がれき受け入れで公開質問 2氏の見解分かれる

県議会立候補予定者に質問する命のネットワーク・八重山のメンバー=24日午後、双葉公民館
県議会立候補予定者に質問する命のネットワーク・八重山のメンバー=24日午後、双葉公民館

 6月の県議選で、東日本大震災の避難者や支援者で組織する命のネットワーク・八重山(9団体)は24日、立候補予定者を招いて公開質問会を双葉公民館で開き、被災地のがれき受け入れ問題などについて見解を聞いた。大浜一郎氏と高嶺善伸氏が出席。大浜氏は「安全性を確認した上で、受け入れを検討してよい」、高嶺氏は「国の安全性の説明は信用できず、がれきを受け入れるべきではない」と主張し、見解が分かれた。


 高嶺氏は、基本姿勢に「脱原発」を掲げ「大震災で原子力の安全神話が崩れた。がれきの問題で、安全な石垣島まで混乱させることに憤りを感じる」と述べ、がれきを受け入れるべきではないと強調。八重山ができる支援策として、避難者の受け入れ条件整備や、安心安全な農作物の輸送などを挙げた。


 大浜氏は「安全が担保されないと受け入れることはできない。国がちゃんと基準を定めないといけない」と国の責任を指摘。「最南端までがれきを持ってくるのは、コスト、労力を考えると非現実的ではないか」との考えも示した。八重山ができる支援策として、子どもたちの受け入れなどを挙げた。


 出席しなかった砂川利勝氏は、報道陣に対し「政争の具になる可能性がある」ことなどを理由に、回答を差し控えるとするコメントを発表した。