県域でのパイン部会 設立へ 会員買受け70~60円増 農作業 受託事業も ㈱石垣島サプライ

市内崎枝の石垣島サプライの関連農場、有機栽培のパインが収穫を待っている=22日
市内崎枝の石垣島サプライの関連農場、有機栽培のパインが収穫を待っている=22日

 県産パインのブランド化に取り組む株式会社石垣島サプライは、パイン産業の発展と生産者所得向上を目的に「株式会社石垣島サプライ沖縄県パイン生産部会」を立ち上げる。入会者には、青果で70円、加工用で60円程度取引価格を加算。①災害見舞金②農作業の受託事業③国内や海外への視察・研修―などの事業を充実させ、会員の所得向上と栽培技術の確立・効率化を図る。6月初旬には設立総会を開く予定で入会者を募集している。同社の川村勇好常務取締役は「(事業を充実させ)沖縄、石垣のパインが超一流であると知ら示めたい」と、パインの更なるブランド化に強い決意を示した。

 

 設立する生産部会は、同社の工場管内である沖縄県のパイン生産者が対象。同社が運営する沖縄本島の大宜味村の加工施設と、市内磯辺地区の工場に搬入する生産者を含めることで、県規模の組織とする。


 同社と取引する生産者を部会に入会させることで、不足する原料を確保する。現行の取引価格に青果で70円加算し、L、Mサイズが260円。加工用ではMサイズ以上で60円加算し、110円とする。会員には年間3千円の会費が必要。 会費は部会が行う事業に当てる。


 部会では台風等の災害時の助成として災害見舞金を設ける。「毎年、資金を積み重ねることが出来れば見舞金を充実できる」と同社側は話す。


 また、高齢化する生産者や兼業農家への支援策として農作業の受託事業を実施。トラクターなど農業機械と共にオペレーターを派遣。農作業の効率化と農業機械を持たない兼業農家などを支援する。


 栽培技術の向上を目的に国内・海外への視察研修を事業に盛り込み、新たな海外品種の導入なども視野に入れている。


 同社では、6月初旬には部会の設立総会を開き、役員や事業の運営方法などを決定する予定。


 同社の川村常務は「高くで売れれば、原料を高くで買えて生産者に還元できる。沖縄、石垣のパインは一流であることは、誰もが知っている。その上の超一流であることを知ら示めたい」と、話しパインの更なるブランド化に強い決意を示した。