子供 しからないで 尾木ママ 石垣で初の講演 1000人聴講

「しからないで育てて」と呼び掛けた尾木さん=市民会館大ホール
「しからないで育てて」と呼び掛けた尾木さん=市民会館大ホール

 テレビ番組で「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹さんの教育講演会「尾木ママ流!子育てと教育は愛とロマン!」(共催・ココストア、八重山地区PTA連合会)が27日、市民会館大ホールで開かれた。尾木さんは「子どもが、主体的に学ぶ環境づくりが大事。意欲を持たせるために、しからないで育てて」と呼び掛けた。ユーモアを交えた公演に会場からは笑い声も起きた。


 尾木さんは、しからない子育てを提唱。
 親は「駄目でしょ」「何故なの」と、しかりながら子どもに声を掛けることが多いが、子どもにはできない理由があると指摘。「どうしたの?」と聞き、「そうだね」と共感し、相槌(づち)を打つことで子どもに元気を与え、親自身も頑張る子どもに感動できると訴えた。


 また、子どもは4歳まで、母親の胎内にいたことを記録しており、「母親の喜怒哀楽は直接、胎児に伝わる。妊婦の時から、父親の支援を受けながら、楽しく育てることが大事」と強調した。


 会場には、1000人近くの保護者など来場し、独特の尾木ママの口調で語る講演を熱心に聞き入っていた。


 尾木さんは現在、法政大学教授。私立高校、公立中学で22年間、教育現場に携わった後、教育評論家として講演、TV出演、執筆などと幅広く活躍している。