宮里テツさんの絵本を寄贈 市教育委員会

宮里テツさんの絵本が市教育員会に寄贈された=4日午前、市教育委員会
宮里テツさんの絵本が市教育員会に寄贈された=4日午前、市教育委員会

 今年5月に出版された宮里テツさんの絵本「テッちゃんの十五年戦争」が4日、石垣市教育委員会に寄贈された。市教育委員会を通じて、市内の小中学校や高校へ配布される。


 同書は、宮里さんの戦争体験を絵本にしたもの。あとがきには、「沖縄戦のように海・空・地上の激しかった戦争とは別のかたちの戦争もあることを知らせたい」と記されている。この日は宮里さんの代理として、娘の石垣俊子さんが玉津博克教育長に絵本26冊を手渡した。


 石垣さんは「母の伝えたいという思いで作られた絵本。慰霊の日を前に平和学習で活かしてほしい」と話した。


 受け取った玉津教育長は「戦争体験者が数少なくなっていく中、宮里先生には戦争体験を絵本として語っていただき、ありがたい。早速、各学校へ絵本を届け、子どもたちに戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えていきたい」と感謝した。
 このほか、絵本は竹富町や与那国町にも贈られる。