黒島港 待合所が完成 竣工式にぎわう 授乳室も設置

黒島港旅客待合所の竣工セレモニーが行われた=1日午後、黒島港
黒島港旅客待合所の竣工セレモニーが行われた=1日午後、黒島港

 

 竹富町黒島でこのほど、県が進めてきた黒島港旅客待合所が完成した。1日、竣工セレモニーが同港で開かれ、増設された旅客待合所と屋根付き歩道の完成を祝った。黒島伝統芸能館で開かれた祝賀会では行政や工事、船舶などの関係者、地域住民らが出席。地域を挙げてにぎやかに行われた。


 黒島港は1994年度に待合所を整備。観光客の増加により、待合所に入れない利用者が増えていた。また船舶会社も増え、乗船券販売所が確保できない状態だった。


 今回、既存の待合所の隣に観光客や地元住民の休憩場所として待合所を増設。新待合所は延べ床面積87・75平方㍍。男女トイレのほか、人工肛門・膀胱保有者用のオスメイト専用トイレ、おむつ交換台を設置した授乳室も設けた。また、浮桟橋から待合所までの歩道に屋根も整備された。


 セレモニーでは、仲本集落の獅子舞で厄払いがされ、川満栄長町長や八重山土木事務所の松田等所長、黒島中学校生徒会長の宮澤正義君らがテープカットを行った。


 その後、黒島伝統芸能館で祝賀会が開かれ、川満町長は「旧施設と新施設の機能を分離し有効活用しながら、地域振興に繋げていきたい」とあいさつ。


 黒島公民館の宮良正章館長は「待合所の機能を利用しながら、島の発展のために我々も頑張っていきたい」と喜んだ。


 また西大舛髙旬町議会議長、八重山事務所の當間重美所長、高嶺善伸県議会議長、辻野ヒロ子県議らも祝辞を述べた。


 祝賀会には地域住民も多数訪れ、婦人会や黒島小中学校の児童生徒による余興も披露された。最後は出席者全員で万歳三唱を行い、完成を祝った。