鳩間音楽祭に1000人 多彩なステージで魅了 島の活性化に一役

大いに盛り上がった鳩間島音楽祭=3日午後、鳩間島コミュニティセンター前広場
大いに盛り上がった鳩間島音楽祭=3日午後、鳩間島コミュニティセンター前広場

 

 「届け!小さな島の大きな元気」をテーマに、竹富町鳩間島で恒例の「第15回鳩間島音楽祭」(実行委員会主催)が3日、鳩間島コミュニティセンター前広場で開かれた。BEGINの島袋優さんやMONGOL800のキヨサクさん、鳩間島出身の加治工敦さんらによる「恋の島バンド」や演歌歌手の妃弥呼さん、鳩間島出身の歌手たちが出演。人口63人の島に郡内外から1000余の観客が詰めかけ、小さな島の音楽祭を満喫した。

 

 音楽祭は1998年、島の活性化を目的に公民館や島外の郷友会が実行委員会としてスタート。現在では島最大のイベントとして定着し、様々な賞を受賞している。


 今年もチャリティーイベントとして、義援金の呼び掛けや宮城県石巻市の漁師の奥さんが漁網を使って作った「浜のミサンガ」の販売が行われた。


 音楽祭は、鳩間島民俗芸能保存会による「鳩間ユンタ」で幕開け。加治工勇実行委員長は「沖縄、八重山、鳩間を愛する皆さんのおかげで15回を迎えられた。新たな16年目に向けて音楽の向上、島の活性化に取り組んでいきたい」とあいさつした。


 鳩間小中学校の児童生徒9人と職員15人は同校の校歌を合唱し、「鳩間の港」を振り付きで合奏。また島出身の同窓生で結成した「ぱないき倶楽部」が宮良長包の「鳩間島」を合唱した。


 演歌歌手の妃弥呼さんは石垣島出身だが、祖父母は鳩間島出身。「鳩間島音楽祭にずっと出たかった」と話し、自身のデビュー曲を熱唱した。


 島出身の加治工敦さんの呼び掛けで結成された「恋の島バンド」には、BEGINの島袋さん、MONGOL800のキヨサクさん、西表島船浮出身の歌手・池田卓さんなどが登場し、会場はヒートアップ。観客は立ち上がり、歌に合わせて手拍子したり、体を揺らしたりしながらステージと一体になった。


 ステージ上では、沖縄出身のアーティスト・大城英天さんがライブペイティングを行い、1枚の絵を描き上げた。


 最後は加治工実行委員長や浦崎宣宏さんら「鳩間島オールスターズ」が島唄を熱唱。モーヤーで音楽祭を締めくくった。音楽祭終了後も港で「鳩間島オールスターズ」の演奏で島から帰る人たちを見送り、最後まで盛り上がった。