GW出だし好調 観光・地元業者 「集客アップ」

「きれいだったね」。グラスボートでの遊覧を終え満足そうに舟を下りる観光客ら=川平湾
「きれいだったね」。グラスボートでの遊覧を終え満足そうに舟を下りる観光客ら=川平湾

 ゴールデンウィーク前半の3連休。日本最南端のリゾート地、八重山の行楽地も観光客や地元の家族連れで、にぎわいを見せている。初日、全国に先駆け沖縄地方が梅雨入りし、影響が心配されたものの、前半の影響は限定的。観光業者らは後半に向け、期待を膨らませている。


 全国有数の景勝地、川平湾で、ガラスボートを運航する長嶺龍太さん(20)は「去年は震災の影響で、観光客が少なかったので今年は出だしがいい。特に、月と木曜日は台湾クルーズ船からの利用者が増えている」と白い歯をこぼす。


 札幌から5泊の予定で家族と来島した永野朋美さん(32)は「早すぎる梅雨入りで驚いたが、(石垣で)強い太陽も見えて、海もきれい。今の時期に泳げるなんて、日本は広い。このまま晴れ間が続いてほしい」とまぶしげに空を見上げた。


 川平で20年近くお土産品店を経営する慶田城用紀さん(62)も「昨年より50%くらい客足が伸びている。後半も天気がもってくれれば」と期待を込めた。


 一方、地元対象のレジャー業者も、すべり出しは上々。八重山唯一のボーリング場「あやぱにボウル」の高良克也・支配人は「雨が降るとボーリング場は客が増える傾向がある。去年は3連休の間2千人が利用した。今年は期間中、3千人が目標」と、梅雨を吹き飛ばす勢い。


 DVDレンタル・本屋のツタヤ、宮里勝利店長も「通常の休日に比べ10%くらいレンタルが伸びている。天気はあまり関係なく、石垣でもインドア派が増えているのかも」と分析している。