ツマベニチョウで音頭 安里・與那國さん合作 CD竹富町へ

與那國さん(左)の考案した踊りも披露された。町職員にも伝授=9日午後、町長室
與那國さん(左)の考案した踊りも披露された。町職員にも伝授=9日午後、町長室

 ツマベニチョウは幸せのチョウ―。竹富町の町蝶であるツマベニチョウを題材にした「ツマベニチョウ音頭」がこのほど、完成した。9日、作曲した安里隆さんと踊りを考案した與那國光子さんが川満栄長町長を訪れ、出来上がった「ツマベニチョウ音頭」のCDを手渡し、踊りを披露した。

 

 ツマベニチョウは、シロチョウ科の一種で世界最大級の種。1978年に町蝶として制定された。與那國さんは竹富婦人会(ぶなる会)の会長を務め、昨年からツマベニチョウを増やすために、減少している食草の魚木の繁殖活動に取り組んでいる。


 今回、ツマベニチョウを広く知ってもらおうと歌の作成を考えた。作詞は鳩間島出身の吉川安一さん、作曲は吉川さんの友人で作曲家の安里隆さんに依頼。周囲が驚くほどの早さで音頭が出来上がった。


 川満町長は「與那國さんのツマベニチョウを乱舞させるという大きな思いに賛同し、協力してきた。こんなに早く歌ができるとは思わなかったが、町内のイベントで活用していき、ツマベニチョウが乱舞してくれたら」と期待した。


 作曲した安里さんは「これを機会に竹富町の蝶はツマベニチョウだということが知れ渡れば。力が及ばない所は皆さんに力を借りながら、歌を活かしていきたい」と話した。


 踊りを考案した與那國さんは「覚えやすいように振付を考えた。竹富町音頭と一緒にツマベニチョウ音頭を広めていきたい」と喜び、「企業からの支援もあり、5年計画で魚木を育てていく。町内すべての島で魚木を増やしていきたい」と意気込んだ。
 「ツマベニチョウ音頭」のCDは町内の公民館や学校などに配布される予定。