自衛隊配備反対訴え 平和行進 「武器のない日本に」

自衛隊配備反対などを訴える平和行進の参加者=15日午後、白保
自衛隊配備反対などを訴える平和行進の参加者=15日午後、白保

 沖縄が本土復帰して40年の15日、石垣市白保小から新栄公園まで約15㌔の道程で「5・15平和行進」(主催・同実行委員会)が行われた。時おり激しい雨が降る中、約120人が参加。「八重山に自衛隊はいらない」「平和憲法を守れ」などとシュプレヒコールを繰り返した。


 出発式で上原均実行委員長(高教組八重山支部長)は「平和への願いを訴えながら、皆の気持ちを一つに頑張りましょう」とあいさつ。参加者は横断幕やのぼりを手に行進を始めた。


 到着後の集会には約200人が参加。沖縄本島から駆けつけた沖縄平和運動センターの山本隆司副議長(沖教組委員長)は、基地問題について「国策によって、一番立場の弱いところにアメをばらまいて(基地を)押し付けている」などと批判した。


 政府の自衛隊配備計画が進む与那国町の田里千代基町議は「国境だから軍隊を持ってくるという時代は終わった。台湾と交流し、人間の安全保障を構築することが大事」と訴えた。


 「全世界に軍事基地のない沖縄、武器を持たない日本を創り上げる」としたアピール、「自衛隊を災害救助隊にしよう」「自衛隊の八重山配備を許さず、全住民で反対しよう」など11項目のスローガンを採択。最後は全員でガンバロー三唱し、気勢を挙げた。