竹富診療所新築工事始まる X線室など新たに整備 竹富島

力強くくわ入れを行った関係者たち=1日午後、竹富島
力強くくわ入れを行った関係者たち=1日午後、竹富島

 竹富町竹富島にある竹富診療所の改築工事起工式が1日、現診療所西側の建設予定地で開かれ、関係者が工事の安全を祈願した。総事業費は5300万円で、完成は10月を予定している。


 現診療所は1978年に建設され、34年が経過した。老朽化とともに、医師や看護師の住宅整備を進めるため、新診療所の建設が行われる。新診療所完成後は旧診療所を取り壊し、医師住宅が整備される。


 新診療所は鉄筋コンクリート造り平屋で、160平方㍍。診察室や検査室、X線室などがあり、診察用のベッド3台も設置される。また感染症やインフルエンザなどの場合、他の患者と隔離ができるよう別の入口から入れる特別室、建物の外側に手洗い場も整備する。


 起工式では、浄土真宗本願寺派喜宝院院主の上勢頭同子さんが読経して安全祈願を行い、川満栄長町長や診療所の堀田洋夫医師、工事関係者らがくわ入れをした。


 直会(なおらい)で、川満町長は「新診療所は、竹富島の町並みにマッチした機能的な施設。くれぐれも安全第一を最優先に、町民の待ち望む診療施設ができることを願う」とあいさつ。


 竹富島公民館の大山榮一館長は「健康の基となるのは診療所。工事が無事に終わることを願っている」と喜び、 堀田医師は「医療関係者として要望を伝え、設計に盛り込んでもらった。今日のこの日を迎え、非常に喜ばしい。微力だが、今後も頑張らせてもらいたい」と述べた。