3つどもえ 混戦突入へ 県議選きょう告示 経済、医療など争点

辻立ちで有権者に手を振る高嶺氏、砂川氏、大浜氏(左から)
辻立ちで有権者に手を振る高嶺氏、砂川氏、大浜氏(左から)

 

 県議選は1日告示される。石垣市区(定数2)には、八重山経済人会議代表幹事で石垣エスエスグループ代表取締役社長の大浜一郎氏(50)=自民、公明推薦=、市議で自民党石垣支部長の砂川利勝氏(48)=同、現職で県議会議長の高嶺善伸氏(61)=民主、社民、社大推薦、共産支持=の3人が立候補する。八重山の経済活性化、離島医療のあり方、与那国町への自衛隊配備などを争点に、水面下で激しい攻防が展開されており、混戦模様だ。保守陣営が初めて2議席を独占するか、革新陣営が議席を死守できるかも焦点。投開票は10日(竹富町は9日投票)。

 

 1日には、3陣営はそれぞれ午前8時ごろから出発式、出陣式を開き、9日間の選挙戦をスタートさせる。


 事実上の選挙戦が進む中で、3陣営ともそれぞれ政策を「深化」させてきた。高嶺陣営は県立八重山病院の独立法人化阻止に加え、新石垣空港の開港を「八重山の景気回復元年にする」と、経済振興の訴えにも力を入れている。


 砂川陣営は第一次産業を機軸にした経済振興に加え、ガソリン価格の「是正」と八重山病院の独法化反対を掲げている。


 大浜陣営は八重山の国際観光地化や近隣諸国との交流推進に加え、八重山病院の移転新築を「2年以内にめど付けする」と表明した。


 砂川陣営は5月30日の総決起大会で支持者を最大動員し、勢いづいている。大浜陣営は3日に総決起大会を開く予定で、政財界の人脈を生かした組織力、動員力をフル活用する構え。唯一の革新候補となる高嶺陣営は7日の総決起大会で、革新支持層の大集結を目指す。


 県選管のまとめによると、有権者数5月31日現在、は石垣市3万6959人(男1万8304人、女1万8655人)、竹富町3236人(男1676人、女1560人)、与那国町1219人(619人、女600人)。