身近な自然に歓声 海岸でサンゴ観察 明石小の児童 子どもパークレンジャー

シュノーケリング体験を終え、意気揚々と引きあげる明石小の子どもたち=明石東海岸。
シュノーケリング体験を終え、意気揚々と引きあげる明石小の子どもたち=明石東海岸。

 身近にこんなにきれいな海があるなんて―環境省子どもパークレンジャー校に指定された明石小学校(前上里徹校長、17人)のスノーケリング体験が23日、明石東海岸であった。全校児童がダイビングスーツに身を包み、海中の自然を観察。さまざまな生き物たちと出合った。

 

 スノーケリング体験は、環境省石垣自然保護官事務所と石垣島沿岸レジャー安全協、八重山ダイビング協北部支部のスタッフら19人が協力。児童の器材は保護官事務所が貸し出した。


 校内で、スタッフが児童に、シュノーケリング器材の使い方を説明した。着替えた後、学校近くの海岸で、体験学習にチャレンジ。インストラクターと児童が一対一で水深1㍍余りの海中を探索した。


 児童はサンゴや熱帯魚を見つけるたび、水面に顔を出し大きな歓声を上げた。1時間ほど観察を続け、日に焼けた真っ黒な顔で、意気揚々と砂浜に上がった。


 5年生の竹原華花(はな)さんと1年生の入米蔵侑(あつむ)君は「スーツを着てのシュノーケルは初めて。サンゴも魚も、すごくきれいでびっくりした。またやってみたい」と白い歯をこぼした。


 海中観察を岸で見守っていた前上里校長は「これほど自然が豊かな明石でも、児童には一人で海に遊びにいかないでと、指導している。昔に比べ、児童の自然体験は少ない。シュノーケルは、いい冒険になったのでは」と目を細めた。明石小は今後、レンジャー活動をまとめ、学習発表する予定。


 児童を指導した自然保護官の平野淳さん(34)は「明石海岸での学習は初めて。さまざまな生物が観察でき、子どもたちも喜んでくれた」と、学習成果に自信をのぞかせた。


 環境省子どもパークレンジャー活動は、環境の大切さを学んでもらおうと全国15地区で実施。八重山では石垣・竹富町の小学校を対象に2002年度から始まった。本年度は、明石小学校と八島小学校の5年生を活動校に指定している。