大浜、砂川、高嶺氏届け出 保守独占か、革新死守か 10日投開票 激戦スタート

出陣式、出発式で支持を訴える高嶺氏、砂川氏、大浜氏(左から)=1日午前、各選対本部
出陣式、出発式で支持を訴える高嶺氏、砂川氏、大浜氏(左から)=1日午前、各選対本部

 

 任期満了に伴う県議選は1日告示され、石垣市区(定数2)は八重山経済人会議代表幹事で石垣エスエスグループ代表取締役社長の大浜一郎氏(50)=自民、公明推薦、前市議で自民党石垣支部長の砂川利勝氏(48)=同、県議会議長の高嶺善伸氏(61)=民主、社民、社大推薦、共産支持=の新人2人、現職1人が届け出、三つどもえで9日間の激しい選挙戦に突入した。自公協力体制に支えられた保守陣営の大浜、砂川氏が議席を獲得するか、革新陣営の高嶺氏が議席を死守するかが焦点。投開票は10日(竹富町は9日投票)。

 

 今選挙は保守陣営が事実上の分裂状態に突入したものの、自民党は大浜氏、砂川氏ともに公認し、2議席独占を掲げた。公明党も両氏を推薦して支援体制を固めている。県議選で自公協力体制が構築されたのは初めて。


 高嶺氏は唯一の革新候補。現職の県議会議長として、高い知名度を生かし4選を目指すが、今回は初めて自公協力体制と対決することになり、革新陣営の真価が問われそうだ。


 石垣市区は前回2008年県議選が無投票だったため、8年ぶりの選挙となる。3陣営は票の掘り起こし、2日から始まる期日前投票の積極的な利用を進めており、投票率が04年県議選の63・33%(石垣市62・2%、竹富町74・23%、与那国町67・13%)を上回るかどうかも焦点。


 期日前投票は石垣市が市民会館展示ホール、与那国町が町構造改善センターで、それぞれ2日から9日まで。竹富町は町役場2階の選挙管理委員会事務局で2日から8日まで。時間はいずれも午前8時半から午後8時。


 高嶺善伸(たかみね・ぜんしん) 1950年8月8日、石垣市川平生まれ。八重山高校、琉球大法文学部卒。1978年、28歳で市議に初当選し、以来5期連続当選。2000年に県議初当選、以来3期連続当選。08年に県議会議長就任。


 大浜一郎(おおはま・いちろう) 1962年3月7日、石垣市石垣出身。八重山高校、青山学院大経済学部経済学科卒。2000年に第39代八重山青年会議所理事長。現在、石垣エスエスグループ代表取締役、八重山経済人会議代表幹事。


 砂川利勝(すながわ・としかつ) 1963年9月28日、石垣市桃里出身。八重山農林高校、中部大土木工学科卒。2002年に市議初当選、以来4期連続当選。自民党石垣支部長、県葉たばこ耕作組合副組合長、郡農業共済組合理事。