移動に自信になると思う」と話した。


 伊藤虎次郎君(1年)は「訓練は怖くなかった。上手く出来た」と感想を述べた。
 一方、避難途中で交通量が多い国道を渡る場合の対応など課題も挙がった。
 市によると、学校施設6000人余、市街地8箇所の津波避難ビルには277人が参加した。


 29日午前10時からは、自治公民館を中心に市内全地域一斉に防災訓練を実施。
 市は「訓練を機会に避難場所までの時間と経路を確認してほしい」と呼び掛けている。


 各地域の避難場所は市ホームページ(防災情報)で確認できる。