会場笑いの渦 桂塩鯛独演会

軽快な話術で観客の笑いを誘った桂塩鯛さん=3日夜、市民会館中ホール
軽快な話術で観客の笑いを誘った桂塩鯛さん=3日夜、市民会館中ホール

 上方落語の噺家・桂塩鯛さんによる「桂塩鯛独演会」(米朝事務所主催)が3日夜、石垣市民会館中ホールで開催された。塩鯛さんはユーモアたっぷりの話術で古典落語「愛宕山(あたごやま)」を熱演、観客を大いに笑わせた。


 塩鯛さんは、桂ざこば一門の筆頭弟子。2010年に上方落語の名跡である「4代目桂塩鯛」を襲名した。石垣島での独演会は今年で7回目になる。


 塩鯛さんは自身の桂一門への入門を振り返り、師匠のざごばさん、その師匠で人間国宝の桂米朝さんについて触れ、「人間『天然記念物』として有名なんですが…」と笑いを誘った。


 古典落語の「愛宕山」は春山のピクニックを描いた華やかな噺で、京都の旦那と大阪出身の太鼓持ちとのユーモラスなやり取りが面白い。塩鯛さんは旦那と太鼓持ちのやり取りを、軽快な話術と派手なアクションで表現。観客は噺に聞き入り、大笑いしていた。


 また「久しぶりにやらせてもらうネタ」として、「池田の牛ほめ」を披露した。開口一番には塩鯛さんの3番弟子、桂小鯛さんが登場した。