シャコ貝を観察 川平小中の5・6年生 楽しく総合学習

エメラルドグリーンの中、シャコ貝を探す川平小中の児童ら=オジーの浜、川平。
エメラルドグリーンの中、シャコ貝を探す川平小中の児童ら=オジーの浜、川平。

 川平小中学校(石垣静枝校長)5・6年生のシャコガイ観察が5日、川平の通称「オジーの浜」であり、13人がエメラルドグリーンの海で、楽しく学習した。


 総合学習の時間を利用。県水産海洋研究センター石垣支所の主任研究員・井上顕さん(39)を講師に、児童が海に入り、観察開始。観察用の箱メガネを手に、透明な海の中でシャコ貝を探した。


 海中には事前に50㍍のロープを3本張っていて、線に沿って探索。児童は腰まで水につかりながら、動き回った。


 シャコ貝や熱帯魚、ヒトデ、カニ―とさまざまな生き物を見つけるたび、児童が歓声を上げていた。


 観察前の質問タイムでは、児童が「シャコ貝の寿命は」「どうやって岩に入り込むの」「何を食べて大きくなるのか」「一番大きなシャコ貝は」―と井上さんに質問。井上さんが生態を分かりやすく説明した。


 星空さん(6年)は「12個確認できた。休みの日はよく海で遊んでいいるけど、こんなに見つかるなんて」と目を丸くした。南風野拓真君(6年)も「見つけたのは3個。ばあちゃんが時々、採ってくれるのでシャコ貝は大好き。きれいな海がいつまでも残ってくれたら」と日に焼けた顔をほころばせた。


 川平小中学校は10年以上前から毎年、全児童が参加してシャコ貝の稚貝放流を続けている。今年度から、放流だけではなく、観察や発表会も企画。総合学習を深める。


 観察を企画した一人、賀数武一朗教諭は「自然観察で、子供たちの創造力が膨らむ。仮説を立てる手法も自然に身についてきた。表情も生き生きとしていて学習効果が高い」と目を細めた。